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オシャレな物件や大手不動産で見たこともないような物件ばかりを集めている東京R不動産というサイトを見つけました。
どうやら独自性の強い不動産のようですが口コミや評判はどうなのか東京R不動産の特徴とともに調査してみました！
目次
東京R不動産の基本情報
| 運営会社 | R不動産株式会社 |
|---|---|
| 対応エリア | 東京近郊 |
| 店舗数 | 1店舗 |
| 物件数（山手線） | 約200件 |
| 仲介手数料 | 賃料1ヶ月分 |
| 特徴 | 独自性の強い物件を扱っている こだわりの条件で探してもらうことができない 1軒ごとに細かい説明の記載がある 見出しがそれぞれ特徴的でわかりやすい |
東京R不動産はサイトでも紹介されているように”新しい視点で不動産を発見し、紹介していくサイト”です。
東京以外にも【福岡R不動産】【大阪R不動産】【鎌倉R不動産】など各地にR不動産は存在しますが、東京R不動産はその中で東京近郊を中心としたサイトです。
通常の不動産の場合は同じような間取りで悪く言えば面白みのない部屋が多いですが、東京R不動産の場合は見たこともないような造りだったり、変わった間取りの物件を多く掲載しています。
独自性が強くこだわりのあるような物件を中心に集めていて、引っ越す予定がなくても見るだけで楽しめるサイトとなっています。
また、探し方としてもかなり特徴的で通常なら家賃や間取り、立地等から住みたい物件を絞り込みますが東京R不動産の場合は「多少古くても雰囲気のある部屋に住みたい」といった要望から探してもらうことになります。
部屋の探し方そのものが全く違っているので戸惑う人も多いと思いますが、面白い物件を探している人にとって理想的な不動産と言えます。
東京R不動産の口コミや評判まとめ
まずは利用した生の声をまとめてみました。
友達が東京R不動産で部屋を決めた。物件の満足度もさることながら、それ以外の、R不動産のスタッフの方の対応や賃貸契約に際しての細かな説明や、気遣いなど、総合的な満足度が飛び抜けて高かった。
— yusukeairlines (@yusukeairlines) October 19, 2010
東京R不動産、対応悪い。
— arg (@hi_we_can) June 16, 2010
東京R不動産て担当者が全員大学生のバイトなのかな？ってくらい対応がズサンだった
— utah (@hrrrdnts) May 22, 2012
東京R不動産に載ってるような変な家住みたい キッチン要らんです
— 十九脳（仮） (@19lli) April 22, 2022
東京R不動産ってところなんですが、面白い物件が多くて飽きないデス
— ゼラニウム@引退整理中 (@geranium_rs) June 28, 2021
建築士のオーナーさんが隣に住んでる。色々柔軟だし何より面白いので東京R不動産良いよ。
— Shuhei Kadowaki (@kdwkshh) March 18, 2020
東京Ｒ不動産で仲介した改装OK物件の退去時に生じた揉め事、０件！凄い。今の仕組みや慣習はリスクヘッジ過剰なんじゃないの？の件は素朴に同感。
— dkitagawa (@dkitagawa) March 11, 2010
対応に関して言えばまちまちのようですが、評判としては全体的に高いように感じられました。
コンセプト通り東京R不動産に掲載されている物件は「おしゃれな内装」や「変わった物件」など他の不動産サイトでは見られないような面白い部屋ばかりです。
東京R不動産を利用するメリット
独自性の強いおしゃれな物件を探せる
「通常の物件に住むのはもう飽きた」という人にとっては東京R不動産はぜひ利用すべきサイトです。
コンクリート打ちっぱなしのデザイナーズ物件や古い物件をフルリノベーションしている物件、外観自体が奇抜で変わった物件など見ているだけでも面白い物件が多数あります。
在宅ワーカーやフリーランスならオフィスとして借りてもいいですし、変わった物件に住んで友人を招いてみたいという人にとっても最適な物件が見つかります。
物件ごとの紹介が細かい
通常の物件紹介というのは基本情報と一言～二言添えられている程度ですが、東京R不動産が紹介する物件はどれもかなり細かく紹介しています。
