オンライン内見って怖い?デメリットや失敗しないためのコツ

不動産業界もIT化が進んでいて以前までなら内見するために店舗までわざわざ足を運ぶ必要がありましたが、現在は家にいながらスマホ1つで内見が行えるようになりました。

そんなオンライン内見ですが、一度もやったことがない人にとっては「オンラインで内見するのってなんか怖い」と感じる人も多いようです。

今回はオンライン内見が怖いと言われるデメリットやオンライン上で失敗しないためのコツについて解説していきます。

オンライン内見を利用するまでの流れ

オンライン内見の流れ
  1. web上で問い合わせ・予約を行う
  2. 「LINE」や「ZOOM」等指定のアプリを事前にダウンロードしておく
  3. 予約時間にオンライン内見を行う
  4. 入居申し込みするか検討するか考える

オンライン内見をするためには事前に不動産の指定するアプリ等をダウンロードしたり予約時間にURLをクリックしてweb上で映像を共有します。

現地までスタッフが足を運んでくれてそこから内見がスタートするので予約時間ぴったりじゃないこともよくあります。

オンライン内見自体は5分程度で終わってしまいますが、終了の際に入居申し込みをするか検討するか、他の物件を探すか決める必要があります。

オンライン上ではあるものの内見自体の流れというのはあまり変わりません。

オンライン内見はすべての不動産が対応しているわけではないため物件によっては行えない可能性もあります。

不動産オンライン内見
アパマンショップ
エイブル
ミニミニ
ピタットハウス
タウンハウジング

大手不動産は取り入れているところが多いですね。

オンライン内見が怖いと言われるデメリット

通常の内見とは違いオンライン上なので当然デメリットも多々あります。

まずはオンライン内見ならではの問題点についてネットの意見を参考に紹介していきます。

環境によっては映像や音声が不安定になる

オンラインで最も不安な点がWi-Fiの調子が悪くなることによって映像が乱れたり、画質が悪くなったり通信自体が途絶えてしまうことです。


こちらの環境の問題もありますが、物件の立地によっては回線が悪くなりやすい場所もあるため難しいところです。

本来ならきれいな映像で見ることができるのに画質が悪くなれば部屋の雰囲気は感じにくくなりますし気になる部分も見落としやすくなってしまいます。

せっかく予約までしておいて通信がうまくできないとなるとスタッフにも迷惑がかかってしまうため利用自体に不安を感じる人を多いのではないでしょうか。

防音性や騒音を確認することができない

オンライン内見では部屋の様子はちゃんと確認してもらえますし、気になる部分があれば「お風呂場をもっとよく見せてください」と注文を付けることもできますが防音性や騒音に関しては確認することができません。


壁が薄いかどうかは設計図を見ないとわかりませんが通常の内見であればコンコンとノックして叩いてみたりある程度の不安を払拭することはできます。

音は相手のスマホ越しでしか伝わらないので実際の大きさとは異なりますし、物件が踏切近くや大通り沿い等騒音が気になる場合は体感でチェックすることが難しいです。

営業スタッフなので不動産によってはデメリットをたいして教えてくれずに騒音には一切触れないということも十分に考えらえます。

住んでみたら予想に反してうるさくて後悔する可能性もあるでしょう。

周辺環境の確認が一切行えない

通常の内見であれば部屋だけではなく物件の周辺の様子もチェックすることができます。

例えばポストやゴミ捨て場が汚れていれば住民の質が低いことの目安になりますし、管理が行き届いていない可能性もあります。


こういったことをオンライン内見ではチェックできない可能性が高いのも問題です。

また、周辺の街灯の多さや駅からの道に坂道が多いのか、信号が多いのかどうかという情報もオンライン内見では確認できません。

部屋独特の匂いや雰囲気を確認できない


当然ながら映像だけでは部屋や周辺の匂いまでは確認できません。

「誰も住んでいないなら匂いなんて変わらないのでは?」と思うかもしれませんが、築年数が古かったり日当たりの悪い物件だと空気がよどんでいて独特な匂いがすることもあります。


また、近くに飲食店がある場合はその匂いが部屋まで伝わってくることもありますが、オンライン内見では確認することができません。

契約して住んでから焼き鳥やラーメンの匂いで洗濯物が臭くなってしまうという状況にもなり得るということです。

細かい汚れを確認できない

オンラインと言ってもしょせんは映像越しとなるので映像では伝わらないようなシミや細かい汚れ、傷に関しては確認することができません。

通常の内見なら「ここ汚れているんですけど」と指摘すればもう一度ハウスクリーニングをしてもらうこともできますが指摘できないとその交渉すらできません。

僕が以前内見した際は引き出しが壊れていてガムテープで補強されている状態だったのを入居後に気付いたんですけど、もう少しちゃんと内見してチェックしていたらこういったことも指摘して修繕してもらうことができた事例です。

