ビレッジハウスはやばい?なぜ安いのかデメリットを徹底調査

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CMをバンバン打ち出していたビレッジハウスの賃貸住宅。

面倒な初期費用がほとんどかからずに安い家賃で快適に過ごせると話題になっていますが、『やばい』『貧乏人が借りる部屋』など悪い言われ方をしているのも事実です。

今回はビレッジハウスについて徹底的に調べ、ネットの口コミや評判、安い理由や借りる上でやばいのか気になる部分を徹底調査してみました。

目次

ビレッジハウスで借りるのはやばい?

結論から言えば、ビレッジハウスには「やばい」と言われるような問題は多々あるものの、総合的な評価としては良い割合が多くなっているため借りるのは悪い選択ではありません。

ビレッジハウスに住んだことのある80人にアンケート調査を行ったところ、「やたほうがいい」という意見は45%となっています。

ビレッジハウスのアンケート調査結果

さらに詳しく「5段階での評価」を行ったところ、普通以上の評価は合計80%となっているため、総合的な住み心地はそれほど悪くないようです。

ビレッジハウスの評価
  • 調査対象:『ビレッジハウスに住んだことのある人』
  • 調査期間:2023年4月11日~5月15日
  • 調査年齢:20代~60代
  • 調査性別:男性43人/女性37人
  • 調査機関:クラウドワークス
  • 有効回答数:80人

ビレッジハウスの評価が分かった上で「やばい」と言われるようなデメリットについて、アンケート調査とともに紹介していきます。

ビレッジハウスの問題点

入居者の治安(マナー)が悪い

40代/男性

外国籍の入居者が多い物件でした。ゴミ捨て場が分別されてなく、管理人の人が大変そうな印象がありました。

20代/男性

築年数が古いことと、住んでいる方の住民層があまり良くなさそうだったことが気になった。

ビレッジハウスは家賃や初期費用が相場よりもかなり安いので「内装が綺麗で家賃の安い物件に住みたい」という人に人気があります。

ただし、費用が安い=それだけ民度も低くなります。

入居審査では国籍も不問となっていて外国人も受け入れているため、日本人とは価値観が異なる人も住んでいて騒いでいることもあるようです。

配管が古い

30代/男性

ボロボロなのに家賃が高いし、設備から泥水やさび、汚水まで非常に配管が弱っている。

ビレッジハウスは内装がリフォーム・リノベーションされていて綺麗ですが、配管は簡単に工事ができないため、昔のままになっていることが多いです。

調べてみると水漏れトラブルが非常に多いようなので、住むなら問題となる可能性があります。

これに関してはビレッジハウスだけでなく、築年数の古い物件全てに言えることなのでビレッジハウスが悪いというより古い物件を所有しているが故の問題です。

違約金が高い

30代/男性

退去時に所定の期間住んでいなかったため、高額な違約金を請求された。

契約者に記載があるので、所定の期間以上住むか否か、しっかり判断しないといけない。

ビレッジハウスでは特約事項として短期解約の違約金を設けています。

平米数ごとに退去費用を計算してみました。

部屋の広さ1年以内の解約2年以内の解約
30㎡36,300円+家賃3ヶ月36,300円+家賃2ヶ月
40㎡48,400円+家賃3ヶ月48,400円+家賃2ヶ月
50㎡60,500円+家賃3ヶ月60,500円+家賃2ヶ月
60㎡72,600円+家賃3ヶ月72,600円+家賃2ヶ月
※スクロールできます

ビレッジハウスは広い部屋が多く、最低でも30㎡以上あるため、単身者であっても安く抑えることは難しいです。

違約金がかかる物件としてはフリーレント(最初の家賃〇ヶ月無料)やキャンペーン物件によくありますが、ビレッジハウスはどちらにも当てはまる初期費用安すぎ物件なので仕方ないと言えば仕方ないですね。

