内見できる時間は夜何時まで?おすすめの時間帯を徹底解説

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部屋探しをする上で決め手となるのが内見時の実際の部屋の状態です。

ここで「良い」と思えればそのまま申し込むことができ、契約までスムーズですが一歩間違えると住んでから後悔することもあります。

今回は内見は夜何時まで行えるのか紹介するとともに、おすすめできる内見の時間帯について『朝・夕方・夜』のそれぞれの特徴をまとめてみました。

内見できる時間帯は夜何時まで?

内見可能な時間は原則として不動産が営業している時間内となります。

不動産営業時間
アパマンショップ10:00~18:00
エイブル10:00~18:30
ミニミニ10:00~18:00
ピタットハウス10:00~19:00
タウンハウジング10:00~18:00

有名な仲介業者の営業時間を調べてみたところ、朝は10時頃から夜は18時ぐらいで営業終了となっています。

内見するためには物件を管理している『管理会社』に許可を取らなければなりません。

内見の流れ

そのため『不動産店舗は営業しているけど管理会社が終了している』という状態では内見ができません。

管理会社の営業時間も基本的には18時頃となるため、内見するのであれば17時~17時半までには予約を取り付けておかなければなりません。

内見には店舗から物件まで車で移動し、そこから見て回るので少なくとも30分程度はかかります。

営業時間を加味すると閉店ギリギリに行っても内見することは断られてしまうことが多いので注意してください。

19時までやっている店舗に内見をお願いしてもいける時間は18時か18時半頃が限界となります。

生活する上で騒音が問題となる夜や深夜の時間帯には内見することができないため、夜に内見を行っても隣室の騒音を確認することはできません。

ちなみに夜の内見ではお部屋の電気が通っておらず、懐中電灯を照らしながらとなるリスクもあります。

退去したお部屋は大家が契約していてブレーカーをあげれば電気がつくこともありますが、基本料金をケチっている大家だと暗がりの中内見することになるため注意が必要です。

水曜日は不動産が休みのところが多い

平日の内見は土日と比べるとゆっくりお部屋を見られるのでおすすめですが、水曜日だけはお休みにしている不動産も多いので注意してください。

不動産定休日
アパマンショップ水曜日
エイブル大型連休のみ
ミニミニ水曜日
ピタットハウス水曜日
タウンハウジング水曜日

不動産業界では水曜日は【契約が水に流れる】という意味合いでお休みにしているところがほとんどです。

繁忙期だと水曜日も関係なく営業しているところが増えてきます。

時間帯別で内見時にチェックできる項目

今回は時間帯を【午前中~昼間】【夕方】【夜】の3つに区切り、その時間帯に内見するメリットやデメリットを一つ一つご紹介していきます。

午前中~昼間:日当たりの良さを確認できる

午前中の内見の特徴
  • 日中の日当たりを確認できる
  • 明るいので部屋の隅々まで確認しやすい
  • どんな人が住んでいるのか判断しづらい
  • 壁を叩いてチェックしても隣室に迷惑がかからない

不動産屋は朝の10:00~営業していることがほとんどなので早朝というよりは昼間に内見することになります。

午前中や昼間の内見ではお部屋の日当たりを確認することができるため、日当たりに不安のある物件や隣接する建物が近い、高い場合はおすすめです。

日当たりは物件の方角でもある程度判断することが可能です。

方角日照時間特徴
南向き夏季7時間/冬季9時間30分1日通して最も日当たりが良い。
東向き夏季7時間15分/冬季4時間45分午前中から日が差し込む。
西向き夏季7時間15分/冬季4時間45分午後から日が差し込む。
北向き夏季7時間30分/冬季0分1日通して最も日当たりが悪い。

日当たりの良さは住む上でかなり重要です。

日当たりが悪い物件というのはカビが生えやすくて部屋が常に湿度の高い状態が保たれてしまうので生活環境としては最悪です。

日当たりが悪い物件だとしても「日当たりが悪いです!」とは書かれていないので、自分の目で確認する必要があります。

実際僕も気にせずに入居した物件で日当たりが悪くて1年足らずで引っ越すことになりました。

重要視していない人でも日当たりは大切。

ただ、午前中に内見をしてしまうと仕事で朝から家にいないことも多いですし、昼間に騒ぐような人はいないので防音性がどの程度なのかははっきりいってほとんどわかりません。

