賃貸物件の内見は現地集合&現地解散すべき3つの理由

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お部屋を内見する際に、一度店舗に行ってから車で送ってもらうケースと現地集合&現地解散するケースがあります。

結論から言えば内見は現地集合のほうが圧倒的にメリットが大きいです。

なぜ現地集合のほうが良いのか、利点や現地集合のルールについて紹介していきます!

内見は現地集合すべき4つの理由

店舗でお部屋探しをしてもらう場合を除いて、基本的には内見は現地集合すべきです。

現地集合の利点について解説していきます。

駅から実際にかかる時間を計測できる

物件には「駅から徒歩○○分」という表記がありますが、実際に歩いてみると少し違う場合もあります。

昔は駅から直線で結んだ距離を基準にしていましたが現在はグーグルマップ等で計測された分数を元にしています。

ただ、歩いてみると信号があったり、大通りで足止めされたり道が曲がりくねっていたり坂道だったりするので書かれている時間とは違うことが結構あります。

車で送ってもらうと駅からの道なりがわからず、入居してから思っているより遠かったり時間がかかって後悔することがあります。

現地集合なら事前に自分で歩いてその現地まで行くことができるので確認することができるのでおすすめです。

無駄な時間を取られずに済む

現地集合可能な不動産なら現地解散もできるので余計な時間がかからないというのが最大の利点。

不動産に一度行ってしまうとかなり時間を取られます。

問い合わせた物件を見たいだけなのに他の物件情報を見させられたり、希望の条件について用紙に記入したりで1~2時間拘束されることもよくあります。

帰りたくても「次いつ頃来れますか?」とまるでその不動産で契約するのが前提のように話しかけられたりするのが嫌な人は多いと思います。

現地集合なら面倒な工程をすべて省くことができ、解散も現地なのでさらに引き延ばされるということがありません。

本当に内見のみなので10分~15分程度で終わります。

その部屋にしたいという場合は他にも内見する予定ならもう少し時間はかかりますが、店舗に行くよりもはるかに早く終わります。

気軽な気持ちで内見が行える

店舗で探してもらったり、店舗待ち合わせにすると担当者との接触時間が長く、拘束時間も長いため1度の内見が重く感じられます。

現地集合で内見する場合は担当者との接触時間はわずか数分程度で済むので、無駄に他人と話したくなかったり契約するつもりがそれほど高くない場合にも利用しやすいです。

営業色の強い不動産会社では軽い気持ちで内見したかっただけなのに契約するかどうかの話、決めない理由など細かく聞かれてしまいます。

また、次の予約を取り付けようと必死になっているため断るのにも労力を使います。

『どんな物件なのかな』といった気楽な気持ちで内見できるのが現地集合の魅力です。

おとり物件を避けられる

店舗に一度行って、そこから現地まで車で送ってくれるというのは一見すると聞こえが良いように思えますが、おとり物件の可能性が高くなります。

公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会の調査では掲載物件の約12.2%がおとり広告と認められ、43店舗中15店舗でおとり広告が使用されていることがわかっています。

本当はすでに成約済みなのに、問い合わせ段階では「空き室です」と言って店舗まで足を運ばせることで「今日ちょうど成約してしまいました。代わりに条件に近い物件をご紹介します」と他の物件を紹介してくることは不動産業界ではよくあります。

現地集合ならおとり物件に引っ掛からずに済みますし、時間効率も良いので問い合わせた時点で「現地集合でもいいですか?」と聞いてみましょう。

「一度店舗に~」と言われたらその時点で拒否しても良いレベルです。

現地集合できない不動産会社も多い

僕は色んな不動産を利用しましたが、現地集合が可能な不動産と基本NGの不動産があることがわかりました。

不動産現地集合
アパマンショップ
エイブル(直営店)
ミニミニ(直営店)
ピタットハウス
タウンハウジング

営業色が強いと言われているアパマンショップやエイブルは頑なに店舗に来させようとしてくるので基本的には店舗に待ち合わせて車で内見先まで送ってもらうという流れになります。

内見が終わると店舗にまた戻らないといけない上に物件が気に入らない場合は次の予約をさせようとするのが難点です。

内見の現地集合にデメリットはある?