途中で「思っていた部屋と違う」と思って退去しようとしても、違約金が発生してしまうので損をします。

「ビレッジハウスに住んでも大丈夫かな?」という不安の中で借りて微妙な部屋だった場合でも退去しにくいのが難点です。

安さ重視で借りても結局高くついてしまう可能性があります。

虫がかなり出やすい

30代/女性

階段や共用部に、大量の虫が発生すること。

30代/男性

夏場の害虫が多いことが不満でした。

30代/女性

ゴキブリが大量に出た。

昔の政策で建設された物件を借り上げているため当然新築物件は存在しません。

1960年代の物件も多く、内装がリフォーム、リノベーションされていても風呂場やキッチンは時代を感じさせるレベルの古さです。

古い物件に抵抗がある人にとってはいくら安くても抵抗を感じるかと思います。

オウチーノが568名に対して行った「住居内の「虫トラブル」実態調査」によれば築年数が古くなればなるほど虫の出現率も高くなることがわかっています。

築年数ゴキブリクモ
1年~5年1.43回7.36回4.25回
6年~10年1.87回9.43回6.45回
11年~20年3.23回12.96回5.46回
21年以上13.91回13.91回8.48回
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新築や築浅と比較してみるとゴキブリ出現率は約10倍となっています。

いくら内装がリフォームされていたとしても、建物に住み着いてしまった虫を追い払うことはできないので虫嫌いには不向きです。

お風呂やトイレの水回りに古さを感じる

20代/男性

費用が安い分、普通の賃貸住宅に比べて設備が少し古いのと住民の質があまり良くはないです。

水回りで言うとトイレには温水洗浄便座ではないですし風呂は少し狭いのが不満です。

30代/女性

錆とカビがひどく、お風呂場のペンキ剥がれや排水溝の汚さに我慢できなくなった。

内装リフォームしていると言ってもお風呂は少し古めのものから改装されていないことが多く、今では珍しい四角いタイプの浴槽も多いです。

こういった水回りはリフォームにかなりコストがかかるので借主としても手を入れにくい部分です。

水回りの古さ抵抗がある人は少し借りにくい物件となっています。

個人的にはキッチンはともかく、お風呂場が古い物件は抵抗を感じるので同様に嫌だと感じる人は多いのではないでしょうか。

湿気がひどい

30代/男性

湿気がひどくてカビ臭かった。

30代/女性

エレベーター無しの5階に住んでいたので少しきつかった。浴室のカビ対策は必須でした。

20代/男性

設備が古く、湿気がすごいので漏電したことがある。

鉄筋コンクリート造は気密性の高い構造となっているため、木造に比べると湿度が高くなりやすい傾向があります。

ビレッジハウスの物件は古い建物ばかりなので湿気対策が十分にされておらず、浴室はもちろんリビング部分にもカビが生えやすくなっています。

定期的な換気を行わななければすぐにカビが生えてしまうため、注意が必要です。

トラブル対応が遅い・悪い

40代/男性

不満な点としては物件が古く、管理会社の対応が遅かったり、近隣の入居者のマナーが悪いことが気になりました。

ビレッジハウスのような初期費用や家賃が安い物件というのは民度が低くなってしまいますし、古い物件なので部屋自体のトラブルも起きやすいのは仕方ない部分ですが『対応がひどい』という意見が多く目立ちます。