僕も昼間の内見で隣の部屋がうるさかったことは10年以上一人暮らししてきて一度もありません。

賃貸物件で一番多いトラブルは音に関することなのでこの辺はチェックしておきたいものです。

昼間の内見だと明るいので部屋の様子がよく観察できるので見やすさを考えるなら一番良いです。

昼過ぎ~夕方:西日の入りを確認できる

午前中の内見の特徴
  • 西日の入りを確認できる
  • 学生の帰宅時間となるため、騒がしいかどうか確認しやすい
  • 物件の清掃状況や管理状態が確認できる

昼過ぎから夕方の時間帯は日当たり、西日の入りを確認することができます。

西日の入りがきついと部屋にいる時間帯によっては眩しさを感じやすくなり、テレビやパソコン、モニターの反射も大きくなってしまいます。

ただ、西日が強いのであれば遮光カーテンを購入すれば防ぐことができるため生活に支障をきたすことはありません。

夕方になると小学生や中学生の帰宅時間とも重なるため、どの程度外が騒がしくなるのか確認することができます。

午後の時間帯での内見では物件の普段の管理状態を確認することができるため、清掃が行き届いているかどうかを見ておきましょう。

大家が全く管理していない場合はゴミ等がそのまま残されていたりしますし、住民の質もある程度把握することができます。

夜勤のある仕事の人はこの時間帯に内見することで近隣の環境、騒音等確認できるのでおすすめ。

夜:交通量や街灯の有無を確認しやすい

午前中の内見の特徴
  • 交通量のピークとなるため騒音を確認しやすい
  • 駅から物件までの街灯を確認しやすい
  • 隣室の生活音を確認しやすい
  • 日当たりが一切確認できない
  • 電気がついていないとお部屋の細かい部分が確認できない