基本的には現地集合のほうがスムーズに紹介してもらえて余計な時間もかからないのでおすすめですがデメリットもあります。

気になるかどうかは人それぞれなので合わせてチェックしておきましょう。

物件まで行くための交通費がかかる

店舗から車で送ってもらう場合は最低限の交通費で済みますが、現地集合の場合は最寄りの駅まで自分で行かなければならないので余計な交通費がかかってしまいます。

ただし、店舗まで行く場合でも交通費はかかるため微々たる違いでしかありません。

少しでも節約したい場合は送ってもらったほうがお得になることもあります。

複数の物件を内見するときに面倒

大手不動産であれば1件目が現地集合でも2件目以降を内見するときはそのまま車で送ってもらうことができるのでたいしたデメリットではありませんが、現地集合しかできない業者の場合は自分で歩かなければなりません。

内見したい物件同士が近場であれば問題ありませんが、反対口にある場合だと微妙に時間がかかります。

不動産屋が車で来てくれていれば別ですが、コスト削減している不動産は別エリアの場合また電車に乗らなければならないというデメリットがあります。

初めての土地だと道に迷う可能性がある

車で送ってくれる場合はすべて担当者に任せていればいいのでラクですが、現地集合の場合は自分で現地まで行かなければなりません。

土地勘のない場所、初めて降りるような駅だと何がどこにあるのかお店とは違うためわかりにくいです。

物件のエントランスで待ち合わせようと思っていたのに入口が逆方向だったり、道が狭くて物件までたどり着けないようなこともあります。

現地集合対応している不動産会社であれば駅待ち合わせも可能なので、土地勘に自信がないならわかりやすい駅に指定しましょう。

申込みまでに少し時間がかかる

店舗で探してもらったり、店舗集合の場合は内見後良いと思ったら店舗内にて申込み書の記入が行われます。

どんなに遅くても1時間後には申込みが完了しているので先を越されるリスクは低いです。

一方、現地集合&現地解散の場合は良いと思った場合でも一度家に帰った上でWEB上で申込みをすることが多く、数時間程度遅くなってしまうことがあります。

特にネット完結型不動産では店舗に戻るということ自体がないので、その場で申込みをすることはありません。

人気物件は数日程度、早い場合にはタッチの差で申込みが入ることもあるため”先を越されるリスクがある”ということです。

複数内見予約が入っている場合、後から内見した人のほうが申込みが早かったということにもなりかねません。

現地集合ができない不動産会社の3つの理由

内見の予約を行った段階で、メールが来ると思いますが、たいていは「不動産でお待ちしております」といったような文面が届きます。

エイブル

営業色の強い不動産、具体的には”給料にインセンティブがある”会社ほど一度不動産に来て欲しがります。

よほどの事情がない限り「現地集合にしたい」と言われても断れてしまう場合が多いです。

不動産・仲介業者が店舗に来てほしい理由は3つあります。

他の会社で契約してほしくないから

1つは「その物件がダメでも他の物件を紹介する流れを作るため」です。

簡単に言えば他の会社で契約して欲しくないからしつこく物件を紹介しようとしています。

また、問い合せの時点で空き室だった物件が当日になり埋まってしまうことがあります。

集合場所が不動産なら「実はちょうど埋まってしまったんですよね~、でも他の物件紹介できますよ」という流れで囲い込みを図ろうとする目的のため。

僕も今までに何度かこういったおとり物件まがいな対応をされた経験があります。

当日になって埋まってしまったのならその時点で連絡するのが普通ですが、他の会社で契約させたくないのであえて連絡せずに、不動産に来てから説明するという卑怯な手口をする会社がかなり多い。

物件をより好条件に見せるため

現地集合の場合は自分の足で駅から物件までの道なりを歩くことになるので想像よりも時間がかかったり坂道等で大変というのも実感することができます。

店舗待ち合わせなら車での送迎となるため実際の距離感もつかみにくく、坂道などのきつい傾斜など物件のデメリットを感じさせなくすることができます。

また、店舗では複数の物件を見せたりして契約してほしい物件をよりよく見せる手法も用いられることがあります。

複数見せて一番勧めたいやつを条件に合っているものにすればいいだけですからね。

インセンティブを貰っている営業マンはこういったちょっと卑怯な手法で契約にもっていくこともあるので注意が必要です。

ドタキャンされると赤字になる

現地集合ということは不動産側にとっては一定のリスクがあります。

もし内見の予約をしてわざわざ車で1時間かけて現地についたとしても予約してくれた人がこないとなると赤字です。

車を使うことでガソリン代はかかりますし、なにより1人の営業マンが往復2時間ほどの時間拘束されてしまいます。

その間も当然給料は発生するので会社としてはリスクはなるべく取りたくないというのが本音です。

本当に予算的にギリギリでやっているところは車ではなく電車を使って現地に集合する営業マンもいますからね。

できれば不動産に来てほしいというのが本音。

だから会社全体として現地集合をNGとしているところもまだまだ多いです。

内見時の集合場所はどこ?

