一人暮らしで最も怖いのがゴキブリや変な虫が出たときです。
特に虫嫌いの方にとっては何よりも不安に感じる部分だと思います。私自身、大の虫嫌いでGが出た日には失神する自信があります(笑)
入居時には部屋の消毒というオプションがついていることも多く、初めての一人暮らしの方はこれに頼ってしまうことも多いでしょう。
しかし、効果や値段を考えた時にやはりバルサンを自分でやった方が圧倒的に良いと思います。
ということで今回はそんな一人暮らしにおすすめのバルサンの選び方や軽く使い方まで説明していきます。
目次
消毒オプションよりバルサンの方が良い?
入居時に部屋の消毒と称して約1万5千円ぐらい取ろうとしてくる仲介業者が多いですが、もしまだ入居前ならこのオプションはつけないようにした方が良いです。
以前にも入居時の殺菌消毒・防虫クリーニングは義務?という記事で説明しましたが効果の割に値段が高すぎます。
消毒の効果は大体1年前後で2年目からは何もしないと普通にゴキブリが出てしまうので注意しましょう。
知り合いの不動産に消毒オプションについて回答して頂きました。
「消毒というのは専門業者が専門の消毒液を使ってやるイメージがありますが、業者によってはバルサンを炊いて済ませてしまうところも多いです。効果もそれほど長くは続かないので面倒でなければ自分でバルサンを炊いた方が良いでしょう」
私は賃貸物件でバルサンを自分で炊くのはご法度だとおもっていましたが、全く問題ないみたいですね。
バルサンの相場は大体1000円前後なので自分でやるならかなりコスパが良い商品だと思います。
消毒オプションは人件費や仲介業者、清掃業者のマージンが上乗せされているので高くついてしまうのでしょう。
バルサンの効果と種類
バルサンは商品数はかなり多く存在しますが、種類は大きく分けて3つしかありません。
種類ごとの特徴と効果についてまとめてみました。
煙タイプ | 水タイプ | 霧タイプ | |
---|---|---|---|
臭い | 残る | 少し残る | 若干残る |
使い方 | こする | 水を入れる | 押すだけ |
使用時間 | 2時間程度 | 2時間程度 | 1時間程度 |
火災報知器 | なる | なる | ならない |
効果 | 最強 | 強い | 普通 |
まとめた意味もない気がしましたが、3つの特徴はこのような感じです。
効果自体は煙タイプが最も強いようですが、決して水タイプと霧タイプの効果が弱いわけではありません。
最近では煙タイプよりも水タイプの方が人気があります。
煙タイプの場合は本当に煙なので隣人に火事だと思われるケースが多く、通報してしまう人もいるようなのでおすすめしません。
選ぶなら水タイプか霧タイプのどちらか。
一人暮らしは火災報知器が誤って作動すると怖いので個人的には霧タイプのものがおすすめです。
霧タイプでも十分効き目がありますが、不安という方は水タイプのものを購入してください。
3タイプどれを購入してもそれほど手間はかからないのであとは好みの問題となります。
ただ、霧タイプだけはワンプッシュで良いので何も分からない方でも簡単に使えます。
バルサンには煙・水・霧タイプの他にも【黒】【赤】の色で微妙に効果が違います。
黒のバルサンはゴキブリ特化型
バルサンの黒シリーズは殺虫性が高く、特にゴキブリに特化したものとなっています。
ゴキブリの中でも毒耐性が強いと言われているチャバネゴキブリは日本でも数多い主流のタイプですが、チャバネゴキブリに対しても効果があるのが黒いバルサンです。
1階が飲食店だったり、近くにコンビニがある、もしくは畑があって虫が多いようなら黒タイプがおすすめです。
赤いバルサンはダニ・ノミなど広く効く
赤いバルサンも店頭ではよく見かけますが、黒との違いは値段と殺虫性です。
黒のほうが殺虫性が高く作られているので値段も高いですが赤のほうは比較的安価で手に入れることができます。
そのぶん殺虫性はやや劣るといった感じになっているので強さを求める人には赤よりも黒のほうが良いですね。
そこまで頻繁にゴキブリが出てくるような環境でない場合は赤でも十分効果を発揮してくれますし、臭いも赤のほうが残りにくくなっています。
それとペットを飼っている人なんかはバルサンを焚いた後も心配なので強すぎる黒よりも赤のほうがおすすめ。
ただしチャバネゴキブリや大型のゴキブリには毒耐性があるため効き目が悪いこともあるのが懸念点。
一人暮らしにおすすめのバルサンはこれ!
