NHKの営業訪問がよく来る家と来ない家の違いとは?来ないようにする方法

NHK受信料の集金人といえば引っ越していきなり来るイメージがありますが、当然営業訪問を行っているのは人間なのでよく来る家もあればあまり来ない家もあります。

今回はNHKの営業訪問が良く来る家と来ない家の特徴についてまとめてみました!

NHKの営業訪問があまり来ない家の特徴

あまり来ない家というのは共通していくつか特徴があります。

古すぎる建物

人が住んでいるかもわからないようなあまりにも古い物件の場合、NHKの集金人が来ることはかなり少ないようです。

建物が古くて住んでいなそうだからなのか、それとも低所得と判断されていて行っても無駄と判断されているのかは定かではありませんが、外観が古い物件というのは意外とメリットもあるようですね。

分かりづらい場所に位置する家

NHK受信料は集金人が訪問して説明をすることで契約してもらうわけですが、その作業は基本的1人1人自分の足で現地まで行かなければなりません。

期間内に担当エリアを全て余すことなく回りきるというのは難しく、当然分かりやすい場所や行きやすい場所が優先される傾向があり、逆に分かりづらい場所というのは後回しになります。

入り組んでいてたどり着きにくい場所に位置する物件というのは放置されてしまうので結果的にNHKが全く来ないような物件ということになります。

駅からの距離が離れている家

NHKの集金人は基本的に電車を使うか徒歩での移動となります。

担当エリアが決められた時に最寄の駅まで行ってそこからは自分の足で1軒1軒回ることになるわけです。

つまり、駅から遠くなればなるほど単純に行くこと自体が面倒になりますし、その周辺に新規で契約できる物件が少なければ労力が増えるので放置されるケースもあるようです。

営業をやったことがある人ならわかると思いますが、ある程度の契約数を維持している場合はカフェで時間をつぶしたりサボることは珍しくありませんからね。

エリアとエリアの境界線に位置する家

集金人というのは担当エリアがそれぞれ決められていて、それを元に受信料請求の徘徊を行います。

つまりちょうどエリアとエリアの境目にあるような物件の場合、担当する集金人がそもそもいなかったりそこまで足を運ばないことが多いのであまり来ない物件ということになります。

もちろんこちらが担当エリアを把握することはできませんし、集金人はNHKの下請け会社なので会社が変われば担当エリアそのものも違うので引っ越した時の運次第ですね。

一度警察に通報している家

NHKの集金人というのはそれぞれナビタンという支払い状況等が確認できるものを持っています。これを元にして現在支払っていない人、営業訪問していない人のところに行くわけですが一度でも警察に通報したことがある家は避ける傾向があります。

これはナビタンに【警察】等のメモ書きがされるため例え担当者が変わっても「この家は行ったら警察に通報される可能性がある」と情報共有してくれるおかげで避けるわけです。

警察沙汰になるかもしれない家にわざわざ行くのはリスクだし面倒だし契約してくれる可能性も低いので、そう考えると行く意味がないと考えるのも無理はありません。

学生寮や社員寮

社員寮や学生寮というのは通常の物件とは違い、企業がまるごと借り上げて寮として運営しているスタイルが一般的です。

場所によっては寮母がいたり、管理人が常駐しているためむやみにNHKの集金人が近づくことができないような構造になっていることも多いです。

また寮として借りている場合、集金を行おうとすると「会社が借りているのだから会社に行ってくれ」と追い返されるケースも多いので、無駄足と踏んで訪問しないことも少なからずあるようです。

NHK撃退シールが貼られている家

NHK撃退シールと言えばN国党である立花孝志さんが配布しているシールが有名ですが、このシールを貼っていると集金人が避けることが多いようです。

以前、NHKの下請け会社に勤めていた友人に聞いたところマニュアルで”立花孝志に近づくな”と言われているらしく、名前が出た瞬間に立ち去るように指示されていたとのことです。

もちろん下請け会社にもよりますが、撃退シールにはそもそも「払う気はないです」という意思表示をしているのでそこから契約させるのは難易度も高く「だったら訪問するだけ無駄」と近づかない集金人が多いようですね。

面倒事に巻き込まれるのは目に見えているわけですから、仕事とはいえ避ける集金人は多いでしょう。

玄関先に貼るとNHK担当者が訪問しなくなるとするシールが配布されていますが、シールの有無にかかわらず、NHKは契約・支払をしていただくため、まだ契約をいただけていないお客様や未納と
なっているお客様のお宅を訪問しています。
受信料制度の理解促進と公平負担の徹底に取り組んでいることをご理解ください。

