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実家暮らしをしているとあまり気にも留めないゴミ出しの曜日ですが、一人暮らしをすればすべてゴミ出しも自分で行わなければなりません。
通常であれば曜日ごとに燃えるゴミや燃えないゴミを出さなければならず、時間帯にも制約があり面倒ですが、24時間ゴミ出し可能物件はいつでもゴミが出せてかなり便利です。
今回は24時間ゴミ出し可能物件の仕組みや実際に4年間住んで感じたデメリットについて紹介していきます!
目次
24時間ゴミ出し可能の仕組みとは
24時間ゴミ出し可能物件とはその名のとおり、いつでもゴミを出すことのできる物件のことです。
通常であれば、可燃ごみや不燃ごみは曜日ごとに決められていて、曜日の朝早くでないとゴミ出しをすることができません。
自治体が定める曜日がくるまでは部屋にゴミが溜まった状態になったり、ゴミを出すために朝早くに起きないといけません。
ゴミを出せなかった場合はまた次の収集日まで待たなければならないのも厄介な点です。
24時間ゴミ出し可能物件の場合は曜日や時間帯を一切気にせずにゴミを出すことが出来るのでストレスのない生活が送れます。
- ゴミを指定曜日まで備え付けのゴミステーションで一時保管する
- 管理人が曜日分けでゴミを仕分ける
- 曜日になると指定の場所まで管理人がゴミをすべて持っていく
24時間ゴミ出しができる仕組みは非常に単純で、通常自分でやるべき作業をすべて物件の管理人に一任しているということです。
指定の曜日がこなければゴミを回収してもらうことはできませんが、ゴミステーションで保管をしていれば燃えるゴミなら燃えるゴミだけを回収してもらい、燃えないゴミは保管状態となります。
特別にいつでも出せるというわけではなく、人による手作業のおかげで24時間のゴミ出しが実現できるというわけです。
木造アパート等ではゴミを保管しておく場所すら存在しないのでイメージが湧きにくいですが、6畳程度のスペースにゴミが収納することができる場所を確保していることで24時間ゴミ出しも実現できます。
曜日ごとに分ける必要はあるの?
24時間ゴミ出し可能物件では曜日を問わずにゴミを出すことができます。
例えば月曜日が燃えるゴミの日でも不燃ごみを出しておくことができます。
ゴミを出すといっても一時的に保管しているに過ぎず、その後の作業はすべて管理人が行い指定の曜日・時間に適切なゴミを分別して出してくれるというわけです。
これは敷地内にゴミステーションがあるおかげでできることです。
収集してもらうには敷地外にゴミを出す必要がありますが、保管できるので物件のルールさえ守ればいつ出しても行政指導を受けることもありません。
成約やルールはあるの?
基本的なルールとしては燃えるゴミ、燃えないゴミ、ダンボール等の種類別に分けておく必要はあります。
いくら24時間ゴミ出し可能といっても袋に適当に詰めて出してしまうと分別ができなくなってしまいます。
物件によってはゴミ袋で提出しなくてもペットボトルごとに分ける場所が設けてあったり、置き場所が微妙に異なるなどの独自のルールはあります。
それとゴミを保管するだけの場所となるので、袋の色についての指定があれば自治体のルールには沿う必要があります。
24時間ゴミ出し可能物件に住んで感じたデメリット
実際に24時間ゴミ出し物件には2軒ほど住んだことがあります。
一見するとかなり便利で一切デメリットがないようにも思えますが、住んでみると感じる問題点というのもありました。
管理費・共益費が高い
24時間ゴミ出し物件というのは管理人がいなければ成り立たないシステムとなるので、管理費や共益費が高いことが多いです。
人件費分がそのまま管理費や共益費に影響されているので仕方ない部分でもあります。
管理人はゴミの分別を行ってくれるだけでなく、エントランス部分の清掃や電球の交換、急なトラブルの解決や本部への連絡等の仕事を一手に引き受けています。
そのため通常の物件よりも清掃が行き届いていたり、何か問題が発生したときにも解決しやすいというメリットもあります。
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エントランスがゴミ臭くなる
実際に住んでみて思ったのがゴミステーション近くの臭いです。
ゴミを一時的に保管しているのでこれも仕方ありませんが、僕が住んでいた物件ではエントランス横にゴミステーションが設けられていたので、エントランスがすでに臭い状態でした。
ゴミを回収した直後はゴミがゼロの状態なのでマシですが、ゴミが山のように溜まっていたり、生ごみを出している人がいれば放置されたゴミから異臭を放ちます。
基本的にはゴミが部外者に荒らされたりしないように扉が設けてあることが一般的ですが、扉越しでも臭うレベルです。
ゴミステーションの場所によってはあまり気にならないこともありますが、部屋が臭くなる変わりにエントランス付近が臭くなるということは覚えておきましょう。
