タワーマンションは低層階のほうが住みやすい?意外なメリットとは

タワーマンションと言えば高層階からの絶景の眺めでいかにもお金持ちが住む場所というイメージがありますが、実際に住むとなれば低層階のほうが住み心地が良いともいわれています。

今回はあえてタワーマンション低層階に住むメリットについて紹介していきます!

タワーマンション低層階でも良い理由

まずはタワーマンション低層階が良いと言われる明確な理由について紹介していきます。

タワマンの恩恵を受けることができるため

タワーマンションには様々な施設やサービスがありますが、これは高層階であっても低層階であっても関係なく受けることができます。

タワーマンションにある共用施設やサービス
  • 友人を招くことができるゲストルーム
  • 大人数向けのパーティールーム
  • キッズルーム
  • フィットネスジム
  • コンシェルジュサポート

共用施設の利用に関しては低層階でも関係なく、住んでいる人であればだれでも使うことができます。


タワーマンションに付随しているサービスを受けたいという人であれば高い家賃を払って高層階に住む必要がないというわけです。

景色はすぐに飽きるため

低層階でも良いと言えるもう1つの理由が景色の良さに関してです。


タワーマンション=眺めの良い部屋というイメージがありますが、実際に住んでみると1週間もすればその景色に飽きてしまい、中には常にカーテンを閉めきってしまうような人も少なくありません。

景色が良いのは確かにうれしいことですが、たまに見るから良いのであってそれが当たり前になってしまうと感動も薄くなってしまいます。

また、タワーマンションにはゲストルーム等の施設が他に設けられていて、低層階に住んでいても高層階のルームを一時的に利用すれば十分という面もあります。

タワーマンション低層階に住むメリット

タワーマンションはメリットも多いですが、高層階に住むとなると生活するにはちょっと不便な点も多いです。

低層階ならそういった数あるタワーマンションならではのデメリットを感じずに生活することができます。

高層階よりも家賃が少し安い

低層階よりも高層階のほうが家賃は高くなる傾向があります。

実際にホームズで同じタワーマンションで別の階をそれぞれ比較してみました。

タワーマンションA間取り家賃
4階1LDK(40㎡)17.0万円
9階1LDK(37㎡)17.7万円
24階1LDK(40㎡)19.0万円

このタワーマンションは同じ間取りでも低層階と高層階で約2万円ほど家賃に差があります。

ただし、賃貸物件の中には階があがってもそれほど家賃が変動しないこともあります。

タワーマンションB間取り家賃
5階1LDK(48㎡)22.0万円
30階1LDK(45㎡)20.0万円
43階1LDK(47㎡)22.0万円

勝どきにあるタワーマンションで5階と43階が同じ家賃となっていました。

30階に関してはむしろ5階よりも家賃が安くなっています。

部屋ごとにオーナーが違っていることも多いので必ずしも階が高くなると家賃もかなり高くなるというわけではないようです。

ただし、高層階は広い間取りでゆとりを持たせていることも多いので全体的には家賃も跳ね上がる傾向があります。

エレベーター待ちに悩まされることがない

高層階に住んでしまうとエレベーターを使わないと上り降りができないので、エレベーター待ちをする機会が増えます。

高速エレベーターでも自分の階に止まるまでに時間がかかり、途中階で止まることも多いので1階に行くまでにかなり時間がかかってしまいます。

低層階であればエレベーターを使わなくても1階までたどりつけるので無駄に時間がかかってしまったりエレベーター待ちのせいで待ち合わせに遅刻するといったこともなくなります。

気圧の影響を受けにくい

タワーマンションは気圧が変化しやすい環境なので住んでいるだけで体調不良になりやすいという側面もあります。

気圧は10mあたり1hpa下がるため、高層階に住んでしまうとそれだけで地上よりも気圧の低い場所にいることになります。

低層階であれば気圧の変化をほぼ受けずに生活することができるのでタワーマンションならではの問題点を避けることができます。

出入りしやすくなる

低層階はエントランスから部屋までが遠くないのでよく出かける人やスーパー等ちょっとした買い物に行く人は非常に便利です。

また、たまにある「家に忘れ物をしてしまった」という状況でもすぐに部屋に戻ることができるので忘れ物をして絶望する機会は高層階よりも減ります。

高層階に住んでいると外に出るのも地味に時間がかかって一苦労なので引きこもりがちになってしまいます。

地震の揺れ幅が緩和される

タワーマンションは通常の物件よりも耐震性が優れていると言われていますが、崩壊しないとは言え地震発生時に揺れやすい性質があります。

考えてみれば当たり前の話で、小さな揺れでも地上から離れているほど衝撃は大きくなりやすいので高層階は揺れを感じやすくなっています。

低層階はその逆で地震がきてもほとんど揺れを感じることがありません。

低い階というのももちろんタワーマンションの耐震性のおかげでより振動が伝わりにくくなっているという恩恵を受けることができるわけです。

タワーマンション低層階ならではのデメリット

低層階ならではのデメリットというのは意外にも少ないです。

ただし人によっては気になる点も存在するので検討している場合は合わせてチェックしておきましょう。

虫発生率が比較的高い

タワーマンションに住む恩恵として虫発生率が低いことが挙げられますが、低層階だと残念ながら虫を見る機会は増えてしまいます。

当然ながら地上からの距離が遠くなればなるほど虫の出現率というのは低下します。

階数ゴキブリクモ
1階~2階3.39回7.46回4.59回
3階~5階3.61回15.21回8.43回
6階~10階1.28回8.06回4.06回
11階以上0.07回5.54回0.21回

