緑のマリモキャラでお馴染みのスーモ(suumo)。
学生の一人暮らし利用者数はダントツのナンバー1でわかりやすいフレーズのCMもかなり印象に残ります。
ということで今回はスーモの良い点や悪い点、評判や口コミについて簡潔にまとめてみました!
目次
スーモをざっくりと説明
スーモはリクルートが運営する不動産情報まとめサイトです。
知らない人はほとんどいないほどCMその他広告に力を入れていて初めて一人暮らしをするような学生や社会人になりたての人に人気の高いサイトです。
色んな不動産会社の物件をまとめているので仲介手数料はバラバラです。特に記載がない場合は賃料の1か月分かかります。
ちなみに賃貸の場合だと実店舗はありません。
スーモカウンターというのは不動産売買の際に相談できる窓口です。
スーモの評価はどう?他社と比較してみた
スーモの他にもホームズやat-homeなど大手の不動産情報サイトは他にもありますが、オリコン顧客満足度ランキングではスーモが総合で1位を獲得しています。
オリコンが16社、1193人に調査した結果各項目でスーモは1位となっています。
サイトの使いやすさから物件情報の充実さなど各5項目でどれも1位というのはかなり評価が高いことがわかるかと思います。
ちなみに男女別では男性が3位で女性が1位なので男性よりも女性のほうが人気度が高いようです。
スーモというキャラクターやサイトのデザイン性が見やすくて使いやすいということなのでしょう。
ちなみにGomezというサイトの賃貸不動産情報ランキングでも2015年はスーモが1位になっています。
ただし2017年のスマホ版賃貸不動産情報ランキングではホームズに抜かれて2位となっていました。
ネットでのスーモの評判や口コミ
スーモは仲介業者ではなく物件情報を掲載しているポータルサイトです。
そのため実際に店舗に行って利用した評判に関しては全て物件を管理している不動産の評判となります。
とりあえずネットのスーモで探したら!
キーワード入れて条件入れればヒットしますし
資料請求もしながら不動産会社の人とも
やり取り出来ますし(*´ω`*)
色々な不動産屋を点々とするよりは
携帯一つで楽チンでしたょ☆
希望の賃貸があれば、もちろん見学できますし
気になった物件に似たものを不動産会社の人に
探してもらったりも出来ましたょ(*^^*)参照元:知恵袋
結婚して一緒に住む賃貸マンションを探していました。そこで一番利用してよかったのがスーモ。
理由は、物件を探しやすいのはもちろんですが、スーモには、他のサービスにない物件情報が網羅されているからです。
部屋の広さや駅から徒歩の時間など、こだわりの条件に該当する物件を検索できるのはもちろん、外観写真や物件周辺の地域情報などが細かく掲載されているのでイメージが湧きやすく大変参考になりました。
参照元:引っ越し見積もりテクニック
不動産業者ですが、だましの無いサイトならリクルートがやっているスーモです。ここは審査も厳しいですし、実際は無い物件や空いてない物件などを掲載するとスーモに載せられなくなります。不動産業界の中での話しですがスーモからの問い合わせのお客様は優良顧客なんです。マナーもいいし、約束も守ってもらえる方が多いのです。なので、不動産屋はスーモに載せたいので良い物件を載せてます。他のサイトは嘘もあれば空いてないのに掲載したりしてます。私はスーモが一番信用出来るし、載せている業者もまともな業者が多いです。スーモをお薦めします。
参照元:知恵袋
【ツイッターの口コミ】
ホームズ…安定している。囮物件が少ない。普通に家を探すのにオススメ
スーモ…物件数は多いがとんでもねぇ物件があったりする。家のまとめサイト(笑)的な感覚で見るのがオススメ
— うらら (@uraraclover) June 15, 2017
一人暮らしするにあたって準備活動中お世話になったサイト
SUUMO、ホームズ、大島てる— たいやき (@taiyakidayo1) May 1, 2021
スーモのサイトめちゃくちゃ便利だわ。
まじで部屋探しに便利。ありがてぇ— SG日記 (@astaline6) April 24, 2021
悪い意見というのはほとんど聞きません。
一人暮らしを考えたときは最初から不動産屋に行くよりもスーモなどのまとめサイトで物件を比較して絞り込んでからにした方が良い物件に巡り合えると思うのでおすすめです。
リクルートが運営しているだけあってかなり広告費にお金を使っているためか、認知度が高く、特に学生に人気が高いのがスーモの特徴です。