本来部屋のトラブルというのは管理会社の責任ですが、きちんと対応してくれなければ住み心地が最悪の状態となってしまいます。

退去したくても違約金制度のせいで我慢するしかないとなれば悪評が増えるのも頷けます。

ビレッジハウスすべての管理会社の対応が悪いわけではありませんが、基本的にトラブルにはあまり対応してもらえないと考えたほうがいいでしょうね。

騒音が響きやすい

30代/女性

隣人が騒ぎ出すのが本当に辛かった。うるさくて寝ることができない。

30代/女性

壁が薄くて外や隣の話し声がかなり聞こえてきた。

『壁が薄い』『騒音が気になる』という意見はかなり多く見受けられました。

ビレッジハウスが提供している物件のほとんどは鉄筋コンクリート造です。

ビレッジハウスの壁が薄く感じられる原因は『古い建物のため界壁自体が薄い』『入居者の民度が低いこと』が挙げられます。

鉄筋コンクリート造と言っても外壁に使用していれば内壁に使用しなくても建築基準法違反にはならず、内壁は120mm以上の厚さであれば問題ありません。

最近のRC造の内壁は厚さ150mm以上ありますが、築年数の古いRC造の場合は120mm程度になっている可能性も挙げれます。

遮音性能コンクリートの厚さ
D-55180mm
D-50150mm
D-45120mm
D-40100mm

D-45は重量鉄骨造と同じレベルとなるため、足音やドアの開閉音など振動を伴う音や掃除機等の音は聞こえます。

それと外国人入居率の高さの問題で、民度が悪く部屋で騒ぐ人が多いというのも原因の1つです。

30代/女性

マナーの悪い住民がいてポイ捨てなどが気になった。

ある程度の防音性は確保されていても隣人が騒いだりするリスクが高ければ、こういった「うるさい」という意見が多くなるのは当然です。

ビレッジハウスはなぜ安い?理由は雇用促進住宅だから

ビレッジハウスは他の不動産と異なり、廃止となった雇用促進住宅を一括買取りすることで家賃の圧倒的な安さを生み出しています。

雇用促進住宅というのは、1961年に設立された勤労者のために建設された政府が管理していた物件。

だからこそ普通の物件よりも家賃が安いという特徴があります。

ビレッジハウス

家賃の平均は25,000円ほどで間取りは2K~3DKのものが多く存在します。

雇用促進住宅は平成33年までにすべて譲渡や廃止され、使われていない物件をビレッジハウスが買い取ったという形になります。

家賃が安い理由はほかにも「物件が全体的にかなり古い」ことや「駅からの距離が遠い物件が多い」ことも要因になっています。

通常の賃貸物件とは異なり、雇用促進住宅は新たに建設されることがなく、築40年や50年といった古い物件しかありません。

ビレッジハウスで探しても新築や築浅物件に住むことは一切できません。

物件自体は内装がリフォーム、リノベーションされていることが多いのでそれほど気になりませんが、キッチンやお風呂場などの水回り部分はコストがかかるのであまり見た目が変わっていない物件も多いです。

ビレッジハウス間取り

部屋部分は本当に綺麗です。

古い物件はリフォームしても配管がむき出しという特徴があります。

ビレッジハウス風呂場

どことなく古さを感じますね。

利益が出るからくりとは?

家賃が安い上に内装もリフォーム・リノベーションされており、仲介手数料も無料は利用者にとってかなり魅力的です。

「ビレッジハウスにたいした利益が発生しないのでは?」とも思いますが、自社物件となるため利益率は高くなります。

通常の仲介業者であれば広告費や仲介手数料やオプション代を利益が発生していますが、ビレッジハウスの場合は所有物件。

家賃収入が得られますし、短期的に見ると赤字に思える安さでも違約金制度を設けることで長期的に住み続けてもらいやすいという仕組みになっています。

「安いからには裏がある」というのは間違いではありませんが、ビレッジハウス側もしっかりと収益が発生しているので問題ないというわけです。

ビレッジハウス公式ページへ

ビレッジハウスに住むメリット

ビレッジハウスには通常の民間企業よりも優れている点がいくつもあります。

ビレッジハウスのメリット

中でも費用に関してはお得になる可能性があるため『安く済ませたい』のであればおすすめ。

家賃がかなり安い

30代/女性

値段が安いのに、比較的きれいな部屋に住めたので、一人暮らし大学生時代には助かった。

30代/男性

家賃の安さ、同条件の物件の中では格段に安い。

ビレッジハウスは圧倒的な家賃の安さが特徴。

ビレッジハウスの全国の家賃平均相場は2.5万円となっていて2万円の家賃でもある程度の広さの物件に住むことができます。

実際に似たような物件で家賃の差を比較してみました。

種類家賃最寄り駅立地築年数
ビレッジハウス11.2万円61.6㎡品川シーサイド18分38年
RC造【A】14.5万円58.1㎡品川シーサイド18分28年
ビレッジハウス5.6万円58.0㎡七里14分55年
RC造【B】8.8万円57.8㎡七里14分4年
ビレッジハウス5.9万円45.4㎡東浦和20分60年
RC造【C】6.8万円39.0㎡東浦和18分27年
※スクロールできます

