20代の一人暮らしに理想的な間取りや広さのおすすめは何畳なの?

部屋探しをするときに部屋の広さを重要視する人は多いと思いますが、実際どのぐらいの部屋の広さだと快適なのかは人によって異なるでしょう。

今回は僕の経験を元にそれぞれの部屋の畳数の特徴についてご紹介していきますので参考にしていただければと思います。

一人暮らしにとって理想的な広さや間取りとは?

厚生労働省が定める「住生活基本計画における居住面積水準」によると、一人暮らし(単身者)の最低限必要とされる部屋の面積は25㎡となっています。

25㎡といえば広めのワンルームや1K、もしくは1DK相当となります。

【理想的な間取り例】

ただ、suumoが20代社会人の一人暮らしに調査を行ったところ一人暮らしのボリュームゾーンは「~18㎡」で、全体の3割となっています。

 

約半数が20㎡以下の物件で生活しているというのが実態です。

25㎡が単身者にとって必要最低限の広さであるものの、都内近郊で家賃の高さを考えると多少手狭で窮屈でも狭い㎡数を選ぶしかないということですね。

単身者である一人暮らしが最も選ぶ間取りは1Kで全体の43.2%とかなり高い割合です。

ワンルームのほうが家賃的にみれば安いものの、キッチンとリビングの仕切りを意識している人は意外と多く、全体の16.5%にとどまっています。

部屋の畳数ごとの特徴

僕は今まで6畳、8畳、10畳、などいろんな部屋に住んできましたがやっぱり部屋の広さは快適さと大きな関係があります。

今回は僕の経験を元に、どのぐらいの部屋の広さなら家具が置けるのか、快適さはどうかなどについて挙げていきます。

1.とにかく安さ重視の5畳

5.5畳

さすがに今までに5畳以下の部屋というのは住んだことがありませんが、この広さだとベッドを置くことが難しくなります。

正確には置くことはできますが、そうなるとそれ以外の荷物の置き場がなくなるので必然的に敷布団を選択せざるを得ないでしょう。

【レイアウト例】

5畳以下の物件は人気が低く、畳部屋であることが多いですが都内近郊の物件だと新築でもこの手の狭さの物件は割と多いです。

もし5畳以下の物件を選ぶ場合は少なくとも収納スペースが充実していることが必須条件です。

デスクが置きたくても実際に配置するスペースがないので家でよく仕事をするような人はもう少し広めの間取りが好ましいです。

「人を呼ばない」「家に帰っても寝るだけ」という人ならむしろ家賃が安いのでこういった手狭な部屋でも問題なく生活できます。

2.物件数が最も多い6畳

6畳

一人暮らし用物件の中で最も多いと言われているのがこの6畳物件。

部屋の造りというのは大抵決まっており、ワンルームや1Kだとキッチンが2畳で部屋が6畳という配分になっています。

【レイアウト例】

荷物が割と少なめな男性や初めての一人暮らしの場合は6畳物件でも割と満足できますが、もちろん収納スペースがないと少し窮屈な生活になります。

6畳は物件の選択肢も豊富で、最低限のデスク、ベッドを配置することが可能です。

ただし、決して広いわけではないので荷物の多い人にはあまり向きません。

3.数は少ないが広さと賃料のバランスが取れた8畳

8畳

間取りはこんな感じ。10.6畳と書いてありますが、キッチン部分も含めての広さなので部屋は約8畳ほど。

8畳の物件は僕が初めて一人暮らしをした時に借りた物件の部屋の広さです。

6畳と比較するとわずか2畳しか変わりませんが、それでも少し「広い」と感じるレベルです。

6畳程度だと長方形の部屋が多くて、使い勝手もあまりよくありませんが8畳の場合正方形の部屋も多く、家具の配置が少ししやすくなるので思っている以上に広々と部屋を使うことができます。

【レイアウト例】

8畳だと友達を複数人呼んでもあまり狭さを感じることはありません。僕は過去に6人ぐらい呼んで鍋パーティーしましたが、この時はさすがに狭かったけど4人ぐらいなら余裕。

収納スペースが少なくても収納棚を置く余裕はありますし、ベッド、コタツ、タンスを置いてもそれほど窮屈に感じない広さなので友達を招いて飲み会をしても支障ありません。

ただ、あえて8畳の物件を探そうとしても物件数自体が少ないので苦労することになります。

たまたま8畳だったらラッキー程度に考えておくのが無難ですね。

実際僕自身も2度目の引っ越しで8畳の物件を探しましたが条件に当てはまる部屋がほとんどなくかなり苦戦しました。

8畳ならL字のデスクを置くこともできぐらいゆとりがあります。

4.ゆったり生活できる10畳以上

10畳以上

10畳以上の物件は賃料が割高です。

部屋がこれほど広い物件となると新築かもしくは古い内装をリフォームしているかのどちらかです。

賃料を抑えて広い物件に住みたい場合は以前2部屋だったものが1部屋にリフォームされているような物件を選ぶと良いでしょう。

ちなみに1部屋10畳を越えてくると間取りが少し変わった部屋や1LDKの間取りが多くなります。実際に探してみたところワンルームや1Kで10畳というのはかなり珍しいので、条件に合う物件を探すのはかなり難しいかも。

