後悔する?僕が大学生で一人暮らしして感じたメリットとデメリット

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

高校を卒業して大学生ともなると、そろそろ自立して親元を離れて一人暮らしがしたくなる時期です。

今回は僕が実際に大学4年間一人暮らしをしてみて感じたメリットやデメリットについてご紹介していくので、一人暮らししようか悩んでいる方は参考にしてみてください。

大学生から一人暮らしするのは後悔する?

結論から言えば、特別な事情がない限り大学生から一人暮らしをして後悔する可能性は低いです。

確かに大学生で一人暮らしを始めるデメリットはあるものの、総合的には実家を離れて一人暮らしを始める恩恵は大きく感じます。

僕は『大学生から一人暮らし』『社会人で一人暮らし』どちらも経験していますが、よりメリットを感じたのは大学生での一人暮らしです。

社会人になると仕事で忙しく、帰っても寝るだけ、休日もゴロゴロと過ごすことが多いですが、大学生の場合は自由な時間が多く、その時間を一人暮らしの利点を使って充実させることができる強みがあります。

全国大学生活協同組合連合会による2020年のデータによると一人暮らしをしている割合と実家暮らしの割合はほぼ半々という結果になっています。

実家暮らし49.6%
一人暮らし・下宿50.4%

普通の一人暮らしだけではなく寮暮らしも含まれていますが、だいたい半数は実家を離れて暮らしているというのが大学生の現状のようです。

大学生で一人暮らしをするメリット

まずは大学生で一人暮らしするメリットについて、自身の経験をもとに紹介していきます。

すべての人に当てはまるわけではありませんが、社会人に比べて得られる恩恵は大きいです。

何をするにも自由

一人暮らしをして何よりも最初に実感できることは全てにおいて自由だということ。

  • 親の干渉を一切受けることがない
  • 家族の生活リズムに合わせる必要がない
  • ストレスを溜める要因がなくなる

高校生までは何をするにも親に頼りっぱなしなので、食事の時間や遊ぶ時間などが制限されていることが多いですよね。

一人暮らしをすると何時に起きても、何を食べても、いつ遊んでいても自由です。

めちゃくちゃ開放的です。

親の顔色をうかがいながら行動しなくていいのでストレスフリーな生活を送れます。

大学から近いので行き帰りがラク

また、大学から一人暮らしをする場合は大学の近くに部屋を借りる、あるいは寮の人が多いので講義10分前に起きれば間に合う!なんてことも。

学生は空きコマがちょくちょあって暇な時間を持て余してしまうことが多いですが、そんなときにすぐにも家に帰れるので「昼寝して講義に出るか」ってこともできます。

実家から通っている人にとっては時間つぶしをしなければならないので一人暮らしして良かったなぁと感じました。

満員電車を経験せずに済む

大学生になってから1か月ほどは実家から通学していましたが、1限目の場合は満員電車に乗ることになるので自分はこれが苦痛でした。

学校の近くで一人暮らしをしている場合は電車に乗ることが少ないので、朝から疲れることもありません。

朝は実家にいたときよりも1時間遅く起きることができますし、早く起きたのであればその時間を他のことに使うことが可能です。

恋人を作りやすい

一人暮らしをしていると学校帰りにそのまま家に異性を呼んだり、部屋を提供して友人と宅飲みなどを楽しむことができます。

実家暮らしの場合、家に異性を呼んだりすることは難しく、帰りの電車で仲良くなることぐらいしかできません。

大学生はサークル活動も盛んとなるため、友人は比較的作りやすく、一人暮らしをしていれば家に人を呼ぶ口実が作れます。

一人暮らしの方が恋人を作るチャンスが多いのは確実ですね。

時間を有効に使える

通学の時間がほぼないのでその時間を有効活用することができるのも一人暮らしの魅力です。

  • 早起きして資格の勉強をする
  • 試験の対策を練ることができる
  • その分の時間をバイトに充てることができる
  • 夜遅くまで遊ぶことができる

例えば実家から通学で1時間かかるなら往復2時間無駄にすることになりますが、一人暮らしならその時間を勉強に充てたりバイトに充てたりできます。

ある意味時間をお金で買っているようなものです。

友達と気軽に遊べる

大学生で一人暮らしをするということは学校から比較的近い距離ということになります。

当然自分以外にも同じように一人暮らしをしている人はたくさんいるので、友達になると気軽に遊びに行くようになります。

例えるなら小学校の時の友人関係のようなもの。比較的家が近いからよく遊んだりしたと思いますが、大学生で一人暮らしをすると親のことを考えずに同じようなことができます。

