一人暮らしを始めるにあたって必要な家具や家電・小物は多数ありますが、その中でもローテーブルは必需品と言えるほど重要です。
デスクやテーブルは必ずしも必要ではありませんが、ローテーブルはごはんを食べるにしても、勉強するにしても、パソコンをするにしても使える代物です。
そこで今回は一人暮らしで数々のテーブルを使ってきた僕の体験を元におすすめのローテーブルをご紹介していきます。
目次
一人暮らしにローテーブルはいらない?
一人暮らしをするとテレビの前にローテーブルを置くために購入する人が多いですが、10年以上一人暮らしをしてみた経験から言うとローテーブルがなくても普通に生活できてしまうということです。
確かにローテーブルがあることによって部屋に統一感が生まれますし、ご飯を食べる時やちょっとした休憩時に重宝する面はありますが、生活スタイルによってはほぼ全く使わない人もいるので関らずしもローテーブルが必要だとは限りません。
- 部屋を圧迫して邪魔になりやすいため
- 代わりの家具があれば使用頻度が少ないため
- テレビを観ないとローテーブルの前に座ることがなくなる
僕がローテーブルを使わなくなってしまった理由は上記の3つです。
1つ1つ解説していきます。
部屋を圧迫して邪魔になりやすいため
一人暮らしだと6畳程度の部屋が多いですが、ベッドや棚、デスクなんかを置いてしまうと他に物を置くスペースというのはほとんどなくなってしまいます。
ローテーブルが置けなくはないですが、置いてしまうとベランダまでの同線の邪魔をしてしまったり置くスペースがなくてクローゼット近くに置くことになって開閉の邪魔になってしまうこともよくあります。
僕も今現在あまり使っていないローテーブルをクローゼット近くに置いてしまっていますが服を取り出す時とか微妙に邪魔な位置で困っています。
かといって他に置く場所がないので仕方なく配置しているといった状況。
使用頻度が高いならまだしも1日の中で使うことはほぼゼロなので無駄にスペースを取ってしまっています。
代わりの家具があれば使用頻度が少ないため
僕の場合、パソコンをよく触るので作業用デスクを部屋に置いています。
ローテーブルといえば普段あまり使わなくてもご飯を食べる時とかに必要になるイメージがありますが、デスクがあると結局動画とかを観ながらデスク上で食べることがほとんどなので使わなくなってしまっています。
デスクじゃなくても代わりに料理を置くスペース、食べるスペースが確保できているような人ならローテーブルを使うことはほとんどなくなります。
テレビを観ないとローテーブルの前に座ることがなくなる
学生時代はテレビをよく観ていましたが、いつの間にかテレビを観る機会が減り最終的に処分してしまったのでそもそもローテーブルの前に座ること自体がほとんどなくなりました。
だいたいはデスク周りにいますし、作業が使われた時はローテーブルの前ではなくベッドで休憩することが多いので役割をほとんど果たしていません。
これは生活スタイルにもよると思いますが、極端な話ローテーブルはご飯を置く場所なのでそれ以外の用途として使う機会がほとんどありません。
女性ならメイク道具を置いたり、髪の毛をセットしたりする用途して使えるんでしょうけど独立洗面台があればそれも不要。
ローテーブル不要派の意見を集めてみた
一人暮らししてわかったことは、一緒に部屋でご飯食べる人がおらんかったらこんなローテーブルはいらないってこと pic.twitter.com/7FfnxFPo1o
— ふぐ🐡 (@super_fugufugu) January 24, 2021
一人暮らしでローテーブルはいらないっていう人がいて試しにしまってみたらだいぶ捗るようになった。もちろん不便になる側面もあるけど、自分の行動様式が変わって部屋が綺麗になった。あるとモノを置きがちだけど無いと置き場所がないからこまめにしまうようになる。
— a-la-saint (@AtmofuD) May 19, 2020