築年数はやはり古いものの、周辺の物件と比較しても圧倒的に家賃は安くなっています。

家賃を安く、広い部屋に住みたいという人にとっては自然とビレッジハウスの物件も候補にあがってきます。

初期費用がほとんどかからない

50代/男性

初期費用が安い、キャンペーンをやっており、少し前に住んだので正確には忘れましたが、2ヶ月くらい家賃無料でした。毎月の家賃ももちろん安かったです。

30代/男性

初期費用が掛からずに広い間取りの部屋に住む事が出来た。

ビレッジハウスでは『敷金』『礼金』『仲介手数料』『鍵交換代』がすべて無料となっているため、他社に比べるとかなり初期費用を抑えることができます。

初期費用を数万円のみに抑えることも可能です。

同じ団地っぽい物件を提供しているUR賃貸住宅と似ていますが、それ以上に安いです。

家賃の安さも相まって長期的にも安く、貯金がない人でも借りやすいです。

初期費用としてかかるのは「前家賃」と「火災保険料」のみ。

他の不動産と比べるとかなり割安。

敷金や礼金は物件を選べば0円物件は普通に存在しますが、仲介手数料無料の物件は仲介業者が利益を失うのと同じなので0円にしているところ多くありません。

築年数の割に綺麗なお部屋に住める

20代/男性

値段が安いのに、しっかりと綺麗な部屋だったので良かったです。

30代/女性

女性うけするキレイな場所に住めた。

ビレッジハウスは全室リノベーション工事を行っているため、築年数の割にはキレイで広いお部屋に住むことができます。

新築や築浅物件と比べると設備部分に古臭さは残るものの、家賃も安いので満足度は高くなっています。

更新料も無料なので長く住みやすい

通常の物件では2年契約となっており、契約を更新するためには更新料として賃料1ヶ月分相当の金額がかかります。

ビレッジハウスでは更新料も無料となっているため、更新の時期を気にする必要がありません。

更新の時期は更新料+毎月の家賃も払うことになるので負担としてはかなり大きいですが、それがないのは想像以上に大きいです。

更新時期に縛られずに自分の引っ越したいタイミングで引っ越すことができます。

保証人不要&保証会社加入不要

保証人がいなくてもビレッジハウスで部屋を借りることができます。

通常であれば家賃保証会社の利用が必須となるため、審査が通っても賃料の0.5ヶ月分相当の保証会社利用料が発生します。

ビレッジハウスは家賃保証会社と提携を行っておらず、独自の審査基準に基づいて入居審査が行われます。

余計な費用が掛からない上に保証人がいなくても借りられる物件は非常に珍しいです。

契約するだけで最大3万円キャッシュバックされる

ビレッジハウス引っ越しサポート

ビレッジハウスはただでさえ初期費用が安いにも関わらず、契約すると引っ越しサポートということで最大3万円分がキャッシュバックされるサービスを提供しています。

最大3万円というのは賃料1ヶ月分(上限が3万円)ということなので、ほとんどの物件は満額受け取ることができます。

正確にはキャッシュバックというよりも3万円分が初期費用から引かれるという仕組みですが、どっちにしてもありがたい。

3万円を取るかカーテン&シーリングライトどちらかを選ぶことができるようです。

冷静に考えて3万円のほうが絶対に得です。

フリーレント1か月分がついてくる

ビレッジハウス1

上記の引っ越しサポートのさらなるサービスとしてフリーレント1か月分も同時についてくるようです。

フリーレントというのは簡単に言えば「家賃〇ヶ月分を無料にしますよ」というもの。正直言って3万円キャッシュバックよりもお得です。

フリーレント適用外の物件もあるにはあるみたいですがほとんどの物件は適用されるようです。

3万円キャッシュバックに加えて最初の家賃も無料になるというのはかなり凄いですね。

これまで色んな不動産サイトを見てきましたがビレッジハウスのような大盤振る舞いしているところは見たことがありません。

審査が緩い

40代/男性

審査も緩くて初期費用が必要なかったのでコスパが良かったです。

40代/男性

審査が通りやすく初期費用が無く家賃が安かった点が良かったです。

ビレッジハウスの入居審査は他の不動産と比べると緩くなっています。

ビレッジハウスの入居審査が緩い理由
  • 家賃が安いため適正年収基準も低い
  • 保証会社を利用しないため、独自の基準のみで審査が行われる
  • 職業や国籍が不問

通常であればクレジットカード会社である信販系の家賃保証会社が審査を行い、過去の滞納歴まで調べられてしまいますが、ビレッジハウスは保証会社を使いません。

また、もともともの家賃も手ごろなので審査基準の年収が低いというのも緩い理由の1つです。

ただし、提出書類に関して細かくチェックしているため、審査途中で追加で提出させられることも多いようです。

ビレッジハウスの審査に必要ものは以下。

入居審査で必要なもの
  • 入居申し込み書
  • 身分証明書の写し
  • 収入証明書(直近1ヶ月分の給与明細等)
  • 給与受け取り口座等の写し
  • 保険関係書類

