ホームメイトと言えば有名な女性タレントをイメージキャラクターとして起用している賃貸物件情報サイトです。
東建コーポレーションが運営するサイトですが、お部屋探しサイトとして利用価値はあるのでしょうか?
今回はホームメイトの特徴やネットでの口コミ・評判を徹底調査し、紹介していきます。
目次
ホームメイトの基本情報

運営会社 | 東建コーポレーション株式会社 |
---|---|
口コミ評価(google) | ★★★★★(4.9) |
対応エリア | 全国 |
店舗数 | ・支店184店舗 ・FC339店舗 |
物件数 | 9,438件(山手線) |
仲介手数料 | 基本賃料1ヶ月分+税 |
現地集合(内見) | 不可 |
オンライン内見 | 可能 |
物件の持ち込み | 可能 |
おとり物件 | △ |
特徴 | 店舗数が多くて利用しやすい 仲介手数料割引システムが魅力 大手ハウスメーカー施工の物件が見られる 周辺施設の口コミも見ることができる |
ホームメイトは全国の賃貸物件を取り扱っている賃貸物件検索サイトとなっており、いろいろな不動産の情報を集めたお部屋探しサイトです。
主な仲介業者は大手ハウスメーカーである東建コーポレーションとなっています。
支店には「ホームメイト店」「東建コーポレーション店」がありますが、どちらも同じ会社です。
東建コーポレーショングループのホームメイトという部署になるため、わかりにくのですが同じものと考えてください。
仲介手数料は基本的に家賃1か月分かかりますが、割引システムによって10%~無料と幅広いです。
ホームメイトの口コミ・評判
Googleレビューに記載されている口コミについての評価も見ていきます。
都内近郊の店舗をランダムに抽出し、レビュー数や総合的な評価を調査しました。
レビュー数の多い都内では軒並み高評価となっている一方で、レビュー数の少ないエリアでは評価がそこまで高くありません。
店舗によっては利用した際にレビューを記載してもらうようなこともあるため、リアルな声として判断するのは難しいでしょう。
SNSでの具体的な口コミや評判についても見てきます。
ホームメイトって結構有名だと思ってたけど対応最悪すぎてやばい。
— naaaaa. (@nazzy3x9) July 6, 2022
ホームメイト大阪の所なんだけど最悪。
— atsushunlove (@45bagel11) January 12, 2021
訳が分からんまま。親に相談しますって言うてるのに仮契約みたいなのさせられ。1万円申し込み金いれらて。決めても無いのに引越業者とかネットとか手配までしてるし。違う所で契約したけど預りの1万は返して貰えるけど振込手数料はこっちもちってよ。
米子で不動産探しならホームメイトがいいぞ。細かく素早く対応してくれるし、家賃交渉もめっちゃ頑張ってくれる。
— はら (@toririnmed) March 5, 2021
おかげで家賃は10万以上浮いた
ホームメイトは立ち会いがヤバいと聞いてたけど全く問題なかった。退去時のクリーニング費は元から契約書に書いてたし、逆にそれを差し引いて保証金返ってきたんだが
— ゆうひ (@yuhi0315) April 2, 2023
退去費用がほぼなくて良かった。
— やす610 (@yasun610) January 31, 2023
ありがとうホームメイト。
対応については担当してくれる人によって両極端な意見が見て取れます。
以前までは退去費用のトラブルも多かったようですが、原状回復の区分が明確化されたり、口コミが広がりやすくなっている現在では減少しています。
ホームメイトのメリット
- 仲介手数料割引システム
- キャンペーンプレゼントシステム
- 人気な地域や駅が一目でわかる
- 店舗数が多い
- 女性社員が多い
仲介手数料割引システム
ホームメイトは対象別に仲介手数料割引システムを採用しており、10%~100%割引してくれるので初期費用が安くなります。
- 女性:仲介手数料10%割引
- 学生:仲介手数料30%割引
- 未成年:仲介手数料30%割引(親が連帯保証人になるのが条件)
- 65歳以上:仲介手数料30%割引
- 障害者:仲介手数料50%割引
- リピート:仲介手数料50%~100%割引
一度ホームメイトを経由して入居した経験があると、次にまたホームメイトで契約すると仲介手数料半額~無料で住むことができます。
初期費用を抑えたい方にとってはかなりありがたく、一人暮らしが初めての学生でも30%割り引かれるのは魅力的です。
対象としている物件は直営店(東建コーポレーションの建物)となっており、FCやホームメイトの加盟店は対象ではありません。
ホームメイトリサーチで周辺施設がわかりやすい
ホームメイトでは「ホームメイトリサーチ」という日本全国の生活施設を検索できる情報サイトを同時に運営しています。

