賃貸のクリーニングの期間はどの程度?入居までの最短日数

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即入居可物件であれば契約を終えればすぐにでも入居することができますが、退去予定の物件はそう簡単には行きません。

特に部屋のハウスクリーニングで内装をキレイな状態に戻す作業が必要になり、時間がかかってしまい入居が遅くなる可能性があります。

今回はハウスクリーニングにかかる期間や実際の入居までの流れについてまとめてみました。

退去予定の物件はハウスクリーニングで1週間~2週間ほどかかる

即入居可物件なら審査がすぐに済めばあとは手続きするだけで部屋を借りることができますが、まだその物件に人が住んでいる場合は退去後にハウスクリーニングが必要となります。

ハウスクリーニングの流れ
入居までの工程即入居可物件退去予定物件
物件の申し込み1日1日
審査期間3日~7日3日~7日
初期費用の入金・確認1日1日
ハウスクリーニング退去から7日~14日後
書類作成・契約1日1日
鍵の引き渡し・入居1日1日
合計日数7日~11日2週間~3週間

部屋の基本的な清掃、修繕箇所があれば補修する必要が出てくるため時間がかかります。

ハウスクリーニングの流れ
  • ハウスクリーニングの依頼予約:これが一番時間がかかる(1週間前後)
  • 基本的な清掃:3時間~4時間前後
  • 壁紙やフロアの修繕:約3日間

ワンルームや1Kなど単身者用物件ではハウスクリーニング自体は3時間~4時間あれば終わりますが、引っ越しシーズンだとまずこの清掃業者が忙しくて入るまでに2週間ほどかかってしまうこともあります。

繁忙期以外であれば業者に依頼しても直ぐ対応してくれますが、繁忙期となると出来るだけ早い段階で依頼をしておかないと、希望のタイミングでクリーニングをしてもらえなくなってしまいます。

参照元:引越し時のハウスクリーニングの内容は?所要時間は?

退去者が汚していた場合、クロスの張り替えなど時間のかかる作業も必要になってきますし、入居までにかかる時間も伸びてしまいます。

平均するだとハウスクリーニングに1週間(予約を調節するのに時間がかかるため)かかると思っておいてください。繁忙期は2週間ぐらいが目安。

退去後から最長で1ヶ月程度かかることもあるので、最短で入居したいなら即入居物件に絞った方が良さそう。

物件によっては”入居者が決まるまでハウスクリーニングを行わない”というところもあるので注意してください。

内見の時にも説明があると思いますが、埃が溜まっていたり、汚れがあればハウスクリーニング前の物件です。

部屋探しから入居まで最短で2週間ほどかかる

部屋探しから実際に入居するまで最短でも2週間程度かかります。

迅速に行動しても、賃貸物件には審査が必ずあるので、審査期間によって時間がかかることがあります。

審査は繁忙期なのか閑散期なのかによって必要な日数が変わってきますので、詳しくは「不動産の賃貸物件数が多い時期と少ない時期」を見て頂けるとわかりやすいかと思います。

また、入居前に電気・ガス・水道・ネットの開通のために電話し、手続きを行わなければならないので入居して終わりというわけにはいきません。

後回しにせず、電話番号を教えてもらったら早めに連絡しておくと入居してすぐにライフラインが整っている状態にすることが出来ます。

最短期間は約2週間以内で可能なので退去日から逆算して余裕を持って部屋探しを行うべきです。

ちなみに僕の友人は入居が間に合わず、公園で何日か野宿したことがあるそうです。

部屋探しから入居するまでの流れ

一度でも一人暮らしをしたことがある人ならだいたい入居までの流れについては理解しているかと思いますが、初めて一人暮らしをする場合はどの程度時間がかかるのかわからないと思います。

