この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
一人暮らしで最も怖いのがゴキブリや変な虫が出たときです。
入居時には部屋の消毒というオプションがついていることも多く、初めての一人暮らしの方はこれに頼ってしまうことも多いでしょう。
しかし、効果や値段を考えた時にやはりバルサンを自分でやった方が圧倒的に良いと思います。
今回はワンルームや1Kなど一人暮らしをしている方のために賃貸で使える最強バルサンはどれなのか紹介していきます。
合わせてゴキブリ対策として絶対にやっておくべきことについてもまとめています。
目次
バルサンの効果と種類
バルサンはレック株式会社が提供している害虫駆除商品で、ゴキブリやダニ・ノミだと商品によって駆除対象が異なります。
商品数はかなり多いものの、ゴキブリに対しての商品は大きく分けて3種類です。
種類ごとの特徴と効果についてまとめてみました。
煙タイプ | 水タイプ | 霧タイプ | |
---|---|---|---|
効果 | |||
匂い | |||
使い方 | |||
使用時間 | |||
火災報知器 | |||
ガス警報器 |
煙タイプが圧倒的効果を発揮しますが、決して水タイプと霧タイプの効果が弱いわけではありません。
煙タイプは最も効果が高いものの、煙の量が多いため戸建て向きであり、賃貸物件で使うと火事と勘違いされるリスクがあります。
水タイプも煙タイプよりもマシですが、煙が発生するので一人暮らしのような賃貸であれば、煙がでない霧タイプがおすすめとなります。
『戸建て賃貸』『テラスハウス』といった独立している賃貸物件の場合は煙タイプを使っても隣人に迷惑がかかることがないため、迷わず煙タイプのものを選びましょう。
煙タイプのバルサンを選ぶ場合には火災報知器にカバーをかける必要があります。
バルサンには煙・水・霧タイプの他にも【黒】【赤】の色で微妙に効果が違います。
黒のバルサン(プロEXシリーズ):ゴキブリ特化型
- 大型ゴキブリ
- 抵抗性チャバネゴキブリ
- 屋内塵性ダニ類
- イエダニ
- ノミ
- トコジラミ(ナンキンムシ)
- ハエ成分
- 蚊成虫
バルサンの黒シリーズは殺虫性が高く、特にゴキブリに特化したものとなっています。
ゴキブリの中でも毒耐性が強いと言われているチャバネゴキブリは日本でも数多い主流のタイプですが、チャバネゴキブリに対しても効果があるのが黒いバルサンです。
1階が飲食店だったり、近くにコンビニがある、もしくは畑があって虫が多いようなら黒タイプがおすすめです。
赤いバルサンはダニ・ノミなど広く効く
- ゴキブリ
- 屋内塵性ダニ類
- イエダニ
- ノミ
- トコジラミ(ナンキンムシ)
- ハエ成分
- 蚊成虫
赤いバルサンも店頭ではよく見かけますが、黒との違いは値段と殺虫性です。
黒のほうが殺虫性が高く作られているので値段も高いですが、赤のほうは比較的安価で手に入れることができます。
そのぶん殺虫性はやや劣るので、強さを求める人には赤よりも黒のほうが良いですね。
頻繁にゴキブリが出てくるような環境でない場合は赤でも十分効果を発揮してくれますし、臭いも赤のほうが残りにくくなっています。
ペットを飼っている人はバルサンを焚いた後も心配なので強すぎる黒よりも赤のほうがおすすめ。
ただしチャバネゴキブリや大型のゴキブリには毒耐性があるため、効き目が悪いこともあるのが懸念点。
一人暮らしにおすすめのバルサンはこれ!
