部屋探しはネットと不動産店舗に直接行くのどっちがいい?

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部屋を探す方法は大きく分けて2つ。

1つは直接店舗に行き、不動産業者にその場で条件を伝えて探してもらう方法。

もう一つはネットで物件を探していい部屋を見つけたら問い合わせて内見→契約するという方法。

結局どちらも不動産業者を通すわけですが、実際どちらの方がいいのかご紹介していきたいと思います。

【結論】店舗に行くよりまずはネットで探した方が良い

一人暮らし歴10年で今まで5回ほど引っ越しを経験していますが、結論から言えば店舗で探すよりもネットで探したほうが結果的に良い物件に住める可能性は高いです。

店舗ネット
物件数少ないかなり多い
物件の鮮度良いいまいち
時間効率悪い良い
入居スピード早い遅い
手間探してもらう自分で探す
営業のしつこさしつこいしつこい
条件一致率やや合わない合う

お部屋探しで重要となってくるのは『物件数の豊富さ』『時間効率の良さ』『物件自体の鮮度』の3つです。

スピーディーに自分の条件に合う物件を見つけられるかが重要となるため、この3つについてさらに細かく比較していきます。

物件数の豊富さ

部屋探しをする上で最重要項目となる物件数の豊富さは、店舗で探してもらうよりもネットのほうが明らかに上です。

条件に合う物件を探す上で重要となってくる物件数。

不動産形態物件数(東京23区)
ホームズポータルサイト234,639件
スーモポータルサイト1,158,602件
アパマンショップ仲介業者52,184件
ミニミニ仲介業者8,626件
※2023年4月

スーモやホームズのようなポータルサイトは各不動産が取り扱っている情報を一括で見ることができるため、物件数も膨大となります。

店舗で探してもらう場合、対応エリアや他社物件の紹介ができるかどうかによって物件数は異なりますが、ネットで探すよりも明かに少なくなります。

物件数が少なければ少ないほど、自分が提示している条件に合う物件が見つからなくなるため、理想の物件を探す上ではネットのほうが良いというわけです。

時間効率の良さ

入居までの時間がないときに利用すべきは実店舗ですが、1日の中での時間効率だけを考えるならネットの方が上です。

店舗の場合は、探してもらうのは早いものの、そこから内見に行き、店舗に戻るのが原則となっています。

イメージと違う場合はさらに物件を探したり、予約を取り付けたりと時間がかかります。

どんなに早くても1時間程度はかかってしまうため、忙しい人にはあまり向きません。

ネットの場合はすきま時間で物件を見つけて、内見という流れになります。

すでに物件の目星がついているため、内見→申込みという流れもできており、無駄な時間というものがありません。

ただし、ネットにはおとり物件に引っかかるというリスクもあります。

おとり物件は問い合わせて店舗に呼ばせた後で『成約してしまった』と言い、他の物件を紹介する手法です。

おとり物件に引っかかると無駄な時間がかかるので、ネットで探す場合は現地集合できるかどうかが重要となっています。

物件の鮮度

最新の空室情報を持っているのは不動産店舗となるため、最新情報を見たいのであれば店舗が良いでしょう。

ネットで探すと、空室から掲載までに少し時間がかかってしまうため、最新の空室状況については問い合わせて確認する櫃王があります。

店舗の場合は退去することがわかればすぐに募集をかけることができるため、最新の情報を提供してもらえるという強みがあります。

ずっとお部屋探しをし続けて良い物件と巡り合えない場合や成約済みですぐに取られてしまっている場合は店舗を利用するのが良いでしょう。

実店舗での部屋探しの特徴

実店舗利用での契約までの流れ
  1. 店舗に行く
  2. 条件を伝える
  3. 条件に合う部屋を提示してもらう
  4. 物件の内見を行う
  5. 申し込みする
  6. 審査
  7. 契約
  8. 鍵渡し
  9. 入居