実際にどういった手順で入居に至るのか手続きの流れやかかる日数についてまずは紹介していきます。

1日目:部屋探し

まずは引っ越し先である部屋を探さなくては始まりません。

部屋探しサイト「suumo」のアンケート調査によれば、1日で希望の物件を見つけて契約できる人は24.4%となっています。

通常はネット等で慎重に部屋を探していく人が多いですが、時間がかかるのですぐに決めたい場合は直接店舗に赴きます。

条件を伝え、部屋を探してもらい、運が良ければ内見(部屋の下見)まですることが出来るでしょう。

内見には管理会社の許可が必要となり、管理会社の営業時間はだいたい18時頃までです。

夕方や遅い時間だと内見が出来ない可能性があるので行くなら午前中の方が良いです。

部屋を決めたら申し込み書類というのを受け取ります。

明確な部屋の条件が決まっていればいいですが、部屋探しをすると絶妙に条件に当てはまらない物件ばかり残っているので1日で決められない人が多いので注意してください。

基本的に理想の物件というのは条件に設定している家賃+1万円程度かかると言われています。

絶対条件が家賃であれば他はある程度妥協しなければなりません。

部屋探しをする時は絶対条件を3つほど決めて他は妥協する方向で部屋探しをしないといつまで経っても部屋が決まらないので注意。

2日目~8日目:申し込みと審査

申し込み書類に記入したら、それを店舗に持っていきます。

書類には連帯保証人などの項目があるため、当日に書くのが難しい場合は2日目以降に改めて持っていく人が多いです。

予め連帯保証人の年収等が分かっている場合は当日、内見後、店舗に戻り記入することが出来ます。

提出を行ったら、家賃が払えるか等の審査が行われます。

審査が当日に完了することはまずありえないので、ここは気長に待つしかありません。

通常審査にかかる日数は2~3日、長くても一週間程度と言われています。

入居審査は『書類がそろっている状態』で初めて管轄の部署に投げられるため、書類に不備があったり揃っていない場合は自然と審査期間も長くなってしまいます。

9日目:入居予定日等の詳細説明

仮に審査に一週間程度を要したとすると、次に連絡があるのは9日目辺りになります。

審査に通ると、いよいよ入居予定日、および契約日、さらに初期費用の詳細についての説明があります。

これに関しては店舗に行かなくても電話で「鍵の受け渡し日はいつにするか」等話し合うことが出来ます。

物件によっても変わりますが「即日」となっている部屋はすでにハウスクリーニングが済んでおり、すぐに入居できる状態なっています。

最短で翌日に鍵の受け渡しが行える場合もありますが、あちらにも都合があるので2~3日後というのが現実的です。

10日目~2週間:鍵の受け渡し→入居!

鍵の受け渡し、つまり入居日当日は店舗にて契約書の確認、署名を行います。

それと家賃の引き落とし先など口座番号等についても記載していくので僕の経験では2時間ぐらいかかります。

鍵を受け取れた無事に入居完了。後は実際に引っ越すだけです。

鍵の受け渡しは入居日の前日だったり当日だったりと管理会社によってバラバラです。

引っ越しのことを考えて前日に渡してくれる管理会社もいますが、鍵を渡して前日に入居されると困るからという理由で当日以降じゃないと渡してくれないこともあるのが厄介なところです。

できる限り早く入居する方法

すぐに入居したいというのは大家にとってもすぐに収益が発生するのでお互いにとってメリットがあります。

ただし入居したいと思っていても手続きにはどうしても時間がかかってしまうので、なるべくつまずかないように最短で入居するための方法についてまとめてみました。

営業マンにできるだけ早く入居したい旨を伝える

なるべく早く入居したいのであればまず初めに営業マンに「すぐにでも入居したい」ということは絶対に伝えておきましょう。

審査等は管理会社が行いますが、契約書類の作成等は仲介業者が行っているので早く入居をしたいことを伝えないと書類作成も後回しにされてしまいます。

特に繁忙期は優先順位をつけないと仕事がさばけないので時間もかかってしまいがちです。

営業マンに伝えることで間接的に大家にもすぐに入居したいことは伝わるので通常1週間かかる審査を早めに行ってくれたり利益になるので早めに行ってくれることがあります。

伝える際にはすぐに入居したい理由も合わせて伝えておいたほうが効果的。

「今住んでいる物件が○○日に退去なのでそれまでに入居したい」と伝えたり「○○日から仕事が忙しくなって休みが取れなくなってしまうのでそれまでに入居したい」などなるべく具体的に伝えた方が良いですね。

無駄な時間が取られない不動産を利用する

不動産を利用する場合、問い合わせ後は店舗まで来客し、その後内見、さらに店舗に戻るといった流れになります。

正直これは非常に効率的が悪く、店舗まで足を運んだらすでに成約済みとなっているおとり物件被害に遭う可能性もあります。

効率的に部屋探しがしたいのであれば現地集合&現地解散が可能なイエプラのようなサービスがおすすめです。

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運営会社株式会社エヌリンクス
口コミ評価(google)★★★★☆(4.5)
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店舗数2店舗
物件数対応エリアの8割以上
仲介手数料基本賃料1ヶ月分+税(保有不動産に依存)
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おとり物件0件
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オンライン型のサービスは返答までに時間がかかるのがネックですが、イエプラは原則1分以内に返信が来るので待つ煩わしさがありません。