ちなみに僕のおすすめは「不動産情報サイトTOP10」にまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
スーモを利用するメリット
ここからは実際に利用する上でのメリット、他者と比較して優れている部分等について紹介していきます。
- 物件掲載量が膨大
- 地域ごとの口コミが見れちゃう
- 家賃相場が見れる
- 仲介手数料が安い物件を探せる
- 住みたい街ランキングが見れる
物件掲載量が膨大
勘違いしている人も多いと思いますが、スーモは自社管理物件も一切もちません。
わかりやすく言うとアパマンショップとかミニミニなど複数の賃貸会社の物件を掲載しているまとめサイトみたいなもんです。
なのでとりあえず一人暮らしするときはスーモで探してそのあとアパマンショップやらエイブルやらミニミニやらで絞り込むといった感じ。
有名どころの仲介業者の情報はすべてそろっているため少ない時期でも500万件以上とかなり膨大な物件数を誇るのが最大の魅力です。
条件に合う物件が見つかりやすいのはありがたい。
年々取り扱い物件数も上がっているようですし、本来閑散期である5月の時点で700万件を保有しているのはかなり多いですね。
地域ごとの口コミが見れちゃう
スーモは地域の口コミも見ることができるので現場に行かなくても大体の治安も把握できちゃいます。
例えば東京都新宿駅周辺の物件を探すと詳細画面に【エリアの口コミ】という表示が出てきます。クリックするとこんな感じ。
実際に住んでいる人の生の声なので役立つ口コミも的確なコメントも多いです。
多くの人は周辺施設だったり住んでいる物件のことについて書いていますが、たまに自分が住みたいと思っている物件に住んでいる人からの口コミがあったりするのでかなり参考になります。
「騒音」とか「民度」とか実際に住んでみないとわからない部分ですからね。
家賃相場が見れる
最近は駅ごとの家賃相場や家賃相場ランキングが見れるサイトも増えてきましたが、スーモの場合はアパートの相場、マンションの相場、部屋の間取りによる相場と細かく条件を付けて家賃相場が見られます。
自分はマンションに住む予定なのにアパートの相場しか見れないのでは意味がないので、こういった細かい指定ができるのは魅力です。
仲介手数料が安い物件を探せる
スーモはこだわり条件があり、自分の求めている条件に絞って物件を検索できる仕様になっています。
その中でも「仲介手数料が不要!」というカテゴリーではその名の通り仲介手数料無料物件のみを検索することが可能です。
普通の物件は仲介手数料が賃料の1か月分かかってしまい、これが無料にできるのは初期費用をかなり安く下げることができます。
例えば家賃6万円なら6万円分お得になりますからね。初めての一人暮らしではあまり気にしない人も多いですが、安く借りたいなら仲介手数料が無料、もしくは半額の物件を借りるべきです。
ちなみに仲介手数料は不動産ごとに違います。
住みたい街ランキングが見れる
スーモでは関東と関西の「住みたい街ランキング」というページがあり、人気の駅が一目でわかるようになっています。
すでに住む場所が決まっている人ならあまり関係がありませんが、どこに住もうか悩んでいる人は他人からの評価を気にする場合なんかだとこういった住みたい街ランキングを目安に地域を決めるというのもありだと思います。
住みたい街にランキングされている駅は商業施設やショッピングモール等の設備が充実していて飲食店も多く、交通の便が良いことが多いので路線に詳しくなくても住んで後悔する可能性が低くなります。
家賃を安く抑えたいなら住みたい街ランキングに記載されている駅名から少し離れたところで探してみるというのも良いと思います。
取扱い店舗の特徴がわかりやすい
スーモは色んな不動産店舗の物件情報が掲載されていて物件ごとに取り扱い店舗というのは違います。
例えば物件Aではアパマンショップが管理していて物件Bではエイブルが管理している、といったような感じです。
不動産によって特徴というのは結構違っていて、仮に同じ物件を取り扱っていても契約する不動産によって初期費用が違ったり(オプション代や仲介手数料によって)、対応も違います。
スーモは全ての物件というわけではないですが、取り扱い店舗の特徴について簡潔にまとめられているので今まで利用したことのない不動産でもこれを参考に決めることができます。
利用するデメリット
- 掲載物件数が多すぎて選ぶのが大変
- 会員登録するメリットがあまりない
- 経由して契約しても特典がない
- おとり物件が多い
- 物件情報が遅い
掲載物件数が多すぎて選ぶのが大変
