実家なら、家族の洗濯物があるので毎日洗濯するのが普通ですが、一人暮らしの場合は洗濯物も一人分なので毎日洗濯しているという人は少ないでしょう。
感覚的にはある程度洗濯物が溜まってきたら洗濯するという感じだと思います。
毎日洗濯は水道代や電気代ももったいないですよね。
ということで今回は洗濯頻度は週に何回ぐらいがベストなのか洗濯一回にかかる水道代や電気代を計算してみつつ、洗濯を貯めることへのデメリットとともに紹介していきます!
目次
一人暮らしの洗濯頻度は週2回~3回程度
嘘だろ、一人暮らしの洗濯頻度は週2〜3が主流なのかよ
— おっる (@Vousvousfaites) May 19, 2019
一人暮らし
洗濯頻度は— ヤッツー (@yattu1) March 28, 2019
調べてみたところ一人暮らしで最も多い洗濯頻度は2日~3日に1回ということがわかりました。
実際僕自身も一人暮らしをして10年以上になりますが、確かにこのぐらいの洗濯頻度なので間違ってはいない数値だと思います。
1日では洗濯物の量が少なく、毎日洗濯すると水道代や電気代がかかるので非常に効率が悪いです。かといって1週間に1度程度では洗濯機の容量ギリギリとなってしまったり、洗浄力も落ちてしまうので2日~3日に1度がちょうど良い洗濯頻度となります。
家族で住んでいる場合は洗濯物の量も多いので毎日洗濯するのが当たり前かもしれませんが、一人暮らしだと量が一人分なので少なく毎日洗濯するほど困ることがないというのが一番の理由。
社会人の場合は時間が取れないので休日にまとめて洗濯をしてしまう人も多い。
バスタオルの洗濯頻度は毎回
バスタオルは他の衣類とは違い、大きくかさばるものなので毎日洗濯することに面倒臭さを感じる人も多いみたいです。
僕自身、初めて一人暮らしをした時は毎日のように洗っていましたがすぐに乾けばいいという判断から2日に1回になりました。
あなたは
あなたのうちでは
バスタオル
をどれくらいの頻度で洗濯しますか?
この選択肢以外の方はリプでお願いします!答えてくれた方は❤️、RTしてあげて下さいね(*^_^*)
— アニメバー ロシナンテの経営か週刊誌の記者か、はたまた二軒目か、どれを主にしようか迷っている店長の垢 (@rocinate__) December 24, 2020
一般的には使ったら毎回洗う人のほうが圧倒的に多いみたいですが、ずぼらな人は2回に1回は洗濯しましょう。
タオル類は身体を拭く際に水分を含むのでそのまま洗濯機に放り込んで放置していると雑菌が繁殖してしまいます。
すぐに洗濯ができないような環境であれば浴室やハンガー等に一度かけて干してから洗濯するようにしましょう。
ただこうやって1度乾かすと「もう一度使える」と思ってそのまま使うという流れになるんですけどね。
シーツや枕カバーは週1回程度
シーツや枕カバーの理想洗濯頻度は週に1回と言われています。
ご存知の通り人は寝ている間に多量の汗を放出していて、シーツには染み出た汗や皮脂、枕カバーも同様髪の毛等も付着します。
洗わずに使い続けてしまうと黄ばみの原因になりますし、何より衛生的ではありません。
ただし、一人暮らしだと面倒臭がってそこまでの高頻度でやっていない人が多いのも事実。
実際に調べたところ、多くても月に1回程度が一人暮らしの平均値となっています。
【RT希望】本当に気になるんですけど、一人暮らしの皆さんシーツとベッドパッドの洗濯頻度はおおよそどの程度ですか?