また、交渉事にも積極的で「すぐにでも入居したい」「家賃を少し安くしてほしい」「エアコンを新調してほしい」といった相談もすべてチャット上で完結させることができます。

物件ごとにクリーニングにかかる時間も異なるため、電話しなくても回答が得られるイエプラは使い勝手が良くておすすめです。

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即入居物件のみに絞り込む

退去予定の物件はまだそこに人が住んでいるので実際に住むまでには時間がかかります。

清掃が入るまでの期間

即入居物件の中にもハウスクリーニング済みとそうでないものがあるので、内見する前に「この物件はハウスクリーニングされているのか」を確認しておくべきです。

ハウスクリーニング自体は数時間で終わりますが、業者は1日に何軒も回るので予定を組んで実際に清掃が入るまでに時間がかかってしまいます。

退去予定物件はまだ人が住んでいて退去を待たなければならず、さらにそこからハウスクリーニング等が行われるので避けるべきです。

審査が通りやすい物件を選ぶ

審査の通りやすさは自分の年収とその物件の家賃で決まります。

例えば年収1,000万円の人が家賃4万円の物件を選んだ際はすぐに審査が通りますが、逆に年収300万円の人が家賃20万円のところに住もうとすれば当然審査は厳しくなり、結果的に長引いてしまいます。

すぐに審査を通したいのであればなるべく家賃は安いところを選ぶべきです。
【審査が通る収入の目安】

家賃適正収入
(手取り月収)
適正収入
(年収)
4万円12万円144万円
5万円15万円180万円
6万円18万円216万円
7万円21万円252万円
8万円24万円288万円
9万円27万円324万円

入居したら長く住む場所になるので適当に決めるべきではないですが、とにかく早く入居したい場合は自分の年収に家賃が見合っているのか考えましょう。

事前に書類を揃えておく

審査の申し込みをする際には申込書に記入することになりますが、ちゃんと準備できていないとその日に手続きを済ませることができなくなるので時間が余計にかかってしまいます。

必要書類
  1. 連帯保証人の氏名・年齢・電話番号
  2. 連帯保証人の勤め先や勤務年数
  3. 身分証明書
  4. 住民票(3か月以内のもの)
  5. 印鑑
  6. 現在の住所
  7. 収入証明書(源泉徴収票など)

最低限用意しておくべき書類です。自分のことならまだしも連帯保証人のことは事前に準備しておかないとわからなかったりするので情報を集めておきましょう。

申し込みがスムーズにいかない一番の原因は実家の住所、親の年収や職業、職場の住所に関する項目です。

連帯保証人が不要の物件でも緊急連絡先として使用されることが多いのであらかじめ親に確認しておきましょう。

僕は親の職場を知らなくてわざわざ電話して聞いたりしたので時間がかかってしまいました。

内見したその日に申し込みを行う

当たり前ですが、一度持ち帰って検討するとその分余計な時間がかかってしまうので、内見するならその日に申し込み手続きをしてしまった方が効率的です。

申し込みをしたからといって=絶対に入居しなければならないというわけではないので安心してください。

取りあえず確保しておいて他の物件も見たい場合は”仮押さえ”といって他の人に物件を取られないように押さえておくことも可能です。

「仮押さえできますか?」と聞いてみるとたいていの不動産ならできるはずです。

仮に申し込みをせずに一度検討してしまうと人気物件の場合は他の人に先を越されて申し込みができなくなってしまいます。

そうなるとまた一から物件探しをする羽目になるので時間がかかってしまいます。

入居審査後にキャンセルは出来る?違約金や審査後の家賃交渉について

まとめ

MEMO
  • ハウスクリーニングには平均1週間~2週間ほどかかる
  • 清掃自体は1日で終わるが依頼予約に時間がかかってしまう
  • 即入居可物件なら契約すればすぐに入居することができる

ハウスクリーニングは業者が清掃業務を行うまでにどうしても時間がかかってしまいますし、修繕箇所が増えればその分入居できるのも遅くなってしまいます。

部屋を借りるのが繁忙期(1月~3月)なのか閑散期(6月~8月)なのかによってもかなり差がでる部分です。

すぐにでも入居したい場合はその旨を伝えるとうまく調節してくれることもあるので営業マンに相談することをおすすめします。

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