一人暮らししてよく料理を作るようになる人もいれば、面倒くさがって外食で済ますようになる人もいます。
僕はもともと実家で家事全般をしたことがほとんどなかったため、一人暮らししてからめちゃくちゃ自炊をするようになった口です。
ということで今回は僕のような自炊派のために個人的に一人暮らしでよく使う、あった方が良いと思う調味料や食材についてまとめてみましたのでこれから一人暮らしをしようと思っている方、自炊を頑張りたいという方は参考にしてみてください。
目次
あると便利な調味料系
【最低限必要な調味料】
調味料 | 賞味期限 | 保存方法 |
---|---|---|
砂糖 | なし | 常温 |
塩 | なし | 常温 |
塩コショウ | 2年~3年 | 常温 |
ソース | 約6カ月~1年 | 冷蔵 |
ケチャップ | 約1年 | 冷蔵 |
マヨネーズ | 7カ月~1年 | 冷蔵 |
七味 | 約1年 | 常温 |
ニンニクチューブ | 約6カ月~1年 | 冷蔵 |
醤油 | 約1年半 | 常温・冷蔵 |
みりん | 約1年 | 常温 |
料理酒 | 約1年 | 常温・冷蔵 |
サラダ油 | 約1年~2年 | 常温 |
ごま油 | 約1年半~2年 | 常温 |
料理をする上ではほぼ必須のアイテムです。自炊しようと思っているならこれだけは揃えて置いた方が良いというものをまとめています。
この中で減りが早いのはサラダ油ですね。逆にソース系はあまりなくならないので下手に大きいのを買うのはやめた方が良いでしょう。
砂糖
コーヒーや紅茶などの飲み物にも使いますし、甘辛焼き等の料理にも使う機会が多い万能調味料です。
一応みりんでも代用できるもののより甘味を出したい時に砂糖は必須になるので買っておくべきです。
ただ、量が多いのでジップロックに入れて保存するか、専用の容器を購入しないと使い勝手が悪くなります。
塩
料理にはかかせないの調味料です。必ずと言っていいほど塩は使うことになりますし、ゆで卵だったり魚、野菜、パスタをゆでる時など塩コショウだと味が強くなりすぎるものに対して塩単品で使う機会は多いです。
塩自体は長期間保存が効くものなので急いで使う必要はありません。
塩・胡椒
炒め物など塩コショウをどちらも使う時に手っ取り早く使用できるのでかなり良く使う調味料です。
単品で塩・胡椒を使う料理以外ならこちらのほうがより手早く使えるのでおすすめです。
一人暮らしの最初の頃は故障を単体で購入しなくても塩・胡椒さえあれば問題なく料理できます。
ソース
ウスターソースやとんかつソースなどはデミグラスソースを作るときや揚げ物を作る際に主に使用します。
意外と使う頻度は低いので人によっては余りがちな調味料なので多きいものではなく小さいものでも十分です。
料理にいれると深み・コクがでるので炒め物をする時にも使えます。
ケチャップ
オムライスやデミグラスソース、パスタ等トマト風味の料理をする際に主に使用します。
料理としてはスープが一番メインで使われる機会が多く、あとはケチャップ単体でオムライス等に使うことが多いです。
ソースと同様使う機会がめちゃくちゃ多いわけではないですが、ソースよりも消費量は多いです。
マヨネーズ
マヨネーズは卵と油が原材料とするものでたこ焼き、タルタルソース、照り焼き、お好み焼き、サラダうどん等にも使用します。
使用機会はソースやケチャップよりも上なので意外と消費量も多いですが、マヨネーズがなくても料理としては問題ないのでマヨネーズ嫌いな人はなくても構いません。
個人的には使う機会がかなり多いです。
七味
食べ物を辛くしたい時や、照り焼き系の料理のアクセントとして使用することが多く、長期間持つので持っておいても損はありません。
幅を持たせたいのであれば辛いものを作る時は一味唐辛子、アクセントを加える時は七味唐辛子という使い分けができます。
ニンニクチューブ
固形のニンニクよりも風味は落ちますが、使い勝手が良いので初めて一人暮らしをする人や毎日自炊をしない人ならニンニクチューブのほうがおすすめです。
パスタ、お肉、野菜の炒め物等幅広く活用する機会が多いのでニンニク嫌いじゃないなら必需品です。
料理が好きな人や、上級者であればチューブよりも固形のほうが風味が段違いに強いのでそちらがおすすめ。
醤油
調味料の代表格として使われるのが醤油です。炒め物や和風の料理、煮物、パスタ、牛丼や豚丼などの肉料理、なんでも使うことができるので調味料の中では1位か2位ぐらいの使用率だと思います。