【レイアウト例】

10畳もあると大きなソファやテレビを置いても圧迫感を感じないので自由度がとても高いです。L字のデスクを置いたりしても余裕があります。

住んでみた感じだと10畳は少々一人暮らしには余裕がありすぎるように感じました。

ベッド、コタツ、収納棚やL字デスクを置いてもなお余裕があります。人を呼びたい場合は確かにこのぐらいの部屋の広さが魅力的に感じますが、一人暮らしだと「広すぎる」という印象。

間取り別の特徴をまとめてみた

部屋の広さ自体ももちろん重要ですが、間取りも部屋を決める上では大切です。

ワンルームや1K、1LDK、2DKなどそれぞれの特徴と住み心地の違いを簡単にまとめてみました。

ワンルーム:初めて一人暮らしする人向け

ワンルーム

ワンルームは部屋とキッチンが一体型になっているタイプの間取りです。基本的にキッチンと部屋を隔てる扉は存在しません。

ワンルームは家賃を大幅に削減できるので初めての一人暮らしや社会人1年目等金銭的に余裕がない人にとってはおすすめの物件です。

ただし、家賃の安さ故の問題はあるので快適に生活できるかどうかは微妙なところ。

特に自炊をするのであれば部屋に匂いが充満したり「布団が魚臭い」といった問題になるので物件選びは重要です。

廊下にキッチンがあるようなタイプであれば仕切りを作りやすく、家賃を抑えて1Kのような使い方ができるのでおすすめです。

特徴
  • キッチンと部屋が一体型
  • 家賃が最も安い
  • 料理の匂いが部屋に充満しやすい
  • エアコンが効きにくい
  • 部屋がすぐに寒くなる・暑くなる
  • ドアを開けると部屋内部まで見渡せてしまう

家賃の安さ第一ならワンルームがおすすめですが、デメリットも多いのでそこを妥協できるかどうかです。

帰って寝るだけの人、料理をしない人はワンルームでも困ることはありません。

ただ、キッチンとリビングが一体型になっているような廊下のないワンルームだと虫が入ってきやすかったり、仕切りを設けることができないのでおすすめしません。

1K:学生・新社会人向け

1K

キッチンと部屋が扉で仕切られているタイプの物件です。ワンルームとの違いは仕切りがあるかどうかだけですが、賃料はワンルームと比較すると5,000円~1万円ほど高いです。

とはいっても間取りの中では賃料も安く、一人暮らし向けです。

特徴
  • キッチンと部屋が仕切られている
  • 賃料は安いが、ワンルームより5,000円~1万円ほど高い
  • 料理しても匂いが部屋に充満しにくい
  • 部屋を暖めやすい・冷やしやすい

料理をする人にとってはワンルームよりも1Kの方がおすすめできます。

玄関のドアを開けて部屋を見られたくない人もこっちのがおすすめ。

ワンルームや1Kで同棲はきつい?実際に2人暮らししてみた感想まとめ

1DK:絶対に自炊する人向け

1DKの間取り

1DKはキッチン部分が広くなっています。だいたい3畳~6畳ぐらいあると1DKと明記することがありますが、明確な定義というものはありません。

キッチンが狭いと料理がしづらく、調味料を置いたり、大きなゴミ箱を置くことができませんが、1DKの広さなら快適に料理することができます。

特徴
  • キッチン部分が3畳~6畳の物件
  • キッチンが広いので料理がしやすい
  • 賃料は1Kよりも5,000円~1万円ほど高い
  • 6畳あるとキッチンにテーブルを置くことができる

まさに料理する人向けの間取り。物件によってはキッチンにテーブルを置いてご飯を食べるところとテレビを見たりくつろぐ場所を分けることができます。

1LDK:30代向け/同棲する人向け

1LDK

1つの部屋+LDK(リビング・ダイニングキッチン)の間取り。

キッチン部分の広さはだいたい8畳以上あり、キッチンというよりもキッチン+生活空間が一緒になっているような広々した空間が特徴です。

普段生活する場所と寝室を完全に分けることができるので、一人暮らしに慣れてきた社会人や同棲するカップルも1LDKを選ぶ傾向があります。

特徴
  • ワンルーム+1部屋ついたような間取り
  • 生活空間と寝室を完全に分けることができる
  • 賃料は跳ね上がる(結構高い)
  • 物件数が少なくて探しにくい
  • 新築や築浅物件が多い