内見できる限界である18時では周辺の交通量、車の騒音を確認することができるので大通り付近に住んでいる人にはおすすめの時間帯となります。

ちょうど帰宅する時間にあたるため、交通量もピークとなります。

思っているよりも交通量が多く、窓を閉めているのに『うるさい』と感じることもあるためしっかりとチェックしておく必要があります。

住んでみたらうるさくて「夜寝れない」ってことにもなるので大事。

僕は夜に内見したおかげでしっかりと交通量を把握できたので騒音がひどい物件を避けることができました。

また、暗くなると街灯の数や物件までの灯りを確認することができるため、女性にとっては特に重要となります。

特に、路地裏にあるような物件では思っている以上に夜道が暗くなっていることもあるので注意が必要です。

自分が住むとなれば一番家にいる時間帯が長いのは夜なので、チェックする項目が多くなります。

物件によっては照明器具が備え付けではなく、電気を付けられない場合があるので注意してください。

営業マンが懐中電灯やスマホの灯りで照らしてくれますが、全体像が把握できなかったり、部屋の隅々までチェックしにくいのが難点です。

逆に言えば照明器具が備え付けられていないことが一目でわかるので入居してから「照明がついてない」ということにならないのは良い点。

昼間だと明かりをつけないので意外と気付かないことが多い。

また、夜に内見する予定だと、昼間に内見した人に先を越されて成約済みになっていることもあるので人気物件の場合は特に注意が必要です。

内見するなら土日よりも平日がおすすめ

内見には時間帯も重要となりますが『平日か休日か』によってチェックできる部分も異なります。

それぞれの特徴をさらに細かく紹介していきます。

平日の内見

平日の内見では隣室や上下階の住人が部屋にいない可能性が高いため、生活音をチェックすることができません。

ただし、不動産も忙しくないので対応も丁寧で内見する人も少ないので物件を先取りされるリスクが下がります。

平日に内見するのであれば金曜日の夜がベスト。

土日に予約を入れている人よりも早く物件を見ることができたり、金曜日の夜は休日前なので宅飲み等で騒がしくなる可能性が高いので防音性もチェックしやすいです。

内見できる時間は18時頃までとなりますが、内見後に外から様子を確かめるだけでも騒音を確認できます。

騒いでいる場合、防音性の低い物件では外まで話し声や笑い声が漏れ出しているので民度の確認が行えます。

休日の内見

土日の場合は日中部屋に人がいることが多くなるので隣室の生活音や足音など防音性を確かめることができます。

ただ、土日の場合は不動産も忙しくなってしまうので1人1人に割く時間が設けられなかったり対応が少々雑になるなどの問題点もあります。

また、予約段階では空き室だった物件でも土日に内見する人が殺到するせいで取られてしまう可能性も高いです。

金曜日に問い合わせて翌週の月曜日に内見予約を入れたとしても土曜日、日曜日で他の人に人気物件は取られてしまいます。

タイプに合わせたおすすめの内見曜日・時間帯

自分が重視している物件の条件によって内見すべき時間は異なります。

さらに、学生や社会人、単身者と同棲では生活スタイルも異なるため隣室や上下階の生活音をチェックしたい場合は最適な曜日・時間帯を選ぶ必要があります。

学生:平日金曜日の夜

大学生や専門学生など学生の場合、平日の夜がおすすめです。

学校近くの物件は学生が借りやすい安いアパートが多く、隣室が同じ学校に通う学生ということも少なくありません。

特に平日金曜日の夜はちょうど講義も終わり、次の日が休みとなるため宅飲みが行われる可能性も高くなります。

社会人よりも早い時間帯に部屋にいることが多いため、騒がしいかどうかチェックするためにも平日金曜日の夜がおすすめです。

社会人:平日の夜

社会人の場合、日中家にいることは少ないものの、次の日が仕事ということもあり、平日の夜の防音性はより重要となってきます。

隣人がうるさい場合は夜寝たいのに騒がしくて睡眠不足となったり、ストレスの原因となるリスクがあります。

休日であれば多少騒がれても次の日が休みなので問題ありませんが、平日の夜に騒がれるのは仕事に影響を及ぼします。

社会人だと平日に内見することが難しい人も多いので、その場合は学生と同様金曜日の夜に内見を行いましょう。

カップル・新婚:休日の昼間

これから同棲を考えているカップルや新婚、ファミリー層であれば休日の昼間がおすすめの時間帯です。

カップル向けの物件というのは1LDKや2LDKなど広い間取りとなるため、隣室や上下階に住んでいる人も複数人で住んでいる可能性が高いです。

つまり、休日の昼間というのは隣室の話し声や生活音が確認しやすく、上階が子供のいる家庭であれば足音が響くかどうか確認しやすいということです。

平日となるとカップルでも仕事をして家にいない可能性が高く、子供も保育園や学校で足音が確認できません。

内見と下見をするのがベストな方法

深夜の時間帯に内見できればベストですが、営業時間を考えると細かい騒音までチェックすることは不可能です。

諦めて昼間に内見をするのも良いですが、防音性等のチェックは出来ないので入居してから後悔する可能性も高くなります。

失敗のリスクを減らしたいのであれば通常の内見に加えて下見をすることがおすすめです。

内見は部屋の中を見学・チェックすることです。

下見は部屋の中とは限らず、周辺をチェックすること。

昼間に部屋がどんな感じなのかをチェックしに行ってある程度住んだ状態を想像しておき、良いと思ったら夜に再び仲介業者や不動産を抜きにして1人で下見をしに行くのです。

1人だと部屋の中は見れませんが、周辺環境をチェックすることはできます。

例えば防音性が低かったり、夜に騒ぐような住人がいるのであれば外まで音は響いてきます。

同時に自転車やカーテンのチェックで住民の性別をチェックし、最後に車や人通りをチェックすれば完璧。

ここまでする人はなかなかいないと思いますが、通常部屋を借りるのは年単位なのでやっておいた方が良いと思います。

いちいちまた夜に来るのが面倒という場合は夕方の時間帯に内見をして、現地解散をして少し時間を潰して暗くなったらチェックするという方法もあります。

自分で足を運ぶことによって駅からの実際の距離感、かかる時間や坂の有無なども事前にわかるのは結構大きいです。

問い合わせたらなるべく早く内見しよう

部屋探しをしている人の中には店舗にいかずに取りあえずスーモやホームズ等の不動産情報サイトで条件に合う物件を調べて、良さそうな部屋が見つかったら内見の予約を入れるという人も多いと思います。

このやり方自体は問題ありませんが、問い合わせたらすぐに内見できるように内見日を設定してください。

例えば問い合わせてから1週間後とかに予約を入れてしまったらその物件は他の人に取られて埋まっている可能性が高いです。特に人気物件になると問い合わせ段階では空き室でも翌日には埋まっていることなんてザラにあります。

