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ベッドはシンプルなすのこベッドから折りたたみ式のベッド、ローベッド等様々な種類があります。
その中でも収納付きのベッドは機能性に特化していて良さそうにも思えますが、実際の使い勝手は本当に良いのか他のベッドよりも優れているのか疑問に感じる人も多いと思います。
僕は過去に収納付きベッドを4年間ほど使用していたので、今回はその時感じたメリットとデメリットについて紹介していきます。
収納付きベッドを使用して感じたメリット
一人暮らし2軒目で購入したのがどっしりしている収納が付いていて大きなマットレスのシングルベッドです。部屋をおしゃれにしたかったのが購入した最大の理由です。
- 寝心地が良い
- コンセント付だと寝る時とか便利
- 収納スペースが増える
- ベッドの軋みが少ない
寝心地が良い
実家では敷布団でずっと生活していて、一人暮らしをして最初の頃はずっと折りたたみベッドを使っていたので収納付きのしっかりとしたベッドは初めてでしたが、比較すると明らかに寝心地が良いと感じました。
収納付きベッドはベッドフレームとマットレスが独立しているタイプがほとんどで、マットレスはコイル(バネ)が入ったしっかりとしたものです。
ある程度の反発力があり、なおかつ身体を支えてくれるので熟睡することができました。
これに関しては収納の有無は関係ありませんが、コイル入りのマットレスは寝心地が良くなるので結果的に選んでよかったと感じました。
コンセント付だと寝る時とか便利
収納付きベッドはいわゆる”宮付きベッド”と呼ばれるもので収納だけではなく、枕元に小物を置ける棚がついていたり、コンセントが備わっている多機能性タイプのものが多いです。
僕が購入した収納付きベッドも枕元にコンセントが2口ついていたので、スマホの充電には困りませんでした。
枕元にコンセントがついているのは地味に必要な機能です。
収納スペースが増える
僕が購入したのはベッド下に引き出しが2つついているタイプでした。
一人暮らしといえば収納スペースの少なさがネックですが、収納付きベッドにしたことで季節外れの服とかを収納しておけたのでチェストをわざわざ買わずに済みました。
もちろん服以外にも使っていない小物だったり、ゲーム機だったり本だったり入れておくことができるので収納グッズを買わなくて良くなるのでコスパが良いです。
ベッドの軋みが少ない
折りたたみベッドを使っていた時はベッドに寝転がった瞬間に軋んだり動いたりするのがかなり気になっていましたが、しっかりとした収納付きベッドに変えてからは軋みがほとんどなくなりました。
ベッドにダイブしてもベッドが動かないのもメリットです。変な話、恋人と夜の営み中にベッドが動くということがないのはでかい。
収納付きベッドを使用して感じた意外なデメリット
- マットレスもベッドもとにかく重い
- 最初の組み立てが超大変
- 詰め込みすぎると収納が壊れる
- 横に収納があると物を置くスペースが限られる
- 圧迫感がある
- 湿気が溜まりやすくカビが生えやすい
- 引っ越しが大変
マットレスもベッドもとにかく重い
収納付きのベッドは基本的にマットレスもかなり大きく重いので、運ぶのが大変です。これは引っ越しの時もそうですが、模様替え好きの人にはかなりきついと思います。
部屋をおしゃれにしたいと思って購入する人は基本模様替え好きだと思いますが、その模様替えが簡単に行えないのはかなり難点です。(できないわけではない)
最初の組み立てが超大変
僕はネットで購入しましたが最初に思ったのが「何がなんだかわからない」です。一から組み立てると相当大変。今までいろんなものを組み立ててきましたがベッドが一番苦労したかも。
説明書を見ながら1人で組み立てて5時間以上はかかったと思います。パーツ1つ1つが細かくて作業自体が2人じゃないと支えられなかったりするので大変です。
素人が組み立てようとすると失敗したり、組み立てが甘かったりすることもあるのでベッドの組み立てだけは代行業者に依頼したり、できなければ2人以上で組み立てるのが理想です。
詰め込みすぎると収納が壊れる
収納付きと聞くと一見便利なようにも思えますが、意外ともろくて物を詰めすぎると簡単に壊れてしまうというデメリットもあります。
僕が使用していた収納付きベッドも収納部分はベニヤ板のような簡易的な底を設置するだけのものだったので、使用していたらある日いきなり底が抜けてしまいました。
こうなってしまうとほとんど収納部分は使い物になりませんし、瞬間接着材で補強してもすぐにまた壊れてしまって最終的には収納部分は使わなくなってしまいました。
もちろん全ての収納付きベッドが簡易的な造りになっているわけではありませんが、意外ともろいことも多いので使用には注意が必要です。
横に収納があると物を置くスペースが限られる
引き出しタイプのベッドの場合、組み立てる際には右側につけるか左側につけるか選ぶことができることが多いですが、一度設置してしまうと後から付け替えるのが非常に面倒になります。
引き出しはベッド下部についているのでベッド横に物は当然置けなくなりますし、間違えて壁側に引き出しをつけてしまうと収納が出来なくなるという問題もあります。
一人暮らしだと部屋の広さも限られているので収納があることによって家具の位置に制限が加わってしまいます。
僕の場合はカーペットをベッド前に置いていたので引き出しを使おうとするとカーペット自体が邪魔になって開かなくなってしまいました。
引き出しは床ギリギリの場所にあるのでカーペットはあらかじめベッド下に噛ませておく必要があります。
圧迫感がある
収納付きベッドは収納スペースが備わっているのでその分ある程度の高さが必要になります。