僕は仲の良い友人がいて、お互い一人暮らしをしていたので週5ぐらいで会っていました。授業終わりとかに遊びに行って2時間~3時間ぐらいして話終わったら「じゃあそろそろ帰るわ」と言って帰宅。

家が近いからこそ気軽に会いにいけるし、気が向いたら帰ることができるのは大学生でしかたぶん経験できません。

社会人だと友人と家が近いってことは滅多にありませんからね。

同じ一人暮らしをしている友達と試験勉強したり遊んだりかなり充実して過ごすことができました。

生活能力が身につく

一人暮らしを始めると自分自身で身の回りのことを行わなければなりませんが、頼れない環境だからこそ生活能力が身に付き、自身の成長に繋がります。

  • 料理スキルが身につく
  • 掃除や洗濯の仕方や方法が身につく
  • 金銭感覚が身に付きやすい
  • 人に頼らず自立しやすい

親からの金銭的援助が得られる場合でも、それ以外の面では一人でやっていかなければならないため自立心が芽生えます。

僕の場合は大学生になるまで料理が一切できませんでしたが、卒業するまでに100種類以上のメニューを作れるようになりました。

社会人からの一人暮らしでは仕事に忙しくて料理をしている暇がないことも珍しくありませんが、大学生なら暇な時間を使ってこういったスキルを身につけることができます。

また、電気やガス・水道など自分が生活するのにどのぐらい必要なのか把握することができるのも生活力に繋がります。

大学生から一人暮らしをするデメリットやリスク

大学生から一人暮らしをするのは自由を謳歌でき、うまくいけば人生においてかなり貴重な時間を過ごすことができます。

ただし、後悔する人がいるというのも紛れもない事実です。

実際にどういったデメリットがあるのか経験を踏まえた上でまとめてみました。

金銭的に苦しくなる可能性がある

一人暮らしには引っ越し費用、初期費用だけでなく毎月の家賃や光熱費や食費もすべて自分で賄わなくてはなりません。

全国大学生活協同組合連合会による2021年のデータによると、一人暮らしをしている学生のうち仕送りを貰っていない人はわずか7.5%となっています

つまり、一人暮らしするためには親の援助なしに行うことは困難というわけです。

こちらは学生が1ヶ月にかかる家賃生活費の平均額です。

項目金額
(月あたり)
家賃光熱費約54,000円
食費約25,000円
交通費約3,500円
教養娯楽費約11,000円
書籍費約2,000円
勉学費約2,000円
日常費約7,000円
スマホ代約3,500円
その他約2,000円
合計約110,000円