僕の場合は調理用の醤油と、刺身や卵かけごはん等の後から入れる料理に使う鮮度の良い醤油の2種類を常備しています。
そのぐらい料理する人にとっては使う機会が多いので最初に購入しておくべき調味料です。
みりん
肉料理や和食などにほんのりとした甘みがプラスされるのがみりんの特徴です。
砂糖を入れると甘味が主張しすぎてしまいがちなのでみりんを入れることで嫌な甘みを抑えることができて美味しさを引き上げることができます。
もちろん砂糖でも代用することは可能ですが、正確に言えば使い分けが必要な調味料です。
ちなみにみりんには酒が含まれているので必ず調理時に飛ばす必要があります。
料理酒
お肉を柔らかくしたり、殺菌作用もあるのが料理酒の特徴です。
みりんとセットで使われる機会が多く味そのものというよりも下ごしらえとして使うような感覚です。
例えばお肉にお酒を入れてそのまま放置しておけば出来上がりの時に柔らかい食感になりますし、旨さにも繋がります。
料理酒を切らしている場合は白ワイン、日本酒などでも代用可能です。
サラダ油
料理する際にほぼ必ず使うのがサラダ油です。揚げ物はもちろん野菜、お肉、魚などの炒め物にも使用します。
炒める時にサラダ油を入れることによって焦げ付きを緩和し、油のコーティングのおかげでまんべんなく火が通るようになります。
また、クッキー等のお菓子作りとしても使用されることがあります。
高頻度で毎回使用するので必ず最初に購入しましょう。
ごま油
主に中華料理に使用しますが、ごあ油独特の風味が食欲を引き立てるのでなくてはならない調味料の1つです。
スープに入れることもありますし、チャーハン、餃子、パスタ、ナムル、ダッカルビなど使う機会も意外と多いです。
中華料理を作らないならなくても生活できますが、料理好きなら大きいサイズでもなくなるぐらいです。
人によっては必要な調味料
調味料 | 賞味期限 | 保存方法 |
---|---|---|
ブラックペッパー | 2年~3年 | 常温 |
味噌 | 3か月~6カ月 | 冷蔵 |
白だし | 1ヶ月~2ヶ月 | 冷蔵 |
コチュジャン | 約6カ月~1年 | 冷蔵 |
甜面醤 | 約1年 | 冷蔵 |
コンソメ | 約1年~2年 | 常温 |
ナツメグ | 約1年 | 常温 |
鶏ガラスープの素 | 約2ヶ月~3か月 | 常温 |
鷹の爪 | 約2年~3年 | 常温 |
お酢 | 約6カ月~1年 | 冷蔵 |
海苔 | 約9カ月~15カ月 | 常温・冷蔵 |
ワサビチューブ | 約3か月 | 常温 |
ごま油 | 約1年半~2年 | 常温 |
色んな料理をしようとするとこういう調味料も揃えて置いた方が良いかも。
ブラックペッパーと鷹の爪、にんにくがあれば簡単にペペロンチーノが作れますしコチュジャンと甜麺醤は麻婆豆腐を作る時に使います。
ナツメグはハンバーグなど肉の臭みを消すのに使い、味噌やコンソメ、鶏がらスープの素はスープ系を作る時やソースを作る時に重宝します。
バジルは色付けなのでなくても問題ありませんが、見た目が綺麗になるのでたまに使っています。
ブラックペッパー
いわゆる胡椒ですが、塩・胡椒と違って1粒1粒が少し大きめのサイズなのでしっかりとした味付けをしたい時におすすめです。
ブラックペッパー単体で持っておくことで「塩味は抑えたいけど味付けはしたい」という時に使うことができます。
また、塩・胡椒それぞれ自分の好みで味付けができるので料理中級者以上なら購入しておいたほうがいいものです。
味噌
味噌汁が飲みたいという人にとっては必需品になりますが、汁物が不要という人にとっては余りがちになってしまうのが味噌です。
まさに人によっては必要というレベルです。
一般的なサイズだと一人暮らしで消費できるレベルではないですが、スーパーには小さいサイズも売っているので一人暮らしならそちらのほうがおすすめです。
白だし
白だしはうどん、お吸い物、茶わん蒸し、お雑煮、天ぷらだしなど主に和食料理に使われるものです。
もちろんなくても問題なく料理できてしまいますが、白だしを入れることに味の深みが段違いに変わるので和食料理が好きなら必須となります。
初めて一人暮らしする人ならそこまで使用頻度も高くないので後回しにして構いません。
コチュジャン
コチュジャンは主にチーズダッカルビやナムル、ビビンバ、プルコギ等の料理に使われることが多いです。
韓国料理がメインとなるので、普段頻繁に使うことは少ないです。
