賃貸物件は通常2年間の契約となっていて2年に一度契約を更新するための更新料というものが発生します。
更新料を払うタイミングで引っ越す人も多いようですが、実際更新するか引っ越しするか迷う人も多いようです。
今回は賃貸物件で更新すべきのか引っ越しすべきなのか、かかる費用を比較してそれぞれのデメリットやメリットをまとめてみました!
目次
2年契約の賃貸物件の引っ越しのタイミングとは?
結論から言えば、生活に支障が出るレベルでの不満がある場合は契約更新のタイミングで引っ越すのがベスト、そうでないなら引っ越し費用の負担が大きいので住み続けるべきです。
公共財団法人日本賃貸住宅管理協会のデータによれば、2021年での全国の平均住居期間は単身者で3年3ヶ月となっています。
単身 | 3年3ヶ月 |
---|---|
ファミリー | 5年1ヶ月 |
全体 | 4年1ヶ月 |
単身者よりもファミリーのほうが長い期間同じ物件に住む傾向があります。
単身者の3年3ヶ月というのは半端な数字ですが、これは更新時期である『2年』と『4年』に退去する人が多いため。
suumoが400名を対象に行った「引っ越したきっかけランキング」という調査によると第1位は『前住んでいた物件に不満があったから』となっています。
- 前住んでいた物件に不満があったから:22.0%
- 前よりよい条件の物件を見つけたから:20.0%
- 結婚したから:18.8%
- 転勤になったから:17.3%
- 賃貸の更新時期がきたから:16.8%
- 転職した(する)から:6.5%
- 一人暮らししたかったから:6.3%
- 入学・就職:5.6%
自分で選んで住んだものの、実際に住んでみると理想と違った部屋だったり意外と住み心地が悪いということはよくあります。
つまり今住んでいる物件に何かしらの不満を感じていたり、生活に支障が出るレベルのデメリットを感じているようなら引っ越すべき。
そこまで不満がないようなら更新するのも手ですが、更新時をきっかけに引っ越す人も多いのでタイミングとしては2年間住んでから引っ越すというのもありな選択です。
更新する人の割合は約6割ほど
株式会社タスが調査した賃貸住宅市場レポートによれば月別の更新確率平均は繁忙期の引っ越し時期であっても約43%~44%となっています。
更新を機に引っ越しているかどうかまではわかりませんが、更新時期に引っ越す人の割合は約56%~57%ということになります。
2人に1人は2年に1度引っ越しをしているということです。
引っ越すか更新するか明日までに決めないといけないのに未だに悩んでいる…そろそろ決断しなくては。笑
— 桃衣香帆 / 管理栄養士 (@momoikaho) December 23, 2020
更新するか引っ越すか迷い
色々探したけど全然いい物件ない。
家賃高い家賃高い家賃高い。誰か良い物件(ノシ ‘ω’)ノシ バンバン笑
— *✿ིྀ (@ayachacha22) January 13, 2021
実際に調べてみると即決というよりも更新するか引っ越すか絶妙すぎて迷っている人はかなり多いようです。
「更新料払ってまで住み続けたくはないけど引っ越すのも面倒」というのが本音なのでしょう。
マイナビが466名を対象に行った「あなたが社会人になってから住んだ賃貸住宅で、最も長く住んだ物件の居住期間はどのくらいですか?」という調査結果がこちら。
- 1年未満:14.2%
- 1年~2年未満:19.3%
- 2年~3年未満:19.1%
- 3年~4年未満:16.9%
- 4年~6年未満:15.2%
- 6年~10年未満:4.5%
- 10年以上:4.7%
数値が極端になってはいないため、良い物件の場合は更新しても住む人は多いように感じます。
たださすがに6年以上となると更新に関係なく転職や異動等で生活が変わるので引っ越す人は多いようです。
3年や4年住んでも違約金は発生しない
賃貸物件には『短期契約違約金』という特約を設けている物件もありますが、契約更新以降に違約金が発生することはありません。
さらに言えば2年契約と言っても「2年間住むことを保証する」というものなので、違約金自体を設けていない物件も多いです。
違約金がなければいつ引っ越しをしても問題なく、極端な話「入居して1ヶ月」や「入居して半年」で引っ越しても違約金は発生しません。
- 初期費用が安くなるキャンペーン物件
- 賃料○○カ月無料となるフリーレント付きの物件
- 定期借家
途中解約しても違約金が発生しない物件も多いですが、物件ごとに特約事項が異なるのため賃貸借契約書を確認してみましょう。
更新するのと引っ越しどっちがお得?