どこで待ち合わせるのかこちらが何も言わなければ不動産になりますが、実はこちらで指定することも可能です。

可能な集合場所
  1. 不動産で待ち合わせ
  2. 物件の最寄り駅で待ち合わせ
  3. 物件の前に集合

不動産、もしくは最寄りの駅で待ち合わせた場合は営業マンが車で現地まで送ってくれます。

現地まで行くのが面倒だったり、場所がよくわからないという人は最寄り駅で待ち合わせるのが良いと思います。

僕は最寄り駅での待ち合わせと物件前での待ち合わせをどちらも経験していますが、嫌な顔をされたことはありませんし事前に指定可能です。

駅から物件が近い場合は物件の前を待ち合わせ場所にしても良いです。

このほうがすぐに内見できますし、余計な会話を挟まなくて良いので気が楽かもしれません。

不動産で待ち合わせるのは基本的におすすめできません。

先ほども言ったように店舗から送迎となると時間がかかる上に現地解散できない可能性が高くなります。

現地集合は何分前に着くべき?

待ち合わせのマナーとしては約束した時間の5分前ぐらいには到着しているのが理想と言われています。

不動産の営業マンはだいたい5分前~10分前ぐらいに到着していることが多いですが、車できている場合は道の混み具合で遅刻してくることも稀にあります。

先に相手が着いていても暇しているというわけではなく、紹介する物件の資料をチェックしたり鍵の場所や開錠方法等を確認しているので数分程度の遅刻であれば何も思いません。

遅刻してしまったからと言ってペナルティがあるわけでもないですし、遅刻しそうであれば事前に連絡を入れておけば問題ありません。

営業マンが待ち合わせに来ないこともある?

今まで何度も現地集合待ち合わせをしてきましたが、担当者が来ていなかったことは一度もありません。

ただし、研修が終わったばかりの新人やバイトで雇われただけのスタッフの場合などは待ち合わせ時間に来ていないこともああります。

不動産会社といってもすべての物件に精通しているわけではないため、道に迷ったり、渋滞に巻き込まれるなどで遅刻してくることもあるようです。

ひどい不動産会社ではちょうど埋まってしまった場合にギリギリまで連絡を取らずに、現地についた頃に内見できないことが伝えられることもあります。

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内見した後の流れについて

内見から契約までの流れ
  • 物件を問い合わせる
  • 現地集合を選択する
  • 内見を行う
  • その場で申し込み、もしくは後日申し込みする
  • 審査(3日~7日間)
  • 書類の記載・契約を行う
  • 必要な初期費用等を振り込む
  • 鍵の引き渡し
  • 入居

内見が終わった後は営業色の強い不動産だと「取りあえず一度不動産に戻りましょう」となります。

物件が気に入らなかった時に他の物件を紹介するためです。

ただ、不動産で調べてもらってもたいした物件は見つかりませんし、時間がかかる割に希望の物件を提示してこない傾向があるので本当にあてになりません。

内見が終わったら「ありがとうございました。この後予定があるので失礼します」ときっぱり断りましょう。

何かしら理由をつけて不動産に誘導してきようとしても「時間がないので」と言って断ってください。時間の無駄なので。

車で送迎されている場合だと強く断ったとしてもそのまま店舗に連れていかれることがあります。僕も以前「他の仲介業者と○○時に待ち合わせをしていて時間がありません」と断りましたが結局連れていかれました。

マニュアルとして一度店舗に連れて行かないといけないと決まっていたのだと思います。

店舗に行くとやっぱりデメリットは多い。

もしその物件が気に入った場合は書類作成等の手間がかかるので店舗に行く必要があります。

もちろんこれも現地集合で店舗に行かなくても良い不動産の場合は後日郵送等で指定した住所に書類を送ってくれます。

本当に時間がない場合は日を改めたり郵送してもらうというのも手ですね。

最近はオンライン上で申込み手続きができる不動産も増えてきているため、以前よりも申込み完了スピードは早くなっています。

現地集合可能なおすすめ不動産

現地集合可能かどうかはその不動産の方針によるものなので店舗ごとに違ったり、同じ物件でも紹介する不動産で異なります。

現地集合が可能なおすすめ不動産についていくつか紹介していきます。

イエプラ

イエプラ

イエプラ公式ページへ

運営会社株式会社コレック
口コミ評価(google)★★★★☆(4.5)
対応エリア関東・関西
店舗数2店舗
物件数約10万件以上(全体の8割以上)
仲介手数料基本賃料1ヶ月分+税(保有不動産に依存)
利用料金無料
会員登録必要
おとり物件0件
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
業者専用サイト「ATBB」が見られる
設定できない細かい条件を伝えられる

