タワーマンションは最悪?住む上での11のデメリットと8つのメリット

誰しも一度は住むことを憧れるタワーマンション。

ただ実際に住んでみると思っている以上に住みにくく、最悪でもう一度住みたいとは思えないデメリットもあるという噂をよく耳にします。

実際どういったところを不便に感じるのかデメリットとメリットについてまとめてみました!

タワーマンションが最悪と言われる3つの理由

まずはデメリットの中でも特にタワマンが最悪と言われる理由についていくつかご紹介していきます。

エレベーターが止まったら終わり

タワーマンションの高層階はエレベーターの利用が必ず必要になります。

10階程度の高さであれば例え地震や故障によってエレベーターが一時的に使えなくなっても頑張って上り下りすることは可能ですが、これが20階や30階の高さになってくると階段で下に降りるのもかなりの時間と体力を使ってしまいます。

つまり、災害時にエレベーターが動かなくなれば生活することができなくなるレベルの問題が発生するということです。

自宅で仕事を完結できる人でも毎日の食糧確保のために外に出ることは必要なので、かなり大変な生活を強いられることになるわけです。

マンション内でのカーストがある

タワーマンションあるあるの1つが上層階と低層階でのカースト。

言わなくても低層階に住んでいる人のことを「無茶したけどお金がないから低層階に住んでいる」と見下しているわけです。

実際、このカーストだけで住民同士のトラブルに発展することもあるようですし、同じ物件内で見下されるのは気分の良いものではありません。

せっかくタワマンに住んでもストレスが溜まるのでは意味がありません。

気圧の変化で体調が悪くなりやすい


歳を取るとちょっとした気圧の変化で関節が痛くなったり頭が痛くなったりする人が多くなりますが、タワーマンションは気圧が変化しやすい環境なので住んでいるだけで体調不良になりやすいという側面もあります。

気圧は10mあたり1hpa下がるため、高層階に住んでしまうとそれだけで地上よりも気圧の低い場所にいることになります。

また、エレベーターに乗ると嫌でも気圧の変化を感じることになるので普段の生活だけで体調が悪くなることも。

デスクワークで腰を痛めていたり、片頭痛持ちの人はあまりタワーマンションは向きません。

タワーマンションに住むデメリット

家賃や管理費がかなり高い

タワマンは物件によって階数や広さにかなり違いがあるため平均的な相場を出すのが難しいですが、実際に調べてみると通常の物件よりも約2万円~5万円以上家賃は高くなっています。

新宿駅間取り家賃
相場1R・1K・1DK約110,000円
タワマンA1K(17階)165,000円
タワマンB1K(15階)127,000円

タワーマンションが管理費が高い理由はいくつかあります。

理由
  • コンシェルジュや管理人常駐など人件費がかかる
  • 設備の維持費用がかかる
  • エレベーター設置の費用が高い
  • 上層階の支持材等の建設費がかかる

タワーマンションは設備が充実しているのでその分の維持費がどうしてもかかってしまいます。

また、階数が高くなればなるほど必要な支持材が必要になりますし、耐震性を考慮しなければならないため通常の物件よりもコストは高くなってしまいます。

こうしたものが賃料や管理費・共益費といった形で反映されています。

ちなみに上層階はコストが高いのもそうですが、タワマンを選ぶ大きな理由の1つである眺めの良さで需要が高いので賃料も低層階に比べて高くなっているようです。

売買でも上層階というのは人気が高いので買ってもある程度の値段は保持できるため人気があります。

1階に降りるまでに時間がかかる


通常のアパートや低層階マンションであれば1階に降りるにもそこまで時間はかかりませんが、タワーマンションの高層階に住む場合は、エレベーターを使用しなければいけないのでどうしても時間がかかってしまいます。

エレベーターがちょうど自分の階に止まっている可能性は低いので来るまで待つ必要がありますし、乗ってからも1階に移動するまでにも時間がかかります。

せっかく駅から近い物件だったとしても1階に降りるまで時間がかかってしまうと外出する時間を早めないといけなくなりますし、そうなれば駅から離れた物件と実質的には同じになってしまいます。

外に出るまでに時間がかかることにより外出すること自体が億劫になり、引きこもりがちな生活になることも多いようです。

エレベーターが混む


タワーマンションにはエレベーターが複数設置されていることもありますが、住んでいる住人の数も通常の物件に比べて多いので通勤時間帯や帰宅時間帯は混んでいます。

エレベーターを待ってせっかく自分の階に止まっても満員状態で乗れなかったりすることも日常的に発生するので、エレベーターのせいで遅刻してしまう可能性も考えられます。

地震で揺れやすい


タワーマンションは通常の物件よりも耐震性が優れていると言われていますが、崩壊しないとは言え地震発生時に揺れやすい性質があります。

考えてみれば当たり前の話で、小さな揺れでも地上から離れているほど衝撃は大きくなりやすいので揺れを感じやすくなっています。

こういう地震の影響を長周期地震動と言います。

いくら耐震性に優れている物件とは言え、想像以上にゆっくりと大きく揺れるのでかなり不安に感じます。

僕自身マンションの9階に住んで揺れの大きさを感じて地震に初めて恐怖したぐらいなので、これがタワーマンションの20階や30階となれば中にはその恐怖に耐えられない人がいてもおかしくはありません。