僕も何度もこういった経験をしていて半分おとり物件なのかと疑ってしまうほどでした。

経験上、内見をしたいなら問い合わせた翌日に内見すべきです。妥協しても2日~3日程度。

繁忙期はコロコロと物件の入れ替わりが行われるので後回しにせずにすぐ行動することが良い部屋を探す上で重要です。

内見しやすい不動産サイト3選

普通に内見予約をすると内見時にわざわざ店舗まで足を運んだり、無駄な時間が取られるといったデメリットもあります。

また、ネットでは成約済みとなっている物件も掲載されており、おとり物件のような方法で『店舗まで足を運んだのに内見できないというケース』も珍しくありません。

『現地集合可能』かつ内見しやすい不動産サイトを3つほど紹介していきます。

イエプラ

イエプラのホームページへ

運営会社株式会社エヌリンクス
口コミ評価(google)★★★★☆(4.5)
対応エリア関東・関西
店舗数2店舗
物件数約10万件以上
仲介手数料基本賃料1ヶ月分+税(保有不動産に依存)
利用料金無料
会員登録必要
おとり物件0件
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
業者専用サイト「ATBB」が見られる
設定できない細かい条件を伝えられる

イエプラは自分で物件を探すのではなく、賃貸専門スタッフに物件を探してもらうサービスです。

チャットで相談するタイプのサービスで、朝9:30~深夜0:00まで対応してくれます。

内見予約も簡単に行える上に営業時間が長いので仕事帰りに予約を取り付けることもできます。

現地集合や駅集合で、すぐに解散できるのでお部屋だけでなく周辺環境をチェックしたい人にもおすすめです。

オヘヤゴー

oheyago公式ページへ

運営会社イタンジ株式会社
口コミ評価(google)★★★★★(4.9)
対応エリア東京都・神奈川
店舗数1軒
物件数(山手線)7,419件
仲介手数料無料~賃料1ヶ月分+税
現地集合(内見)可能
オンライン内見可能
物件の持ち込み可能
おとり物件0件
特徴仲介手数料が安い物件が多い
店舗に行かずに内見できる
しつこい営業がない
おとり物件がない
他社サイト物件も紹介可能

オヘヤゴーは他の不動産とは違い、自分のペースで内見できる【セルフ型内見サービス】を提供している不動産サイトです。

オヘヤゴーの場合はカレンダーを見ながら内見日時を”自分で”選び、現地まで足を運んで内見するというスタイルとなっています。

正確には鍵の開錠等でスタッフがいることもありますが、スタッフが一緒に内見するのではなくお部屋に入るのも自分1人です。

申し込みや契約に関してもオンライン上で行えます。

イエッティ

イエッティ

イエッティ公式ページへ

運営会社株式会社ietty
口コミ評価(google)★★★★☆(3.9)
対応エリア東京23区・神奈川
対応時間10:00~22:00
物件数全物件の90%以上
仲介手数料賃料の0.5%(半額)
利用料金無料
会員登録必要
おとり物件0件
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
相場より条件の良い物件の通知機能あり
仲介手数料が安い

イエッティもイエプラと同じように部屋を自分で探すのではなく探してもらう不動産サイトです。

システム的にもほぼ同じで、同じような使い方ができますがイエッティの場合は仲介手数料半額というのが一番の強みです。

例えばアパマンショップが扱っている物件だと通常は賃料1か月分の仲介手数料がかかりますが、この物件をそのままイエッティで紹介してもられば半額にしてもらうことが可能です。

自動的に初期費用が安くなるというのは一人暮らしする人にとってはかなりの魅力。

ちなみに僕も1度イエッティで紹介してもらって契約したことがあります。

イエッティは相場より安い物件をAIで検出して定期的にメールで送ってくれるのも使っていて地味に良い点です。

ただ、イエッティの場合は自分で部屋探しができず、URLの持ち込みは可能だけど基本的には待ち姿勢になるという欠点があります。

また、対応エリアが東京近郊となるため利用できる人は限られています。

まとめ

MEMO
  • 夜内見するのはベストだが店舗の営業時間の都合上、実質不可能
  • 一般的な営業時間は10:00~18:00頃まで
  • 一度昼間や夕方に内見をして、その後再び自分ひとりで物件を訪れてチェックするのが最も後悔が少なく部屋を決められる方法
  • 内見するなら平日金曜日がおすすめ

内見で重要なのはイメージと実際のお部屋の様子に違いがないかチェックすることです。

防音性を完璧に把握するのは図面を見ないと難しい部分ですので、気になる場合は『どんな人が隣人なのか』を営業マンに聞いてみるのがおすすめです。

少しでも後悔の少ない部屋探しはちょっと手間がかかりますが、慎重に部屋を決めたいという方はぜひ参考にしてみてください。

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