さすが利用者数1位というだけあって悪い点はほぼ見つからないんですけどあえて言うなら掲載されている物件が多すぎることかも。
早く部屋を決めたい人は掲載されている物件が多いので目移りしてしまい、時間がかかってしまうかもしれません。
まぁ、部屋を決めるときにそんな切羽詰まった状態ってなかなかないので取るに足らない問題ですけどね。
会員登録するメリットはあまりない
スーモには「会員登録」をすることも可能ですが、このサービスを利用するメリットはほとんどないのでやらない方が良いでしょう。
少し検索しやすくなったり新着物件の情報メールが届く等を謳っていますがスーモにそこまでこだわる必要もありません。
経由して契約する特典がない
仮にスーモでいい物件が見つかってスーモ経由で契約したとしてもこれといった特典は特にありません。
本当に部屋探しをするだけのために使えるサイトって感じ。
こういった不動産情報まとめサイトというのは「経由して契約すると○○円キャッシュバック」のように何か特典を設けているところも多いですがスーモは何もない。
繁忙期はポンタポイントが貰えるというキャンペーンはやっていましたが他社と比べると利用者がお得になるようなことはほとんどやっていないですね。
キャッシュバックを考えるならスモッカやキャッシュバック賃貸、door賃貸等がおすすめです。
参考にしてみてください。
おとり物件が多い
これはスーモだけじゃなくホームズやat-homeなど他社にも言えることですが、こういった取り扱い物件数の多いサイトというのは必ずおとり物件が存在します。
おとり物件というのはすでに成約済みや募集していない好条件の物件を掲載することで利用者に問い合わさせて利益率の高い物件を紹介する手法のことです。
もちろんおとり物件と言っても全てが故意に行われているわけではなく、成約してしまったけど掲載から削除できないだけということのほうが多いです。
スーモで見た物件。情報では2階とあったのに不動産に行くと3階と4階しか空いてないと言われた。おとり物件の掲載は禁止されてるんじゃないの?スーモもちゃんと成約済み物件は掲載しない対策してちょ。
— けんじーまん@立ち退き裁判なう (@xoumex) April 22, 2021
こういったおとり物件が多くなると検索してせっかく好条件の物件を見つけても契約できるわけではないので非効率な部屋探しになってしまいます。
ちなみに僕が以前「この物件良さそう」と思って問い合わせたら「この物件2か月前から成約済みだよ」と言われました。
物件情報が遅い
好条件の物件を見つけるためには取り扱い物件数というのも確かに重要ですが、それ以上に重要なのは物件情報の新鮮さです。
物件情報が遅いということはそれだけ実店舗で他の人に紹介されてしまっている確率は高くなるので取られるスピードも早くなってしまいます。
物件、反映されるの遅いのかおとり物件なのか。
もう決まったと聞いた部屋、スーモから4日経ってもまだ消えない。— また職場と戦う人(旧名.元気呼びで)’21.2月〜復職の呼吸よ! (@hello_rspbb863) February 27, 2021
スーモの場合、新着物件が出てから掲載されるまでにラグがあるので例え好条件の物件を見つけても成約済みというケースが結構多いです。
ホームズの場合だと【公開日の指定】ができますが、スーモにはそういった機能はないのでずっと掲載されている成約済みかもしれない物件まで表示されてしまっている可能性があるわけです。
スーモが人気の理由とは
やたらと学生に人気の高い不動産情報サイト「スーモ」ですが、なぜ人気なのか私なりに調べてみました。
まずその取扱い物件数。全国約700万件の中から探せるので希望の物件が比較的見つかりやすい。
そして学生用の検索窓を設置しているので大学名から最寄りの物件を探すことが出来る手軽さも大きいと思います。学生向けの特集記事も他社サイトよりも多い気がします。
最大の理由は大手リクルートが運営しており、信用度が高く、CMをバンバン打ち出していることで知名度もあるので利用者側にとって「安心感」があるのだと思います。
特に初めての一人暮らしの場合は色々とわからないことも多く不安ですから、とりあえず知っている有名どころのスーモを使おうとするのでしょう。
アプリ版も早い段階で打ち出したのでさらに手軽になり、学生は当然ながら利用する可能性が高くなります。
ただ、スーモは利用した特典も今のところ特にありませんし、取扱物件数に関してはもっと優れているサイトがあるのも事実。
なのにスーモを利用するってのはやはり信用度・知名度の問題なのでしょうね。
ホームズとどっちが良いの?