これローテーブルいらないな。L字で完結する。あとちっちゃい加湿器置く場所なくて困ってるかわいいのにー。なんか一人暮らし充実しそうな部屋。家事がんばろうって思うのは最初だけかな。ほんとにがんばりたいんだけど…
— 碧 (@ao_it0_ri) October 5, 2020
ローテーブル生活に憧れて一人暮らししたら真っ先に揃えたけど、デスクを手に入れてしまったら最悪ローテーブルってなくても困らないんだよな…😢
でも気に入ってるものだから、例えせませまぎゅうぎゅうの部屋でも捨てられないわ…— 夏野菜 (@tamago__don17) February 13, 2021
「ローテーブルがいらない」と言っている人のほとんどはデスクなど代わりのものを部屋に置いています。
自炊するにしろコンビニでご飯を買うにしても家で食べるなら置き場所が必要になるのでいい場所がなければローテーブルが必要になると言った感じですね。
- テーブル以外に置き場所がない(食べる場所がない)人
- 勉強やテレワークをする人
- テレビをよく観る人
- 食事以外にも作業台として使いたい人
ローテーブルが必要かどうかは自分の生活スタイルに大きく左右されますが、部屋が広いのであれば置いておいても邪魔になりませんし、あっても良いと思います。
実際学生時代は食事以外にも勉強机代わりとして使用していましたし、宅飲み時にも高頻度で使用していたのであって良かったです。
また、食事する時には重宝するものですし同棲しているカップルとかならなくてはならないものです。
食事する時や作業台としてすら使わない場合はそもそも最初からいらないものなので購入する必要はありません。
使い勝手の悪いローテーブルの特徴
実際に購入してみて使い勝手が悪いと思ったローテーブルをいくつか紹介しておきます。
無駄に広さがあるもの
一人暮らしをしてみるとわかりますが、そこまで大きなものというのは必要なく最低限自分1人が食事するだけのスペースが確保できればローテーブルの役目を果たしているので十分です。
もちろん友達をよく家に呼んだり、宅飲みする人なんかは少し広めのテーブルのほうが使い勝手が良いと思いますが、そうでない場合は広さ=無駄なスペースになってしまうのでかえって邪魔だと感じやすくなります。
ガラス製のもの
見た目のオシャレさからガラステーブルを購入する人は多いと思いますが、実際にガラステーブルを使った経験から言わせてもらうと絶対にやめたほうがいい商品の1つです。
確かに見た目はオシャレに見えますが、ガラステーブルは指紋がつきやすくちょっとした汚れや傷でさえ目立ってしまうので常に清潔にしていないと不潔さが目立つようになります。
毎回テーブルを拭いたり、汚れを綺麗にするようなマメな人ならまだしも、面倒臭がり屋な人は絶対に選ぶべきではありません。
足を入れるスペースが全くないもの
いわゆる脚無しテーブルは見た目もオシャレなので目に止まりやすいローテーブルの1つですが実際に使ってみると足が全く伸ばせない状態になってしまうので非常に窮屈になります。
基本姿勢は正座かあぐらをかくことになりますが、あぐらをかいても膝が微妙にあたってしまうのでローテーブルに近い距離で使用することができません。
また座っている姿勢ってちょくちょく変えることが多いんですけどそれも全くできないので凝りの原因やストレスの原因になるので使い勝手としてはかなり悪いです。
ローテーブルの選び方
一括りに、ローテーブルと言っても色んな種類のものがあり、選ぶ際に困ると思います。
- ガラステーブル
- こたつ
- 丸形テーブル
- 収納ありのテーブル
おしゃれな部屋を目的に購入する人、シンプルで使い勝手重視の人など、使う人によっても購入する目的は異なります。
僕はシンプルなローテーブルもおしゃれなローテーブルも実際に使ったことがありますが物によって使い勝手は相当変わります。
- 価格が安すぎると足が不安定でグラつく
- ガラス張りは一見おしゃれだが、指紋が付きやすく使い勝手もそれほど良くない
- 小さすぎても大きすぎても使い勝手が悪い
特に一人暮らしは部屋の大きさに合っているもの、用途に合っているものでないと使わない時に邪魔になりやすいです。