必要な書類自体は他と変わりませんが、ビレッジハウスの場合は追加で書類を請求したり、不審な点は電話にて質問されることがあるようです。

職業が不問なので収入さえしっかりしていれば問題ないという点を考えると、審査項目が少なくて入居しやすいというのは間違いないです。

フリーターでも生活保護受給者でも家賃支払える証明ができればOK。

無職でも貯金残高の写しで審査可能

ビレッジハウスは無職でも部屋を借りることができます。

通常、審査では年収をもとに判断されますが、無職の場合は貯金残高を提示して家賃が払っていけるか確認する預貯金審査が行われます。

預貯金審査の目安残高は賃料×24ヶ月分と言われていますが、ビレッジハウスでは6ヶ月~12ヶ月程度で審査に通ることもあるようです。

公式で明記されているわけではないので、あくまで目安ですが審査はやはり緩い傾向があります。

合わせて知るべきビレッジハウスのデメリット

やばいと言われるほどではないものの、ビレッジハウスには他の不動産と違ったデメリットもあります。

物件数が少なすぎて選択肢がない

ビレッジハウスだけで探そうと思うと物件数が少ないたため、希望の条件に見合う物件を探せない可能性が高いです。

ビレッジハウス約10万件
ホームズ約549万件
スーモ約750万件

実際に調べてみると、自分が住みたい地域でビレッジハウスの物件を探すことができませんでした。

全国と謳っているものの総物件数は約1000物件で合計10万室程度。

スーモホームズがのようなポータルサイトと比べるとかなり少ない数値となっています。

また、駅から遠い物件がかなり多いので立地があまりよくないという点にも注意してください。

2K以上の間取りが多いので一人暮らし向けではない

ビレッジハウスの物件は基本的に2DK~3DKほどの物件でワンルームや1Kはありません。

何度も色んな地方で検索してみましたが、どの地域も最低2K以上。

カップルやファミリー向けの間取りとなっていて、単身者は部屋を持て余す可能性があります。

ただ、広い間取りなのに一人暮らし用物件と同じぐらいの家賃(それ以下かも)なので、安くて広い部屋に住みたい人にとっては理想的です。

設備を新たに設置してもらうと家賃に上乗せされる

普通の物件はエアコンを設置してもらったり、畳を変えてもらったりするのは交渉次第で、交渉がうまくいけば無料で行えますが、ビレッジハウスだとすべてオプション代がかかります。

オプション代
  • エアコン:1台につき家賃1,000円上乗せ
  • キッチン給湯:1台につき家賃1,000円上乗せ
  • ガスコンロ:家賃1,000円上乗せ
  • 洗面台:家賃1,000円上乗せ
  • 温水洗浄便座:家賃1,000円上乗せ

現代では必須のエアコンですら1台設置するのに家賃1,000円上乗せされてしまうので年間で12,000円出費が多くなります。

ビレッジハウスの物件は2部屋以上あるところも多いため2台設置すればさらに家賃に上乗せされてしまいます。

部屋のグレードアップがお金で確実に行えるのは良い部分もあるかもしれませんが、安さが目的で入居する人にとってはデメリットです。

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ビレッジハウスで借りるのに気になる疑問を調査してみた

ビレッジハウスを利用するにあたって気になる疑問がいくつかあったのでまとめてみました。

初期費用はどのぐらいかかる?

ビレッジハウスで契約した場合の初期費用について計算してみます。

目安程度にご利用ください。

【家賃8万円の物件】

前家賃80,000円
敷金0円
礼金0円
仲介手数料0円
火災保険料15,000円
鍵交換費用0円
事務手数料5,000円
キャッシュバック-30,000円
合計70,000円

前家賃を1か月とすると家賃8万円でも7万円程度で済んでしまいます。

敷金礼金がかからない物件は他の仲介業者でも多いですが、それに加えて仲介手数料や鍵交換費用がないのがでかいです。

その上フリーレントもついていれば2ヶ月目の家賃も無料という凄さ。

色んな不動産を調べましたがビレッジハウスは恐らく業界1初期費用が安いです。

ただ、敷金は退去クリーニング代として充てられるものなので、別途入居時にクリーニング代と称して3万円程度取られる可能性はあります。

退去費はどのぐらいかかるの?

