誰しも一度は住むことを憧れるタワーマンション。
ただ実際に住んでみると思っている以上に住みにくく、最悪でもう一度住みたいとは思えないデメリットもあるという噂をよく耳にします。
実際どういったところを不便に感じるのかデメリットとメリットについてまとめてみました!
タワーマンションが最悪と言われる4つの理由
まずはデメリットの中でも特にタワマンが最悪と言われる理由についていくつかご紹介していきます。
エレベーターが止まったら終わり
真面目な話、環太平洋造山帯の上のタワマン絶対住みたくない。地震でエレベーター止まったら50階から階段で降りるとか絶対嫌だ
— グリハルバ🎃🌰🍁🌰🎃🍫 (@asgrijalva) September 25, 2021
タワーマンションの高層階はエレベーターの利用が必ず必要になります。
10階程度の高さであれば例え地震や故障によってエレベーターが一時的に使えなくなっても頑張って上り下りすることは可能ですが、これが20階や30階の高さになってくると階段で下に降りるのもかなりの時間と体力を使ってしまいます。
つまり、災害時にエレベーターが動かなくなれば生活することができなくなるレベルの問題が発生するということです。
自宅で仕事を完結できる人でも毎日の食糧確保のために外に出ることは必要なので、かなり大変な生活を強いられることになるわけです。
マンション内でのカーストがある
タワマンって上層階と下層階でそれこそカーストがあっていがみあってるのガチらしいから怖い
— 狸小路 ぽん子 (@ponmenoko) September 18, 2021
タワーマンションあるあるの1つが上層階と低層階でのカースト。
言わなくても低層階に住んでいる人のことを「無茶したけどお金がないから低層階に住んでいる」と見下しているわけです。
実際、このカーストだけで住民同士のトラブルに発展することもあるようですし、同じ物件内で見下されるのは気分の良いものではありません。
せっかくタワマンに住んでもストレスが溜まるのでは意味がありません。
気圧の変化で体調が悪くなりやすい
タワマン最上階は気圧で虫が死んだり耳抜き必須だったりするの、1階1階の天井がバカ高い真の高級タワマンなんだろうな
— わぽつくむら (@KUMURADAYO) September 24, 2021
タワマンの高層階で体調悪くなるの、私だけじゃなかったんですね…
— 🍤でんでんむし🍤 (@denden64kun) September 24, 2021
歳を取るとちょっとした気圧の変化で関節が痛くなったり頭が痛くなったりする人が多くなりますが、タワーマンションは気圧が変化しやすい環境なので住んでいるだけで体調不良になりやすいという側面もあります。
気圧は10mあたり1hpa下がるため、高層階に住んでしまうとそれだけで地上よりも気圧の低い場所にいることになります。
また、エレベーターに乗ると嫌でも気圧の変化を感じることになるので普段の生活だけで体調が悪くなることも。
デスクワークで腰を痛めていたり、片頭痛持ちの人はあまりタワーマンションは向きません。
高層階だと回線速度が遅くなったり繋がらなくなる
最近気が付いたけど高層階だと楽天モバイルのエリア内でもパートナー回線に繋がってしまうんだね😹
会社で電波入らないのそれが理由だった!