床や壁に使われる素材やテーブルがどの程度の高さなのか、どういった使い方をするのがおすすめなのか事細かに書かれているので内見せずとも写真だけで住み心地の想像ができます。
また物件に対してのデメリットや注意点もしっかりと記載があります。
例えば「靴箱がないのでご自身で用意していただく必要があります」とか「アクセス的には少し悪いのでバスの利用が必要」など通常では書かなくてもいいことを普通に掲載されているところにも好感が持てます。
住んでから後悔しないように利用者のことをしっかりと考えられていて、なおかつ1軒1軒ちゃんと下見をしているが伝わってくるのも良いですね。
物件のタイトルも遊び心があり、一目でどんな物件なのか想像しやすくてわかりやすいです。
東京R不動産を利用するデメリット
面白いコンセプトの不動産ですが、それ故に成約が多いのも事実です。
物件数が圧倒的に少ない
東京R不動産は普通の物件を一切取り扱っていないため物件数自体がかなり少ないです。
| 不動産 | 物件数（山手線） |
|---|---|
| アパマンショップ | 9,762件 |
| エイブル | 3,521件 |
| ミニミニ | 2,380件 |
| ピタットハウス | 5,161件 |
| 東京R不動産 | 約200件（全体） |
大手不動産であれば山手線内だけでも最低2,000件以上ありますが、東京R不動産は東京都全体でも約200件前後しかありませんでした。
こだわりの物件のみを扱っているというコンセプトがある以上物件数が少ないのは仕方のないことですが、条件に合う物件が見つかる可能性は限りなく低いです。
イメージとしては「デザイナーズ物件のようなおしゃれな部屋に住んでみたい」という人が合わせて利用すべきサイト。
条件に合わせて物件を探してもらえない
東京R不動産では自分の条件に合わせて部屋を探してもらうことができません。
お客様それぞれのご希望条件を伺って個別にお探しすることは行っておりません。一般の不動産屋とは異なりますが、その分より良い物件をご提供できるよう努力してまいります！
引用：https://www.realtokyoestate.co.jp/notice.php
もともと物件数にも限りがあるため条件に合わせようとすると物件そのものが見つからない可能性も高いというのも大きな要因となっています。
どうしても家賃を抑えたかったり、住みたい最寄り駅がある場合はあまりおすすめできません。
どちらかというと東京R不動産は「探してみて条件がちょうどマッチングすれば借りてもいいかな」程度で利用すべきサイトです。
電話で問い合わせができない
物件へのファーストコンタクトはメールのみでお願いしております。
東京Ｒ不動産では物件をきちんとご紹介するために、一人一人のスタッフが、物件を見つけ取材をし、お客様とのメールのやりとり、ご案内・ご契約までを一貫して担当しております。引用：https://www.realtokyoestate.co.jp/notice.php
スーモやホームズであればメール以外にも掲載不動産業者に直接電話をすることも可能です。
基本的にはメールだけでも確かに問題ありませんが、引っ越ししたい時期まで時間がなくて一刻も早く引っ越したい場合や条件に合う物件が見つかり少しでも早く内見したい場合にメールしかないのはネックです。
メールだといつ返信が来るのかわからず、それによっては内見を逃してしまう可能性もあります。
またメール自体に気付かないというトラブルも発生するので利用者としてはデメリットとなります。
仲介手数料が賃料1か月分かかる
東京R不動産では仲介手数料が賃料1ヶ月分＋税が初期費用時にかかります。
| 不動産 | 仲介手数料 |
|---|---|
| アパマンショップ | 賃料1か月分 |
| エイブル（直営店） | 賃料の半額 |
| ミニミニ（直営店） | 賃料の半額 |
| ピタットハウス | 賃料1か月分 |
| 東京R不動産 | 賃料1か月分 |
仲介手数料の相場としては賃料1か月分としているところが多いので仕方ありませんが、ミニミニやエイブルの直営店であれば仲介手数料半額となっているので比較するとデメリットです。
家賃6万円であれば6万円＋税がかかってしまいます。
半額であれば3万円＋税、仲介手数料無料のUR賃貸やビレッジハウスは0円になるのでこの差はかなり大きいです。
