一人暮らし必見!お米は一回に何キロ買うのがベストか徹底分析してみた

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

日本人の生活にはなくてはならない食べ物の一つがお米です。

実家では自然と食卓に出てくるので考えもしませんが、一人暮らしでは自分でお米を購入する必要が出てきます。

『何キロのお米を買うのが良いのか』『どのぐらいで消費するのか』などわからず購入してしまうと、損をしたりお米をダメにしてしまうリスクがあります。

今回は一人暮らしに最適なお米の量と最適な保存方法についてまとめてみましたので参考にしてみてください!

一人暮らしなら何キロ買うのがベスト?

結論から言えば、お米の劣化スピードやコスパを考慮すると5キロのお米を買うのが一人暮らしには最適な選択となる可能性が高いです。

スーパーでお米を購入する場合、2キロ、3キロ、5キロ、10キロとさまざまな量が売っています。

今回は量別に何日間で食べきれるのか計算してみます。

農林水産省によれば、1食茶碗一杯(中盛り)は約150g。炊く前である精米状態では約65グラムとなります。

1日3食で1食あたり茶碗1杯食べる人の1日の消費量は65グラム×3杯分÷2=195グラム。

ちなみに1合は精米状態で約150グラム、炊きあがり状態では300グラム~350グラムになります。

一人暮らしのお米消費量と期間
1日1食1日2食1日3食
1キロ約15日間約8日間約5日間
2キロ約31日間約15日間約10日間
5キロ約77日間約38日間約26日間
10キロ約154日間約77日間約51日間
※少数点以下四捨五入で計算

実際には1合や2合などの数値で炊くため、消費期間も多少前後します。

お米の消費スピードは劣化等を考慮すると約1ヶ月~2ヶ月程度で使い切るのが良いとされます。

社会人で朝食はパン、昼食は外食であれば1日1食となるため2キロ~5キロがベスト、3食きっちりご飯を食べる人なら5キロ~10キロが理想となります。

朝食もしくは昼食を置き換えた場合の1日2食なら5キロ~10キロが無難な量です。

どのケースにおいても『5キロ』が無難な量に含まれているため、迷った場合は5キロを購入すると良いでしょう。

1キロだと使い切るのが早すぎるため、お米嫌いでもない限りは購入しないほうが良いでしょう。

2キロもかなり少ない量ですが女性とか小食の人、あまりお米を食べない人ならちょうど良いサイズかもしれません。

僕の場合は主食でお米を食べるので2キロだと2週間ももたずに消費してしまい、購入頻度が高くなり面倒でした。

毎日・毎食欠かさず自炊する人は10キロでも問題なく消費できますが、食が細い人や毎食食べない場合は10キロを消費するのに2か月以上かかってしまいます。

お店で買えるお米は全て新米ではありませんし、一概には言えませんが、劣化スピードやコスパを考慮すると5キロのお米を買うのがベスト。

お米の劣化スピード

お米は野菜や果物と同じ『生鮮食品』という扱いになり、消費期限は設けられていませんが、時間が経てば経つほど劣化していきます。

保存方法が悪い場合、カビが生えたり虫が生えることもあるため一般的な一人暮らしや家庭であれば1ヶ月~2ヶ月程度で食べきるのがベストとなります。

季節劣化スピード
約1ヶ月~2カ月
約2週間~1か月
約2週間~1ヶ月
約1か月~2ヶ月
参考:TIGER

お米は開封後から1か月程度で劣化スピードが高くなり、それ以降は炊いても水分含有量が低く『パサパサ』としたまずいお米になってしまいます。

古くなったお米の見分け方
  • 見た目が黄色っぽく変色している
  • 嫌なニオイや味がする
  • 炊きあがりでもパサパサとした食感になっている

お米を炊いても黄ばみが見えるようなら古くなってしまっている証拠。

これを考えると思ったよりも長期保存できるものでもないので、5キロが一人暮らしには無難な量ですね。

外食が多い人や1日1食なら2キロがちょうどよいサイズということになります。

お米の料金相場

続いてキロ数に対してのコスパの良さを見ていきます。

あきたこまち、やゆめぴりか、コシヒカリなどお米にはさまざまな種類があり、値段も種類によってバラバラですがスーパーで良く売られている価格帯を相場としてまとめてみました。

 料金相場1合あたりの値段
1キロ約500円約75円
2キロ約1,000円約75円
5キロ約2,000円約60円
10キロ約3,000円約45円

基本的にはまとめてお米を買えば買うほどお得になります。

ちょこちょこ2キロのお米を買ってすぐに食べてまた買い足すよりは一気に10キロ買ってしまったほうが当然安くなります。

お米は他の食品と比べると1袋あたりの値段が高いので「安いものでいいや」と思って2キロとか選ぶ人は多いと思いますが、総合的なコスパを考えると食べきれるのであればまとめて買ってしまうべき。

近くにスーパーがあれば10キロでもいいですが、自転車とか徒歩で買いに行く場合は10キロはかなり重いので現実的には5キロがギリギリのラインな気がします。

一人暮らしには無洗米の方がおすすめ?