ホームメイトリサーチでは利用者から口コミや写真を投稿してもらうことにより、膨大な情報を細かく掲載できるような仕組みとなっています。
自分が住む物件の周辺施設に何があるかはもちろん、どのぐらいの距離にあるのかまで写真付き・口コミ付きで見ることができます。
長く住む予定であれば周辺環境も重要となるため、目星がついている物件周辺を簡単に知ることができるのは助かります。
人気な地域や駅が一目でわかる
ホームメイトは全国の人気がある地域・沿線・駅をランキング形式でまとめています。

例えば東京で検索するとこんな感じで人気のある場所が一目でわかるようになっていて、これがかなり便利です。
住みたい地域が決まっていない人にとっては部屋探しの目安になります。
ちなみに家賃相場もグラフを押すと一覧が表示されるので、これもかなり使い勝手がいいです。
店舗数が多い
ホームメイトは支店が184店舗、FC店が339店舗とかなり店舗の数が多いのが特徴です。
部屋探しをしたい時に最寄り駅を見てみるとホームメイトの店舗があることも多いので利用しやすいという魅力があります。
せっかくサービスが良かったとしても店舗が少なければ利用するのも大変ですし、利便性が悪ければ意味がありませんからね。
女性が利用しやすい
ホームメイトは不動産としては珍しく、女性比率は約60%前後あるようです。
中途入社者は70%以上で、飲食店スタッフ、販売員、一般事務など、営業未経験者が多数活躍しています。女性比率は60%前後。20~30代の女性が多く活躍しています。
参照:エン転職
女性比率が高い会社は大手では他にピタットハウスぐらいなので、部屋探しをしている女性にとっては利用しやすい不動産と言えます。
部屋探しをする時ってどうしても内見時に一緒に見る営業マンがついてまわるので女性が一緒のほうが安心できるという人も多いと思います。
また利用者が男でも「せっかくなら女性スタッフに案内してもらいたい」と思う人も多いでしょうから良さの1つです。
ホームメイトのデメリット
- 東建コーポレーションの評判が悪い
- 取り扱い物件数が少ない
- 直営店でないと割引サービスを受けられない
- 店舗によって対応が異なる
東建コーポレーションの評判が悪い
ホームメイトのサービスは特徴的で良いものですが、ホームメイトの物件自体に大した特徴がありません。
直営店である東建コーポレーションといえば大手ですが、正直言ってあまり評判が良くありません。
東建コーポレーションは防音システムはあるものの、すべての物件に施工されているわけではありません。
防音システムが最初に採用されたのは2013年11月となっているため、それ以降と以前で防音環境も変わっています。
年数 | 場所 | 音の聞こえ方 |
---|---|---|
2013年月11月以前 | 生活音 | 聞こえる |
足音 | 聞こえる | |
2013年11月以降 | 生活音 | 小さく聞こえる |
足音 | 小さく聞こえる |
東建コーポレーションは木造・鉄骨造・RC造と幅広い構造を取り扱っており、特に壁が薄いとされる木造建築も多いためネガティブな評価を受けています。
直営店でないと割引サービスを受けられない
仲介手数料が割引になったり、申し込めばキャンペーンプレゼントを受け取りたりとホームメイトは確かにお得なサービスを提供していますが、これは全て直営店のみでしか受けられないものです。
店舗数は約600と多いですが、直営店は184店舗で残りは全てフランチャイズ店や加盟店となっています。
利用者から見れば直営店なのかフランチャイズ店なのかパッと見じゃわからないですし、ホームメイトのサービスが良いと思ったから利用しているのにいざ使ってみたらサービスを受けられないという問題も当然発生してしまいます。
大手企業なのでフランチャイズ展開自体は仕方ないですが、せめて割引サービスも同様に受けられるぐらいの統一性は欲しいところ。
店舗によって対応が異なる
これもフランチャイズ店が多いことによる弊害です。
直営店であれば基本的なマニュアルというのは本部が作成し、それを元にサービスや研修を受けることができるので同一に近い接客を受けられますが。フランチャイズ店や加盟店というのはいわばホームメイトの看板を借りているだけの状態です。
最低限の運営マニュアルしか提供されておらず。店舗ごとに独自で展開していくスタイルになるのでしつこい営業マンとか雑に対応されるということも十分考えられます。
基本的に直営店なら結構厳しく指導されるんですけど、コンビニとか飲食店と一緒でフランチャイズ店って割と適当なところが多いんですよね。
オンライン内見の内容が微妙