— ネリカラシンダーガード (@fuyu_is_samui) May 11, 2018
一人暮らし経験者のみなさまへ質問です。
胸に手を当てて正直にお答えください。
『布団のシーツ、洗濯頻度は?』
— 秀光 shuko (@shuko0609) January 31, 2021
シーツはかさばるので土日等の休日にするのが理想ですね。出勤前だとそんな時間はまず取れませんので。
それと、せっかく化粧水や乳液で肌に気を遣っていても枕カバーが汚ければ意味がないので、ニキビ等が気になる人はこまめに洗濯したほうが良さそうです。
コインランドリー利用なら週1回程度が理想
コインランドリーを利用の場合、頻繁に洗濯すればその分多額のコストがかかります。
洗濯1回あたり300円程度かかりますし、同時に乾燥機を使用する人も多くこれも1回300円かかるので合計600円かかってしまいます。
一人暮らしの洗濯機よりも容量が多く、なおかつ乾燥機には滅菌作用もあるので溜まった洗濯物を洗うことができるのがコインランドリーの良いところです。
コインランドリーを利用するなら週1回程度が理想。それ以下となると一度で2回洗濯機を回す必要が出てくるのでこの回数が限界です。
洗濯1回の料金 | 約300円 |
---|---|
乾燥機の料金 | 約300円 |
1ヶ月の料金 | 約2,400円 |
合計(年間) | 約28,800円 |
ちなみに週に1度コインランドリーを利用すると年間で約3万円ほどかかってしまうので、洗濯機を所有している場合梅雨など天気が悪い時以外はあまり利用しないほうが経済的です。
節約したいのであれば洗濯だけ自宅でやって乾燥する際にコインランドリーに持っていけば半分のコストで済みます。
コインランドリーが1回500円だとしたら、週1で使っても月2000円、年25000円だし家を出ることをデメリットとしないなら洗濯乾燥機を買わなくて良くなりそう
— ファッションようじょ (@D_Plius) December 15, 2019
一人暮らしに洗濯機はいらない?コインランドリーとどっちが安い?
洗濯頻度による電気代や水道代
洗濯機やコースによって使われる水の量や時間は大きく異なるので、今回は一人暮らし用の標準的な洗濯機で普通に洗濯した場合を考えてみます。
電気代は約1.7円~高くても2円ほどしかかかりません。
問題は水道代。洗濯機の広告には100Lあたり約23円とかかれているので、すすぎが2回ある標準の場合はもろもろ含めて120Lほど。
一回当たりの水道代は約28円で電気代を含めた場合約30円となります。
項目 | 電気代 | 水道代 | 1か月合計 |
---|---|---|---|
洗濯1回あたり | 約2円 | 約28円 | 約30円 |
毎日(30日) | 約60円 | 約840円 | 約900円 |
2日に1回(15回) | 約30円 | 約420円 | 約450円 |
3日に1回(10回) | 約20円 | 約280円 | 約300円 |
週1回(4回) | 約8円 | 約118円 | 約126円 |
毎日洗濯すると合計料金は1ヶ月あたり約900円ほど。高くはないけど一人暮らしにとっては安いとも言い難い金額です。
1年に換算すると10,800円かかります。2日に1回なら半額の月450円程度。1年では5,400円で済むのでこの程度ならかなり安く感じます。
電気代や水道代を考えると毎日洗濯するのはコスパが悪いような気がしないでもないですが1年で1万円って考えるとそこまで高くはないのでこの金額で気にならないのであれば毎日洗濯もありなのかもしれません。
⇒洗濯機を購入して部屋に置くのとコインランドリーはどっちが安くて得か
洗濯回数が少ないメリット
一人暮らしの中には週に1度しか洗濯しない人も多いようですが意外と毎日洗濯している方もいる模様。
僕の場合、以前は洗濯するのが面倒で週に1回~2回程度の洗濯頻度でした。その時に感じたメリットを挙げていきます。
- 洗濯にかかる料金を少し減らせる
- 洗濯する時間を他のことにあてられる
洗濯にかかる料金を少し減らせる
洗濯頻度が減るとその分、洗濯にかかるコストも減らすことができますが、実際電気代や水道代って他の部分でも使用頻度が高いので体感的に安くなったとは感じませんでした。