なくても生活できますが、いざという時にピンポイントで使う機会があるので扱いが難しいところです。
甜面醤(テンメンジャン)
豆板醬と一緒に使う機会が多く、麻婆豆腐や回鍋肉等の中華料理に使います。
正直言ってなくても食事は作れてしまうのでコチュジャンと同じようなピンポイント調味料と言った位置付けです。
僕もこの2年間ぐらいは甜面醤を全く使っていないのでなくても問題ないですが、食べたい料理を作る時に必要になることもあります。
バジル
基本的には彩りとしての位置づけになるので、なくても料理の完成度としては問題ありません。
ややハーブの風味はありますが正直劇的に変わるレベルではないので作った料理の見栄えをよくしたい人、人に作る場合や写真映えを意識する時に使われます。
コンソメ
主に使われるのはコンソメスープですが、パスタ料理にも使われますしロールキャベツの味付けとしても使用されます。
どちらかというと味噌と同様の位置づけですが、味噌よりも使用頻度は高いような気がします。
ナツメグ
ナツメグはひき肉の臭み取りとして使われます。ハンバーグの中にナツメグを入れるのが一般的ですが意外と主張の激しい調味料なのでナツメグ自体が嫌いな人はなくても問題ありません。
僕も一人暮らしをして最初の頃はナツメグを買っていましたが、今ではハンバーグを作っても入れていません。
そのぐらいのピンポイント調味料。
鶏がらスープの素
コンソメと同様、主にスープに使われるものですが、炒め物にも使えるので意外と重宝する調味料です。
なくても一応料理はできるものの、色んな料理をするなら必需品の部類に入ってくるレベルで使用頻度は高くなります。
鷹の爪
辛い料理を食べたい時におすすめなのが鷹の爪です。
唐辛子を輪切りにしたもので、ペペロンチーノなどのパスタ料理や肉料理、野菜炒め等にも使用することが多いです。
一味唐辛子の場合は粉末なので全体を均一に辛くする調味料ですが、鷹の爪は料理のアクセントとして使用することができるという違いがあります。
お酢
いなり寿司、手巻き寿司、餃子のタレなど料理やお肉を柔らかくする作用があるので下ごしらえとしても使用されることがあるのがお酢です。
意外と一人暮らしでは余らせがちで賞味期限が切れてしまうことも多いので大きめなサイズを買うのはおすすめしませんが、ある程度料理をするなら必要になる調味料です。
海苔
手ごろに食べられるおにぎりや手巻き寿司、料理の最後のアクセントとして使用される海苔はなくても問題ありませんが、海苔好きなら常備しておきたい調味料です。
しっかりとジップロック等に入れておかないと湿気ってしまうこともあるので注意が必要ですが、意外と長持ちするので家に置いておいて全く使わないことはないと思います。
ワサビチューブ
海鮮系の料理をする時に必要になる調味料ですが、もともとワサビが嫌いな人は買わなくてもいいと思います。
また、基本的に刺身系でしか使用することがないのであまり量も減りません。
僕はワサビが好きなのでご飯に鮭フレークをかけてネギを添えてワサビを入れ、しょうゆを全体にかけることでなんちゃって海鮮丼として食べることが良くあります。(おすすめです)
一人暮らしだと使いきれない調味料まとめ
調味料自体は料理にかかせないアイテムですが、一人暮らしでは使いきれないものも多く存在します。
一人暮らし歴10年以上で自炊をほぼ毎日している僕が特に使いきれない調味料をピックアップしてまとめてみました。
また、ガールズちゃんねるの「使いきれない調味料」も参考にしてみました。
調味料 | 使いきれない理由 | |
---|---|---|
ソース | 1回の使用量が少ない | |
マスタード | 使い道がピンポイントすぎる | |
味噌 | 面倒で味噌汁を作らなくなる | |
白だし | なくても作れてしまうため | |
ナツメグ | ハンバーグにしか使わない | |
お酢 | 使える料理が少ない | |
ワサビチューブ | 刺身にしか使えない | |
シナモン | 使い道がピンポイントすぎる | |
ポッカレモン | 1回の使用量が少ない | |
オリーブオイル | サラダ油で代用できてしまう | |
粉チーズ | 役割が少ない |
どうしても作りたい料理、食べたいものがあってその時に買ったけどそれ以降使わないという調味料や、1回の使用量が少なくてよく作る料理で使用することがないような調味料は例え賞味期限が長くてもダメになってしまいがちです。