思ったより防音性が高くない


住む上では防音性の高さというのはかなり重要になってきますが、意外とタワーマンションは見た目よりも防音性が低いと言われています。

鉄筋コンクリート造の場合、内壁にはコンクリートが使われることが多いですが背の高いマンションは耐震性の面から重さのあるコンクリートは使われません。

コンクリートを使ってしまうと重さに建物が耐えられなくなってしまうためです。

代わりに使用されるのが石膏ボードとグラスウールでこの方法で設計された壁は乾式壁と呼ばれます。

防音性としてはコンクリート相当と言われていますが、模様替えで家具が壁に当たったり、寝返りで肘が当たった時の「ゴンっ」とした重たい音は衝撃を吸収しきれないので隣の部屋まで聞こえてしまいます。

通常の生活にはそれほど問題ないようですが、コンクリートが使われていないという点から見ると不安に感じる人も多いようです。

タワーマンション=防音性も完璧と思って入居してみると思ったほど高くなくてガッカリすることになるかもしれません。

ベランダに洗濯物が干せない


タワーマンションは近隣の障害物に一切影響を受けなくなるため、吹いた風をもろに受けてしまいます。

そのため高層階では洗濯物落下を防ぐために最初からベランダに干すことがNGとなっていることも多く、基本的には浴室乾燥機を使用して生活することになります。

浴室乾燥機は電気代がかかってしまいますし、かといって外に干すこともできないので生活に支障を与えてしまいます。

洗濯物はまだいいですが、布団とか干せないのはちょっと辛いですね。

宅配ボックスの利用が面倒


宅配ボックスは留守の時でも荷物を受け取ることができるシステムで、通常の賃貸物件ではかなり便利なもの。

自宅にいるけど作業中で手が離せない時でもインターホンに出なくていいので普段から家にいる生活をしている人にとっても魅力的なものです。

ただしタワーマンションで高層階に住んでいる場合は宅配ボックスの荷物を取りにいくまでにわざわざ1階まで降りる必要があります。

帰宅時に利用するならそれほど問題ではありませんが、家にいるときは受け取らないことによるデメリットが大きくなってしまいます。

忘れ物をした時に取りに帰るのが面倒

タワーマンション高層階だと外に出るのが面倒ですが、もし仮に出かける際に忘れ物に気付いたら取りに帰るだけでも往復10分以上かかることがあります。

エレベーター待ちをして自分の階まで上がり、忘れ物を取ってまた下まで降りる作業だけでかなりの時間がかかってしまうので、もし忘れ物をしたらそれだけで遅刻してしまうというわけです。

生活していれば1度や2度は必ず家に何か忘れ物をしてしまうので、明らかなデメリットです。

1階や2階に住んでいるならこういったことのリスクも少ないですが、タワーマンション高層階だと自分の部屋に戻るのも一苦労です。




タワーマンションに住むメリット

タワマンはデメリットが非常に多いですが、その反面メリットも多いです。

景色が良い


「景色は1週間もすれば飽きる」と言われますが、カーテンを開けた時の開放感やそこから見える夜景はまさに絶景です。

毎日景色を見なくてもふとした瞬間に見ることで仕事のモチベーションに繋がることもありますし、ストレス軽減にもつながるので景色が良いというのはやっぱり魅力の1つです。

地上からの騒音が届きにくい


高層階に住んでいると地上からの距離が遠くなるので車やバイクの重低音が響きにくくなります。

それだけではなく、木々のざわめきだったりお酒を飲んで酔っ払っている通行人からの声も届かなくなるので騒音に悩まされるケースは少なくなります。

意外と外からの騒音でストレスを感じる人も多いので静かに暮らせるというのは大きいです。

人に自慢しやすい


タワーマンションに住む人の多くは他人からの評価を気にしている側面も大きいと思います。

実際、タワーマンションに住むことで家の自慢をしやすいというのはメリットです。

例えば友人と会話をしているだけでもマウントが取れますし、何よりマッチングアプリやナンパ、異性の女性を家に招き入れる口実として「うちタワーマンションだよ」と言うだけで誘いやすくなります。

24時間ゴミ出しができる


タワーマンションのほとんどは24時間ゴミ出しOKとなっています。

物件によっては1階までわざわざゴミを持っていなくてもゴミ出し可能なところもあるようなので、煩わしさを感じません。

実際僕も24時間ゴミ出し可能な物件に住んでみましたが、正直いつでもゴミが出せるという環境はかなり大きいです。

いつまでもゴミを部屋に置いておく必要はないですし、ゴミ出しの時間帯を考える必要もないのでわざわざ早起きしたり、燃えるゴミ・燃えないゴミの日を考える必要もありません。