結論から言えば引っ越しをするよりも更新料を払って更新するほうが圧倒的に費用を抑えられるため、単純な費用負担を比較すれば更新のほうがお得です。
同じ賃料で引っ越した場合と更新した場合の費用や差額を計算してみました。
家賃 | 更新時の費用 | 引っ越し総額 | 差額 |
---|---|---|---|
5万円 | 約13万円 | 約30~35万円 | 約17~22万円 |
6万円 | 約15万円 | 約34~40万円 | 約19~25万円 |
7万円 | 約17万円 | 約38~45万円 | 約21~28万円 |
8万円 | 約19万円 | 約42~50万円 | 約23~31万円 |
9万円 | 約21万円 | 約46~55万円 | 約25~34万円 |
10万円 | 約23万円 | 約50~60万円 | 約27~37万円 |
更新料自体は家賃1か月分程度ですが、合わせて翌月の家賃を支払うことが多いのでその費用も計算に入れています。
初期費用で言うところの前家賃がこれに当たります。
また、更新時には火災保険料や保証会社を利用していれば保証会社利用料が発生します。
それでも引っ越し時にかかる総費用よりは単身者用物件で20万円~30万円ほど安く済むケースがほとんどです。
更新時にかかる費用の内訳
更新日に払うお金は更新料だけではありません。
項目 | 相場 |
---|---|
契約更新料 | 家賃1か月分 |
翌月の家賃 | 家賃1か月分 |
火災保険料 | 約15,000円程度 |
更新保証料 | 約10,000円程度 |
事務手数料 | 0円~5,000円程度 |
更新料は家賃1か月分程度ですが、その上翌月の家賃支払いも行わなければならないので実質2カ月分以上の金額を一度に払う必要があります。
さらに住み続けるためには火災保険の加入が義務付けられているためその金額が発生しますし、保証会社を利用している場合はその利用料も発生します。
火災保険料の相場や2年間で約15,000円前後。
火災保険料の場合は途中で解約した場合、残りの月を月割りで計算されて返金されるので中途解約で損をすることはありません。
家賃保証会社の利用料は初回が賃料の50%だったり、毎月家賃の5%だったりと保証会社によって費用がことなりますが、更新時は1万円前後で済むことが多いです。
引っ越し時にかかる費用内訳
引っ越す場合にお金がかかるのは【今住んでいる物件の退去費用】【新たな物件の初期費用】【引っ越し業者依頼費用】の3項目です。
今住んでいる物件の退去費用
こちらは無人契約機検索サイト「アトムくん」が行った男女200名による退去費用に関するアンケート調査結果です。
間取り | 退去費用の平均額 |
---|---|
ワンルーム/1K/1DK/1LDK | 49,980円 |
2K/2DK/2LDK | 79,924円 |
3DK/3LDK/4K~4LDK | 90,139円 |
一人暮らし用物件のワンルームや1Kで普通に過ごした場合の退去費用相場は約50,000円程度となっています。
もちろんこれには1DKや1LDKも含まれた結果となるのでワンルームならもう少し実際には安いことが多いです。
新たな物件の初期費用
初期費用は家賃4か月分~5か月分が相場と言われています。
【家賃6万円の初期費用内訳】
前家賃 | 60,000円 |
---|---|
敷金 | 60,000円 |
礼金 | 60,000円 |
仲介手数料 | 64,800円 |
火災保険料 | 15,000円 |
鍵交換費用 | 15,000円 |
事務手数料 | 5,000円 |
合計 | 279,800円 |
初期費用は正直物件によってかなり差が出てしまうので目安程度に考えておきましょう。
例えば敷金、礼金、仲介手数料がかからない物件だったらそれだけで家賃×3倍も安くなります。
逆に保証人がいなかったり、保証会社を利用することが条件となっている物件だと保証会社利用料として最初に賃料×50%ぐらいの料金が上乗せされるためもう少し高くなってしまいます。
他にも利用する不動産によっては【入居安心サポート費】や【消毒施工費】などのオプション代がかかる可能性があります。
こういった費用は不動産が独自で行っているサービスなので同じ物件でも不動産によって違いが出てくる部分です。