スペース的にはローベッドともそこまで変わりませんが、空間密度が高くなるので圧迫感を感じやすくなります。
もちろんそのぶん収納棚やチェストが必要なくなるのでトータルを考えるとすっきり見えます。
湿気が溜まりやすくカビが生えやすい
僕が使っていたベッドはカビが生えたことはありませんが、収納付きベッドは収納部分が密閉されているため湿気が溜まりやすくカビが生えやすいと言われています。
ニトリの収納付きベッドがカビだらけ…まだ1年も経ってないのに!!😭
— 望桜❥❥(Mao) (@Mao_doraje0114) March 4, 2021
クローゼットを閉めっぱなしにしているような状態になるので、乾燥剤を入れていないと服にカビが生えたり虫に食われる可能性もあるということです。
特に日当たりの悪い物件だと湿度も高くなるので注意が必要です。
引っ越しが大変
収納付きベッドはかなり重たいので気軽に模様替えをすることはできなくなりますし、引っ越しする際にはかなり大変です。
業者に依頼する場合でも一度ベッドを分解して運びやすくする必要がありますし、大きなマットレスに関してはそのまま運ぶことになるので引っ越し料金が増えてしまいます。
自力で引っ越しをする場合は大きな車じゃないと運ぶことができないのでレンタカーを借りる必要が出てくる可能性があります。
処分するにしても粗大ごみとなるのでお金がかかります。
収納付きベッドを使った人の意見をまとめてみた
実際に収納付きベッドを購入してみた人の意見をTwitter上で集めてみたので紹介していきます。
ベッド買ったけどメチャ良い買い物だったな 収納付きにしたから部屋スッキリしたし
— はっか (@hakka_an) February 25, 2021
今日の気付きは収納付きベッドは大型ごみ出す時の解体と運搬がめちゃくちゃ大変なのでおすすめできないということ。下に隙間空いてるベッド買って衣装ケース置いたほうが良い
— みい (@tiyokoreit) September 30, 2020
寝室、和室だしローベッド良いなぁって未だに思うけどそれでもやっぱり収納付きの便利さには抗えないというか…。
— 紺田きゆ (@kyukkyu0110) May 27, 2020
死にたくなった日part2
収納付きベッドの底抜ける(収納潰れた)— やまみ (@Taehyu7ka) April 2, 2017
収納付きベッドの浅い引き出しに何入れても微妙なデッドスペースを生んでしまうから悩んでたけど、今試してみたら幅80超えの本棚2段分のラノベと漫画が収まった💪
— ちょこ (@dgs_0632) March 12, 2019
- 部屋をスッキリさせることができる
- 収納分重くなるので動かすのが大変になる
- 以外と収納スペースが広い
- 無理矢理収納すると壊れることがある
だいたいは僕が使用した感想と同じような意見が目立ちました。
収納スペースも十分な部屋ならローベットのような背の低いベッドのほうが見た目もすっきりしていていいですが、一人暮らしで収納スペースが十分ではないなら購入する価値は高いと思います。
ただし、詰め込みすぎは壊れる原因になるので注意が必要です。
おすすめの収納付きベッドと選び方
収納付きベッドと言っても実は大きく分けて3つの種類が存在します。
種類 | 収納スペース | 値段相場(フレームのみ) |
---|---|---|
引き出しタイプ | 少ない | 20,000円~ |
チェストタイプ | 多い | 30,000円~ |
跳ね上げ式 | かなり多い | 70,000円~ |
僕が購入したのは引き出しが2つほどついているタイプのベッドですが、収納スペースと値段のバランスを考えるならチェストタイプ(引き出しが4~6個)でも良かったと思いました。
また、どうせ収納付きベッドを購入するなら必ずコンセント付きのもの、棚がついている宮付きのもの選ぶようにしてください。
◇引き出しタイプ
引き出しタイプは収納付きベッドの中では最も安価に購入することができ、マットレスとセットで3万円前後です。
収納スペース自体は少ないですが、それでも最低限の収納を確保できることができます。
安い収納付きベッドを探しているなら引き出しタイプがおすすめ。
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◇チェストタイプ
引き出しタイプと似ていますが、チェストタイプのベッドはタンスのように引き出しが2段や3段になっているのでより多くの収納スペースがあります。
チェストタイプを購入すれば細かく収納スペースを分けることができるので別途衣装ケース等を購入する必要はなくなります。
引き出しタイプよりやや値段は高いものの、収納を分けたいならこちらのほうがおすすめ。
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◇跳ね上げ式
引き出しタイプやチェストタイプのような横に収納が備わっているのではなく、ベッド下全体が収納になっているのが跳ね上げ式です。
シリンダーのおかげで女性でも簡単に開くことができ、ベッドの大きさ=収納スペースとなるので大容量ですが価格がかなり高くマットレス込みだと10万円前後になります。
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まとめ
収納付きベッド自体は一人暮らしにとってもかなりおすすめですが、下手に安価なものを買ってしまうと引き出し部分が壊れてしまったりすることもあるので注意してください。
また、組み立ては想像以上に大変なので完璧に作り上げたいのであれば代行業者に依頼してしまったほうが少しお金がかかっても後悔はしにくいです。
少しでも参考になれば幸いです。