一人暮らしの理想と現実!実際に10年以上してわかったことをまとめてみた

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気付けば初めて一人暮らしをしてからすでに10年以上が経過していました。

長いようであっとういう間だったような気がします。

そこで今回はこの10年間の一人暮らし経験をもとにわかったことについて色々と正直にまとめてみました。

一人暮らしの理想と現実

初めての一人暮らしだと色々と想像してわくわくしますが、現実と理想は異なります。

隣人がおすそ分けを持ってくることはない

なんか隣りに住む人が異性で、ある日突然おすそ分けを持ってきて仲良くなり、そして恋仲に・・・なんてことはドラマとかでよくある定番ですがこれはほぼ100%あり得ません。

初めて引っ越した時にたまたま引っ越しの挨拶でイチゴをおすそ分けされたのは覚えていますが、それも同性でしたw

そういうのはあり得ないことなので期待しない方が良いですね。

絶対に自立できるわけではない

何をもって自立したというのかはわかりませんが、一人暮らし=自立というイメージを持っている方は多いでしょう。

ただ、実際一人暮らし者が自立しているわけではありません。

料理が出来なくても生活することは可能ですし、洗濯物は毎日しなくても問題ありません。

金銭面は学生なら親から仕送りが送られてくることもあるでしょうから、支援があれば自立とは言えません。

一人暮らし=偉いってのは一概に言えないですね。

自炊を続けることが想像以上に難しい

「一人暮らしをしたら自炊かんばって料理上手になろう」と考えている人は多いと思いますが、実際にやってみると思っている以上に料理を作ることは面倒です。

もちろん毎日自炊すること自体はそこまで苦ではありませんが、しっかりとした料理というよりも”簡単にすぐ食べられるもの”を作るようになってしまいます。

学生ならまだしも社会人になれば平日は仕事があるので朝も時間がありませんし、夜はへとへとになって帰ってくるので作る気力が生まれません。

外食はお金がかかるのでなんとか自炊しようとしますが、すぐに食べられて安くできる料理が目的になってしまいます。

僕も一人暮らしをするまでは全く料理が出来ませんでしたが、なんとか自炊をするようになって王道なメニューならほとんど作れるレベルにはなりました。

ただ凝った料理はほとんどしていません。学生の時はよくやっていましたが社会人になると手間がかかる料理はつい避けてしまうんですよね。

部屋が思っているよりオシャレにならない

人一倍センスのある人とか、インテリアデザイナーとかなら簡単に部屋をオシャレにすることができるんでしょうけど、そういったセンスを持ち合わせていないと部屋をオシャレにするって結構難しいです。

自分の想像したようなイメージにするためには家具や家電にコストがかかってしまうという問題もあります。

また、ワンルームや1Kのような単身者用の間取りとなると広さが限られているのでオシャレにすることで使える面積が狭くなってしまうというデメリットもあります。

例えばオシャレ部屋必須アイテムと言われているソファは6畳の部屋に置いてしまうと狭くなるだけ。しかも実際にはそこまでソファを多用しません。

観葉植物も大きい物だと1万円以上するし、最終的に”意味のないものは部屋に置きたくない”と思うようになりました。

オシャレ初心者は物を増やすのではなく、極端に減らしたほうがすっきりした部屋になるのでオシャレに見せることが改めて実感しました。

想像以上にお金がかかる

残高不足や管理会社のミスで家賃が引き落とされなかった場合の対処法

一人暮らしをする前は「家賃さえ払って行ければ問題ない」という浅はかな考えでしたが、実際に一人暮らしをしてみると想像以上にお金が飛んでいくことを実感しました。

家賃はもちろん月々の光熱費やネット代、スマホ代、食費などなど想像の1.5倍ぐらいのお金がかかります。

特に食費に関しては自炊が面倒で外食ばかりだとめちゃくちゃお金がかかるので総菜を買ったり自炊して節約しないと出費を減らすことができません。

一人暮らしって思っている以上に我慢が必要だな、と実感しました。

家賃も考えてみれば無駄にかかってしまうお金ですよね。しかも月末に一気にお金がなくなるので気持ちが滅入ります。家賃7万円なら口座から一気に7万円無くなるって実家暮らしなら経験しないことです。