お米には毎回研いでヌカを落とす必要があるものと、水を入れたらそのまま炊ける無洗米があります。

面倒くさがりな人にとっては無洗米はめちゃくちゃラクなのでおすすめです。

無洗米のメリット
  • 研ぎ方による差がでない
  • 旨み層の流出を防げる
  • 節水できる
  • 手間が大きく省ける
無洗米のデメリット
  • 普通精米より価格が10%前後割高になる
  • 米肌が傷つかないため水を吸いにくく、炊きあがりがやや硬めになる
  • 普通精米よりお米の種類の選択肢が少ない

無洗米の最大のメリットは手間が大きく省けること。毎回お米を研ぐのは面倒で、それのせいで自炊しなくなる人も少なくなりません。

特に冬場は水が冷たいので一回研ぐのにも一苦労。

デメリットは価格が少し高くなってしまうことですが、かなり高いってわけじゃないので手間を考えると無洗米の方がおすすめです。

「無洗米はまずい」なんて噂もありますが、素人がお米を洗う工程を省くことができるため、美味しさは均一化され、ほとんど味に違いはありません。

福井の米屋による調査によれば、普通精米と無洗米では『どちらが美味しいか』の総合は若干普通精米が優勢ですが、細かい項目ではどの項目も『同じ』が最も多くなっているという結果が得られています。

素人ではほとんど味の違いはわからないということです。

無洗米は米の味を悪くする原因をあらかじめ取り除いているわけですから、無洗米だから味が悪いということではないのです。

引用:お米のソムリエ

値段を気にするのであれば寒くなる冬場は無洗米を購入して、それ以外の季節は普通のお米を買うのが賢い買い方だと思います。

面倒臭がり屋な人なら無洗米一択です。

お米の保存方法について

お米の保存方法については色々と情報が出回っていると思いますが、普通の人なら米びつに入れてキッチン周辺に置いている方が多いと思います。

僕もこの保存方法をとっていましたが、実はシンク下の保存方法はお米の劣化が早く、お米に虫が湧く可能性があります。

お米のNGな保存方法
  • 高温多湿な場所に長期間放置する
  • 保存容器が密閉されていない
  • 濡れた手で計量を行い、放置する

それを踏まえた上での保存方法についてまとめてみました。

冷蔵庫で保存する

もお米が劣化する原因は「湿気・温度・虫」の3つ。

これらを全て解決する方法は冷蔵庫で保存するのが最適です。

冷凍庫ではないので注意してください。

冷凍庫に入れてしまうとお米に含まれる微量の水分自体が凍ってしまい、米自体を傷つけてひび割れを起こします。

その結果、ダメージを受けたお米を炊き上げても旨味が逃げてしまうためまずくなってしまいます。

冷蔵庫の場合は水分を凍らせることがないのでお米にとって最適な環境というわけです。

炊きあがりのお米は冷凍保存する

お米の減りが遅かったり、劣化を防ぎたいのであれば大量のお米を炊いた後、ラップ等でくるんですべて冷凍庫に入れておくのがおすすめです。

精米状態のお米の冷凍保存はNGですが、炊きあがりであれば問題ありません。

購入してから時間が経っているお米は、炊いてしまってから保存する方法が良いでしょう。

冷凍ご飯は約1ヶ月程度であれば問題なく食べることができますが、1週間を過ぎると徐々に味が落ちてきてしまうので注意してください。

お米は食べたい時になくて炊くのに時間がかかってしまうので、炊きあがったお米を冷凍保存するのは生活スタイルを考えても効率的。

小分けにしてタッパーやペットボトルに入れておく

米びつを冷蔵庫に入れるのは不可能なので、ペットボトルなどに移し替えて保存しておくと良いでしょう。

密閉された容器であればなんでも構わないのでタッパー、ペットボトル、ジップロックなんてのもあり。

ペットボトルに抵抗感がある方は100円均一で買えるタッパーに移し替えてください。

一人暮らし必見!お米は一回に何キロ買うのがベスト?最適な保管方法とは

一番最悪な保存場所はシンクの下やコンロの下の収納です。

シンク下には配管があり、冷水・熱湯が流れるため温度差によって結露が発生するため多湿な環境です。

加えて風通しも悪く、配管近くということもあり汚れ・菌が近い状態となるため、お米がすぐに劣化してしまいやすい環境が整っているというわけです。

実際、僕もちょうど収納できるスペースがシンク下だったので保存していましたが、すぐにマズいお米に早変わりしました。

この保存方法を取っている人は多いと思いますが、いますぐにやめるレベルです。

酸化が進んでダメになったお米は炊きあがりが若干黄色くなってしまうのでわかりやすいです。

お米につく虫は、15℃以下で活動が低下します。

つまり、お米を15℃以下で保存すると、
虫の発生が抑えられるんですね。

参照元:40代主婦が家事・子育ての悩みを解決!

面倒な場合は米びつに防虫剤を入れておきましょう。

米唐番 虫よけ 虫除け 虫対策 無洗米 無洗米用 米びつ用防虫剤 5kgタイプ

(1,181件)

¥360円~(税込)

米唐番 米びつ用防虫剤 5kg タイプ(米びつ10kgまで)

(2,396件)

¥484円~719円(税込)

※Amazonは2セット用

これを入れておくだけで虫の発生を抑えることができます。

基本的に冬場に虫が湧くことは滅多にありませんが、夏場は注意していないとお米が無駄になるので注意しておきましょう。

まとめ

MEMO
  • 1日2食(約1合分)食べる人なら5キロがおすすめ
  • 1日お茶碗1杯分しか食べないのであれば2キロが無難
  • コスパや運搬労力、保存期間を考えるとベストなのは5キロ

コスパや消費する期間などを考慮すると一人暮らしに最適なお米は5キロです。

お米の劣化に関してはタッパーやペットボトル、ジップロックなどの密閉容器に入れておけば長持ちするのでよく食べる人なら10キロを購入して小分けにして冷蔵保存しておくというのも手だと思います。

無難さで言えば5キロが圧倒的。参考にしていただければ幸いです。

一人暮らしでも湯舟に浸かりたい!お風呂に入ると一回いくらかかる?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です