家賃を含めて最低でも約11万円の稼ぎが必要となります。

アルバイトでも11万円を稼ぐことは不可能ではありませんが、学業とアルバイトを両立させるのは非常に大変です。

特に1年目は必修科目も多く、アルバイトで稼ぐには夜の時間帯や休日しかありません。

稼げたとしてもアルバイトが生活の基本となり、大学生から一人暮らしをする利点を十分に活かすことができません。

ちなみに学生のアルバイト収入平均額は約2.9万円~4万円ほどです。

実家暮らし39,860円
一人暮らし(学生)29,130円

実は実家暮らしのほうが一人暮らしに比べてアルバイトで得ている収入は多いです。

朝起きられなくて単位を落とすことも

講義ギリギリまで寝てられるのは魅力ですが、1人で生活しているため親に起こしてもらうことはできません。

目覚ましをかけ忘れたり、気づかなくて寝坊したらそれまでです。

朝起きられなくて単位を落とす可能があるので注意しておきたい部分です。

僕も一人暮らしした最初の頃は「朝起きられなかったらどうしよう」と考えていましたが、自分で起きなきゃヤバいという感覚があるためか、意外と起きれました。

この辺は自分がどれだけ自分をコントロールできるかが試される部分です。

さぼり癖のある人は寝坊しすぎて単位を落としている人も何人か見かけました。

一人なので寂しい

僕は3日で慣れましたが、人によってはいつまでも一人で生活していることに慣れずホームシックになることがあるようです。

僕の友達で実家が飛行機の距離なのにほぼ毎週帰省している人もいたぐらいです。

一人暮らしでさみしいと感じるのは確かにデメリットですが、同じ一人暮らし友達を作ると寂しさを感じにくくなります。

友達作りが苦手な人は学生生活をずっと孤独で過ごす可能性もあるのでサークルとかほんと入った方がいいです。

熱出した時は最悪

看病してくれる友達や恋人がいればいいですが、基本的に熱を出したら一人でなんとかしないといけなくなります。

アクエリアスとか薬とか買いにいくのもしんどいですし、より一層孤独感が強くなるのでこれが地獄でしたね。

いつ熱が出てもいいように常備しておかないとひどい目に合います。

家事・洗濯・料理全て自分でやらなきゃならない

綺麗好きな人や最初からある程度自活できる人にとってはあまり苦痛には感じませんが、実際に一人で生活してみると親のありがたみがわかりますね。

特に料理が面倒臭すぎて作らなくなるのは一人暮らしあるあるです。

外食ばかりだと食費がめちゃくちゃ高くなりますし、かといってカップ麺とかで過ごしていると不健康なので難しいところ。

料理してみると一人分を作るのは結構難しく、余った分を後で食べようとして腐らせるって状態を何度も経験しました。

それと冬場の洗濯は寒すぎて地獄でした。

たまり場になることも

学校から近いだけに友達のたまり場として使われることも多くなります。

ちゃんと断れる人ならいいですが、一人でいる時間が好きな人にとっては苦痛でしかありません。

たまに宅のみするとかならいいですがいつも自分の家に来るってのは私も嫌だったので拒否していました。

実家に帰るのが面倒になる

当然初めての一人暮らしをすることになればかならず親は心配します。

ただ、実際に一人暮らしを始めてみると毎日が新鮮ですし、実家に帰ること自体が億劫になってしまいます。

親のことを考えれば定期的に家に帰ってあげるべきなんですけど、僕は年に2回ほどしか帰りませんでした。

家に用事がある場合(住民票や書類関係等)いちいち取りに帰るのも面倒に感じるようになります。

大学生が一人暮らし生活を充実させるコツ

4年間実際に一人暮らしをしてみて僕自身が充実させるために必要だと思うことについてまとめてみました。

仕送りを貰えるか事前に確認しておく

一人暮らしをするのであれば仕送りが貰えるかどうかは事前によく確認すべきです。

親からいくらか仕送りしてもらえるのと全く援助がないのでは生活が180度変わります。

仕送りをしてもらえない場合だと家賃や生活費をすべて自分でまかなわなければならなくなるので当然バイト三昧になります。

友達が遊びに誘ってきてもバイトをしなければなりませんし、場合によっては掛け持ちして多忙になることもあるでしょう。

そうなれば大学生活を謳歌することはできません。一人暮らしをしていても遊んでいる暇はないので活用することができなくなります。

家賃だけでも払ってもらえるのであればまだマシ。生活費だけならバイトをしつつある程度遊ぶということができるので一人暮らしをする意味もありますし、それなりに充実した生活を送ることが可能です。

極端な話。全く援助をしてもらえないなら一人暮らしを無理してする意味はありません。

サークルに入る

一人暮らしのメリットは先ほどもあげたように友達や恋人を呼べることにあります。

ずっと一人で生活していても最初は良くても必ず退屈してしまいます。

手っ取り早いのはどこかのサークルに入ることです。友達作りが苦手な人でもサークルさえ入っておけば定期的に他人と交流することができるので友達が作りやすい環境となります。

友達ができれば家に呼んでゲームをしたり宅飲みをして充実させることができますし、恋人を作るチャンスを広げることにもなるのでめちゃくちゃ大事。

積極的に行動する

一人暮らしは恋人が作りやすい環境であることには間違いありませんが、だからと言って何もしなければいつまで経っても友達や恋人はできません。

ある程度は自分から積極的に行動していくことが一人暮らしを充実させる上では大切になります。

それこそサークル活動になるべく参加したり、自分から話しかけることも大切。飲み会はなるべく断らないというのも知り合いや仲の良い友達を増やす上でも重要。

学生時代、僕の知り合いでサークルにも入らず取りあえず一人暮らしをしている人がいましたが、その人は人付き合いに消極的だったのでただ一人暮らしをしているだけという感じでした。