オンライン内見はチェックを自分でできないので気になる箇所以前にどこが汚れて、どこが壊れているのか確認しづらいのが問題です。

契約してしまうともう交渉はできませんからね。

オンライン内見のメリット

メリットに関してはなんとなくイメージしやすい部分も多いですが挙げていきます。

家にいながら内見を行える

通常であれば内見するにはネットで問い合わせたり店舗に行って部屋探しを行い、そこから現地まで車もしくは徒歩で行って行います。

現地解散の場合はそこで解散できますが、営業色の強い不動産ではわざわざ店舗まで戻って申し込みさせようとするか、もしくは次の予約を入れさせようとしてきます。

地方から都内に引っ越す場合等の遠距離の引っ越しの場合は内見するためにわざわざ多額の交通費をかけて出向かなければならないことを考えると時間やお金をかけずにオンラインで内見を行えるのはメリットです。

特に春から大学生や社会人の場合は遠距離引っ越しになる人もおおいので利用価値が高いです。

自分の見たい物件だけを見れる

不動産に行って部屋を探そうとすると条件に微妙に合わない物件だったり、似たような物件をいくつかまとめて内見することが多いですがオンライン内見であれば自分が見たい物件だけを見ることができます。

無駄に時間がとられることも一切なく、ちょっと微妙だと思っている物件をわざわざ内見する必要もないので効率的に部屋探しが行えます。

顔を合わせないので気軽に質問できる

不動産によってやり方が違いますが、オンライン内見では基本的に自分の顔を映さなくても映像と音声だけでやり取りができるので顔を合わせる必要がありません。

通常の内見では相手と顔を合わせてやり取りしなければならないのでちょっと気になる部分を指摘できなかったり、内見してみて微妙だと思っても言い出せずに「検討させてください」と保留にしてしまうこともあるかと思いますが、オンライン内見なら顔を合わせないので気になることをズバズバと聞きやすいです。

例えば「前の住人はどのぐらい住んでいましたか?」とか「隣人はどんな人が住んでいますか?」と言った聞きづらい質問をすることもできますし、オンライン内見中に家賃交渉や設備交渉をするのもありです。

顔を合わせるよりは楽に交渉することができるので対面が苦手な人にはおすすめです。

スタッフが詳しく説明してくれる

通常の内見では入居希望者の邪魔をしないようにあまり説明をしないことも多く、中にはずっと無言で鍵を開けるだけというスタッフもいますが、オンライン内見は映像越しに伝えなければならないので必然的に説明箇所も多くなります。

自分1人では見落としがちな部分を1つずつチェックしながら内見を行うことができるので、どこがどうなっているのかが非常にわかりやすいです。


スタッフとしては大変かもしれませんがこちらとしては非常にありがたいです。

おとり物件に時間を取られずに済む

おとり物件は最初から釣ることを目的にしていて「現在空き室です」といって店舗に呼ばせておいて、いざ行ってみると「その物件ちょうど成約してしまいましたー」といって他の物件を紹介させるのがよくある手口です。

見たい物件が成約済みでも店舗にさえ呼ばせてしまえば利益率の高い自社物件等を紹介することができるのでいまだによく使われています。

また、おとり物件なのか本当にすれ違いで成約済みになってしまったのか利用者が確認できないという点も問題です。

オンライン内見であれば店舗に行く必要はないので実質的におとり物件をつかまされることがありません。

無駄な時間を使わずに済むのは意外と部屋探しで重要です。

おとり物件が少ないサイト8選!不動産に行くのは間違いだった?

オンライン内見で失敗しないためのコツ

オンライン内見で良かったと感じても入居後に後悔することはいくらでもあります。

オンライン内見で失敗しないためにできることについてまとめてみました。

Wi-Fi環境やネット回線速度を確認しておく

オンライン内見中に映像が乱れたり、通信が途切れないようにWi-Fiの回線は十分か、ビデオ通話が可能な速度が出ているのかチェックしてみましょう。

回線速度チェックにおすすめのサイト
  • USEN GATE02:用途別のスピードを確認できるのでわかりやすい
  • Fast.com:アクセスしただけで速度がチェックできる