最近では不動産もIT化が進んでいて家にいながら内見ができるオンライン内見やオンライン仲介というものが普及してきています。
ホームメイトもオンライン内見を始めていて一見すると手間も省けて良さそうに思えるですけど、内容は営業スタッフと一緒にパノラマ写真を見ながら説明してもらうという微妙なものになっています。
オンライン内見は普通だと希望の物件に営業スタッフが自分の代わりに現地に行って動画を回しながらその映像を見るというものですが、ホームメイトの場合は写真を見るだけ。
ご自宅で、不動産会社スタッフとテレビ電話を繋ぎ、360°パノラマ写真を見ながらオンライン内見(物件見学)が可能。現地に行くことなく、仕事の休憩中や家事の合間など都合のいい時間・お好きな場所から内見できます。
写真やパノラマ映像であれば自分で勝手に見ることができますし、一人暮らしを経験したことのある人ならある程度の問題点はわかるので説明を受ける必要性はあまりありません。
また、全ての物件に対して対応できているわけではないという問題点もあります。
今後解消される可能性はありますが、現時点では正直言ってオンライン内見はあまり使えないように思います。
まとめ
【ホームメイトがおすすめの人】
- 直営店で部屋を探す人
- 仲介手数料を安くしたい学生
- 女性
- 一度東建コーポレーションに住んだことのある人
【ホームメイトをおすすめできない人】
- 遠方からオンライン内見で決めようとしている人
- 男性社会人(仲介手数料割引サービスが受けられないため)
- 条件に合う物件を探したい人(物件数が少ないため)
仲介手数料などの割引システムがあるため、ホームメイトで契約することによって多少お得にお部屋を借りることができます。
ホームメイトで探すのであれば東建コーポレーションが建設している防音システム採用の物件がおすすめです。
それ以外はこれといった特徴があるわけではないので、ホームメイトで探す利点は多くありません。
また、直営店でなければ割引等は受けられないので、フランチャイズ店の利用は避けるようにしましょう。

部屋探しを効率的に行うコツ
ホームメイトの割引システムは魅力的ですが、物件数はスーモやホームズのようなポータルサイトと比べると劣るため、条件に合う物件が見つかるとは限りません。
効率的にお部屋を探したいのであれば、イエプラがおすすめ。

運営会社 | 株式会社エヌリンクス |
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口コミ評価(google) | ★★★★☆(4.5) |
対応エリア | 関東・関西 |
店舗数 | 2店舗 |
物件数 | 約10万件以上 |
仲介手数料 | 基本賃料1ヶ月分+税(保有不動産に依存) |
利用料金 | 無料 |
会員登録 | 必要 |
おとり物件 | 0件 |
特徴 | 自宅にいながら部屋探しができる チャットでやり取りが可能 新着物件を手に入れられる 業者専用サイト「ATBB」が見られる 設定できない細かい条件を伝えられる |
イエプラであれば物件探しが効率的に行える上に顔を見ずにチャット上で家賃交渉や設備交渉が行えます。
また、不動産業者だけが見ることができる『ATBB』というサイトも閲覧可能となるため、より条件の良い物件を誰よりも早く見つけることができます。

ホームメイト阪急豊中店のスタッフは最低!
利用してしまったら、どんな災難が降りかかってくるか不安。
まさか鍵の無断コピーなどはしないだろうが、兎に角スタッフ(男性)の人間性には問題あり!