通常の物件を探すことができない
東京R不動産では通常の物件を探すことはできません。
オシャレな物件は多いものの一人暮らしにはかなり広い間取りや使い勝手としてはあまりよくなさそうな物件も多いので住むにしては少しリスクがあります。
探している中で普通の物件に住みたくなったら他の不動産を利用しなければならないので手間です。
コンセプトがはっきりしているのは良いですが、コスパとしては取扱物件数の多いサイトを利用したほうが高いと思います。
物件の持ち込みができない
東京R不動産では掲載されている物件がすべてで原則他社サイトから物件の持ち込みをして紹介してもらうことができません。
東京Ｒ不動産では、私たちの視点でセレクトした物件情報のみをお取り扱いしていくため、ご紹介可能な物件情報は原則、全てサイト上へ掲載しております。
引用：https://www.realtokyoestate.co.jp/notice.php
物件の持ち込みというのはスーモやホームズ等のサイトで載っている物件を東京R不動産で紹介してもらうという手法です。
利用したくない不動産がある場合は物件の持ち込みをすることで余計なオプション代がかからず初期費用を抑えることができたりと何かと便利ですが東京R不動産ではそれができません。
まぁ仲介手数料が賃料1か月分かかるのでわざわざ持ち込んでもあまり意味がありませんが、1つの不動産で探してもらおうとしている場合にはデメリットです。
東京R不動産のようなサイト3選
東京R不動産は面白いコンセプトですが物件数が少ないので条件に合うような部屋を見つけにくいのがネックです。
コンセプトが似ていて合わせて使えるようなサイトを3選ほど紹介します。
グッドルーム
グッドルームはテレビとかでもたびたび紹介されていましたが一言で言えば「オシャレな物件を集めたサイト」です。
サイトを見てみるとわかりますが、本当にオシャレで見ているだけでも十分満足できるようなオシャレ部屋も多く紹介されていますし、普通の物件をリノベーションした物件（こっちのほうが家賃が少し安い）も数多く取り扱っています。
人気の物件には謎の一言メモが添えられているのでどんな物件なのか想像しながら見てみるのも楽しいと思います。
R-STORE
R-STOREは実店舗を持たないネット型の不動産サイトです。
東京都・神奈川・埼玉県の物件を中心に取り扱っており、おしゃれで開放的なデザイナーズ物件を多く取り扱っています。
通常の物件もありますがグッドルームと同様、変わった部屋が多いので見ているだけでも楽しいです。
アプリ版があるのでどういった部屋があるのか見てみるだけでも面白いですよ。
ちなみに実店舗がなく営業車というものも存在しないので内見時には現地集合・現地解散が基本となります。
無駄に店舗で時間を取られることがないのが魅力です。
イエプラ
イエプラは家にいながら不動産に行った時と同じように部屋を探してもらえるサイトです。
おしゃれな物件を専門的に取り扱っているわけではありませんが、ほとんどすべての物件を扱っているのが魅力です。
スーモやホームズだとあくまで自分で検索を行う必要があり、細かい条件が設定できない場合がありますがイエプラの場合はチャットで専門スタッフに条件を伝えることができるので「○○がオシャレな部屋を探して欲しい」と伝えることができます。
物件情報も不動産に行った時と同じスピードで得られるので普通の部屋探しとしても重宝できるサイトです。
サービスは無料で使えるものなので引っ越す予定がなくても”どんな部屋が今あるのか”興味本位で使うこともできます。
まとめ
- 東京R不動産はおしゃれな物件や変わった物件を扱っている専門サイト
- 家賃設定や最寄り駅設定等の細かい条件で探すことは原則できない
- 物件数が少ないので東京R不動産だけで決めようとするのは危険
- 通常の部屋を探したい人には向かないサイト
評判も割と良くてコンセプトもはっきりしているので専門的なサイトとしては優れていますが物件数が少なかったり、部屋探しとして必須の条件探しができないのはやはりネックな点です。
他の不動産サイトと併用してみて、ちょっと覗いてみるような感覚で使うのが良いですね。
ちょうど条件に合えば住むことを検討しても良いですし、なければ他のサイトを使って部屋探しをするのがおすすめです。