上記で挙げように料金は確かに安くなりますが、水道代はそこまで高くなるものでもありませんし電気代はエアコンの使用とかで他にもっとコストがかかる部分があるので誤差というのが正直な感想。
ただ、節約できていることには変わりないのでメリットと捉えていいと思います。
洗濯する時間を他のことにあてられる
洗濯回数が少ないと余計な時間を割かなくていいので、勉強に集中したり趣味に時間を使ったりすることができます。
洗濯自体はボタン1つでできますが、面倒なのは洗濯物を干すことと畳むことですからね。一気にやりたい派にとっては洗濯頻度は少なくてもいいのかも。
毎日洗濯をするってなると洗濯を干す時間以外にも拘束時間というものが発生してしまいます。「今洗濯を回しているから遊びに出かけられない」とか「洗濯が終わってから~」という気持ちになるので地味に時間を拘束されてしまいます。
洗濯回数が少ないことによるデメリット
正直言って洗濯頻度を減らすとデメリットの方が多いです。
- 着たいと思った服が洗濯していない場合がある
- 一度に洗濯するとよく洗えない場合がある
- ベランダに干しても乾かない・乾きにくい
- 菌が増えて嫌な臭いがすることがある
- 衣類が絡みやすくなるため痛みやすい
- 干すのが面倒
着たいと思った服が洗濯していない場合がある
これが結構多い。お気に入りの服って誰しも一着や二着持っていると思いますが、洗濯回数が少ないと出かけたい時にちょうど洗ってなかったりして着られないという状況になることが多くなります。
ファッション的にちょうど合わせたい服が着られないのもありますし、洗濯回数を極限に減らすとタオルとか下着が不足するようになります。
僕の場合、お風呂に入るときに「あ、タオル洗ってるやつないじゃん!」とか「下着全部洗ってしまった」ってことが良くあるのが結構嫌だなと思う点。
こうなると余分に服とか持つ必要が出てくるのもネック。
一度に洗濯するとよく洗えない場合がある
洗濯機には容量が決まっています。一度にまとめて洗濯物を洗おうとすると容量ギリギリになってしまいます。
洗濯物が多ければ多いほど1つの衣類に対しての洗浄力が下がるので結果的に良く洗えていなかったり、洗濯後なのに臭いが残っているってこともあり得ます。
よくあるのが食べ物とかのちょっとしたシミ。洗濯物の量が少ないと洗剤だけでも十分に落ちるものでも量が多いと洗浄力が落ちてしまうので洗っても落としきれないことがあるんですよね。
ベランダに干しても乾かない・乾きにくい
洗濯物の量が多いとそれだけかさばるので例え天気の良い日にベランダに干したとしても洗濯物同士が影になってしまい乾きが悪くなります。
いつもだったら普通に乾いているはずなのにまだ濡れているってことになるので洗濯回数が少ないことによるデメリットです。
かさばればかさばるほど乾きが遅くなりますし、一人暮らしのベランダだとそれほど量を干せる環境ではないので干す場所に困ることも。
菌が増えて嫌な臭いがすることがある
一番ネックなのが雑菌によって洗濯物が生乾きのような臭いになってしまうこと。
雑菌が増える原因は2つ。洗濯者をしっかりと洗えていないせいで菌が洗浄されていないことと先ほど言ったように乾くまでの時間が長いことで雑菌が繁殖してしまうこと。
僕も学生時代は洗濯物をパンパンに詰めて洗濯していましたが、いつしか衣類すべてが生乾きのような臭いになってしまったことがあります。
しかもたちが悪いことに生乾きの臭いが当たり前になるとそれに自分で気づかずに知人や異性に会って嫌な顔をされるという。
誰からも指摘されなければずっと気付かないってことにもなりかねません。
衣類が絡みやすくなるため痛みやすい
これは洗濯機の質にもよりますが、洗濯物の量が多ければ多いほど衣類同士が複雑に絡まってしまうので傷みやすくなってしまいます。
安い服なんかだと数回洗濯しただけなのに襟の部分が伸びてしまったり型崩れしてしまうことは良くあります。
服をすぐにダメにしてしまう人は洗濯物の詰め込み過ぎが原因だったりします。ちなみに安い洗濯機でも「オシャレ着洗い」というモードがあるので衣類のダメージを気にするならオシャレ着洗濯すべき。