必ずしも悪いとは言い切れませんが、初期費用を抑えたい場合はこういったオプション費用は断るようにしましょう。
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引っ越し業者依頼費用
引っ越し業者への依頼費用は荷物の量と引っ越す時期、引っ越す距離によって変動します。
一人暮らしであればだいたい平均で5万円前後で収まることが多いです。
2018年11月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータによると荷物が多くなればなるほど料金も顕著に高くなることがわかっています。
時期 | 単身(荷物小) | 単身(荷物大) |
---|---|---|
1月 | 47,189円 | 64,776円 |
2月 | 48,617円 | 62,694円 |
3月 | 58,168円 | 87,643円 |
4月 | 55,010円 | 81,943円 |
5月 | 50,365円 | 66,955円 |
6月 | 50,193円 | 63,121円 |
7月 | 48,053円 | 67,773円 |
8月 | 45,746円 | 58,447円 |
9月 | 49,332円 | 59,896円 |
10月 | 45,989円 | 62,489円 |
11月 | 47,022円 | 56,935円 |
12月 | 45,033円 | 64,202円 |
繁忙期である3月と4月はやはり件数も多くなるためか料金も高いです。
引っ越し費用を少しでも抑えたいのであれば3月~4月の引っ越しを避けて、断捨離をして極力荷物の量を少なくすることが大切です。
引っ越し先がそこまで遠くないのであれば自力で引っ越し作業をすることによりレンタカー代だけで済むので格段に安く済ませることができます。
自力での引っ越しは重い荷物を運ぶため自分以外に最低もう1人人手が必要。
更新することによるメリットとは?
引っ越しではなく更新することによって得られるメリットも存在します。
これは引っ越しとどっちがいいかという比較でのメリットとなるので更新が絶対良いというわけではありません。
引っ越し作業の時間と手間をなくせる
引っ越しするとなれば今住んでいる部屋の荷物をまとめて、光熱費の解約、ネット回線の解約手続き、引っ越し業者の予約などを行わなければなりません。
引っ越しはかなり労力的にも精神的にも負担がかかる作業となるので更新料を払うだけでこういった無駄な時間や手間をなくせると考えればメリットとも言えます。
住み慣れた環境で暮らすことができる
引っ越すと新たな土地や地域で暮らすことになるので最初はその物件周辺のスーパーだったり、施設などを把握するのも大変です。
更新してそのまま住みなれた環境であればどこのスーパーが安いのかもある程度把握しているでしょうし、駅までの近い道だったり、電車の時間もすでに覚えてしまっている人も多いでしょう。
新しい地域は確かに新鮮ではあるものの、こういったことを一から覚えて直さなければならないので面倒。
更新することのデメリット
更新することで物理的にも精神的にもデメリットを感じる点はいくつかあります。
更新料がかかる
引っ越しするよりは確かに安いかもしれませんが、今までずっと家賃だけを払っていたのに更新月だけは更新料や保険料等を新たに払わなければならないので損をしているような感覚に陥りやすいです。
そもそも更新料というのは昔の風習で大家にお礼を込めるためのもの。地域によっては更新料そのものが存在しないような物件もあるので比較すると損なのは間違いありません。
更新料を払ったからと言って物件が良くなるわけでも住み心地が良くなるわけでもないため、割増料金を払っているような感覚になります。
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設備が他の部屋よりも古くなってしまう
ずっと住み続けているので当然設備の点検や修繕を行う機会がないので他の部屋よりも設備が古くなってしまっている可能性があります。
例えば築年数が古い物件の場合はある一定数を超えると部屋をまるごとリフォーム・リノベーション工事が入って新築のような内装になることがありますが、こういった作業も住み続けている間は入ることがありません。