タワマン暮らしの人は楽天モバイル使わないかもだけど不満とか出るのかな— くらげ🦦 (@kurageraincat1) October 11, 2021
タワーマンションの高層階に住む上で気を付けなければならないのが回線の問題。
高層階となると契約している回線によっては回線自体が届かなかったり、電波が弱くなるといった影響で生活していてかなり不便になることもあります。
また、タワーマンションはWi-Fi環境も契約できる回線が限られていたり、マンション自体が共有回線となっていて夜間などに遅くなるといった問題もあります。
今やネット回線は生活になくてはならないものなので、これはかなりの問題点です。
住むのであれば回線は大丈夫かどうか営業マンに聞いたり、内見時に自分のスマホでチェックしておく必要があります。
タワーマンションに住むデメリット
最悪とまではいかなくてもタワーマンションには様々なデメリットが存在します。
住んでみるまでわからない部分も多いので、住むか迷っている人は参考にしてみてください。
家賃や管理費がかなり高い
タワマンは物件によって階数や広さにかなり違いがあるため平均的な相場を出すのが難しいですが、実際に調べてみると通常の物件よりも約2万円~5万円以上家賃は高くなっています。
新宿駅 | 間取り | 家賃 |
---|---|---|
相場 | 1R・1K・1DK | 約110,000円 |
タワマンA | 1K(17階) | 165,000円 |
タワマンB | 1K(15階) | 127,000円 |
タワーマンションが管理費が高い理由はいくつかあります。
- コンシェルジュや管理人常駐など人件費がかかる
- 設備の維持費用がかかる
- エレベーター設置の費用が高い
- 上層階の支持材等の建設費がかかる
タワーマンションは設備が充実しているのでその分の維持費がどうしてもかかってしまいます。
また、階数が高くなればなるほど必要な支持材が必要になりますし、耐震性を考慮しなければならないため通常の物件よりもコストは高くなってしまいます。
こうしたものが賃料や管理費・共益費といった形で反映されています。
ちなみに上層階はコストが高いのもそうですが、タワマンを選ぶ大きな理由の1つである眺めの良さで需要が高いので賃料も低層階に比べて高くなっているようです。
売買でも上層階というのは人気が高いので買ってもある程度の値段は保持できるため人気があります。
1階に降りるまでに時間がかかる
駅まで徒歩2分という好立地にそびえ立つ某高級タワーマンション。でも朝の通勤時間帯はエレベーターが激混みするので高層階に住んでる人は1階に降りるだけで10分かかるという話を聞いて「おお… お疲れさまです」ってなった。
— ししゃも (@henachocat) March 1, 2015
タワマンの人はエレベーターで1階に降りるまでに約1分かかるという。1日に1往復を1ヶ月で1時間。これを20年続けたらどうなるか。1×20=20年を無駄にしている計算になる。その20年で私は次の次元へ行く。
— 永遠の研修医@試される大地 (@ikanaikai8) September 23, 2021
通常のアパートや低層階マンションであれば1階に降りるにもそこまで時間はかかりませんが、タワーマンションの高層階に住む場合は、エレベーターを使用しなければいけないのでどうしても時間がかかってしまいます。
エレベーターがちょうど自分の階に止まっている可能性は低いので来るまで待つ必要がありますし、乗ってからも1階に移動するまでにも時間がかかります。
せっかく駅から近い物件だったとしても1階に降りるまで時間がかかってしまうと外出する時間を早めないといけなくなりますし、そうなれば駅から離れた物件と実質的には同じになってしまいます。
外に出るまでに時間がかかることにより外出すること自体が億劫になり、引きこもりがちな生活になることも多いようです。
エレベーターが混む
空いてる時間帯ならエレベーター速いのとたくさんあるし断然タワマンの方が便利にも思う
混む時間は地獄みたいだけどそんな時間に活動しない
— さくらにゃん (@Sakuranyan1627) September 24, 2021
でも高層階は好きじゃないんだよな~
朝エレベーター混むしね。タワマンとか食指が動かない。— saltmoon (@saltmoon2008) September 29, 2020
タワーマンションにはエレベーターが複数設置されていることもありますが、住んでいる住人の数も通常の物件に比べて多いので通勤時間帯や帰宅時間帯は混んでいます。
エレベーターを待ってせっかく自分の階に止まっても満員状態で乗れなかったりすることも日常的に発生するので、エレベーターのせいで遅刻してしまう可能性も考えられます。
地震で揺れやすい
タワマン住んでるけど、地震の時めっちゃ揺れる
— しょうがやき (@Shougayakism) September 24, 2021
タワマンは制震構造だろうか耐震構造だろうが地震ですごい揺れる。これは本当。
— マコモ@土地足りない病 (@makomo_1016) September 23, 2021
タワーマンションは通常の物件よりも耐震性が優れていると言われていますが、崩壊しないとは言え地震発生時に揺れやすい性質があります。
考えてみれば当たり前の話で、小さな揺れでも地上から離れているほど衝撃は大きくなりやすいので揺れを感じやすくなっています。
こういう地震の影響を長周期地震動と言います。
いくら耐震性に優れている物件とは言え、想像以上にゆっくりと大きく揺れるのでかなり不安に感じます。
僕自身マンションの9階に住んで揺れの大きさを感じて地震に初めて恐怖したぐらいなので、これがタワーマンションの20階や30階となれば中にはその恐怖に耐えられない人がいてもおかしくはありません。
思ったより防音性が高くない
タワマンって高層部は壁が薄いとか?大規模修繕ができないかもしくはうまくいっている事例がないって聞いたけどねぇ。ということで、面倒そうなので、マンションを買ったけどタワマンは回避した。
— かとじゅん (@j5ik2o) September 24, 2021
タワマンのくせに壁が薄いんだよ!!!!