店舗を利用する場合は特別予約の必要はありません。気が向いた時に近くの不動産に入れば対応してもらえます。

あなたが池袋に住もうと考えている場合は池袋、およびその周辺にある不動産に行きます。

店舗(アパマンショップやエイブルなど)に行くと担当の営業マンの方に自分の条件を伝えます。

条件を伝えると候補となる物件が提示され、よさそうな物件を何件か内見しに行きます。

内見はその日でも別日に予約を取り付けて行うこともできますが、夜遅かったりすると内見できないことがあります。

内見は基本的にその不動産の車で行くことになるので遠くても問題ありません。

内見後、良いと思ったら入居申し込み用紙に基本的な情報を記入。

この情報を元にあなたがしっかりと家賃が払えるかどうか貸主側で審査が行われます。

場合によっては審査時に源泉徴収票や預金残高の証明等の提出を求められる場合があります。

審査が通ると実際にいつから住むか調整が行われ、入居当日に契約書を書いて入居となります。

個人的な見解としては店舗よりもネットを使って部屋探しをした方が最終的に後悔のない部屋に住めますが、実店舗に行くことが必ずしも悪いわけではありません。

メリットとデメリットについてまとめてみました。

実店舗を利用するメリット

メリット
  • その場で実際に空いている物件を探してくれる
  • 自分は条件を伝えるだけなので楽
  • いい物件を紹介された場合に内見までスムーズ
  • 物件情報がネットよりも早い(鮮度が高い)

実店舗を利用する最大のメリットは自分は何もせずにその場で物件を探してくれて、現時点で空き物件かどうかの確認を行ってくれることです。

実際ネットに出回っている物件はすでに契約者が決まってしまっている成約済み物件の可能性もあるため厄介です。

でいいと思ったらすぐに内見することができたり、物件内部の情報を事前に教えてくれるのが案外良かったりします。

物件情報はネットよりも実店舗のほうが早いです。

スーモやホームズなどで掲載されている物件は情報更新日が決まっていて定期的に更新されていく仕組みです。

退去予定の物件情報が出てもそれが実際に掲載されるまでにはある程度のラグがあるということ。

実店舗だと退去予定の物件が出たらすぐにその情報を客に伝えることができるので、好条件の物件はネットよりも見つかりやすかったりします。

実店舗を利用するデメリット

デメリット
  • 時間効率が悪い
  • 必ずしも自分の希望の物件を紹介してくれるわけではない
  • 提示してくれる物件の数が少ない
  • その日に物件を決めさせようとする傾向がある
  • 電話がしつこい

店舗で探してもらう場合、条件を伝えて少ない物件数の中から条件に合う部屋を提示されるという方法です。

利用する不動産によって物件数は異なりますが、基本的にはスーモやホームズのようなポータルサイトと比べるとかなり物件数も少ないです。

1時間程度滞在しても提示してくれる物件数はせいぜい5件~6件程度と時間効率が悪いのも難点です。

イメージと違う物件を内見した際にも契約させようと必死で、その日に契約しなくても予約を取るように勧められるというしつこさも難点の1つ。

断りにくい雰囲気で「後日また来ます」と切り抜けたとしても、事前にお客様情報として連絡先を記入することになるので電話がしつこかったります。

経験上アパマンショップやエイブルは特にひどいですね。

全ての仲介業者がそういうわけではなく、例えばピタットハウスは給料が固定なので営業トークをしてくることはほとんどありません。

契約させようと必死な理由は給料がインセンティブであることが関係します。

毎月ノルマもあるので営業マンはそれだけ必死になってしまいまします。

自分の理想とする物件って店舗では見つからないことが多いです。

条件では伝えきれない雰囲気的に良し悪しが物件にはあると思いますが、たいてい微妙な物件を紹介されます。 これは僕だけかもしれませんが今までに条件に合致する物件を店舗でみたことがありません。

不動産に直接行った場合、自分の条件に合わない物件まで提示されたり、すぐに帰りづらいので時間が取られるのが最大の欠点。

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ネットでの部屋探しの特徴

ネットでの部屋探しの流れ
  1. ネットで条件に合う物件を”自分で”検索する
  2. 良い物件を見つけたら「問い合わせ」を行う
  3. 予約した時間に店舗・もうしくは現地に行く
  4. 物件の内見を行う
  5. 申し込みする
  6. 審査
  7. 契約
  8. 鍵渡し
  9. 入居

