居留守を使っているのはバレる?モニター付きインターホンで確認してもいいの?

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

一人暮らしを始めるとアポなしでも営業訪問がくることがあります。

『NHK受信料の訪問員』『新聞勧誘』『インターネット回線勧誘』『宗教勧誘』など、できれば相手にしたくない訪問者ばかりです。

やたらとしつこくインターホンを押す営業訪問者もいますが、居留守を使っているのは基本的にバレています。

今回は、なぜ居留守がバレるのか、モニター付きインターホンで確認するとバレるのか詳しく紹介していきます。

モニター付きインターホンを見てもバレることはない

モニター付きインターホン

最初に言っておきますが、モニター付きインターホンで来訪者の様子を見てもバレるようなことはありません。

インターホンが鳴ると内部のモニターに外の状況が映し出されますが、これは外出時でも居留守を使っている場合でも変わりません。

ボタンを押したときの状況は部屋内部に人がいる、いないに関わらず同じ表記となるため、外部に伝わるようなことがないということです。

通話ボタンを押すとバレてしまう

モニター付きインターホンには【通話】といったボタンがありますが、これを押すと内部の音声が外に伝わるため、部屋にいることがバレてしまいます。

たとえ一切喋らなくとも、通話を始めた際に生じる雑音や、通話で生じる機械音(ザーっという音)が外のインターホンを介して伝わるため、バレるというわけです。

「とりあえず誰が来たか確かめたい」場合はインターホンには一切触れずに画面に映し出されるモニターを除くだけにしましょう。

インターホンの前に来訪者がいる場合は様子を確認することができるため、どんな人物なのかを知ることができます。

居留守がバレる理由

仕事で営業した人ならわかると思いますが、居留守してるのは訪問者に見抜かれています。

居留守をしていても部屋の中にいる”なにかしら”の証拠があり、それによって本当に留守なのか居留守なのか判断しています。

窓から漏れる明かり

居留守がばれてしまう理由で最も多いのが家から漏れている明かりです。

  • カーテンの隙間から漏れる明かり
  • 魚眼レンズから漏れる明かり

夜はカーテンをしていたところで窓から光が漏れてしまうで、居留守を使っているのがバレバレです。

雨戸やシャッターのある物件なら、暗くなる前に閉めることで対策ができます。

雨戸がついていない賃貸物件の場合は遮光性の高いカーテンに変えましょう。

個人的には遮光カーテンが光を通さないのでおすすめです。

値段は普通のカーテンよりお高いですが、遮熱効果があったり色々捗ります。

電気メーター

営業訪問では電気メーターを見ることで居留守を簡単に確認することができます。

アパートやマンションの場合、ドア横に扉が設置されていてその中に電気メーターが設置されているケースが多いです。

パッと見で確認することはできませんが、扉は施錠がされていないため誰でも簡単に開閉が可能。

居留守かどうか確認しようとすればわずか1秒で出来てしまいます。

もし本当に家に人がいないのであれば電気メーターはかなりゆるやかに回ります。

電気を使っている場合はメーターの回り方が早くなります。

電気メーターは基本的に外に設置されているため、訪問してきた時点でこちらからは打つ手がありません。

部屋の明かりや暖房機器を消すことで、電気メーターの回りを緩めることぐらいですが、メーターの速度が変わるため、あまり意味がありません。

魚眼レンズ

ドアに設置されている通称のぞき穴でも居留守を使っているのかどうかを確認できてしまいます。

魚眼レンズは中から訪問者を覗くために設置されていますが、外からものぞいてみると中の様子を少しながら確認することができます。

さすがにハッキリとは見えませんが、人が動いていのかどうかぐらいは判断できてしまいます。

気になる方は一度自分の部屋の魚眼レンズを外から覗いてみてください。

対策としては魚眼レンズをガムテープ等で覆ってしまうこと。

マンションの場合は初めから覗き見防止の金具が設置されていますが、安アパートは外からも見放題となっていることが多いのでガムテープ等の光を通さないものを貼っておきましょう。

見た目を気にするのであればネットでのぞき穴防止金具が売っているので購入して貼り付けておきましょう。

ノムラテック(Nomuratec) 防犯グッズ ドアスコープカバー 玄関ドアののぞき見防止金具

(347件)

¥700円~(税込)

魚眼レンズからの光

夜の場合、窓からわざわざ確認しなくても魚眼レンズから若干光が漏れだしているため住人がいるかどうかは確認できてしまいます。

最近の物件は外から覗かれるのを防止するために内側にフタが備え付けられていますが、ない場合は先ほどと同様に光を通さないテープ等でふさいでおく必要があります。

例えばインターホンが鳴って慌てて電気を消したとしても「今まで電気がついていたのに急に消えた」ということは外側からも確認できてしまうので居留守がバレるというわけです。

ちなみに誰がきたのか確認しようとしても一時的に光を遮ることになるため魚眼レンズで確認していること自体もバレます。

ワンルームならともかく、基本的にはキッチンの明かりは消しておくべきです。

物音やテレビ等の音

これもよくあるバレてしまう原因です。誰か来たら取りあえず身を潜めようとしますが、壁にぶつかったり家具に身体をぶつけてしまったり、テレビを観てたらその音自体が外に漏れている可能性もあります。