— ぬこ (@noranukorock) September 19, 2021
住む上では防音性の高さというのはかなり重要になってきますが、意外とタワーマンションは見た目よりも防音性が低いと言われています。
鉄筋コンクリート造の場合、内壁にはコンクリートが使われることが多いですが背の高いマンションは耐震性の面から重さのあるコンクリートは使われません。
コンクリートを使ってしまうと重さに建物が耐えられなくなってしまうためです。
代わりに使用されるのが石膏ボードとグラスウールでこの方法で設計された壁は乾式壁と呼ばれます。
防音性としてはコンクリート相当と言われていますが、模様替えで家具が壁に当たったり、寝返りで肘が当たった時の「ゴンっ」とした重たい音は衝撃を吸収しきれないので隣の部屋まで聞こえてしまいます。
通常の生活にはそれほど問題ないようですが、コンクリートが使われていないという点から見ると不安に感じる人も多いようです。
タワーマンション=防音性も完璧と思って入居してみると思ったほど高くなくてガッカリすることになるかもしれません。
ベランダに洗濯物が干せない
タワマン、個人的には洗濯物を外で干せない辺りしんどそうだなって毎回思う
— たかむこ (@takamukok) September 24, 2021
タワマン洗濯物外に干せないから嫌だ(庶民派
— ピータン@赤ちゃんプリンセス (@7lnA543210) September 24, 2021
タワーマンションは近隣の障害物に一切影響を受けなくなるため、吹いた風をもろに受けてしまいます。
そのため高層階では洗濯物落下を防ぐために最初からベランダに干すことがNGとなっていることも多く、基本的には浴室乾燥機を使用して生活することになります。
浴室乾燥機は電気代がかかってしまいますし、かといって外に干すこともできないので生活に支障を与えてしまいます。
洗濯物はまだいいですが、布団とか干せないのはちょっと辛いですね。
宅配ボックスの利用が面倒
タワマンに住んで面倒なところは自宅に帰りついたらインターホンの画面に「荷物が届いています」と表示されていて、また2階の宅配ボックスフロアに取りに行かねばならないこと。一応1階エントランスでピッてやると宅配ランプがつくんだけどうっかり見落とすんだよ。
— mk (@wasavicosan) July 28, 2021
タワマンの置き配は一階の宅配ボックスなんじゃあ
取りに行くのが面倒なんじゃあ— ふかつき@いのりHH阪名福仙(横) (@milky_spamoon) December 5, 2020
宅配ボックスは留守の時でも荷物を受け取ることができるシステムで、通常の賃貸物件ではかなり便利なもの。
自宅にいるけど作業中で手が離せない時でもインターホンに出なくていいので普段から家にいる生活をしている人にとっても魅力的なものです。
ただしタワーマンションで高層階に住んでいる場合は宅配ボックスの荷物を取りにいくまでにわざわざ1階まで降りる必要があります。
帰宅時に利用するならそれほど問題ではありませんが、家にいるときは受け取らないことによるデメリットが大きくなってしまいます。
忘れ物をした時に取りに帰るのが面倒
タワーマンションに住んでてよかったことなんて全然ない。クソ急いでる朝にエントランスで部屋に忘れ物したことに気づいた時めっちゃ大声で「くそったれ!!!」って叫んだことあるし、トイレ我慢しすぎて漏らしかけたこともある。平屋の1階マジ最強よ。
— 金沢 容 (@kanazawa_you) June 14, 2021
タワーマンション高層階だと外に出るのが面倒ですが、もし仮に出かける際に忘れ物に気付いたら取りに帰るだけでも往復10分以上かかることがあります。