イエプラはチャットで条件を伝えると新着物件を紹介してくれるというサービスで、毎回別々の不動産に問い合わせたりする手間がなく、不動産に行かなくても新着物件を紹介してくれるので便利です。

内見は原則現地集合&現地解散することができ、内見時間もわずか10分程度で済ませることが可能です。

関東・関西エリアの物件であれば他社物件でも持ち込み可能で取り扱ってくれるので、スーモやホームズで見つけた物件をイエプラで紹介してもらい現地集合して内見するという使い方もできます。

不動産業者しか見ることのできない『ATBB』という共有ネットワークサイトの閲覧が可能となるため、店舗で見つけられるスピードで新着物件を見ることができます。

イエッティ

イエッティ

イエッティ公式ページへ

運営会社株式会社ietty
口コミ評価(google)★★★★☆(3.9)
対応エリア東京23区・神奈川
対応時間10:00~22:00
物件数全物件の90%以上
仲介手数料賃料の0.5%(半額)
利用料金無料
会員登録必要
おとり物件0件
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
相場より条件の良い物件の通知機能あり
仲介手数料が安い

イエッティもイエプラと同じように部屋を自分で探すのではなく探してもらう不動産サイトです。

システム的にもほぼ同じで、同じような使い方ができますがイエッティの場合は仲介手数料半額というのが一番の強みです。

例えばアパマンショップが扱っている物件だと通常は賃料1か月分の仲介手数料がかかりますが、この物件をそのままイエッティで紹介してもられば半額にしてもらうことが可能です。

自動的に初期費用が安くなるというのは一人暮らしする人にとってはかなりの魅力。

ちなみに僕も1度イエッティで紹介してもらって契約したことがあります。

イエッティは相場より安い物件をAIで検出して定期的にメールで送ってくれるのも使っていて地味に良い点です。

ただ、イエッティの場合は自分で部屋探しができず、URLの持ち込みは可能だけど基本的には待ち姿勢になるという欠点があります。

また、対応エリアが東京近郊となるため利用できる人は限られています。

oheyago(オヘヤゴー)

oheyago公式ページへ

運営会社イタンジ株式会社
口コミ評価(google)★★★★★(4.9)
対応エリア東京都・神奈川
店舗数1軒
物件数(山手線)7,419件
仲介手数料無料~賃料1ヶ月分+税
現地集合(内見)可能
オンライン内見可能
物件の持ち込み可能
おとり物件0件
特徴仲介手数料が安い物件が多い
店舗に行かずに内見できる
しつこい営業がない
おとり物件がない
他社サイト物件も紹介可能

オヘヤゴーは他の不動産とは違い、自分のペースで内見できる【セルフ型内見サービス】を提供している不動産サイトです。

実店舗で探すというよりもスーモやホームズのようにネットで部屋探しを行い、内見予約も問い合わせることなく空いている日にちをタップするだけで良いので無駄な接触がありません。

内見は【セルフ内見】と【オンライン内見】と2つあり、セルフ内見はスタッフが同行することなく鍵だけ開けてもらい、あとは自分1人で内見するというものなので営業マンと一緒に見るのが苦手な人にもおすすめです。

オンライン内見にも対応しているのでどちから好きなほうを選ぶことができます。

仲介手数料も0円~とかなり安いのでおすすめです。

ただし物件数はそこまで多くないのと現在は東京都内しかセルフ内見できないので注意してください。

まとめ

MEMO
  1. 内見予約した際は必ず「現地集合」にする
  2. 内見して良いと思わなかったらその場で帰る
  3. 不動産店舗にはいかないようにする(時間の無駄)

物件というのは基本どの不動産でも取り扱っているものはおなじです。「レインズ」という不動産会社しか見れないサイトがあり、それを参考に調べているだけなので何店舗も回る必要はありません。

自力で探したいならスーモホームズあたりがおすすめ。内見したい物件が複数ある場合はどこか一店舗の不動産に絞り、まとめて「この物件も見れませんか?」と聞くとたいてい見れるので手間が省けます。

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