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部屋探しをしていると、まさに理想の間取りや家賃ですぐにでも入居したいような物件に出会えることもあります。
『どうしても住みたい物件に入居するのはどうすればいいのか』『すでに埋まってしまった場合はどうすればいいのか』といった疑問について紹介していきます。
目次
どうしても住みたい賃貸に入居する方法
どうしても住みたい賃貸物件に入居したい場合は『ほかの人に先を越されない』ことが最優先となります。
いくら年収が十分でも先に契約されてしまえば、その物件に住むことはできません。
『良い物件を見つけたから週末にでも内見をしよう』と考えていると先を越される可能性が高いので注意しましょう。
可能であれば当日中には内見・申し込みができる状態がベストです。
即日内見・申し込みを入れないと取られるリスクが高い
どうしても住みたいのであれば即日内見予約や申し込みを入れる必要があります。
OHEYAGO(オヘヤゴー)の調査によれば、優良物件の平均空室期間は26日間、その他の物件の場合は83日間となっています。
これは通常の物件の話。
退去してから審査、ハウスクリーニング、鍵の引き渡し期間も含まれているので建設中や新築アパートの場合はこの期間よりも短い期間で埋まります。
需要が高い優良物件の場合、ハウスクリーニング等を引いた実際の内見できる期間は5日間~9日間程度。
『好条件の物件の期限は3日』と言われるぐらいすぐに成約してしまうので、即日申込みを入れることが大切です。
申し込みさえ入れれば、他の人に先を越される心配なく、入居審査の間は他の物件を探す余裕も出てきます。
どうしても住みたい賃貸が埋まってしまったときの対処法
『どうしても住みたいのに問い合わせたらすでに埋まっていた』といったことは部屋探しをしていると何度もあります。
申し込みをしている人を差し置いて自分が契約できるとは限りませんが、やれることはいくつかあります。
2番手で申し込めないか確認する
どうしても入居したいのであれば『埋まっている』と言われて諦めるのではなく、2番手で申し込めないか交渉してみましょう。
『成約済み』『埋まった』という状態は必ずしも契約している状態とは限りません。
物件は申し込みが入った時点で一時的に募集がストップされるため、契約していなくても成約済みと言われることがあります。
本当に契約したのか、それとも審査段階なのかは関与している不動産屋、物件を所有している大家、審査を行っている管理会社や保証会社しか知りません。
需用の高い物件は空室期間はなるべく減らして確実に入居してもらえるように2番手での申し込みも受け入れることがあるため、打診してみるのがおすすめです。
キャンセル待ちをする
楽侍新聞コラムによる大家の話によれば、申し込みをした後に何かしらの事情によりキャンセルする割合は約3割となっています。
入居審査通過率が約80%ほどで、2割の人が落ちてキャンセル扱いになることから、残り1割が心変わりによるキャンセルをしているということになります。
キャンセルをしたからといって契約していない限りは違約金のようなものが発生することもありません。
2番手として物件の申し込みを行った場合、約30%の確率でその物件に入居することが可能です。
他の部屋が空いてないか確認する
一度埋まってしまえば一定期間の間そのお部屋を借りることはできませんが、同条件の他のお部屋が空いていたり、退去予定となっていることがあります。
希望物件のマンション名で検索してみると一覧が出てくるので簡単に空室かどうか、募集しているかどうかがわかります。
同じ建物内であれば同じ家賃、同じ間取りとなっている可能性があるので引っ越しに猶予がある場合は1か月~2ヶ月待つと空く可能性があります。
自分でわざわざ調べて逐一空き室かどうか確認するのが面倒な場合は問い合わせたときに「ほかの部屋が空いたら教えてください」と言っておけば効率的ですし新着情報をいち早く知ることができるのでおすすめ。
退去待ちをする
まだ募集していない物件やすでに成約済みとなった物件でも退去待ちをすることは可能です。
公共財団法人日本賃貸住宅管理協会がまとめている平均居住期間のデータによれば『2年~4年』と回答している人は全体の8割前後となっています。