項目 | スーモ | ホームズ |
---|---|---|
物件数 | 約690万件(5月時点) | 約460万件(5月時点) |
仲介不動産数 | 19,060件 | 19,452件 |
使いやすさ | 72.48点 | 71.96点 |
キャンペーン | なし | なし |
公開日の指定 | できない | できる |
物件数はホームズよりもスーモのほうが上ですが使いやすさに関してはそれほど変わりません。
どちらも特別なキャンペーン等はあまり積極的に行っておらず、基本的には自分で検索して部屋を探すようなシステムです。
ホームズとスーモをどちらも使ってみるとわかりますが、検索してヒットする物件は似たようなものも結構多いです。
ただ仲介不動産数が違うことや扱っている不動産も微妙に違うので全く同じ検索結果ではありません。
さらに物件数の違いやサイトの更新日等が違うため多少違った物件が出てくるので出来れば両方使うべきだと個人的には思います。
決定的に違う点はスーモのデメリットでもあげたように【物件の公開日】を指定できるかどうかという点。
スーモは全く操作することはできませんが、ホームズは公開日を指定して検索することが可能なので例えば新着物件のみを表示させることができます。
設定できることでおとり物件は比較的避けることができますし、何より好条件の物件というのはライバルが少ない新着物件のほうがある可能性が高い。
これを踏まえて言えばどちらか片方しか使わないなら個人的にはホームズが良いと思います。
スーモのほうが物件数が多いので細かい条件があるならスーモのほうが利便性は高いです。
ライフルホームズ賃貸の口コミや評判!特徴からわかるメリットとデメリット
まとめ
【スーモがおすすめな人】
- 住みたい地域にどんな物件があるか見たい人
- 家賃相場や周辺環境を知りたい人
- 一度店舗に行ったがいい物件が見つからなかった人
- 希望の条件が多い人
取りあえず引っ越したいと思った時とか、部屋探しをする際に最初に物件探しをするならスーモはかなりおすすめです。
サイトも使いやすくて物件数も多いので住みたい街にどんな物件があるのか、相場はどのぐらいなのかといった情報は検索すれば簡単にわかります。
【おすすめできない人】
- すぐにでも引っ越ししないといけない状況
- 効率的に部屋探しがしたい人
- 初期費用を抑えたいという明確な希望がある人
ただ「好条件の物件に住みたい」とか「初期費用を抑えたい」という細かい希望がある場合はあまり向きません。
ピンポイントで探したいなら他に優れているサイトはいくらでもありますからね。
スーモで決めるというよりはスーモで取りあえず探してみて本格的に引っ越ししたくなったら自分に合った不動産サイトや専門サイトで改めて探すというような使い方が良いと思います。
もちろん探していく中でものすごく良い物件を見つけた場合は別です。
非公開: 賃貸不動産サイト徹底比較!お部屋探しにおすすめのサイト10選
スーモやホームズでいい部屋が見つけらない場合に使えるサイト
スーモやホームズのような大規模サイトはほとんどの物件を網羅していますが、逆に言えばそこで見つからないと条件に合う物件はないということになります。
そこでおすすめなのがイエプラというサイト。
イエプラはネットで部屋探しをするタイプのサイトでチャットで条件を伝えて部屋を探してもらうサービスですが、スーモやホームズにも掲載されていない物件を取り扱っています。
また、通常不動産業者しか見ることのできない「ATBB」というサイトも見ることができるので誰よりも早く掘り出し物件を探すことができます。ぶっちゃけこれがめちゃくちゃすごいです。
チャット上で「ATBBが見たい」と伝えるだけで無料で閲覧することができるようになるのでぜひご活用ください。
⇒イエプラのホームページへ
その他の物件情報掲載サイト