一人暮らし用物件で敷金2か月取る理由!返金されない可能性も


敷金2か月

部屋を借りるときに初期費用として敷金や礼金を取る物件もありますが、一人暮らし用物件の場合はだいたい取っても1か月程度が目安です。

ただ、まれに「敷金2か月」と記載のある物件も目にします。敷金自体は預け金と同じあので退去費に清算されて返却されますが、実際に条件に合う物件が敷金2か月だったらちょっと戸惑って即決できない人は多いのではないでしょうか。

ということで今回は敷金を2か月にしている物件の真意についてご紹介していきます。

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敷金は返金されるのが普通

一度でも部屋を借りたことのある人なら説明する必要のないことですが、敷金は退去費に使われるお金なので退去費が敷金未満だった場合は差引額が返金されるのが一般的です。

敷金1か月かかろうともトータルで見れば損をしたことにはなりません。これは敷金2か月でも同じです。

最近は退去費のトラブルがあまりにも多かったり物件の借り手が少ない傾向にあるため敷金0か月としながら初期費用に退去クリーニング代という科目が付け加えられていることが多いです。

私が今借りている物件も敷金は0円でしたが代わりに「クリーニング代として32,400円」入居の段階で請求されました。

クリーニング代の目安は約3万円

物件にもよりますが一般的な一人暮らし用物件(ワンルームや1Kなど)の退去費平均はだいたい25,000円~30,000円と言われています。

例えば6万円の物件を借りたとして敷金が1か月でもクリーニング代が3万円なら残りの3万円はそのまま返却されます。

この考えで言えば敷金2か月なら6万円返却される計算です。結局返金されるなら2か月分も取ることに不信感を感じますけどね。

敷金2か月取る物件の特徴

調べてみると敷金2か月取っている物件にはいくつかの特徴が見当たりました。

【例】

  1. 新築物件
  2. 人気の高い物件
  3. リフォームしたての物件
  4. 設備の整っている物件
  5. 部屋が広い物件

敷金=退去クリーニング代なので、修繕費が自然と高くなってしまうような物件はそれだけ敷金を多く取る傾向があります。

新築物件は人が修繕しなきゃならない部分も多いですし、広い部屋も同じ。

部屋の設備が良くて、設置するのにお金のかかりそうなものを置いている物件はもし壊れた場合のために敷金をあらかじめ多く取っているのだと思われます。

敷金2か月取る大家側の本音

上記に当てはまるような物件以外でも敷金を2か月取るところはあります。一人暮らし用物件ならそんなに取る必要性はないのになぜこの金額に設定しているのか。

これには2つの理由があります。

1つ目は敷金を2か月に設定しておくことでお金にある程度余裕がある人が自然と入居してくれるからです。

大家は第一に「家賃をちゃんと払ってくれるか」を気にします。これが一番不安ですからね。

敷金を高く設定しておけばその分初期費用が高くなるので金銭的余裕のない人を自然と排除することができます。

こういった物件はある程度人気があり、すぐに入居者が集まるような物件じゃないとできないのでそれなりの好条件物件だったります。

2つ目は退去費が高かった場合にトラブルになるのを防ぐため。

例えば家賃6万円の物件であまりにも部屋が汚すぎて退去クリーニング代が9万かかったとしましょう。

敷金1か月だったら3万円余分に請求することになりますが、請求された側は「いや、敷金1か月払ってるのに追加で請求されるっておかしいでしょ、払わないよ」と拒否されると非常に困るわけです。

だったら最初から余分に請求しておいてもしものトラブルに備えられるようにしておいた方が不安も少なくてトラブルも回避しやすくなるというのが本音。

「償却」(敷引き)表記には注意して!

敷金が退去クリーニング代に充てられるというのは変わりませんが、記載の仕方によって敷金が返金されない場合もあります。

それがこの「償却」というやつです。敷金償却というのは簡単に言うと「退去費として充てるけど、もし余っても返金しないからね!」という意味。

例えば家賃6万円で敷金(償却)1か月、退去費が3万円の場合。普通なら残りの3万円が口座に振り込み返金されますが、償却ということなので残りのお金は大家のふところに。

しかももし退去費が7万円になったら借り手側は追加で1万円を支払わなければならないのでどっちに転んでも敷金が返金されることがありません。

【通常】

敷金2か月

【返金されない例】

敷金

この物件の場合は一銭も返金されません。

 

敷金2か月の場合にたまにあるのが「敷金2か月、うち1か月は償却」というもの。

これも家賃6万円を例にします。退去費が実際に2万ほどなら1万円はもらうけど残りの1か月分は返金するというのが一般的ですが、まれに「償却1か月分は礼金のように貰い、残りの1万円分だけ返金する」というパターンもあります。

償却が完全に礼金扱いになっているということです。

少し難しい話ですし、見落としがちな部分なので敷金の項目がどのような記載になっているのかよく確かめるようにしましょう。

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高額請求されたら内訳書を送ってもらおう

退去費が思ったよりも少し高いぐらいなら問題ありませんが(だいたいは少し高い)、あまりにも高額な請求をされた場合は内訳明細書を送ってもらうようにしましょう。

最初は内訳を教えてくれません。ただ「退去費が○○円」とわかるだけで内訳についての記載がありません(しっかりしているところは内訳明細ももらえる)。

内訳を実際に見てみるとおかしな部分に高額請求されていたり、「内訳明細書を送ってほしい」と言っただけで見直してくれることも多いです。

金額を鵜呑みにせずに交渉することで安くなることがあるので、高額請求されたら積極的に動きましょう。特に敷金2か月物件なのに返金0円ということもあるのでこういう場合は管理会社に連絡しましょう。

ネットの不動産の方が安全

悪さをするのは大家ではなく管理会社や仲介業者の不動産店です。大家は基本的に物件を持っているだけで管理自体は他に任せている場合が多く、むしろ優しい人の方が多いです。

管理会社に関しては物件次第なところがあるのでどうしようもありませんが、不動産はこちらで決められるので仲介業者選びを慎重に行いましょう。

アフターケアもしっかりしているところが好ましいです。

特にネットを中心としているところはネットで悪評を広められた時点で終わりなのでしっかりと対応してくれるところが多いです。

個人的にはイエプラやイエッティなどのチャットでやり取りして物件を探してくれるサイトがおすすめ。

イエプラの仲介手数料は?口コミや評判が本当か実際に使ってみた感想まとめ

物件を契約した後も相談に乗ってくれるので普通の仲介業者よりもその辺はしっかりしています。

また、物件URL持ち込み可能なのでどの物件でも紹介してもらえます。

営業がしつこい不動産は契約までは必死になりますが、入居したあとはずさんな対応ってところが結構多いので注意してください。

参考になれば幸いです。

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