ただ、オシャレ着洗濯は洗浄力が落ちるので洗濯物の量が多い場合にはあまり向きません。
干すのが面倒
洗濯物をためてしまうと、例えば異性とデートをしようとした時に「あれ?あの服がない!!」なんてこともよくあります。
さらに着た服をそのままにしておくと雑菌が増えてしまうことがあり、一度に多くの洋服を洗濯することでよく洗えない場合があります。
ベランダで干そうと思っても洗濯物が多すぎて風通しが悪く、その日一日じゃ乾かない・・・なんてことも私は実際によくありました。
こうして挙げてみると、確かに洗濯するのは面倒で仕方ないですがデメリットの方が多いことがわかるかと思います。
こまめに洗濯した方が手間だと感じない
一見すると洗濯頻度を少なくした方が余計な手間がかからないように感じますし、間違っているわけではありませんが、経験上は洗濯頻度が多い方が手間に感じませんでした。
洗濯頻度が多ければその分1回あたりの洗濯物の量は減ります。
洗濯が終わって、洗濯物を干す時にも3分あれば終わるレベルの量ですし、ほぼ毎日洗濯をするとそれがライフワークの一部になるので手間だと感じにくくなりました。
量が多いと洗濯物は絡まるし、よく洗えていなかったり、1回あたりの時間がかなりかかるので余計に面倒だと感じてしまいます。
実際に洗濯頻度を増やしてやってみると「洗濯ってそんな手間じゃないな」って感じるはずです。
洗濯物を嫌な臭いにさせないためのコツ
せっかく洗濯しても嫌な臭いになってしまっては意味がありません。部屋干しの臭いというのは雑菌が増えている証拠です。
こまめに洗濯する
洗濯頻度が高ければ高いほど値段も高くなってしまいますが、実際計算してみるとそれほど高いものでもありません。
余裕がある場合はなるべく洗濯をこまめにしたほうが雑菌の繁殖を防ぐことができます。理想は2日1回。
使用済みの衣類は放置すればそれだけ雑菌も増えるのでためればためるほど部屋干し臭くなる原因になりますよ。
洗濯が終わったらすぐに干す
洗濯が終わってそのまま干さずに放置していると残っている雑菌が繁殖して結果的に臭くなってしまいます。
洗濯が終わったことを忘れていることって結構あるんですけど、やっぱり嫌な臭いを防ぐためには終わったら速攻で干すべきです。
30分程度ならまだマシですが1時間以上放置してしまった場合はもう一度洗濯したほうがいいかもしれません。
できるだけ日に当てる
部屋干しすると臭くなってしまうのは乾きにくいというのも理由の1つですが日光に当てていないのも大きな原因です。
日光は殺菌効果があるので雑菌が繁殖するのを防ぐことができます。
物件によってはベランダすらついていないことも多く、外に干したくて干せないのであれば部屋干しでもいいのでカーテンを開けて日が当たるように工夫してみてください。
これだけでも嫌な臭いをある程度防ぐことができます。乾き優先なら浴室乾燥機を使いましょう。
ワイドハイターを入れる
すでに洗濯物が臭くなっている場合、いくら洗濯をしても雑菌を消しさることが難しいので干しても嫌な臭いがずっと残っていることがあります。
嫌な臭いになった時の対処法は3つ。
- 熱湯に1分間漬け込む
- コインランドリーの乾燥機を使用する
- ワイドハイターを入れて除菌する
タオルとか嫌な臭いになってしまうことが多いので僕はいつもケトルでお湯を沸かして煮沸していましたが、これはこれで面倒。
最近はワイドハイターを洗濯に入れるようになりましたが、それ以来洗濯物が嫌な臭いになったことは一度もありません。
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洗濯頻度が低い場合は洗濯する時にワイドハイターを一緒に入れるのが個人的にはかなりおすすめです。
まとめ
洗濯回数を極端に減らしてしまうとデメリットも多くなるので最低でも3日に1回ぐらいは洗濯したいところです。
それほどお金もかからないので毎日日課的にできれば理想ですが、雨の日で洗濯できなかったり仕事で疲れていると洗濯する暇がないので2日~3日に1回洗濯するのがベストな頻度です。
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