一人暮らしで暖房を使わずに冬の寒さを乗り越える節約対策方法

僕は特に寒がりなので冬が近づくと朝布団から出られなくなります。

冬場は夏場に比べて電気代が圧倒的に高く、暖房を付けたくても電気代が気になるという一人暮らしの方は多いのではないでしょうか。

何か暖房以外で寒さ対策できないか毎年考えて、ようやく効果のある方法をいくつか見つけたので参考にしてみてください。

節約しながらできる一人暮らしの寒さ対策方法

窓にプチプチなどの断熱シートを貼る

寒さの原因の48%は窓から入る冷気だそうです。

つまりこれを防げば寒さを50%近くカットできることになります。

僕が試した方法で一番効果があったのが窓にプチプチを張り付けるという方法。

プチプチは100円均一やホームセンターにも売っていますが、しっかりとした断熱用のものを使いたいならネットで断熱シートを購入した方が手っ取り早いと思います。

ニトムズ 窓ガラス断熱シート 粘着透明断熱フィルム

新品価格
¥1,295から
(2021/11/1 06:11時点)

貼り方は意外と簡単で窓に隙間が出来ないようにカット&ペーストするだけ。

ガラス部分だけに張り付けても良いのですが、それだと窓枠の金属部分から冷気が伝わるので、出来れば窓枠ごと張り付けるような感覚で貼ってください。

「窓の開閉はできるの?」と不安でしたが隙間がないようにぴったりと貼ると開閉も問題なく行えます。

注意点

両面テープで張り付けてしまうと、剥がす時に跡が残ったりして大変なので、出来れば専用のテープを使った方が良いかもしれません。ホームセンターなどにも売っています。

厚手のカーテンを利用する

これもまた窓からの冷気対策となりますが、意外と薄手のカーテンを使っている人が多いような気がします。

カーテン自体はそう簡単に変えるものではないのでこの対策は二の次で良いですが、もし薄手のカーテンを使っている場合は頭に入れておいてください。

厚手のカーテンがわからない場合はとりあえず【遮光カーテン】を選んでください。

[Amazonブランド] Umi(ウミ) 遮光カーテン1級 節電対策 おしゃれ 断熱 昼夜目隠し 四つのサイズ選択可 リビング用 保温 省エネ おしゃれ 寝室 UVカット 2枚セット 幅100cm丈110cm ホワイト

新品価格
¥2,350から
(2021/11/2 16:17時点)


カーテンの役割は外から部屋が見えるのを防ぐこと、光を防ぐこと(遮光カーテン)、熱を防ぐこと、音の響きを防ぐことの4つあります。

波打っている形状は防音性も意外と高いですが、外からの熱を防ぐのにも役立ちます。

しかし、カーテン自体が薄かったり、床までカーテンが届いてない場合に2つの良い効果がなくなってしまうので注意してください。

カーテンは床までつくサイズものを選ぶようにしましょう。

床をコルクで敷き詰める

いわゆるコルクマットってやつです。100円均一でも購入できます。

タンスのゲン ジョイントマット 1級防音 大判59cm 厚み10mm 6畳用 32枚組 防音 保温性 床暖房対応 ノンホルムアルデヒド サイドパーツ付き モカ×ベージュ 18700001 31 (70932)

新品価格
¥4,780から
(2021/11/2 16:18時点)


使用されている素材のコルクには「断熱性」と「保温性」という寒さ対策にぴったりな効果があります。

冬のフローリングは素足で踏むには寒すぎるぐらい冷たいですが、コルクマットを敷くことによってその冷気を感じにくくすることができます。

暖房と組み合わせることによって保温性のおかげで長時間暖かさが持続するというのもコルクマットの良いところです。

コルクマットはパズルのように組み合わせることができるので自分が良く使う空間にだけで敷くことができるというのもメリットです。

例えばテレワークならデスク周辺、コタツ近くで生活しているならカーペットの下にコルクマットを敷いておくことで冷えを防ぐことができます。

使い勝手が非常に良い素材なので冬の寒さにはかなり重宝するアイテムです。

アルミシートを敷く

東和産業 断熱シート アルミ 3畳 240×180cm 敷くだけ 省エネ 暖シート 保温シート すべり止め加工 カットできる ホットカーペット こたつ 下敷き 温度差約6℃ 日本製

