賃貸物件で退去待ちするのはあり?空室待ちの予約はできるの?

部屋探しをしているとせっかく良い物件を見つけて問い合わせても「すでに成約済みです」と言われることは多々あります。

自分が良いと思った物件ということは他の人にとっても良い物件となるので需要が高くなってしまい空室状態になった瞬間に申し込みが入ってしまいます。

そこで今回は退去待ちをして空室状態になったらすぐに申し込みができるように予約を入れることは可能なのかについてまとめてみました!

退去待ちの空室予約は可能

結論から言うとまだ募集していない物件やすでに成約済みとなった物件でも退去待ちをすることは可能です。


ただし正式に予約を取るというよりは連絡待ちをして優先的に物件の申し込みができるように計らってもらうだけなので、100%その物件に入居できる保証はありません。

退去予定の物件であれば申し込みだけを先に済ませて募集自体をストップさせる”仮押さえ”という方法がありますが、募集していない段階ではこういった正式な方法を取ることはできません。

退去するまでの平均入居期間とは?

仮に住みたい物件の退去待ちをするとしても、空室予定でなければいつ今の入居者が退去するかはわかりません。

数か月で退去する見込みがあるなら待つ意味はありますが、何年も住み続けるのであれば待っている間にもっと条件の良い物件が出る可能性もありますし、その時には引っ越しする気になれないかもしれません。

世間的には部屋を借りてから次の引っ越しまで2年~4年程度が最も多いようです。

こちらは公共財団法人日本賃貸住宅管理協会がまとめている平均居住期間のデータをまとめたものです。

学生の場合は『1年~2年』と回答した人が全体の1割程度で『2年~4年』と回答している人は全体の8割前後となっています。

専門学校に行っている人は2年、大学生の場合は4年間一人暮らしとして滞在するために2年~4年の居住期間が最も多くなっています。

単身社会人の場合でも『1年~2年』と回答した人は全体の1割程度にとどまっており、約7割は『2年~4年』と回答しています。

社会人の場合は長期的にその職場で働く人とすぐに辞めてしまったり、給与があがることで引っ越す人も一定数いるので長く住む人と短い期間で引っ越す人がわずかに増えているのでしょう。

このデータでは2年未満かどうかの判断がつかないので更新日で引っ越しているのかどうかがわからないため更新率についても調べてみました。

株式会社タスが調査した賃貸住宅市場レポートによれば月別の更新確率平均は繁忙期の引っ越し時期であっても約43%~44%となっています。

更新によって引っ越しているかどうかまではわかりませんが、更新時期に引っ越す人の割合は約56%~57%ということになります。

つまり中央値で言えば平均居住期間は更新が関係する2年程度が最も多いということです。

もちろん実際に2年も待つことは少ないです。

同じ物件内で同条件の他の部屋が空く可能性が高いため。

例えばその10部屋あれば平均3ヶ月で人の入れ替わりが行われるため偏りがなければ3ヶ月待てば同条件の物件に住める可能性が高いです。

部屋数1部屋が空室になるまでの平均期間
10戸約2.4ヶ月
15戸約1.6ヶ月
20戸約1.2ヶ月
25戸約1.0ヶ月
30戸約0.8ヶ月
35戸約0.7ヶ月
40戸約0.6ヶ月

狙っている物件の1部屋が空くまでの期間平均を一覧にしてみました。

入居期間の平均が2年ですが部屋数が多くなればなるほど空くまでの期間は短くなります。

事前に空室予約をする具体的な方法

正式な手続きをすることはできませんが、具体的に退去予定のない物件の空室予約をする方法をいくつか解説していきます。

仲介業者にお願いしておく

部屋探しではアパマンショップやエイブル、ピタットハウスなどの不動産仲介業者が関わってくることがほとんどです。

仲介業者の営業マンが内見時には必ずいますし、部屋探しを担当するのも仲介業者なのでもしネットで問い合わせをして成約済みと言われたら「空き室が出たら連絡をください」と伝えておきましょう。

仲介業者にとっても利益が確実に出るケースとなるので空き室が出れば優先的に連絡をくれます。

ただし、仲介業者は1日に何人もの客を相手にしなければならないため数カ月すると忘れられていてそのまま連絡がこない可能性もあるので必ずしも伝えてくれるとは限りません。