友達を呼んでも下手にベッドに座られたりしなくて済みますし、寝室を分けることで生活にメリハリがつきやすいです。

ただ、1DKまでの間取りに比べると一気に賃料が高くなり、物件数もそれほど多くないので希望の条件を見つけるのに苦労するかも。

1LDKは新築や築浅の物件が多いです。

僕もいつか住んでみたい間取りですが、賃料的にかなり高いので手が出せるのは30代ぐらいになってからでしょうね。

在宅ワークが多い人は仕事とプライベート空間を分けることが難しいので1LDKでせめて寝室を新たに設けたり、仕事部屋として使えるような1LDKがおすすめです。

一人暮らしに1LDKは広すぎる?住むデメリットとメリットまとめ

2DK:同棲するカップル向け

2DK

6畳ほどあるキッチンに2部屋ついた間取りです。どちらかというと部屋が3つあるような感覚です。

ここまでくると完全に一人暮らし用ではなく、同棲するカップルや新婚用です。

特徴
  • 6畳キッチン+2部屋ある間取り
  • 一人暮らし用ではなくシェアハウスや同棲用
  • 1部屋にしかエアコンがついていないことも多い
  • 新築物件は少ない
  • 築20年前後の物件が多く、賃料は思ったよりは安め(1LDKの方が高いことも)

一人暮らし用で借りる人もいるとは思いますが、実際に生活してみると1部屋は完全に使わなくなります。

2つの部屋があることでカップルなら別々の部屋を持つことができ、一緒にいたい時はリビングに集まるといった使い方ができます。

2DKの物件は築20年ぐらいの少し古めのものが多いためか、1LDKの方が賃料が高いこともあります。

同棲経験者が教えるカップルに最適な部屋の広さやおすすめの間取り

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おすすめは1Kで6畳以上(できれば8畳)

賃料を全く考慮しないなら1LDKの間取りで6畳~8畳が理想ですが、実際部屋を借りるとなると家賃が高すぎるので一人暮らしにはあまりおすすめできません。

賃料の安さと住み心地のバランスを考えると1Kで6畳以上、できれば7畳か8畳の物件がおすすめです。

僕が住んでみた感じだと最適な部屋の広さは8畳です。8畳だと模様替えも楽しいですし、人を呼んでも窮屈に感じなく、なおかつ広すぎないなので落ち着きます。

ただ、先ほども説明したように8畳の物件というのは物件数自体がかなり少ないのであえて広さ優先で探すとその他の条件にそぐわない可能性があるのでそこが難しいところ。

6畳の物件だと数も多く、その他の条件にしっかりと合う物件が多いですね。

8畳以上で希望の物件を探すとなると少し賃料が高くなる傾向があるので「その家賃を払ってまで広さを取るか」はしっかりと考えた方が良いでしょう。

6畳物件だと少々狭さを感じますが収納スペースが充実していればそれほど不満に感じることもないでしょう。

間取りで後悔する人は意外と少ない

一人暮らしをする前は間取りや部屋の広さを重視して部屋選びにかなり頭を悩まさせますが、じつは賃貸物件の間取りで後悔する人は意外にも少ないです。

suumoジャーナルが男女300人を対象に行った「住んでみて後悔したことランキング」によると間取り関連は全体でも2つほどとなっています。

「部屋が狭い」で第10位、「トイレとお風呂が一緒」が15位。

確かに注文住宅のような自分で間取りを考えて住む場合だと「こうすればよかった」という後悔も生まれやすく、またずっと住み続ける前提なので日々後悔しがちですが、賃貸の場合は最悪嫌なら引っ越すという手段もあります。

また、間取りよりも設備や立地、騒音問題のほうがかなり問題となってくるので後から間取りで後悔するケースは少なくなります。

まとめ

MEMO
  • 一人暮らしに理想的な部屋の広さは25㎡以上
  • 間取りで最も多く選ばれるのは1K
  • 部屋の広さは最低6畳、理想は8畳程度あったほうが快適
  • 住んでから部屋の広さや間取りで後悔する人は意外と少ない

一人暮らしなら間取りや部屋の広さよりも家賃の安さのほうが重要です。

家によく友人を呼んだり、恋人と過ごすという前提であればある程度広い間取りを選択すべきですが、一人暮らしだと余すことなく部屋を使っている人のほうが少ないと思います。

それよりも設備や立地の後悔のほうが多いので、最低限必要な広さを抑えつつ、住むべき場所について慎重になったほうが結果的に後悔も少ないです。

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