参照:NHKの訪問を撃退するとのシールについて

一応NHKではこういった注意文が公表されていますが、もちろん形だけのものでしょう。

「シールがある家には伺いません」なんてことは言えないわけですから表面上だけでも戦う姿勢を見せて意味がないと思わせないと契約率があがりませんからね。

NHKから国民を守る党公式ページへ

建設されたばかりの新築物件

来ないというより正確には”今はまだ来ない”というほうが正しいですね。

新築物件の場合はまだNHKに情報が登録されておらず、その物件の情報が全くないので訪問物件として明記されていません。

もちろん新築物件であっても仲介業者や管理会社が提携していたりすればその情報を元に登録が行われてしまうので最初は来なくても時間とともに来る確率は高くなります。

NHKの営業訪問がよく来る家の特徴

良く来る家の特徴は大雑把にいえば”契約させやすい家”ということです。

集金人は契約数によって給与が変わりますし、毎月のノルマが決められているので時間効率を考えて契約してもらいやすそうな物件に頻繁に訪れるのは当たり前です。

大学や専門学校近くの物件

大学近くや専門学校近くのある物件というのはNHKにとって狙い目の物件です。

まだ学生の場合、お金に余裕はないかもしれませんがNHK受信料に関しての知識がなく初めての一人暮らしということもあり「NHK受信料=払わなければならないもの」という認識を与えやすいためです。

集金人は契約率が給与に直接影響を与えるので学校の近くが担当エリアになると、どの担当者も頑張る傾向があります。

家賃の安いアパート

家賃の安いアパートというのは若い人が住んでいる可能性が高くなるので、大学近くの物件と同様に契約させやすいため頻繁にNHKが来てしまう物件です。

また、安いアパートはモニター付きのインターホンが備わっていないため訪問した際に直接対応してもらえる可能性が高くなります。

モニターがあれば姿を確認して居留守を使ったりすることもできますが、モニターがなければ「もしかしたら宅配便かも」とうっかり出てしまう人も多いですからね。

実際、僕もアパートに住んでいた時は何度か出てしまって対応してしまったことがあります。

引っ越してきたばかりの家

引っ越してきて早々にNHKが来るというのはあるあるの1つで誰しも1度は経験があると思います。

「なんで引っ越したことがわかるのか」と疑問に思うかもしれませんが、NHKというのは仲介業者や電気屋等と提携していることが多いので新しく住人が入った場合、その確認が取れるようになっていることが多いです。

簡単に言えば色んなところで情報が漏れているので入退去がわかってしまうということ。

提携していなくてもポストのテープが外れていれば=入居者が入ったということは目視で確認できますし、ナビタンで情報共有されていれば引っ越してきたかどうかわかります。

引っ越してきたばかりの人はいわゆる新規でテレビを持っている確率も高いので契約してもらいやすいという一面もあります。

今の家でNHKを来なくさせる2つの方法

物件の特徴によって何もしなくてもあまり来ない場合もありますが、現在住んでいる家で引っ越す予定も特にない場合は何かしらの対策・対処をする必要があります。

NHKを来なくさせるには2つの方法があります。

居留守を使う

引っ越して最初の頃は頻繁にやってきてしまいますが、居留守を続けていることによってナビタンに【居留守】と記入されます。

居留守状態でもやってくることはありますが、対応しなければ契約する気がないと判断されて訪問頻度はどんどん減ってきます。

全く対応しなくなることで最終的に担当エリアが切り替わる際ぐらいにしか来なくなります。

居留守の良いところは説明をさせないことによって面倒事を避け、裁判に発展したりするのを避けることができる点です。

契約させるには必ず「テレビを持っているとNHK受信料の契約義務がありますよ」という説明をしなければならないので、問題になることがありません。

NHK受信料の訪問は居留守をし続けると来なくなるのか実際に試してみた結果

実際に居留守を続けてみたので参考にしてみてください。

警察を呼ぶ

先ほど挙げた警察を呼ぶという方法ですが、警察を呼ぶとナビタンに記録されて情報共有されるので二度と来なくなります。

契約させることが目的の集金人にとって、契約はおろか警察を呼ばれる可能性があるところにわざわざ自分から足を運ぶような熱心な訪問者はいませんからね。

「NHKの訪問なんかで警察を呼んでも大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、グレーなやり方で契約させようとしてくることが多く、これまで何度も警察に報告が入っているのでスムーズに対応してもらえます。

例えば「帰って」と言っているのに帰らないのは不退去罪ですしドアを蹴飛ばしたり大声で叫ぶのは器物損壊罪や迷惑防止条例違反になるので立派な警察案件です。

しつこい場合は即警察に通報するのが後々のことを考えると賢いやり方です。

NHK受信料の集金人がしつこい!警察を呼んだら結果どうなる?

詳しくまとめてみたので参考にしてみてください。

まとめ

MEMO
  • NHKがよく来る家の特徴は”契約させやすい家”
  • あまり来ない家というのは集金人の怠慢のせい
  • 基本的には相手にする必要はない
  • あまりにもしつこいようなら警察へ通報がベストな判断

一人暮らしをするとNHKが来るイメージがありますが、条件によってはNHKが来ない場合もあります。

来るのが当たり前なだけに逆に怖いと思ってしまいますが、担当者が怠慢だったり情報が得られていないから来ていないだけなので何も問題はありません。

無理にこちらから何かアクションを取る必要もありません。

もしすでにNHKが何度もきていてあまりにもしつこいようなら警察に通報することで再び訪問されるのを避けることもできます。

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