細かい部分で言えばモニター付きインターホンやエアコン、窓なども新しいものと交換される時期はあるため、いつまでも古い設備を使い続ける羽目になるのが更新してしまうことのデメリットです。
引っ越す時期を見失う
僕が現在住んでいる物件は3年目で一度更新してしまっている経験から言わせてもらうと、更新することによって引っ越す時期を見失います。
更新するタイミングで引っ越せないと「せっかく更新したのだから今引っ越すのはもったいないな」という感覚に陥ってしまうのでちょっと引っ越したくなったとしてもそのままだらだらと住み続けてしまいます。
また、以前は2年に1度引っ越していいたためそこまで引っ越し作業も苦ではありませんでしたが、長期間住み続けたことで引っ越し自体が面倒で嫌に感じるようになってしまいました。
更新すると引っ越し時期を見失ってしまう可能性が高いですし、次に引っ越すとしたらまた2年後の更新時期になってしまう可能性が高いのでそれを踏まえた上でしっかりと考えたほうがいいと思います。
引っ越しすることによるメリット
引っ越しをすることによって得られるメリットについてまとめてみました。
心機一転できる
今の生活に何かしらの不満があったり、退屈な生活を送っていて刺激が欲しいと感じている人なら引っ越しをすることで心機一転することができます。
また、引っ越しには”やり直す”といった気持ちになることもおおいので今までうまくいっていないならあえて引っ越しをすることで行動が変わり、気持ち的にも前向きになることができるようになるかもしれません。
心機一転するのは仕事においても人生においてもかなり重要です。
人生には多少の刺激は必要。
設備や立地の不満点を解消できる
ある程度希望の条件に沿ったお部屋を選ぶと思いますが、たいていは住んでから1つや2つ不満点が挙げられます。
例えば僕の場合は大通り沿いのせいで気持ちよく換気が出来なかったり、ネット回線が共有なので夜のWi-Fiがかなり遅いことが不満点になっています。
こういった住んでからわかるようなデメリットを引っ越しをすることで改善することができるのが引っ越しならではの良いです。
当然、引っ越し先でも不満点は出てくるとは思いますが、何が重要なのか優先順位を自分の中でつけやすくなるだけでも引っ越しする意味があります。
引っ越しすることによるデメリット
引っ越して新たな環境で生活するのは心機一転できるので良いことも多い反面、引っ越しは何かと面倒事が多いです。
- 初期費用や引っ越し費用が高い
- 住んで発覚する物件の問題点が必ずある
- 荷造り・荷運び・荷卸しが面倒
- ライフラインや住民票等の手続きがかなり面倒
更新してしまったほうがはるかに楽なので、手間とお金と時間をかけてまで引っ越す価値があるかどうかは正直微妙なところ。
現在住んでいる物件の家賃があまりにもきつかったり、職場まで遠くて大変だったり明確な事情がない限りは引っ越しのほうが良いとは言えません。
金銭的負担が大きい
部屋を借りると初期費用がかかりますし、引っ越し業者依頼費用や今住んでいる物件も退去費用などもかかるので総額で数十万円の費用がかかってしまいます。
引っ越しには金銭的負担があまりにも大きいので「本当は引っ越したいけど引っ越せない」という人も多いと思います。
引っ越しでかかる費用分を部屋の家具や家電に費やして生活を豊かにしていくというのも選択肢の1つなので、引っ越しが必ずしも良いとは限りません。
時間がかかって面倒
引っ越すためには退去の連絡、電気ガス水道の解約やネット回線の解約をしなければなりませんし、引っ越し業者への見積もりや予約も必要になります。
新居に住めば契約の手続きもありますし、何より今住んでいる物件の荷物をダンボールに詰めたり、家具を一部解体するなどの作業はかなり時間がかかって面倒。
時間的余裕がない人にとっては有給を使ったりして作業する羽目になりますし、お金で時間は買えないと言われるほど貴重なものなのでデメリットであることは間違いありません。
引っ越すか更新するか迷ったときにすべきこと
引っ越すかどうか迷ったときにすべきことについてまとめてみました。
今よりも好条件の物件があるか探してみる
迷っている程度であればとりあえず住みたい地域に自分の理想の物件が存在するのかをまず確かめましょう。