新品価格
¥877から
(2021/11/2 16:16時点)


アルミシートを床に敷き詰めてからコルクマットをその上に敷く感じです。ただ、コルクを敷いただけだと防寒性はいまいちという意見を結構見受けたのでアルミシートも同時に利用しましょう。

こうすることでほぼ完ぺきに床からの冷気を防ぐことが出来ます。

どちらも安価で購入できますし、それほど手間もかからないので窓の防寒だけじゃ満足できない人にはこちらも試してみてください。

ただ、実際は窓の冷気対策をするだけでもかなりの効果があるので様子を見てからがいいかもしれませんね。

厚手のカーペットを敷く

コルクマットが性に合わないという人にはカーペットを敷くのが寒さ対策としては効果的です。

ラグマット ラグ 厚手 厚め 30mm 3cm はっ水 撥水 極厚 正方形 190×190cm おしゃれ 北欧 ウレタン 短毛 すべり止め Liscio ラグ 30mm アイスグレー

新品価格
¥5,980から
(2021/11/2 16:19時点)


特に厚手のカーペットなら十分な防寒対策になりますし、底付感が薄れるので快適に過ごすことができます。

薄手のカーペットの場合は下にコルクを敷き詰めて組み合わせて使うというのも手です。

コルクのおかげで薄手でも底付感がなく、なおかつコルクを隠すことができるので部屋のトータルコーディネートもしやすいです。

コタツを利用する

部屋の防寒対策で節約を考えるのであればコタツが暖房機器の中で最もおすすめです。

コタツは他の暖房に比べて圧倒的に電気代が低いので、節約しつつ寒さ対策をすることができます。

コタツは部屋全体を暖められるわけではありませんが一人暮らしのように居場所がある程度固定されている人にとっては使い勝手が良いです。

電化製品 消費電力(W) 電気代(1時間当たり)
電子レンジ 500 13円
エアコン 600~1800 15.6円~46.8円
ホットカーペット 400~600 10.4円~15.6円
コタツ 100~200 2.6円~5.2円
ハロゲンヒーター 500~1000 13円~26円
電気ストーブ 1000 26円

僕も最初は使っていませんでしたが、あまりの電気代の高さに調べに調べて今ではコタツしか使っていません。

普段からデスク周辺にいる人だと使用頻度が低いのでそこまでおすすめできるものではありませんが、カーペットを敷いてその周辺で生活している人ならコタツがおすすめです。

スリッパを履く

冬場はどうしても足元が冷えがちになってしまいます。

特にデスクワークをしている人は何の対策もしないと足先がかなり冷たくなってしまって作業効率が悪くなるのでスリッパがおすすめ。

スリッパにも色んな種類がありますが、冬場だと非貫通タイプで厚手のもののほうが寒さ対策ができます。

[Yoertemy] スリッパ 冬 室内 来客用 洗える おしゃれ ルームシューズ レディース メンズ 滑り止め 防水 室内履き ふわふわ かわいい 来客 自宅 職場 スリッパ

新品価格
¥1,380から
(2021/11/2 16:21時点)


靴下を履いてその上でスリッパを履けばかなり防寒対策になるので買っていない人はおすすめ。

夏場と冬場でスリッパは分けたほうが良いです。

電気毛布を利用する

電気毛布は電気代が安くて持ち運びできる利便性の高さが魅力の防寒グッズです。

電気毛布 ひざ掛け 掛け毛布 電気ブランケット フランネル 厚手 160cmx130cm大きさ ダブル タイマー ボタン式温度調整 安全保護機能付き ギフト ダニ退治 丸洗い 洗濯可能 省エネ PSE認証済み

新品価格
¥5,880から
(2021/11/2 16:53時点)