一人暮らしに最適なローテーブルのサイズ
安すぎるテーブルや部屋の面積を考えて小さいものを選ぶと、かなり使い勝手が悪くなります。逆に大きすぎても部屋が狭くなり、結局幅を取る置物になってしまうのでバランスが重要です。
サイズ(幅) | 部屋の広さ |
---|---|
60~80センチ | 6畳以下 |
80~100センチ | 6畳~8畳 |
100~120センチ | 8畳~10畳 |
奥行にもよりますが、部屋の大きさごとの適切なサイズをまとめてみました。
一人暮らしによくある6畳ぐらいの物件だとだいたい幅50センチ、奥行きが80センチぐらいの長方形のローテーブルがサイズも適切で部屋にマッチします。
これを踏まえて、価格は抑えつつ、適度なサイズのローテーブルをご紹介していきます。
一人暮らしにおすすめのローテーブル
色んなテーブルを使ってきましたが、実際に使いやすいかどうかは非常に重要です。おしゃれなローテーブルは使い勝手が悪い傾向があるので注意してください。
今回は個人的に良いと思ったものをご紹介していきます。好みの問題もあると思うので参考程度に。
シンプルな折りたたみテーブル
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一人暮らしの利便性を考えた時に折りたたみ式のローテーブルはかなりおすすめです。
見た目としてのオシャレさはありませんがシンプルなのでダサさはありません。
ご飯を食べる時や友達が来た時はそのまま使えますし、普段使わない時や他にデスク等を購入して使用頻度が減った時はそのまま閉まっておけるので場所も取りません。
折りたたみ式はあまり好んで選ばれないタイプですが、一人暮らしの使い勝手を考えると地味に利便性が高いのでありだと思います。
伸縮可能なこたつ
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「おい!コタツかよ」というツッコミをされそうですが、僕が色んなローテーブルを使っていて最終的に行きついたのがコタツです。
一人暮らしはこたつ最強
— こみさるば (@brsmks) 2018年2月14日
宅飲みをやる人にとってはやや小さいと思いますが、一人ならこれで十分です。
高さは足の長さを調節することが出来るので、背の高い人、低い人に合わせて調節することも可能です。
ローテーブルは一年中使えるものでなければ意味がありません。
普通だと冬場が困るところですが、コタツなら冬場でも寒さ対策になります。
さらに「冬の平均と暖房機器ごとにかかる電気代一覧」でも紹介していますが、コタツはエアコンやハロゲンヒーターに比べて格段に電気代が安いのが魅力。
ただ、部屋をオシャレにしたい方にはコタツは不格好かもしれませんね。
収納付きのローテーブル
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見た目のオシャレさや一人暮らしにちょうどいいコンパクトさ、そして利便性を考えた時におすすめなのがこういったコンパクトローテーブルです。
一人暮らしは収納面が不足しがちで、無駄にテーブルの上の物を乗せて場所を取ってしまいますが、収納がついていることでテレビのリモコンや雑誌などを閉まっておくことができるのでかなり便利です。
かなり小さめのローテーブルとなるので宅飲みとしては向いていませんが作業台や食事スペースとしてはかなりちょうど良いサイズになるのでおすすめです。
まとめ
- デスク等の代用家具があればローテーブルはいらない
- ローテーブルの主な目的は食事
- 部屋に置くならなるべくコンパクトなものがおすすめ
- ガラステーブルや脚なしテーブルはやめたほうがいい
部屋に置くかどうかは人それぞれですが、生活スタイルが決まってくると全然使わないことになるので重厚感のあるものは避けた方が良いです。
部屋に置くならなるべくシンプルで邪魔にならないサイズのものを選べば問題ありません。ローテーブルの使い道は限られているので大きいものは後悔しやすい。
少しでも参考になれば幸いです。