冷静に家賃で支払うお金があれば自分の欲しいものを買えてしまうと考えると勿体ないと感じてしまいます。

ゆっくりお風呂に浸かることはほぼない

一人暮らしでもお湯に浸かりたい!お風呂に入ると一回いくらかかるのか

実家暮らしなら毎日湯船に浸かることも多いと思いますが、一人暮らしでそんなゆっくりお風呂に入るのは相当な風呂好きかお金に余裕がある人だけ。

湯船にお湯をためるのにもガス代と水道代がかかります。毎日浸かっていればそれだけコストがかかってしまいます。

また、そもそもお湯を張るには掃除をしないといけないのでこれが面倒でシャワーだけって人も多い。

お風呂場に洗面台が設けてあるような物件では掃除をしっかりしていないと洗面台の裏側にカビが生えたりするので、それが嫌で湯船に浸からない人もいます。

僕が最初に借りた物件はそもそも設定温度というものが存在せず、自分でお湯と水を調節するタイプだったのでかなり面倒でした。

設備が完璧な新築物件ならまだしも安いアパートでは機能面も優れていないのでお湯に毎日浸かるというのは現実的ではありません。

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一人暮らしで面倒だったこと

洗濯

家事の中で一番面倒なのは洗濯です。

洗濯>料理(片づけ込み)>>>掃除

って感じです。

特に冬場の洗濯は地獄ですね、室内に洗濯機置き場がなくてベランダやアパートの前に設置している場合はさらに地獄。

結局毎回洗濯機に洗濯物が溜まるまで放置してしまうので洗濯機はいつもパンパンです。

引っ越し

引っ越し業者に頼むのであれば多少マシになりますが、自分でやると引っ越しは恐ろしく面倒です。

特に退去→新居への引っ越しは物も多く、退去直前まで使うものも多いのでなかなか引っ越しの準備が捗りません。

だいたいこの時点で乗用車で3往復分ぐらいの荷物になるので近場に引っ越すからといって楽ってことはないですね。

自分で荷物運び等引っ越しをするコツや注意点とは?

入退去の手続き

電気・ガス・水道それぞれ電話して契約をしたり解約するのも一人暮らしの中ではかなり面倒な部類に入ります。

その他ネット回線の申し込みとかもありますし、退去の際はその連絡もしなければなりません。

引っ越しと逆算して色々考えなければならないので退去全般は非常に面倒です。

賃貸入居時の電気ガス水道の契約手続きの流れ!

訪問営業系

新聞・宗教・インターネット・NHK受信料・・・こういった営業訪問は一人暮らしなら絶対遭遇します。

とくにNHKの受信料はタチが悪く、知識のない人は追い払えずに契約してしまうこともあります。

受信料を払わなくて良い正当な理由と具体的な断り方

細かくまとめてみたので一人暮らしの方は参考にしてみてください。

買って後悔したもの

一人暮らしをしていると自分の理想と現実の違いによって購入したものが想定した通りに使えないことが多々あります。

よく言われている買って後悔するものをまとめてみました。

卵10パックなどファミリー向け商品

一人暮らしにはちょっと多い量なので買ったとしても消費期限が切れてしまうことが多いです。

毎日自炊をする人ならギリギリ使い切れる量なんでしょうけど、普通は使い切る前に期限切れになるでしょうね。

他にもキャベツ1玉とか期限切れが早くて量のあるものは安易に買わないようにしましょう。

ソファ

これは部屋の大きさにもよりますが、6畳以下ならソファは不必要です。

サイズを考えて部屋に合うものを買おうとすればその分座り心地も悪くなりますし、大きなものを買うと部屋が狭く感じてしまいます。

基本的なサイズも大きいので引っ越しも大変ですし、一人暮らしなら買う際は慎重に買うべきでしょうね。

とりあえず後回しにすべき。

スチーム式の加湿器

「値段・電気代・見た目」で選ぶ一人暮らしにおすすめの加湿器と種類別の特徴解説

冬は肌がめちゃくちゃ乾燥するので加湿器を置こうと思い、せっかく買うならいいものを、ということで1万円ぐらいのスチーム加湿器を購入。

かなりいい感じでしたがスチーム加湿器は電気代がヤバイ!本当にシャレにならないぐらい電気代が高くなります。

他の暖房を抑えていたのに月1万円ぐらいかかってしまいました。そのうち半分近くはこのスチーム加湿器のせいです。

三角コーナー

実家暮らしならほぼ必ずあるようなシンクの三角コーナーですが、よっぽどしっかりしている掃除好きでもないと買ったら確実に後悔します。

三角コーナーの魅力は野菜の皮などのゴミを調理中に簡単に捨てられるという点。100円均一などで安価で購入できるため、最初に家具家電を揃えると同時に買っちゃう人も多いですが正直使えません。

便利ですがこまめに掃除をしないとぬめりが生じ、放置するとすぐに臭くなってしまいます。ラクするために買ったのに毎回掃除したりするのが面倒という矛盾。

しかも一人暮らしのシンクってそれほど大きくないので洗い物の邪魔になるケースも多い。最終的に捨てることになるので買う必要はありません。

一人暮らしして良かったこと・後悔したこと

一人暮らしをし始めた頃は軽いホームシックにもなりましたが、1週間ぐらいで慣れました。

慣れるとかなり快適なもので、いつどこで何をしようと自分次第という自由さが最大の魅力です。

恋人を呼んで家デートとかもできるので、デート場所には困らなくなります。

一人暮らしの方が恋人が出来やすいかどうかは正直微妙なところですが少なくとも実家暮らしよりは出来やすい気がします。

宅飲み等で家に誘ったりもできますからね。

その分、お金に関してはかなり気を遣わないとあっという間になくなります。

一ヶ月に一回家賃を払うので大金が一瞬でなくなる恐怖が一人暮らしの嫌なところです。

まぁそのおかげでお金の管理をしっかりするようになったともいえるのでこれが一人暮らしで得られる経験の一つなのかも。

それと体調を崩すと看病してくれる人もいないのでひたすら辛いです。

最後に

なんでかんだで実家暮らしで得られないような経験が出来るのが一人暮らしです。

正直、何年も一人暮らししても得られるものは限りがあるので2年ぐらい一人暮らしをしたらその後は実家暮らしでも良いと思います。

とはいえ一度一人暮らしをしてしまうと実家に戻るという選択肢がなぜかなくなる気がします。なんでなんでしょうね。

以上が10年以上一人暮らしをしている僕の個人的意見です。

これから一人暮らしをしようと思っている方や一人暮らしし始めたばかりの人の参考になれば幸いです。

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