基本的には自分で検索して物件を探すことになります。

ホームズやスーモなどのサイトの検索フォームを使い条件に合う物件を探します。

電話でもメールでもいいですが問い合せを行うと「○月○日に内見」という流れになります。

当日は基本的に物件の最寄り駅、もしくは物件周辺で待ち合わせを行います。

そこで内見を行いいいと思ったら申込用紙に記入、あとは実店舗の流れと同じです。

ネットでの部屋探しは実店舗で探してもらうよりも優れている点は多いですが、当然デメリットもあります。

ネットで部屋探しをするメリット

メリット
  • 物件数が豊富
  • 自分で探すことで良いと思える物件だけを探すことができる
  • 内見したいと思う物件だけを見ることができる
  • しつこく電話がきたり契約させようとする流れにならない
  • 時間効率よく探せること

ネットで探す最大の魅力は自分の理想の物件を探しやすいこと。

ネットでは10件以上希望条件で見つかったのに店舗で探してもらうと「その家賃帯だと見つかりません」と言われることも珍しくありません。

ネットであれば条件に合う物件が見つかりやすく、見つからなかったとしても店舗のように無駄な時間を過ごすということもありません。

内見したいと思える物件のみをピックアップして内見できるのは意外とメリットです。

店舗に行って部屋探しをする場合、内見の際は車で物件まで向かってくれますが3つとか内見して物件同士の場所が遠かったりすると時間が思った以上にかかる場合があります。

僕は最大で3時間拘束されたことがあります。

問い合わせた物件のみをピンポイントで内見できるため、店舗で余計な時間を取られないのが良い点です。

もし内見した物件が気に入らなかった場合は「また自分で探してみます」と断ることができますからね。

ネットで部屋探しをするデメリット

デメリット
  • すでに契約済みの物件情報も掲載されている(おとり物件の可能性も)
  • 膨大な物件数から自力で探すのは面倒
  • 問い合わせるまで物件の細かな情報がわからない場合がある
  • 未公開物件を探すことができない

最大のデメリットは実店舗とネット情報の時間差です。

ネットに掲載されていてもすでに他の人が契約している物件だったりすることは良くあります。せっかくいい部屋を見つけたのに他に人に取られていると落胆も大きいです。

問い合わせをして予約しても、実際に店舗に行ってみたら「すいません、ちょうど先約が入ってしまって埋まりました」とおとり物件まがいなことをされたことも何度かあります。

ネットから問い合わせるとおとり物件を掴まされる可能性があったり、すでに成約済みの物件も検索結果に引っ掛かってしまうのが欠点。

実店舗とネットの良いとこ取りができるサイト

実店舗で探すと鮮度の高い物件を紹介してもらえるが物件数は少なく、足を運べなければならないので面倒。

ネットでの部屋探しは物件数は圧倒的に多いものの成約済み物件が紛れていたり、おとり物件おあるのが難点です。

不動産屋での部屋探しとネットでの部屋探しの良いとこを併せ持っているのがイエプラです。

イエプラのホームページへ

運営会社株式会社コレック
口コミ評価(google)★★★★☆(4.5)
対応エリア関東・関西
店舗数2店舗
物件数約10万件以上
仲介手数料基本賃料1ヶ月分+税(保有不動産に依存)
利用料金無料
会員登録必要
おとり物件0件
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
業者専用サイト「ATBB」が見られる
設定できない細かい条件を伝えられる

イエプラは自分で物件を探すのではなく、賃貸専門スタッフに物件を探してもらうサービスです。

家にいながらまるで実店舗で部屋を探してもらっているのと同じように部屋を探してもらえて、物件数も豊富(URLの持ち込みも可能)というのが魅力です。

また、顔を合わせず細かい条件等はチャット上で伝えることができ、あとは放置しておけば次々に条件に合う物件を送ってくれるとこも使い勝手が良い点です。

無料で利用できるのでよければ試してみてください。

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まとめ

  • 総合的な評価は店舗で探してもらうよりネットで探すほうが良い
  • 『入居まで時間がない』『すぐに引っ越したい』なら店舗のほうが良い
  • 時間をかけてでも条件に合う物件を見つけたいならネットでじっくり探したほうが良い
  • 実店舗は最新情報を得ることができるが物件数自体が少ない
  • ネットは物件数が多いが掲載されるのが少し遅い

どちらにも良さはありますが、部屋探しというのは物件数の多さが非常に重要です。

物件数が多ければ多いほどそれだけ条件に合った部屋を探すことができ、結果的に後悔が少ない引っ越しができます。

実店舗が悪いわけではないですが時間効率の悪さを考えるとネットでの部屋探しにはかないません。

両方の恩恵を受けたいのであればイエプラのようなサービスがおすすめです。

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