同じ物件内で同条件の他の部屋が空く可能性も高いので、実際には2年も待たずに部屋を借りることができます。
10部屋あれば平均3ヶ月で人の入れ替わりが行われるため、偏りがなければ3ヶ月待てば同条件の物件に住める可能性が高いです。
部屋数 | 1部屋が空室になるまでの平均期間 |
---|---|
10戸 | 約2.4ヶ月 |
15戸 | 約1.6ヶ月 |
20戸 | 約1.2ヶ月 |
25戸 | 約1.0ヶ月 |
30戸 | 約0.8ヶ月 |
35戸 | 約0.7ヶ月 |
40戸 | 約0.6ヶ月 |
入居期間の平均が2年ですが、部屋数が多くなればなるほど空くまでの期間は短くなります。
空室が出てすぐに申し込みができるように『空室になったら連絡をください』とお願いしておきましょう。
似た条件の物件を効率的に探す方法
賃貸物件は唯一無二となるため、似たような間取りはあっても家賃や設備、立地はそれぞれ異なります。
同じような物件を絞り込むのは大変となるため、効率的に似た物件を探す手段を考えましょう。
家賃交渉を前提に探してみる
やっと探した好条件物件が埋まってしまった場合、同じような好条件な物件を探すのはかなり大変です。
家賃交渉や設備交渉を前提に部屋探しをすることによって、魅力的に思えないお部屋も理想に近い形で契約することができます。
まずは少し家賃条件を緩めに設定して理想に近い物件を探してみましょう。
交渉は言わなければできませんが、意外と成功率は高いため『家賃を○○円下げてくれたら即決する』などと交渉を持ち掛けてみましょう。
実際に交渉するのは営業マンとなるため、担当者にその旨を伝えておくことが大切です。
家賃交渉に成功した人にアンケート調査を行い、具体的方法について紹介しているので合わせて参考にしてみてください。
物件情報が多く出回る時期に部屋探しをする
引っ越しに急いでいないのであれば閑散期を避けて、物件情報が多く出回る繁忙期近くで部屋探しをしてみると効率的に良い物件と巡り合える可能性が高いです。
不動産屋の第一繁忙期は1月~3月、第二繁忙期は9月~10月頃となります。
閑散期では探しても新着物件数が少なく、同じ物件が長く募集をかけている傾向があるため良い物件を探すことは難しいです。
物件が多く出回る時期であれば、数日経てば新着物件が次々に登場するため、住みたかった物件よりも条件の良いお部屋を見つけることができるかもしれません。
似た物件を探してもらえるサービスを利用する
同じぐらいの家賃、設備、間取りの物件を自分だけで探すのは大変です。
かといって店舗で探してもらっても物件数が少なかったり、効率的に探せるわけではありません。
自分で探すのが面倒であれば似た物件を探してもらえるイエプラのようなサービスの利用がおすすめです。
イエプラは家にいながら部屋を探してもらえるサービスを提供しており、顔を合わせずに部屋探しができます。
チャット項目があるため『部屋同士が離れている2DKの間取りで家賃9万円以内で探してほしい』など細かい要望を出すことができます。
条件さえ伝えてしまえばあとは放置で合う物件のみをさがしてくれるので労力を一切かけずに似た条件の物件を見つけることができます。
イエプラでは業者専用ネットワークである『ATBB』の閲覧も可能となっているため、誰よりも早く新着物件情報を得ることができのも魅力です。
無料で使えるこういったサービスを使うと効率的に部屋探しが可能です。
まとめ
- どうしても住みたい賃貸物件を見つけたら即日申し込みを行う
- 埋まってしまった場合はキャンセル待ちや2番手で申し込めないか問い合わせる
- 同じ建物内で空室・退去予定の物件がないか確認する
- 少し待てば同条件のお部屋が退去することもある
- 『住みたいから退去したらすぐに連絡をしてほしい』と伝えておくことも大切
お部屋探しは競争でもあるので、どうしても住みたい物件があるときはいち早く申し込みを入れる必要があります。
『成約済み』と言われても契約しているとは限らないため、キャンセル待ちや2番手で申し込みが行えないか確認してもらいましょう。
すでに契約済みであれば同建物の別のお部屋の空室チェックを行ったり、退去待ちも有効な手段です。
待っているだけでは時間がもったいないので似た条件の物件やさらに好条件の物件が見つからないか探してみましょう。