エレベーター待ちをして自分の階まで上がり、忘れ物を取ってまた下まで降りる作業だけでかなりの時間がかかってしまうので、もし忘れ物をしたらそれだけで遅刻してしまうというわけです。
生活していれば1度や2度は必ず家に何か忘れ物をしてしまうので、明らかなデメリットです。
1階や2階に住んでいるならこういったことのリスクも少ないですが、タワーマンション高層階だと自分の部屋に戻るのも一苦労です。
共用施設が意外としょぼい
タワマンのジムはしょぼいので
近くのとこ契約してます🥺💓— TAKAHIRO ✈️📦 (@takadayo_buppan) September 1, 2021
タワーマンションにはジムやカフェ、コンビニなどの共用施設が備わっていて、一見とても豪華に見えますが、住んでみると意外と使わなかったり、思っているよりも使い勝手が悪いという意見があります。
特にジムに関しては専門の施設と比べると器具の種類が少なかったり、利用するたびに料金がかかったりとしょぼいと言われています。
ちゃんと身体を鍛えたい人は結局備え付けのジムではなく、周辺施設のジムを利用する人が多いようです。
また、カフェで作業したいと考えている人も家から出る意味がなかったり、ゲストルームも回数制限があったり使わなかったりと良さを活かしきれないようです。
共用施設があること自体は嬉しいですが、こういったものはすべて管理費・共益費に含まれていたりその分家賃が高くなるのでデメリットとなります。
タワーマンションに住むメリット
タワマンはデメリットが非常に多いですが、その反面メリットも多いです。
景色が良い
新宿都心から少し離れて高い建物があった、どっかで見たような…って事で今調べたら川口のタワマンだった!
あの周り何もなくて見晴らし良すぎだから都内の景色欲しいままに出来て良いね❤️🧡💛💚💙💜— CHICCHI PYT (@ChicchipytRMT) September 21, 2021
タワマンに住んで毎日良い景色を眺めたくなってきた
— ふくさんのグッドフクサニティ賞 (@fukusanity) September 17, 2021
「景色は1週間もすれば飽きる」と言われますが、カーテンを開けた時の開放感やそこから見える夜景はまさに絶景です。
毎日景色を見なくてもふとした瞬間に見ることで仕事のモチベーションに繋がることもありますし、ストレス軽減にもつながるので景色が良いというのはやっぱり魅力の1つです。
地上からの騒音が届きにくい
この間ジャーマネのタワマンに単身遊びに行って知ったのだが、下界の車や電車の音など人由来の騒音は殆ど聞こえないが、蝉のミンミン音は普通にうるさい。
— くまた (@joetakuma) August 4, 2021
タワマンは音がしない説、タワマンによると思う
私のいた高層階は雨風の音も、階下の子供の声も、車や飛行機の音も聞こえた
ベランダがあって、嵐の日には誰かの家のベンチだか植木鉢だかがガランガラン鳴ってた
ないなあ、と思ったのは鳥の声と木々のざわめき— Chasaco (ちゃー) (@mchasaco) June 16, 2021
高層階に住んでいると地上からの距離が遠くなるので車やバイクの重低音が響きにくくなります。
それだけではなく、木々のざわめきだったりお酒を飲んで酔っ払っている通行人からの声も届かなくなるので騒音に悩まされるケースは少なくなります。
意外と外からの騒音でストレスを感じる人も多いので静かに暮らせるというのは大きいです。
人に自慢しやすい
タワマン(上層階)に住みたいってマウント取れる以外でなんかメリットあるのか?