通常であれば払った敷金からハウスクリーニング費が差し引かれますが、ビレッジハウスの場合は敷金も0円なので退去時にクリーニング代を払う必要があります。

他社とは少し計算方法が違い、専有面積によって退去費が決まります。

1㎡あたり1,210円と固定されているので住む部屋の広さから退去費を割り出すことが可能です。

平米数2年以上住んだ場合の退去費用
20㎡24,200円
30㎡36,300円
40㎡48,400円
50㎡60,500円
60㎡72,600円
70㎡84,700円

当然部屋が広くなればなるほど高くなってしまいますが、料金的には相場と比較してもそこまで変わりません。

事前にある程度計算できるので良心的なほうだと思います。

ただ、設備を故意に破損させたりあまりにも傷や破損がひどいようなら別途で請求される可能性はあります。

退去費用のことを考えるのであれば比較的専有面積の狭い部屋を選ぶと安く済みます。

ペットは飼えるの?

物件によってペット可、ペット不可は違いますが相談すれば許可が下りる可能性は高いですね。

ペットを飼った場合は敷金1か月分がかかる可能性が高いのでその点だけ注意しておきましょう。

自治会費や拒否できる?

ビレッジハウスには全てではありませんが自治会という名のボランティア組織があるようです。

ビレッジハウスは集合住宅の団地のため、敷地内の清掃や治安維持をボランティア団体が行っています。

自治会というのは拘束力はなく、法的にも強制的に加入させることはできません。あくまで任意のもの。

自治会がある団地に住んだ時点である程度の恩恵を受けているので入らないと若干白い目で見られる可能性はあるみたいですが、無理して入る必要はありません。

不安な場合は自治会がない物件を選ぶようにすべきですね。

まとめ

「ビレッジハウスがやばい」と言われる噂を1つずつ調べてみましたが、家賃や初期費用の圧倒的安さを考慮すればまだ良心的な不動産に思えました。

ただし、通常の物件より割安な故の問題点は多々あるので、住んでから1つや2つ不満点は必ず出るかと思います。

ビレッジハウスで最も注意しなければならないのは違約金の高さです。

内見をじっくり行い、隣人にどんな人が住んでいるのかまでチェックしないと、入居してから後悔する可能性も高くなります。

【ビレッジハウスがおすすめな人】

  • 初期費用をめちゃくちゃ抑えたい人
  • 年収や職業的に審査が不安な人
  • 友達とのルームシェアや恋人と同棲したい人
  • 古くてもリノベーションされていれば抵抗がない人
  • 広い部屋に住みたい人
  • 家賃の安さが第一条件の人

【ビレッジハウスがおすすめできない人】

  • 一人暮らしをしようと思っている人(部屋が広すぎる)
  • お風呂にゆっくり浸かりたい人(浴槽部分は古さを感じるため)
  • 2年未満で引っ越す可能性が高い人

最低でも2K以上の間取りとなるので一人暮らしには正直言って広すぎて使い勝手が悪い。

同棲しようと思っているカップルや友達とルームシェアしたいと思っている人向けの物件が非常に多い。

物件数がかなり少なくて、選択肢なんてほとんどないですが初期費用、家賃ともに破格であることは間違いなので「希望の物件が見つかったらラッキー」ぐらいに考えるべきです。

部屋はリフォームされていて見た目は綺麗ですが築年数が古いことによって水圧が弱かったり、通常より虫が出やすい可能性も考慮するようにしてください。

いくら安くても住んで2年未満だと違約金が発生してしまうので短期的に住みたい人にとってビレッジハウスはおすすめできません。

言われているほどやばい感じはないようですが治安の悪さが若干気になります。

ただ、安さ重視ならビレッジハウスはかなりおすすめの不動産です。

ビレッジハウス公式ページへ

ビレッジハウスに似ているおすすめなサイト3選

リノベーション賃貸は内装が綺麗でなおかつ家賃が安いので虫対策をしっかりすればかなりコスパの良い賃貸物件です。

効率的に探すためにリノベーション賃貸が探しやすいビレッジハウスに似たようなサイトを3つほど紹介します。

UR賃貸住宅

UR賃貸住宅の公式サイト

運営会社UR都市機構
対応エリア全国
店舗数不明
物件数約74万戸
特徴礼金・仲介手数料・更新料無料
退去費がかなり安い(1万円以内になることもざら)
敷金は2カ月かかる(ほぼ返金される)
保証人なし