約85Wという消費電力で20℃~50℃まで温度を調節することができるので「寒くて寝られない」という人は「デスクワークしているけど寒すぎる」という人にはこういったアイテムを併用することで快適に過ごすことができます。

デスクワークの場合だとヒーターを足元に置くのが便利ですが、それだけやっぱり電気代が高くなってしまったり肌が乾燥してしまうので電気毛布のほうがコスパや利便性の高さを考えても上です。

寝ている時にも利用できるのでどうしても寒いというのはこういった消費電力の少ない暖房機器は1つ持っておくと良いでしょう。

加湿器をつける

エアコンをつかったりハロゲンヒーターを使ったりしても部屋がなかなか暖まらないことが多いですが、その原因は冬場の湿度の低さにあります。

湿度が低ければ低いほど温度が高くなっても暖かいと感じにくく無駄に電気代だけかかってしまいます。

サウナとかを考えると非常に分かりやすいと思います。

つまり、効率を考えるなら加湿をしつつ少しだけ暖房機器を使って部屋全体を暖めるのが効果的な方法です。

1byone 加湿器 超音波式 次亜塩素酸水対応 1.3L卓上加湿器 しずく型 6-9畳 アロマ対応 7色LEDライト 360°ミスト調整可能 霧量調節 静音 抗菌 空焚き防止 乾燥対策 オフィス 会社 家庭用 PSE認証済み 701JP-0003

新品価格
¥2,680から
(2021/11/2 16:37時点)


電気代を考えないのであれば水を加熱して蒸気にするスチーム式の加湿器ですが、電気代を考えるのであれば電気分解して水蒸気になる超音波式や気化式タイプのものがおすすめです。

冬場の光熱費が高くなってしまう理由

冬場は節約して使用していても自然と電気代やガス代が高くなってしまいます。その理由についてもご紹介していきます。

ガス代が高くなる理由

まずガス代についてですが、ガス代が跳ね上がる原因はお風呂です。

20度の水を40度まで温めるエネルギーと5度の水を40度まで温めるエネルギーどちらがよりガス代がかかるのか考えてみれば明白です。

冬場はもともとの水が冷たいので、それを一定の温度まで温めようとすると夏場に比べて莫大なエネルギーがかかります。

そうなると自然とガス代も跳ね上がってしまうわけです。

ガス代に関しては特に目から鱗のような対策方法はないので、なるべくお風呂を短くするとか、シャンプーしている間はシャワーを止めておくなどしかできることはありません。

電気代が高くなる理由

これは単純に暖房器具はより多くの電気を使うため。

例えば、ハロゲンヒーターを使うと1時間あたり500w~1000wほど消費します。

これは電子レンジ二つを1時間ずっと使っているのと同じ消費量です。

エアコンも暖房と冷房では全く電気代が異なるため同じ時間使用していても冬場と夏場では電気代が全く異なるというわけです。

電気代というのは通常契約だと使えば使うほど単価があがる3段階制料金というものになっているので多くの電気を使用してしまう冬場は必然的に他の季節よりも高くなってしまいます。

初めて一人暮らしをした方はいきなり電気代が跳ね上がるのでびっくりすると思います。

僕の場合は過去に1ヶ月で15,000円の電気代を請求されたことがあります。さすがに焦りました。

まとめ

MEMO
  • 電気を使用しなくても防寒対策は十分に可能
  • 冬の冷気の半分はベランダ窓から伝わってくる
  • 電気代を考えるのであればコタツが最強
  • 加湿器をつけることで部屋が暖まりやすくなる

今回ご紹介した方法を正しく実践できれば間違いなく部屋が暖かく感じるはずです。

もしそれでも室温に変化がないようなら、やり方が間違っている可能性が高いのでもう一度やり直すようにしましょう。

特に窓の防寒対策は間違える人が多く、隙間を作ってしまうと効果は半減するので注意してください。

一人暮らしの冬の電気代平均はいくら?8,000円や1万円は高すぎる?

一人暮らしにラグ・カーペットはいらないは嘘?選び方やおすすめ3選

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です