— アバケン (@ltn_ken) July 31, 2021
タワマンの利点っていい女を誘いやすいっていう一点突破だと思ってた
— 岩橋咲弥 (@isakuya_398) September 1, 2016
タワーマンションに住む人の多くは他人からの評価を気にしている側面も大きいと思います。
実際、タワーマンションに住むことで家の自慢をしやすいというのはメリットです。
例えば友人と会話をしているだけでもマウントが取れますし、何よりマッチングアプリやナンパ、異性の女性を家に招き入れる口実として「うちタワーマンションだよ」と言うだけで誘いやすくなります。
24時間ゴミ出しができる
元タワマン住みでした。24時間ゴミ出し出来るしコンシェルジュや警備員も常駐で治安も悪くなかったです。でも不動産価値としたら、やっぱ土地付き戸建が最強ですわ。あと高層すぎるとベランダで寛ぐなんて無理無理。都心の風パねぇ。
— naja (@naja_hexe) September 23, 2021
勝どきが資金面でも抽選面でもツラいので戸建も見始めてるけど、一旦タワマンに慣れると戸建に路線変更するハードルが高い。
・各階24時間ゴミ出し可
・ディスポーザー
・大型荷物OKの宅配ボックス
・冬もエアコンなしで快適
・豪華なエントランス
これらを備えた戸建があれば候補なんだけど…— Shin-TOYOSU-Junin (@Shin_Toyosu_10) February 3, 2021
タワーマンションのほとんどは24時間ゴミ出しOKとなっています。
物件によっては1階までわざわざゴミを持っていなくてもゴミ出し可能なところもあるようなので、煩わしさを感じません。
実際僕も24時間ゴミ出し可能な物件に住んでみましたが、正直いつでもゴミが出せるという環境はかなり大きいです。
いつまでもゴミを部屋に置いておく必要はないですし、ゴミ出しの時間帯を考える必要もないのでわざわざ早起きしたり、燃えるゴミ・燃えないゴミの日を考える必要もありません。
防犯性が非常に高い
タワマン、景色もセキュリティもサービスもしっかりしてて憧れて、内見しに行ったことあるけど、ベランダに出たら当時4歳だった長男が「はっはっは、見ろ!人がゴミのようだ!」って下を指差したから、うちの子には向かないと思ってた即やめたよね‥。子供が巣立って余裕あったら住みたいな。
— こリス@2023🌸 (@sapixdegoukaku) September 24, 2021
タワマンに住むとセキュリティは高くなるので、ドアノブに勝手に何かをかけるとかはできなくなるんですよね。
— カシミール・トンボ (@cashmere_tombo) September 24, 2021
タワーマンションは防犯カメラやオートロックはもちろん、管理人が常駐していたり物件によってはコンシェルジュまでついているので非常にセキュリティが強固です。
他人が中に侵入するのは難しいですし、高層階に住めばよじ登って侵入されるなんてことはまずあり得ません。
また、外から見たときに中の様子が全く確認できないので空き巣やストーカーも狙いにくい物件となっています。
住人も多いので不審者はすぐに発見されやすく、トラブルの対処をしてくれる人もいるので安心して生活することができます。
虫が出にくい
タワマンとまではいかなくても、マンションで10階くらいの高さになるとあまり虫とか土ほこり砂ほこりが無いのうらやましい
— よこやま (@tetsu20000) September 24, 2021
ゴキブリ発生率が少ないってだけでタワマンはアリ
— 宮本 匠 (ペドロ) (@pedoro1ok) September 22, 2021
地上からの距離が遠くなればなるほど虫の出現率というのは低下します。
階数 | ゴキブリ | 蚊 | クモ |
---|---|---|---|
1階~2階 | 3.39回 | 7.46回 | 4.59回 |
3階~5階 | 3.61回 | 15.21回 | 8.43回 |
6階~10階 | 1.28回 | 8.06回 | 4.06回 |
11階以上 | 0.07回 | 5.54回 | 0.21回 |
これは不動産サイト「オウチーノ」が行った「1年間のうちにどのぐらい虫を見たのか」という563人によるアンケート調査です。
誰もが苦手なゴキブリは11階以上だとほとんど出現しないことがわかっています。
高層階でゴキブリが出現する原因のほとんどは段ボール等宅配便に卵が付着しているようなケースだと言われています。
他にも夏場に嫌な蚊や古い物件に多く出現するクモも高層階にはほとんど出ることはありません。
虫嫌いにとってタワーマンションは鉄壁の要塞です。