バルサンの効果や値段、火災報知器等のことも踏まえて一人暮らしにおすすめのバルサンを紹介します。
ワンルームや1KならプロEXシリーズの霧タイプ
タイプ別からさらに種類別で色々とあるのでわかりにくいですが、最強なのはプロEXシリーズです。
EXシリーズの特徴はとにかく効き目重視なところです。
霧タイプは火災報知器に反応しませんし、ワンプッシュで使えるので説明書すら不要です。
説明する必要もないぐらい圧倒的なので、何を買うか迷ったらプロEXシリーズを選べば間違いありません。
ワンルームであれば1個で十分ですが、1DKや1LDKなど広い部屋に住んでいるのであれば2個別々の箇所に使用するのが望ましいです。
大きいタイプもセットで売っているので探してみてください。
ちなみにワンルームや1Kのような広くない間取りでも、より効果を発揮させるためには2週間後にもう一度焚くのが良いそうです。
飲食店近くなら煙タイプ
飲食店近くのようなゴキブリが大量発生する可能性の高い場所では、より強力なものを使用したほうが良いでしょう。
煙タイプが最強ですが、煙の量が多いため使用する際は必ず管理会社に相談してからにしましょう。
隣人の有無によっても使用できるか変わるので近隣に配慮して使うことをおすすめします。
また、火災報知器がなる可能性があるため使用するなら火災報知器を一時的に止めるか、外すか袋を被せる等の対策が必要となります。
大きめのスーパーやドラッグストアにも置いてあるのでネット購入が嫌な方はそちらで探してみましょう。価格はネットもお店もそこまで変わりません。
消毒オプションよりバルサンの方が良い?
入居時に部屋の消毒と称して約1万5千円ぐらい取ろうとしてくる仲介業者が多いですが、もしまだ入居前ならこのオプションはつけないようにした方が良いです。
知り合いの不動産に消毒オプションについて回答して頂きました。
「消毒というのは専門業者が専門の消毒液を使ってやるイメージがありますが、業者によってはバルサンを炊いて済ませてしまうところも多いです。効果もそれほど長くは続かないので面倒でなければ自分でバルサンを炊いた方が良いでしょう」
バルサンの相場は大体1,000円前後なので、自分でやるならかなりコスパが良い商品だと思います。
消毒オプションは人件費や仲介業者、清掃業者のマージンが上乗せされているので高くついてしまいます。
業者にやってもらう場合でも自分でやる場合でも持続効果は1ヶ月程度となるため、面倒でなければ自分でバルサンを購入して使いましょう。
ただし、自分でやった場合はゴキブリの死骸を自ら処分しなければならないため、どうしても苦手な場合は業者に頼るのも手です。
気になる疑問をまとめてみた
バルサンを使用する上で気になる疑問について解消していきます。
臭いはこびりつくのか
仕様直後に部屋に入った段階では臭いが残っていますが、換気をするとほとんどきにならないレベルになるそうです。
これは煙タイプも同様。
何度も使用していますが、特に問題ありませんでした。
参照元:知恵袋
臭いの問題だけでなく、部屋の中の状態をどうしておけば後で掃除がしやすいかとか、カーテン・食器・布団等の取り扱い方もホームページのお客様相談室にメールで問い合わせすると、親切丁寧なアドバイスが即行返ってきますよ。またバルサンするなら、更に2~3週間後再度行うとより効果的だそうです。
とはいえ、臭いに敏感な人は気になる可能性はあります。
使用後は死骸が出るのか
正直この部分が一番気になるというか不安に感じる部分です。虫嫌いの人はたとえ死骸ですら見るのが嫌でしょう。
ただ、残念ながらそこにゴキブリがいた場合は死骸が出てくることはあるでしょう。
賃貸物件の場合はバルサンをしたとたんに隣りの部屋に逃げることもあるそうです。
バルサン後にヤツの死骸を見たのは一度だけです。
そんなにゴロゴロ死んでいることはないと思いますので、あまりびびらなくても大丈夫だと思いますよ。
死んでいたとしても1匹~2匹ぐらい。
入居時だとそもそもゴキブリ自体がいない可能性もあるのでバルサンを焚くなら入居後すぐにやった方が良いと思います。
効果持続時間ってどのぐらい?