UR賃貸住宅とは、都市再生機構(UR都市機構)という独立行政法人が管理している公的な賃貸住宅のこと。

通常賃貸物件は民間企業が仲介したり管理していますが、URの場合は行政が管理しているので仲介手数料はもちろん敷金・礼金もかかりません。

物件はビレッジハウスと似ていて団地のような物件が非常に多いので一人暮らしというよりも同棲やルームシェア向きの物件が多いですね。

防音性は通常の物件より高いと評判です。

UR賃貸の良いところは家賃の前払いをすることで実質審査なしで部屋を借りることができることです。

休職中やフリーランスで貯蓄はあるけど年収的に部屋が借りられない場合でも前払いすれば部屋を借りられるので貯蓄がある人向けのサイト。

敷金が2カ月分かかる物件が多いようですが、UR賃貸の場合は退去費がめちゃくちゃ安いのでほとんどは返金されます。

UR賃貸住宅の評判はやばい?住んでいた100人の体験談を徹底調査

goodroom

グッドルームホーム

グッドルーム公式ページへ

運営会社グッドルーム株式会社
対応エリア札幌・関東・名古屋・関西・広島・福岡
店舗数渋谷・札幌・名古屋・大阪・福岡
物件数不明
特徴おしゃれな部屋を集めたサイト
リノベーション賃貸が多い
変わった間取りも多い
初期費用の目安がわかりやすい

グッドルームは一言で表すと「おしゃれな部屋を集めたサイト」です。

一見、ポータルサイトのようにも思えますが、ちゃんと店舗も構えている不動産屋です。

【渋谷】【札幌】【名古屋】【大阪店】【福岡】に店舗があります。店舗自体もめちゃくちゃオシャレで不動産屋には思えないような造りです。

tomosというグッドルームで施工、設計したオリジナルリノベーション賃貸も多く掲載されていて見ているだけでも飽きない物件が多いのも特徴です。

初期費用が安いわけではないですが、オシャレなリノベーション賃貸を探したい人向けのサイトです。

イエプラ

イエプラ公式

イエプラの公式ページへ

運営会社株式会社コレック
対応エリア関東・関西
店舗数2店舗
物件数対応エリアの8割以上
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
細かい条件を伝えられる

イエプラはネットで部屋を探せるサイトですが、スーモやホームズと違い、専門スタッフが中にいるのでチャット上で「リノベーション賃貸」と伝えるだけで家賃の安いリノベーション賃貸だけを探してもらうことができます。

使い勝手がかなり良く、家にいながら物件の最新情報を手に入れることができるので部屋探しには重宝します。

特に細かい条件のある人とか、リノベーション賃貸の中でも好条件の物件を狙っている人にはかなり有用なサイトです。

通常の部屋探しサイトとしても群を抜いているクオリティなのでおすすめ。

2024年3月から仲介手数料が無料になったことで、スーモやホームズに掲載されている物件もURLを送るだけで初期費用を大幅に削減できる神サービスとなっています。

イエプラの公式ページへ

イエプラの評判は悪い?仲介手数料は?利用者の口コミを徹底調査

7 COMMENTS

ビレッジ先住民

ビレッジハウスの築60年越え物件に住んでいますが、デメリットの方が多いです。
1.給湯器がないので、シャワーなし。
  ガス風呂で数十年前のもの。
  浴槽もサビでボロボロ。
2.風呂場、洗面所、トイレの床は、
  セメントばりでむき出し。
  しかも配管と床に隙間がある。
  そのため変な虫が大量に室内に
  入ってくる。
3.断熱材などないので、夏はベラボーに
  暑く、冬はベラボーに寒い。
4.湿気がすごく、黒カビが大繁殖する。
などなどです。
※引越したいけど、退去時に多額の修繕費用を請求されると聞き、どこにもいけないです。
 請求

返信する
いくら

最悪な所に引越しして来たもんだ。夜中はうるさいし寝れないし、いたずらはして来て困ってます。今度は警察沙汰だ

返信する
引っ越し難民

ビレッジハウス、低家賃なのに間取りが広く日当たりもよく、どうしても入居したい物件なんですが、デメリットの方が多い気がしてきました。私、ここに引っ越しても大丈夫かな?