これは不動産サイト「オウチーノ」が行った「1年間のうちにどのぐらい虫を見たのか」という563人によるアンケート調査です。

誰もが苦手なゴキブリは11階以上だとほとんど出現しないことがわかっています。

低層階である2階や3階だと1年に数回は見かけることになるというわけです。

もちろんタワーマンションは管理が行き届いていて気密性も高いので通常の賃貸よりはマシですが低層階であることには変わりません。

カースト問題が気になる

タワーマンションあるあるの1つが上層階と低層階でのカースト。


賃貸物件の場合は住人と交流があるわけではないのでほとんど気にする必要はありませんが購入を検討している人は無視のできない問題点です。

高層階から見れば言わなくても低層階に住んでいる人のことを「無茶したけどお金がないから低層階に住んでいる」と見下しているわけです。

実際、このカーストだけで住民同士のトラブルに発展することもあるようですし、同じ物件内で見下されるのは気分の良いものではありません。

せっかくタワマンに住んでもストレスが溜まるのでは意味がありません。

騒音が気になる場合がある

タワーマンションは大通り近くに建設されていることが多く、低層階では車やトラック、バイクのエンジン音が気になる場合があります。

敷地面積が広い分、ゆとりをもって建てられているので通常の大通り物件に比べるとマシですが内見時には窓を開けてみてどのぐらい音が聞こえるのかチェックしてみましょう。

「窓を開けなければ問題ない」という場合でも部屋を換気する際に聞こえてしまいますし神経質だと騒音によって眠れなくなる可能性もあります。

タワーマンション低層階に向いている人

比較項目低層階高層階
家賃
日当たり
設備・サービス
外出のしやすさ
景色の良さ×
気圧の影響全く受けない人によっては受ける
騒音気になるあまり気にならない
地震の揺れ気にならないかなり気になる

「タワマンに住むからには高層階が良い」という人にはおすすめできませんが、住み心地や家賃のコスパを考えれば圧倒的に低層階がおすすめです。

低層階が向いている人
  • 家賃を少しでも抑えたい人
  • 眺めよりも利便性を重視したい人
  • 外出する機会が多い人
  • 賃貸で高層階とのカーストを気にしない人

低層階はいうなれば最低限のコストで最大限のコストパフォーマンスを得られる部屋といった感じなので見栄を張る必要がないなら高層階にする必要性もあまりありません。

低層階に住む場合は立地もかなり重要になってくるので、騒音がどの程度聞こえるのかは必ずチェックしておきたいポイントです。

低層階に住むなら2階がおすすめ

タワーマンションの低層階は1階~5階程度ですが、階数で迷っているなら2階がおすすめです。

1階はエントランスや共用設備等で借りられるお部屋がない可能性もあり、仮にあったとしても虫発生率や人の出入りを考えると一長一短です。

ただし1階であれば下の階を気にすることなく生活できるので自分の足音によるトラブルになることがないのは利点です。

逆に4階や5階はエレベーターを使わないと上り降りが面倒に感じてしまうことが多く、低層階ならではの恩恵を最大限活かすことができません。

2階であればエレベーターを使わずに階段での移動が可能、そして虫発生率も1階よりもマシなので利便性のバランスも良く低層階の恩恵を受けることができます。

これを踏まえると2階もしくは3階程度が最もおすすめで、ついで1階といった順位となります。

まとめ

MEMO
  • タワマン低層階はデメリットがほとんどない
  • 低層階なら家賃を抑えて設備も活用できるのでコスパが良い
  • 低層階のデメリットは虫発生率や外からの騒音問題
  • 出勤時や帰宅時はエレベーターが混むので使わない階にしたほうが生活しやすい

タワーマンションなら高層階のほうが良さそうな印象がありますが、実際に比較してみると低層階のほうがデメリットも少なくて住みやすいです。

【地震による揺れ】【エレベーター待ち】【気圧の影響】といったタワーマンションの問題に悩まされたくないのであれば低層階を検討してみましょう。

タワーマンションには充実した設備が備わっていて住んでいるだけで恩恵を受けることができるので住む階数にこだわる必要はありません。

タワーマンションは最悪?住む上での11のデメリットと8つのメリット

タワーマンション全体のデメリットも合わせてチェックしておきましょう。

タワマン低層階を効率的に探す方法

タワーマンションはスーモやホームズでも探すことができますが、高層階の情報も表示されてしまうので非効率的です。

タワーマンション専門サイトで探すのも手ですが、個人的におすすめなのはイエプラというアプリです。

イエプラは家にいながら店舗で探してもらうのと同じような部屋探しができるアプリで、チャット欄が設けてあるので細かい条件を伝えることができます。

物件数も膨大で、なおかつネットではまだ掲載されていない新着物件も探せるのでタワーマンションだけでなく、部屋探し全般としてかなり有用なアプリです。

利用料はもちろんかかりませんし、イエプラを使って契約すると余計なオプション代(消毒施工費など)かからない点もおすすめなポイントです。

イエプラの公式ページへ

少しでも参考になれば幸いです。