バルサンの効果期間は2週間~最大1ヶ月程度と言われています。
小さめのが瀕死状態だったけど
— 紫乃龍雅🔮踊コレ ベテラン枠5位ありがとうございました! (@nicoryuuga) December 16, 2021
バルサンして1ヶ月経ってるから入ってきてバルサン効果で死にそうになってたんかな
バルサンは使用した瞬間に効果を発揮するもので、その部屋に住み着いているゴキブリは逃げるかその場で息絶えます。
1ヶ月ほどの期間はゴキブリがエリア内に入ると死滅するに十分な毒性状態を維持している状態です。
1ヶ月を過ぎたからといって効果自体はなくなりませんがだんだんと弱まり、一定期間経つと乾燥したりして効果が薄くなってしまいます。
効果持続期間を長めたいのであれば1度バルサン使用した2週間後にもう一度やることでしっかりと効果があるようです。
調べたらバルサン期間開けて2回焚くと効果的らしいので明日コーナンでバルサン購入予定
— がろうどくん (@garrdkun_TCG) October 4, 2019
バルサンを焚くときの注意点
どのタイプのバルサンでも使用から1時間~2時間程度は部屋に入れない状態となるので、失敗のないように注意して使いましょう。
基本的な使い方についてはバルサン公式ページにてPDFがまとめられています。
加えて最低限抑えておくべきことについてまとめてみました。
部屋を閉め切って引き出しは開放する
効果を最大限発揮させるためには部屋を閉め切る必要があります。
窓の戸締りには気が回りますが、部屋には【給気口】が設置されており、閉めておかないと勝手に換気されてしまいます。
また、クローゼットや押入れ、タンスなど内部の扉は全開にしておくようにしましょう。
火災報知器やガス警報器を袋で覆う
火災報知器に反応しないとされるノンスモークタイプのバルサンでも誤作動により微粒子で反応する可能性がゼロではありません。
数時間家を空けることになるため、警報器はしっかりと鳴らない状態に覆っておくか一時的に外しましょう。
ガス警報器はガスを感知するため、同時に袋で覆っておくようにしましょう。
精密な電子機器にはカバーをかけておく
テレビ、パソコン、電子レンジ、楽器など重要な家電や私物をそのままにしておくと故障の原因にもなりかねません。
意外と大丈夫だと思っても、壊れてしまってからでは遅いのでゴミ袋等で覆っておきましょう。
追加でやっておくべきゴキブリ対策
バルサンは強力ですが、一定期間経つと効果が薄れてしまうため、ゴキブリが入ってこないような対策も同時にやっておくべきです。
最低限やっておきたい一人暮らしのゴキブリ対策について紹介していきます。
エアコンのホースにキャップをする
ゴキブリはエアコンホースから侵入するケースが多く、対策をしていないとエアコンを起動した際に降ってくるという最悪な状況に陥りかねません。
エアコンホースのキャップは安価で購入できるので入居時に侵入経路をふさぐという意味でも優先的に取り付けておきましょう。
網目の細かいネットで覆うのもありですが、汚れや劣化で破れてしまう場合があるので注意が必要です。
シンク下の僅かな隙間を埋める
シンク下には排水管を通すために穴があけられており、僅かな隙間から侵入してくることも考えられます。
排水溝にはゴキブリが住み着きやすいため、ふとした瞬間に上ってきてしまう可能性があります。
隙間を埋められるものであればなんでも良いのでテープやパテを使って早めに埋めてしまいましょう。
退去時にははがす必要があるので粘着性の強いものはなるべく避けましょう。
玄関やベランダ付近にスプレーを撒く
ゴキブリが最初から部屋の中にいるというケースは非常に少なく、入居する際は消毒・抗菌作業が入っているので基本的には入居後に外からやってきたということになります。
ゴキブリはベランダやドアからも普通に入ってくることも多いですが、普通の人は気付きません。
気付かないうちに侵入されないようにゴキブリが嫌がる匂いを撒いておくことで侵入されにくくなります。
スプレーは置き型と違い、効果がなくなりやすいので定期的にやっておくことをおすすめします。
まとめ
入居してしばらく経ってからバルサンを焚こうとすると後処理が意外と面倒なので、出来れば入居時にやってしまうのがおすすめ。
効果が何年ももつものでもないので使った後はゴキブリが出なくなるアイテムを置いたり、スプレーを定期的に撒くことも大切です。
ゴキブリはハーブのニオイが苦手なので、ハーブ系の植物を置いておいたり、匂いのするものを買っておくと良いでしょう。
少しでも参考になれば幸いです。
一人暮らしの虫対策!アパートの防虫グッズ総まとめ