探してみると設定家賃内で理想の物件というのはなかなか見つからないことのほうが多いです。
僕自身、今住んでいる物件で家賃が高いから引っ越しを検討して部屋探しを何度かしたことがありますが同じ条件だと同程度の家賃か数千円安い程度の物件しか見つからないので今のところ引っ越しを保留にしています。
そもそも引っ越したくても引っ越したい物件が見つからなければ意味がないのでとりあえずはいろんな条件で部屋を探してみて住みたい物件があるか見てみましょう。
部屋探しの際に使えるのはホームズやスーモも無難ですが、より好条件の物件を探すならイエプラがおすすめ。
イエプラは部屋を探すのではなく条件を伝えて探してもらうタイプですが、店舗で探してもらっているような感覚で家にいながら部屋探しができます。
スーモやホームズよりも物件情報が新鮮で空き室になった時点での新着物件も知ることができるのが強みです。
条件を設定してあとは放置でいいので楽なのもメリット。
現時点で住みたい物件がなかったり、家賃があまり変わらないのであれば更新しましょう。もし好条件の物件が見つかるなら引っ越すタイミングです。
家賃交渉を行ってみる
現在住んでいる物件の家賃について改めて調べてみてください。
更新日直前まで住んでいると借りたときから2年ほど経っているので現在の物件の需要が減り、他の部屋の家賃が下がっているかもしれません。
自分だけいつの間にか高い家賃を払い続けている可能性もあるので一度調べてみましょう。
もし、他の部屋のほうが家賃が安いのであれば更新時期に必ず家賃交渉してみましょう。
何も言わなければそのままの家賃を引き続き払う羽目になりますが、言えば安くしてくれる可能性が高いです。
家賃交渉がうまくいかなかったり、そもそも安くなっていないようであればこれを機会に引っ越してしまうという決め方も良いと思います。
家賃が安くならないなら引っ越す、今より安くなるようなら引っ越さないという決め方も1つの手。
生活に支障のあるデメリットがあるか確認する
更新するか引っ越しが迷う場合は現在住んでいる物件に明確な問題点があるのか考えてみましょう。
引っ越しというのはある程度妥協は必要になり、最終的に理想の物件に住むためには家賃など金銭面を妥協しなければなりません。
現在住んでいる物件のデメリットによって日常生活に支障をきたすようなレベルの問題があればすぐにでも引っ越すべきですが、そうじゃないなら客観的にはそのまま住み続けるべきです。
- 「車やバイク、電車の音がうるさすぎて毎日寝不足になっている」
- 「虫が定期的に出現して対策してもどうしようもない」
- 「勤務先まで遠くて通勤時間がかなりかかる」
- 「手狭すぎて自分の生活スペースがほとんどない」
僕が実際に住んだ中には夏場になるとお風呂場の浴槽部分に虫の死骸が大量に発生するような物件もありました。
配管の問題で対策してもどうしようもなかったので夏場は我慢するしかありませんでした。
こういった生活を脅かすような問題が発生していているようなら引っ越したほうが快適に過ごすことができます。
「隣人がうるさすぎる」「寝不足でつらい」等の問題も引っ越すべき。
特に問題もないけど「もうちょっと広い部屋に住んでみたい」とか「設備に若干不満だから」という理由は金銭的に問題なければ引っ越してもいいですが、迷っているぐらいなら更新してもう少し引っ越しのタイミングを待ってみても良いでしょう。
まとめ
- 更新をする人の割合は約44%(約56%は引っ越す)
- 引っ越すより更新したほうが安いのは確実
- 更新するか迷ったら家賃交渉をしてみてから決めるのもあり
- とりあえずもっと良い部屋がないか探してみよう
更新時期になると、時間も刻一刻となくなってしまうので焦る気持ちは非常によくわかりますが、とりあえず条件が良い物件があるかどうか探してから考えるのが先決です。
さらに家賃交渉をしてみて安くなったら住み続けるし、ダメだったら引っ越すという決め方をするのもありだと思います。
更新時期に引っ越す人は全体的に見れば多いですが、引っ越しのほうが金額は圧倒的に高いので引っ越し貧乏になりたくないなら理想的な部屋を見つけたらずっと住み続けるという考えもありです。
少しでも参考になれば幸いです。