鉄筋コンクリート造ならまだしもワンルームアパートは壁が薄いので外からでも音はある程度聞き取れてしまいます。

防音性が高い物件でもドアからは音が漏れているって場合もあるので音関係は注意してください。

帰宅する時間を把握しているため

1回きりの営業訪問ならまだしもNHKなどの繰り返し訪問してくる営業訪問はその住人の行動も把握されている可能性があります。

NHKならナビタンと呼ばれる機械に居留守っぽいかどうか記入され、わかる範囲で「○○時頃在住」等のメモをされています。

いつも何時頃に家にいることが多いのか、何曜日に休みっぽいのかまで把握されてしまえば居留守していてもバレるというわけです。

居留守自体はバレたところで問題とならないので把握されていたところで、あまり気にする必要はありません。

居留守がバレたとしても焦る必要はない

営業訪問は居留守を使われることには慣れていますし、対応しなくても法律上何の問題もないため相手にする必要は一切ありません。

勝手に入ってくれば刑法130条の不法侵入になりますし、そもそもそこまで一つの部屋に固執する営業マンはいません。

あまりにもしつこくインターホンを鳴らしてくる場合の対処法についても紹介していきます。

『お帰りください』と退去を願う

しつこいようであればいっそのこと一度出てしまって『お帰りください』と退去してもらうように要請しましょう。

「忙しいので帰ってください」「邪魔なので帰ってください」などなんでもいいです。

これを言っても帰らない場合は刑法第130条の不退去罪になります。すぐに警察を呼んでください。

他人の住居、建造物、艦船に、適法に又は過失によって立ち入ったのち、要求を受けたにもかかわらず退去しなかった場合に成立する。ただし、退去を要求されたからといって即座に不退去罪の既遂となるわけではなく、所持品を整理して持つとか、衣類を着用して靴を履くなど退去に要する合理的な時間を超えて故意に退去しなかった場合に成立する。

参照:Wikipedia

30分以上帰らなかった場合は不退去罪が適用される可能性が高くなると言われています。

この法律だけでも覚えておき、相手に伝えると帰ってくれます。

会話をしてしまうと不退去罪として適用されにくいため、相手がどんなことを言ってきても「忙しいので帰ってください」と言うようにしましょう。

管理会社や警察に通報する

恐怖を感じていたり、出たくない場合には管理会社や警察に通報してしまいましょう。

しつこい営業訪問だと何度もドアをノックしてきたり、悪い営業マンはドアを蹴ってくるようなこともあります。

脅しのようにドアを蹴る行為に関しては傷や凹みがつけば器物損壊罪や建造物損壊罪に問われる可能性があるため犯罪行為となります。

器物損壊罪(きぶつそんかいざい)は、他人の所有物または所有動物を損壊、傷害することを内容とする犯罪。刑法261条で定められている。

参照:wikipedia

しつこく何度も音を立てる行為は恐喝罪の可能性もあるため、こういった行為を継続的にされる場合には即110番で警察に通報しましょう。

実際に立件するのは難しいですが警察に電話して「家の前に不審者がいてドアを蹴ってくる」と言えば即時駆けつけて対応してくれます。

損傷が出ているようなら管理会社に事の成り行きを伝えると良いでしょう。

そもそも居留守すべきなの?

居留守自体は何の犯罪でもないですし、しつこい勧誘を断る自信がなかったり、面倒だと思う人はチャイムに対して応答する必要はありません。

僕の経験上、出てよかった試しがないですし、出ることで「二度と来ないようにさせる」こともできますが、基本無視していればいずれ来なくなります。

ただ、ネットなどで宅配を頼んで居留守をしてしまうと商品が受け取れないこともあるので、相手が誰なのかをチェックすべきかも。それを逆手に「宅急便です!」といってNHKがいることもあるので難しいところではありますが。

僕はテレビ付きインターホン物件に住んでから出るべきか居留守すべきか一目でわかったようになったので、次に引っ越す際はモニターがある部屋を選ぶと捗ります。

まとめ

  • 居留守を使っていることはあらゆる方法を使えば簡単にバレる
  • インターホンを確認した程度ではバレることはない
  • 通話ボタンを教えた場合は機械音として雑音が聞こえるため居留守していることが伝わる
  • 居留守を使っていても何ら法律上問題ない
  • あまりにもしつこいようなら管理会社や警察に通報しよう

何回もしつこくドアを叩いたり、インターホンを連打するのは居留守がばれています。

対策したところであまり意味もないので相手にしない方が良いでしょう。

居留守を使っていようと出ないのならいずれいなくなりますし、出たところでアポイントメントを取っていない方ですからいい思いはしません。

女性の場合は不審者という可能性も否定できないので安易にドアを開けてしまうのは尚更危険です。

一人暮らし女性必見!狙われやすいベランダの防犯対策5選 NHK受信料はみんな払ってるの?一人暮らしの払わない割合は高い?

2 COMMENTS

cruise

知人ならまだしも大抵はNKH受信料の徴収人だったり、新聞や宗教の勧誘なので出ないことが一番良いのですが・・・ 拝読させて頂きました. アドレスありがとうございます. このフレーズに間違いがありましたよ. NKHと書かれてますね.

返信する

cruise へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です