僕の場合は一時期味噌汁にハマっていましたが、さすがに作るのが面倒になってきてしまったのとなくても料理は完成するので飲まなくなってから使わなくなり賞味期限が切れてしまうようになりました。
こういうのは人それぞれですが、無駄になりそうなものは最初からあまり買わないようにするか少量のものを買うようにする工夫が必要ですね。
あると便利な食材系
- タマネギ
- うどん
- 卵
- キャベツ
- パスタ
- 米
中でもタマネギは万能中の万能食材です。
お肉があれば牛丼、豚丼が作れますし、親子丼、パスタ何にでもほぼ間違いなく使うのがタマネギです。
タマネギ自体、他の食材に比べて日持ちするのでとりあえず家に置いておくと便利です。
あとはパスタも同様にキロ単位で置いておいても良いと思います。僕は業務スーパーで買いましたが全てなくなりました。
何を作ろうか困った時にパスタさえあればなんとかなるので助かりますね。
最近はうどんにハマっています。
というのもうどんはまず3つでも100円程度で上記に挙げた調味料でつゆが作れます。
あとは卵やネギを乗せればいいだけなので食費をほとんどかけることなく1食作れてしまうのでかなりおすすめです。
卵、キャベツは自炊する時に割と使う食材ではありますが、日持ちしないので大量に購入するのはおすすめしません。
僕の場合、毎日自炊してもキャベツ一玉使いきれるかどうかのレベル。
卵も10個入りだと消費期限が過ぎる可能性があるので注意。
ただ、いざという時にないと困るので常に冷蔵庫に入れておきたいものではあります。
作る料理の傾向によってよく使う食材は人によって違うと思いますが、料理というのは使う頻度が多いものというのは決まっています。
コスパ最強の料理とは?
食費はできるだけ安く済ませたいもんですが、意外と自炊でも材料費はかかってしまいます。
例えば肉料理を作るだけでも結構な値段になってしまいますし、凝った料理ほど使う材料が多いので食費は高くなってしまいます。
かと言ってふりかけだけとかお茶漬け毎日というのも味気ないですし、健康にも悪いです。
ということを踏まえた上で僕が10年間一人暮らしして「これコスパ良すぎ!!」と思ったものをまとめておきます。
- うどん【一食約50円】
- パスタ料理【一食約100円】
- そば【一食約30円】
- 稲荷ずし【一食約100円】
うどんは100円で3つ、つゆは調味料で調合可能、あと必要なものはネギと卵ぐらい。
余っている野菜と片栗粉や小麦粉でかき揚げは作れます。
コスパが良い上にそれなりに美味しいものが作れるのでドハマりしている料理の一つです。
パスタ系は面倒なのでかけるだけの調味料を買いますがそれでも一食100円以下で作れます。
それに手軽で美味しいのでこれまた一時期ドハマりしました。ただ、健康的ではないかも。
夏場はそばとか良いですね。そば・海苔・めんつゆ・わさびだけあれば簡単に一食作れます。そば自体がめちゃくちゃ安いのでかなり食費を抑えることができて便利です。
個人的にはあまり食べません。
あとは稲荷ずし、通称おいなりさんですね。
調味料として白ごま・めんつゆ・お酢・砂糖があればあとは油揚げ(5個入り2パック)を買っておけばとりあえず一回で物凄い量作れます。
好みによって中に大葉だったりたくあんを入れたりひじきを入れたりするのもありです。
とにかく一回で作れる量が物凄いので3合作っても3食以上は軽く賄えて便利です。
クックパッド先生さえいれば料理なんてものはなんとでもなります。
結局のところ自炊しているのにお金がやたらかかる最大の原因はお肉を買ってしまうことです。
確かにお肉があるといろんな料理が作れて便利ですが、健康面的にそこまで肉は必要としませんので肉を使わない料理がベスト。
あとはもともとの単価が安いものしか使わない料理は基本的にかなり食費が浮きます。
ウインナーとかベーコンとかは高いので僕は基本的に使いません。なくても料理できますからね。
なぜか食費が高くなってしまっている方は一度食材を見直すことをおすすめします。
これから自炊しようと思っている方は少し参考になるかと思います。
また「こんなコスパ最強の料理がある」と言った意見がありましたらコメントで教えて頂けると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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