ゴキブリが発生する
ゴミを一時的に保管しているわけですから、当然虫は発生してしまいます。
僕が一番嫌だったのは夏にゴミを出しにいったら、ゴミステーションの中にゴキブリが3匹ほどカサカサと動いていたことです。
悲鳴をあげられないほどビビりましたが、大量のゴミを保管している場所なので虫が寄ってくるのは仕方ありません。
自分の部屋に発生するよりはマシですが、ゴミステーション近くには虫が発生していることが多いというのが事実です。
24時間ゴミ出し可能物件に住んで感じたメリット
個人的には24時間ゴミ出し可能物件に1度住んでしまうと以前のような生活には戻れないほど快適でした。
曜日や時間に縛られない生活が送れる
ゴミ出しが指定されている物件は曜日はともかく、時間まで細かく指定されているのが本当にきついです。
深夜のゴミ出しは禁止されていて、早朝~8:30ぐらいの間に出さなければならず、それを逃すとゴミを出しても回収してもらうことができません。
普通に仕事をしているなら出るときに出せばいいだけかもしれませんが、夜勤のある仕事をしている人はゴミ出しができませんし、在宅ワーカーで起きる時間がもともと遅い人にとっては朝に一度わざわざ起きなければなりません。
24時間ゴミ出し可能物件はこういった曜日や時間に一切とらわれずに「ゴミが溜まってきたな」と思ったときに出せるのがかなり便利です。
強制的にやることを後回しにさせられて時間成約を受けるよりも今やりたいことを今すぐに実行できるのが24時間ゴミ出しできる良いところです。
部屋を常に清潔に保つことができる
虫が苦手だったり、ゴミを部屋に置いておくのが嫌という人にとっても24時間ゴミ出し可能というのはかなり魅力的です。
常に部屋をキレイに保つことができますし、入居時や退去時などゴミが大量発生する時期にも部屋にゴミを置いておく必要がないのも地味に良い点です。
普通のゴミならともかく、生ごみなど放置していると異臭を放つものは部屋に置いておくだけで臭くなってしまうので、結果的に臭い対策もできるというわけです。
こまめにゴミを捨てられる
ゴミがそれほど溜まっていなくても外出時にちょうどゴミを持って捨てられるというのも地味に便利な点です。
ゴミ出しが指定されていると「ちょうどゴミが溜まる」というケースは少なく、捨てたいタイミングで捨てることができません。
外出時に合わせてゴミを出すことで手間を省いて効率的に生活することができるので、ゴミ出しのストレスを極限まで抑えることができます。
また、急な来客時で部屋をキレイにしたいときに24時間ゴミ出し可能だとちょっとしたゴミも出すことができるのは便利に感じました。
彼女がきたりとか、友達に部屋を見せるといったときにも24時間ゴミ出しは役立ちます。
住人と鉢合わせにくくなる
ゴミ出し時間が指定されているとちょうどゴミを出すタイミングで隣人と鉢合わせてしまうようなケースは少なくありません。
鉢合わせたからといって何かあるわけではないですが、ちょっと気まずさを感じたり部屋着で寝ぐせがついている状態で顔を合わせるのはさすがに気まずいです。
24時間ゴミ出し可能物件の場合、いつでもゴミを出せるので人と鉢合わせしにくい深夜の時間帯を選ぶなどすれば隣人との接触を防ぐことができます。
個人的に鉢合わせると気まずく感じてしまうタイプなので、これも24時間ゴミ出し可能物件に住んでいて良かったと感じた点の1つ。
まとめ
- 24時間ゴミ出しの仕組みはゴミを一時的に保管し管理人が曜日や時間に合わせて出してくれるもの
- 24時間ゴミ出し可能物件なら曜日や時間を一切気にせずにゴミを出すことができる
- ゴミを一時的に保管しているため、エントランス付近が臭くなったり虫が発生することがある
- 部屋にゴミを一切溜めることなく生活できる
- 外出時に合わせてゴミを出すことができるのでゴミ出しのストレスをほとんど感じない
- 一度住んでしまうと快適過ぎてゴミ出し指定物件には戻れなくなる
今までいろんな設備の物件に住んできましたが、個人的には宅配ボックスやオートロックよりも格段に快適に感じました。
ゴミ出しというのは一人暮らしをしていたら毎日の生活として当たり前の行動となるので、恩恵を非常に感じやすいです。
時間や曜日を一切気にすることなくゴミを出せるのは想像以上に便利で快適でした。
そのデメリットとしてゴミステーションの近くは臭くなったり、虫が出やすいので注意が必要です。
24時間ゴミ出し可能物件を効率的に探すコツ
24時間ゴミ出し可能物件は非常に魅力的ですが、部屋の条件等も合わなければ意味がありません。
条件の良い物件を探すコツは簡単に言えば取扱物件数の多いサイトを使うのが手っ取り早いです。
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おとり物件 | 0件 |
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お部屋探しの参考になれば幸いです。