併設された設備を利用できる
いや、タワマンだとマンションの設備や周辺環境が整備されるので下層階でもメリットはあるのよね。
— polaris💉💉 (@Polaris_sky) September 24, 2021
そういや、タワマンってジムついてるのか。
— 普通星人だぴょーん (@FUTUSEIJIN_C_K) September 12, 2021
タワーマンションには物件内部に充実した設備が設けられていることが多く、ちょっとしたコンビニが入っていたり身体を動かせるスポーツジムなんかがあることも。
わざわざ外出しなくても建物の中で生活することも可能なので面倒臭がり屋な人にとってもかなり便利です。
他にもゲストルームを設けているところや簡易的なバーがあるようなタワーマンションも存在します。
ジムに関してはお金を取っているところもありますが、ゲストルーム等は基本的に無料で使用することができるのでお得です。
ディスポーザーがついていることが多い
ディスポーザーというのはシンク排水溝に設置されている生ごみ粉砕機のことです。
通常、生ごみをそのまま排水溝に流すことはできないのでシンクにはネットを使ったり、三角コーナーを設置する人も多いですが、ディスポーザーは生ごみを細かく砕いてくれるのでそのまま水で流すことができるという優れものです。
不動産見るの趣味なんだけどタワマンのディスポーザーってすごいね、バチコリ田舎住みだから生ゴミは庭の家庭菜園に埋めて肥料にしてるよ(苦笑)
— 玉鬘 (@tama_kazuram) October 8, 2021
料理をする人にとってはかなり便利な代物で、主にタワーマンションなど設備が充実している物件についていることが多いです。
生ごみの嫌な臭いに悩まされなくて済みますし、シンクを清潔に保ちやすいのが魅力。
タワマンに住むなら低層階が最強
せっかくタワーマンションに住むなら高層階が良いという意見は最もですが、上記に挙げたようにタワマンは高層階が故のデメリットが非常に多いです。
そのデメリットをほとんど打ち消すことができるのがタワマンの低層階。
1階はフロントエリアになっていることが多いので2階が最もおすすめと言われています。
- エレベーター待ちが必要なくなる
- 充実した設備を使うことができる
- すぐに外に出ることが可能
- 災害時に逃げやすい
- 階の中では家賃も比較的安い
- タワマンに住んでいると言える
- ゴミ出しや宅配ボックスが使いやすくなる
- 綺麗な景色を見ることができない(1週間で飽きるので問題なし)
- 上層階にマウントを取られる(賃貸なら問題なし)
- 虫が上層階より出やすい(周辺が整備されているので他の物件よりマシ)
2階であればタワマンの設備を全て利用できますし、デメリットを見てもあまり問題にならないことがお分かりいただけると思います。
中途半端な階に住むぐらいなら2階ぐらいの階段を使える高さに住んだほうがよっぽど居心地は良いです。
もちろんそこまでしてタワマンに住む意味があるかと聞かれると微妙なところですが、現実的に生活のしやすさを考えるなら低層階がねらい目。

まとめ
タワーマンションはメリットも多いですが、最悪と言われるぐらいにデメリットも比例して多いのが特徴です。
タワマンに住むというのは気持ち的な面が大きいので、通常の物件よりも生活しやすいということもありません。
「とりあえず住めれば良い」のであれば低層階に狙いを絞って探してみると住んだときに後悔も少ないですし、タワマンの設備も使えるので間違いなくお得。
ただ、タワマンに住みたい人の多くは「景色の良さ」も重視している傾向があるので、低層階だとタワマンっぽさは失ってしまうのでその点を妥協できかどうかです。

部屋探しを効率的に行う方法
タワーマンションというのは法的な基準があるわけではないので、実際にスーモやホームズで探してみても10階建てなどの通常マンションも一緒にヒットしてしまいます。
「家賃が比較的安くて高層階のタワーマンションを探したい」という時にこれではあまりにも非効率的です。
タワーマンション専門サイトで探すのも手ですが、個人的におすすめなのはイエプラというアプリです。
イエプラは家にいながら店舗で探してもらうのと同じような部屋探しができるアプリで、チャット欄が設けてあるので細かい条件を伝えることができます。
物件数は500万件前後と膨大で、なおかつネットではまだ掲載されていない新着物件も探せるのでタワーマンションだけでなく、部屋探し全般としてかなり有用なアプリです。
利用料はもちろんかかりませんし、イエプラを使って契約すると余計なオプション代(消毒施工費など)かからない点もおすすめなポイントです。
少しでも参考になれば幸いです。