管理会社もしくは大家に直接連絡する

もっとも有効的な方法はその物件の管理会社や大家に直接連絡をすることです。

管理会社というのは物件を複数管理している専門の会社ですが、仲介業者よりも幅が狭く退去の連絡を真っ先に受ける会社でもあるため連絡をくれる可能性は高いです。

大家に関しては管理会社よりもさらに持っている物件数に限りがあるので「退去する人が出たら教えてほしい」と伝えればほぼ間違いなく覚えてくれますし、連絡をくれるでしょう。

管理会社や大家の連絡先は物件情報に記載されているかアパートやマンションの横に記載されていることが多いです。

本気でその物件を狙っているなら実際に歩いて行って連絡先を確認して連絡してみましょう。

似た条件の物件を探す方法

一からまた部屋探しをしても好条件の物件を探すのはかなり時間もかかりますし、なにより出会える可能性が低いので似た条件の物件を探す方法についてまとめてみました。

他の不動産にも確認してみる

問い合わせたときに「成約済み」とか店舗に行ったときに「埋まってしまいました」と言われても安易にその言葉を信用しないことも重要です。

本当はまだ空室状態でも利益率の高い自社物件で契約してもらうために大した確認を取っていない可能性があります。

他の不動産に確認を取ってみたら空き室状態で普通に申し込みが行えたというケースもあるので念のため他の不動産に連絡を取ってみましょう。

数日待ってみる

実は成約済みというよりは申し込み審査中の可能性もあります。

物件というのは申し込みが入った時点で募集を一時的にストップさせているだけなので入居希望者が審査に落ちているなら当然再度掲載がかかります。

埋まっていると言われたのは管理会社に確認したときに「募集を終了している」と言われたため。

細かく「一時的にストップしている」とは言わないので勘違いしやすいです。

同じ物件の他の部屋が空室か探してみる

一度物件が埋まってしまい、入居者が入ってしまうと平均2年程度は部屋を借りるのでその部屋自体は諦めなければなりませんが、他の部屋が空く可能性があります。

希望物件のマンション名で検索してみると一覧が出てくるので簡単に空室かどうか、募集しているかどうかがわかります。

同じ建物内であれば同じ家賃、同じ間取りとなっている可能性があるので引っ越しに猶予がある場合は1か月~2ヶ月待つと空く可能性があります。

自分でわざわざ調べて逐一空き室かどうか確認するのが面倒な場合は問い合わせたときに「ほかの部屋が空いたら教えてください」と言っておけば効率的ですし新着情報をいち早く知ることができるのでおすすめ。

新着物件が探せる部屋探しサイトを利用する

基本的にスーモやホームズなどネットに出ている物件情報というのは掲載されるまでにラグがあるので新着物件として載った段階で人気物件ならすでに申し込みが入って成約済みになっているケースが多いです。

かと言って店舗で探してもらうと物件数自体が少なかったり、利益率の高い自社物件を勧められたりするのであまりおすすめできません。

ネットで探したいのであればイエプラというサイトが店舗と同じスピードで新着物件を探せるのでおすすめです。

イエプラ

項目イエプラ
おとり物件0件
対応関東・関西
仲介手数料基本賃料1か月
内見現地集合可
利用料無料
物件数約500万件
魅力業者専用サイトが見れる

イエプラ公式ページへ

チャット機能がついていて、細かい条件を伝えることができたり、ホームズやスーモで探して気になる物件を見つけたときにURLを送るだけで簡単に空室確認ができたりと非常に使い勝手が良くておすすめです。

おとり物件なのかURLを送ってチェックするという使い方もできます。

取り扱い物件数も約500万件とスーモやホームズに匹敵する数字なので自分の条件に合った物件を見つけやすいというのも魅力。

ちなみに自分で部屋探しがしたい場合はチャット上で「ATBBが見たい」と伝えると通常業者しか見れない不動産サイトを無料で閲覧して探すことができてしまうという裏技もあります。

イエプラの仲介手数料判明!口コミや評判が本当か実際に使ってみた

まとめ

MEMO
  • 空室待ちの予約を行うことは可能
  • 正式な手続きではなく口約束となってしまう
  • 仲介業者や管理会社・大家に「退去予定が出たら教えてほしい」と伝えるのが有効的な手段
  • ネットの情報は掲載されるまでにラグがある

条件も完璧でどうしても住みたい場合は次に退去する人が出るのを待つというのも部屋探しの手段の1つです。

他の部屋であれば似た条件なのは確実ですし、長くても3ヶ月も待てば1部屋ぐらいは退去予定となるので事前に管理会社や大家に連絡して待ってみるのも手。

引っ越しまで時間がない場合だとのんびり待っていられませんが、条件の良い物件にどうしても住みたい場合はやってみてください。

少しでも参考になれば幸いです。

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