Googleで「回線速度チェック」と入力すると現在の環境がどの程度の速度なのかわかるサイトが出てくるのでチェックしてみてください。

マンションの共有回線等を使用していると土日は重くなる可能性があるので注意が必要ですが、基本的にはWi-Fiがあれば昼間なら大丈夫です。

事前に気になる部分をチェックしておく

通常の内見と同様に気になる部分は内見前によく確認しておきましょう。

例えば写真の中にキッチンがないようなら「キッチンにまな板がおけるかどうか」「コンロは何口なのか」といった情報が知りたいのでメモしておくべきです。

また、写真だけではわからない「クローゼットの大きさ」「コンセントの位置」「収納の数」等もチェックしておくべきポイントです。

何も準備しないでいるとただぼーっと映像を眺めて終わってしまうので必ず自分が絶対に見たい部分、チェックしておきたい箇所を確認するべきです。

積極的に営業スタッフに質問する

せっかく対面でなくオンラインなので物件の気になる部分は積極的に営業スタッフに質問するようにしましょう。

  • 「汚れが気になる箇所はありますか?」
  • 「エアコンはついていますか?」
  • 「隣人は住んでいますか?」
  • 「防音性はどうでしょうか?」
  • 「前の住人はどのぐらい住んでいましたか?」

もちろん営業スタッフがすべてを把握しているとは限りませんが、どうせオンラインで内見するなら聞いておいたほうがお得です。

同時に家賃交渉等の交渉事もしてみることをおすすめします。

賃貸物件でトイレやエアコンの交換など交渉可能な8つの項目

まとめ

MEMO
  • オンライン内見だと細かい部分までチェックすることができない
  • 遠距離の引っ越しの際には自宅にいながら内見できるのでおすすめ
  • おとり物件に引っかからないのがオンライン内見の強み
  • 本当に気になるならできる限り普通の内見をしたほうが確実

オンライン内見は確かに楽ですが、時間の取れない忙しい人や地方から都内に引っ越す等の事情で通常の内見ができない人向けのサービスだと思います。

オンライン内見では細かい汚れや修繕箇所、周辺環境や騒音まではちゃんとチェックできないのが問題点です。

もちろん内見しないで契約するよりはマシですが、できる限り普通に内見したほうが後悔は少ないかと思います。

内見自体は5分や10分程度ですが住むとなれば1年や2年等の長期間になってしまいますからね。

オンライン内見できるおすすめ不動産

オンライン内見は大手不動産であればどこまでできますが、契約する不動産によって仲介手数料が異なるため初期費用が安いサイトを3選ほど紹介します。

oheyago(オヘヤゴー)

オヘヤゴーはオンライン型の部屋探しサービスです。

実店舗で探すというよりもスーモやホームズのようにネットで部屋探しを行い、内見予約も問い合わせることなく空いている日にちをタップするだけで良いので無駄な接触がありません。

内見は【セルフ内見】と【オンライン内見】と2つあり、セルフ内見はスタッフが同行することなく鍵だけ開けてもらい、あとは自分1人で内見するというものなので営業マンと一緒に見るのが苦手な人にもおすすめです。

オンライン内見にも対応しているのでどちから好きなほうを選ぶことができます。

仲介手数料も0円~とかなり安いのでおすすめです。

ただし物件数はそこまで多くないのと現在は東京都内しかセルフ内見できないので注意してください。

オヘヤゴーの公式ページへ

エイブル

大手不動産でおすすめなのはエイブルです。

エイブルは直営店の場合仲介手数料が半額になる上に学生であれば学生割で10%割引、女性であれば女子割によりさらに10%割引されるので初期費用を安くすることができます。

エイブルといえば営業がしつこいことで有名ですがオンライン内見であれば対面する必要がないため無駄な時間を取られることもありません。

契約時はオプション代をしれっとつけようとしてくるのでしっかりと断ることのできる人は初期費用を安く済ませることができます。

エイブル公式ページへ

エイブルの初期費用って実は高い?オプション代はいくらかかる?

ietty(イエッティ)

イエッティはオンライン接客型不動産と呼ばれるタイプのお部屋探しサイトです。

無料登録が必要になりますが、店舗で探すのと同様に条件を伝えることで半自動的に新着物件を探してもらうことができます。

ほぼすべての募集物件を取り扱っている上に他社物件でもURLを送ることで紹介してもらうことが可能です。

仲介手数料も固定で半額となり、余計なオプション代も一切かからないので初期費用を安くすることができます。

オンライン内見にも対応していますが、取扱エリアが東京近郊と神奈川となっているので注意してください。

僕もイエッティを使って契約したことがありますが、かなり楽で安くできたのでおすすめです。

イエッティ公式ページへ

イエッティを利用して内見から契約までしてきた感想まとめ