返信する
タオモトミユキ

只今ビレッジハウスへ入居中。40年越えの住宅なのでそれなりに内装は古いが家賃が安いので我慢してます。今回、声を大にして言いたいことがあります!入居時は車を所有していなかったのですが、車を購入しようと思いビレッジハウスへ電話しました。そしたら現在空いていないしたとえ空いても貸せません。ご自分で探してくださいとの事でした。ここは田舎で近所にも駐車場なんてありません。なぜ、貸してもらえないのですか?と訪ねると新しい入居者が優先でそうゆう方針だからとのことでした。おかしくないですか?入居中の人は貸せないって…。CMでいいように宣伝してるけど決して良くない物件です!2年縛りなのでそれまで我慢してとっとと退去します!、

返信する
タカミツ

極悪非道です。
お風呂シャワーが必須条件としてシャワー付きの風呂をお願いしましたら、今時シャワーない部屋なんてありますか?私はこの仕事長いけどそんな部屋はみたことないわ!と馬鹿にされました。
契約時にシャワーは付いてるとちやんと確認とれたので引っ越ししましたがシャワーついてません。
ビレッジハウス社長あてに手紙を送りましたが、裏工作されて私がクレーマーみたいにされました。
部屋はフローリングだとの約束でベッドが置けると安心してたのですが畳部屋でした。ベッドの重みで畳は穴ぼこです。でるときに弁償しろと言われたらガンジーするしかないなと思ってしまうくらいのショックでした。
内装工事してから渡すと言われましたが。キッチンも最新型とのことでしたが昭和の香りのするボロボロキッチンで。扉の取っ手も破壊されており。

壁には!相合い傘の落書きや、イタズラ書き書きが一杯で。

内覧したときに、水道管が飛び出てるので質問すると馬鹿ですか貴方は内装工事してから渡すと言いましたよねと言われました。でも内装なんか、全くしてませんでしたからね!!

部屋も、夜中にノコギリの音やハンマーで壁を叩く音が聞こえ、ドタバタと走る音が聞こえ。
深夜に鬼ごっこをされたり。壁には死ねとかかいてあります。
ヴイレッジハウスの事務所に電話しましたら。
電話担当の女性にそれはとても良かったですね(笑)アハハハハと言われたので、お前ら許さんからな!と叫んで電話を切りました。
ベランダにはネットを張ってますが、空き室の隣の部屋のネットを嫌がらせのためかヴイレッジハウス側が外してしまい。その部屋の1階道路にパンの耳を大量にぶちまけて鳩を大量に集めてきました。
おかげでベランダが大量の鳩のふん が積もり大量の小バエがわきました。

網戸もボロボロで、窓もちやんと閉まらないので怒って直して貰いました。

前の方の荷物もそのままでした。

こんな極悪非道な、悪役ちょうじんがやっているようなマンションには、正義超人以外は無理だと思います!!!!

ものすごく怒ってるぞコラ!!!この極悪非道どもが!!!!!

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ビレッジ審査受けてみて

民間物件でオリコフォレントインシュアは一発で通りました。でもビレッジは審査落ちました。

ゆるいというより、別の視点からみれば審査がとても恣意的であるといえます。
また、硬い仕事してても収入があっても別に人格以上でなくても言葉遣いも普通でも反社でなくても、オペレーターが気に入らないとか、機嫌次第で落とされるのだと思います。
それはとてもとてもよくないやり方だと思います。

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最悪な管理会社

ビレッジハウスに実際居住しているものですが、はっきり言って管理はどんなくそ管理業者と比べてもあん突最悪です!!
ただ、内装はきれいだし、見た目はとても心地よさそうですが、実際生活してみると、隙間風はともかく、リフォームが中途半端。
また、築年数もかなり古い物件が多いので、防音の施工がしっかりしてません。

隣の騒ぎ声はもちろん、ちょっと子供が走り回ったり、押し入れなど壁に接触した場所で何かものを動かしただけで、隣の家に響き渡ります。
もちろん、その胸の説明はありません。

それでクレームを入れると、騒音を出しているほうをかばい、迷惑している側に遠回しに出て行けという始末。
特に、ビレッジハウス仙台支社(東北エリア担当)は本当に最悪です。

また、駐車場も、月2000円で貸しているにもかかわらず、駐車錦糸エリアに車を止めている人間に対して、自分たちに被害が来ないような張り紙を玉にするだけで、罰金も強制撤去もしない。
まるで、金払って契約した奴が馬鹿なんだよと言わんくらいの対応!

まじめに、ここの利用を考えている人は、他を探したほうがいいです。
ただ、隙間風、部屋の機器や水回りの不具合、騒音などなど一般的賃貸住居と比べて超底辺な環境でも生活できるという方は、どうぞw

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