バルサンの効果や値段、火災報知器等のことも踏まえて一人暮らしにおすすめのバルサンを紹介します。
最強はプロEXシリーズの霧タイプ
タイプ別からさらに種類別で色々とあるのでわかりにくいですが、最強なのはやはりプロEXシリーズです。
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黒タイプの中でもEXシリーズの特徴はとにかく効き目重視なところです。
霧タイプなので火災報知器に反応しませんし、ワンプッシュで使えるので説明書すら不要です。
他に説明する必要もないぐらい圧倒的なので迷ったらとりあえずプロEXシリーズを買っておけば間違いありません。
この商品の場合は6~10畳用となっているので、もしちょっと広い部屋に住んでいるのであれば大きいタイプも売っているので探してみてください。
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これは12~20畳×2本なのでこんなに要らないですが、より効果を発揮させるためには2週間後にもう一度焚くのが良いそうです。
より効き目重視なら水タイプ
同じく黒のEXシリーズには水タイプのものもありますが、こちらは先ほど説明した通り若干煙が発生します。
火災報知器がなる可能性があるため使用するなら火災報知器を一時的に止めるか、外すか袋を被せる等の対策が必要となります。
水タイプのほうが霧タイプようも放置時間も長く、その分効果も発揮してくれるのでより効き目を求めるならこっちですね。
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大きめのスーパーやドラッグストアにも置いてあるのでネット購入が嫌な方はそちらで探してみましょう。価格はネットもお店もそこまで変わりません。
気になる疑問
をまとめてみた
臭いはこびりつくのか
もちろん最初に部屋に入った段階では臭いが残っていますが、換気をするとほとんどきにならないレベルになるそうです。
これは煙タイプも同様。
何度も使用していますが、特に問題ありませんでした。
臭いの問題だけでなく、部屋の中の状態をどうしておけば後で掃除がしやすいかとか、カーテン・食器・布団等の取り扱い方もホームページのお客様相談室にメールで問い合わせすると、親切丁寧なアドバイスが即行返ってきますよ。またバルサンするなら、更に2~3週間後再度行うとより効果的だそうです。参照元:知恵袋
とはいえ、臭いに敏感な人は気になる可能性はあります。
使用後は死骸が出るのか
正直この部分が一番気になるというか不安に感じる部分です。虫嫌いの人はたとえ死骸ですら見るのが嫌でしょう。
ただ、残念ながらそこにゴキブリがいた場合は死骸が出てくることはあるでしょう。
賃貸物件の場合はバルサンをしたとたんに隣りの部屋に逃げることもあるそうです。
バルサン後にヤツの死骸を見たのは一度だけです。
そんなにゴロゴロ死んでいることはないと思いますので、あまりびびらなくても大丈夫だと思いますよ。
死んでいたとしても1匹~2匹ぐらい。
入居時だとそもそもゴキブリ自体がいない可能性もあるのでやはりバルサンを焚くなら入居後すぐにやった方が良いと思います。
効果持続時間ってどのぐらい?
さすがにワンシーズンぐらいは持つのかと思っていましたが、調べたところバルサンの効果持続期間は2週間~せいぜい1か月程度と言われています。
バルサンの効果継続期間って2週間らしいよ(´・ω・`)
— 朱季-トウキ-@identity V (@toki25251012) June 29, 2017
バルサンの効果というのは使用した瞬間に効果を発揮するもので、その部屋に住み着いているゴキブリは逃げるかその場で息絶えます。
散布後もバルサンの消毒液は染み付いているのですが、一定期間経つと乾燥したりして効果が薄くなってしまいます。
効果持続期間を長めたいのであれば1度バルサン使用した2週間後にもう一度やるとよりしっかりと効果があるようです。
調べたらバルサン期間開けて2回焚くと効果的らしいので明日コーナンでバルサン購入予定
— がろうどくん (@garrdkun_TCG) October 4, 2019
バルサンを焚くときの注意点
そこまで神経質になる必要もありませんが、煙が出るタイプのバルサンを使うなら火災報知器が鳴らないようにビニールを被せるか、一時的に外してしまいましょう。
精密な電解製品(パソコンやコンポなど)は壊れる可能性もあるので外に出しておいた方が良さそうです。
電子レンジやテレビはそこまで影響を受けることはないので新聞紙やビニールを被せる程度で大丈夫です。
最後に
入居してしばらく経ってからバルサンを焚こうとすると後処理が意外と面倒なので、出来れば入居時にやってしまうのがおすすめ。
とはいっても効果が何年ももつものでもないので使った後はゴキブリが出なくなるアイテムを置いておくようにしましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
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