感じ方は人それぞれですが充実させたいなら消極的にならないことです。

大学生で一人暮らしをした人の意見をまとめてみた

個人的には一人暮らしをしたことで大学生活を謳歌することができたので「あの時しておいて良かった」と感じましたが、感じ方は人それぞれです。

ネットの意見もまとめてみたので参考にしてみてください。

賛成的な意見

一人暮らしには確かに辛いことも多々ありますが数年経って思い返してみると良かったという意見が多いです。

親に家賃を出してもらえるのであれば金銭的にきついと言っても生活はできますし、大学生でしか味わうことのできない自由を満喫できるのが魅力だと思います。

否定的な意見

否定的な意見で多いのは金欠問題と寂しさですね。

一人暮らしをしても友達ができなかったら1日誰とも話さないことにもなりかねません。

家族とも離れて生活しているので言葉を発する機会がバイトぐらいしかなくなります。

あとは僕もそうですが一度一人暮らしをしてしまうと実家に戻るという選択がしにくくなります。一人の生活に慣れてしまうので誰かほかの人と一緒に生活したいと思えなくなるんですよね。

そうなればこの先ずっと家賃を払うということになるわけですから、ますますお金は貯まりにくくなります。

大学生におすすめのお部屋探しサイト

大学生の一人暮らしでは賃貸アパートの他にも学生マンションや学生会館など、学生向け物件の選択肢もあります。

おすすめのお部屋探しサイトを3つほど紹介するので、自分に合ったものを使ってみてください。

イエプラ

イエプラ公式

イエプラの公式ページへ

運営会社株式会社コレック
対応エリア関東・関西
店舗数2店舗
物件数対応エリアの8割以上
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
細かい条件を伝えられる

イエプラは家にいながらLINE上で店舗に行ったときと同じように条件に合う部屋を探してもらえるサイトです。

地方から上京する人はわざわざ店舗に行くこと自体が手間ですが、イエプラはLINE上で店舗に行った時と同じように相談や交渉もできるので学生にとってもおすすめなサイトです。

2024年3月から仲介手数料が無料になったことで、スーモやホームズに掲載されている物件もURLを送るだけで初期費用を大幅に削減できる使い得のサービスとなっています。

近くの店舗に行くぐらいならイエプラを使ったほうがはるかに条件の良いお部屋を見つけることができます。

ユニライフ

ユニライフ公式ページへ

運営会社ジェイ・エス・ビー
対応エリア全国
店舗数79店舗
物件数約7万戸
特徴一人で内見することが可能
入学前から物件を押さえられる
申し込み後に住む替え可能
回線が悪い

ユニライフは学生マンションや学生会館を探せるサイトです。

対応エリアが全国79店舗と学生マンションを扱っている会社としては規模も大きいのが特徴です。

トラブルサポートなども充実していますし、サービス内容にそこまで差はありませんが物件数は比較的多いほう(学生マンションサイトの中では)なので自分が探している物件を見つけやすいです。

学生ウォーカー

学生ウォーカー公式ページへ

運営会社株式会社タウン情報サービス
対応エリア東京・首都圏
店舗数渋谷店・新宿店・池袋東口店
物件数★★☆☆☆
特徴お得な物件を探しやすい
学割などの割引制度がある
学生のためのコラム記事がためになる
学校からの距離が分かりやすい

学生ウォーカーは東京近郊・首都圏に特化した学生マンションサイトです。

学生が借りることによってお得になるような物件や割引制度により少しでも安く部屋が借りられるようなサービスが提供されています。

対応エリア自体は少ないですが、都内の学生マンションを探すならお得なサイトなのでおすすめです。

一人暮らし経験はかなり重要

一人暮らしをするメリットやデメリットを色々挙げてみましたが僕の経験上大学生から一人暮らしをする選択は正解だったと思います。

【大学生から一人暮らしすべき人】

  • 家から1時間以上離れている
  • 比較的性格が明るい人
  • 何かしらのサークルに入ろうと思っている人
  • 友達作りが得意な人

【大学生から一人暮らしが向かない人】

  • 家から大学まで比較的近い
  • 友達作りが苦手な人
  • 消極的な人
  • かなりの寂しがり屋

社会人から一人暮らしを始めても忙しくて一人暮らしライフを十分に満喫できませんし、大学生だからこそ暇な時間も多く、自由に生活できたと感じています。

最大の問題は『家賃を払っていくだけの金銭的余裕があるかどうか』となります。

仕送りがもらえたり家賃を親に払ってもらえるのであれば良いですが、すべて自分で払うとなると後悔する可能性が高いので注意が必要です。

1度しかない学生ライフなので、しっかりと考えて決めましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です