防犯性が非常に高い


タワーマンションは防犯カメラやオートロックはもちろん、管理人が常駐していたり物件によってはコンシェルジュまでついているので非常にセキュリティが強固です。

他人が中に侵入するのは難しいですし、高層階に住めばよじ登って侵入されるなんてことはまずあり得ません。

また、外から見たときに中の様子が全く確認できないので空き巣やストーカーも狙いにくい物件となっています。

住人も多いので不審者はすぐに発見されやすく、トラブルの対処をしてくれる人もいるので安心して生活することができます。

虫が出にくい


地上からの距離が遠くなればなるほど虫の出現率というのは低下します。

階数ゴキブリクモ
1階~2階3.39回7.46回4.59回
3階~5階3.61回15.21回8.43回
6階~10階1.28回8.06回4.06回
11階以上0.07回5.54回0.21回

これは不動産サイト「オウチーノ」が行った「1年間のうちにどのぐらい虫を見たのか」という563人によるアンケート調査です。

誰もが苦手なゴキブリは11階以上だとほとんど出現しないことがわかっています。

高層階でゴキブリが出現する原因のほとんどは段ボール等宅配便に卵が付着しているようなケースだと言われています。

他にも夏場に嫌な蚊や古い物件に多く出現するクモも高層階にはほとんど出ることはありません。

虫嫌いにとってタワーマンションは鉄壁の要塞です。

併設された設備を利用できる


タワーマンションには物件内部に充実した設備が設けられていることが多く、ちょっとしたコンビニが入っていたり身体を動かせるスポーツジムなんかがあることも。

わざわざ外出しなくても建物の中で生活することも可能なので面倒臭がり屋な人にとってもかなり便利です。

他にもゲストルームを設けているところや簡易的なバーがあるようなタワーマンションも存在します。

入居しているとこういった設備を基本的に無料で使用することができるのでお得です。

ディスポーザーがついていることが多い

ディスポーザーというのはシンク排水溝に設置されている生ごみ粉砕機のことです。

通常、生ごみをそのまま排水溝に流すことはできないのでシンクにはネットを使ったり、三角コーナーを設置する人も多いですが、ディスポーザーは生ごみを細かく砕いてくれるのでそのまま水で流すことができるという優れものです。


料理をする人にとってはかなり便利な代物で、主にタワーマンションなど設備が充実している物件についていることが多いです。

生ごみの嫌な臭いに悩まされなくて済みますし、シンクを清潔に保ちやすいのが魅力。

タワマンに住むなら低層階が最強

せっかくタワーマンションに住むなら高層階が良いという意見は最もですが、上記に挙げたようにタワマンは高層階が故のデメリットが非常に多いです。

そのデメリットをほとんど打ち消すことができるのがタワマンの低層階。

1階はフロントエリアになっていることが多いので2階が最もおすすめと言われています。

タワマン低層階のメリット
  • エレベーター待ちが必要なくなる
  • 充実した設備を使うことができる
  • すぐに外に出ることが可能
  • 災害時に逃げやすい
  • 階の中では家賃も比較的安い
  • タワマンに住んでいると言える
  • ゴミ出しや宅配ボックスが使いやすくなる
タワマン低層階のデメリット
  • 綺麗な景色を見ることができない(1週間で飽きるので問題なし)
  • 上層階にマウントを取られる(賃貸なら問題なし)
  • 虫が上層階より出やすい(周辺が整備されているので他の物件よりマシ)

2階であればタワマンの設備を全て利用できますし、デメリットを見てもあまり問題にならないことがお分かりいただけると思います。

中途半端な階に住むぐらいなら2階ぐらいの階段を使える高さに住んだほうがよっぽど居心地は良いです。

もちろんそこまでしてタワマンに住む意味があるかと聞かれると微妙なところですが、現実的に生活のしやすさを考えるなら低層階がねらい目。

まとめ

タワーマンションはメリットも多いですが、最悪と言われるぐらいにデメリットも比例して多いのが特徴です。

タワマンに住むというのは気持ち的な面が大きいので、通常の物件よりも生活しやすいということもありません。

「とりあえず住めれば良い」のであれば低層階に狙いを絞って探してみると住んだときに後悔も少ないですし、タワマンの設備も使えるので間違いなくお得。

ただ、タワマンに住みたい人の多くは「景色の良さ」も重視している傾向があるので、低層階だとタワマンっぽさは失ってしまうのでその点を妥協できかどうかです。

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部屋探しを効率的に行う方法

タワーマンションというのは法的な基準があるわけではないので、実際にスーモやホームズで探してみても10階建てなどの通常マンションも一緒にヒットしてしまいます。

「家賃が比較的安くて高層階のタワーマンションを探したい」という時にこれではあまりにも非効率的です。

タワーマンション専門サイトで探すのも手ですが、個人的におすすめなのはイエプラというアプリです。

イエプラは家にいながら店舗で探してもらうのと同じような部屋探しができるアプリで、チャット欄が設けてあるので細かい条件を伝えることができます。

物件数は500万件前後と膨大で、なおかつネットではまだ掲載されていない新着物件も探せるのでタワーマンションだけでなく、部屋探し全般としてかなり有用なアプリです。

利用料はもちろんかかりませんし、イエプラを使って契約すると余計なオプション代(消毒施工費など)かからない点もおすすめなポイントです。

イエプラの公式ページへ

少しでも参考になれば幸いです。

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