賃貸でフローリングに傷やへこみ!修繕費用はいくら?自力で直せる?

どんなに気をつけて生活していても床に傷をつけてしまうことはよくあります。

例えば模様替えをしている時に家具で床を傷つけてしまった、物を落として凹ませてしまった・・・などなど傷やへこみの種類もさまざまです。

そこで今回は賃貸で一人暮らしをされている方のために、床の傷やへこみによる退去費用・ハウスクリーニング代はどのぐらいかかるのかまとめてみましたので参考にしてみてください!

負担する必要のない傷やへこみについて

もちろん故意に傷をつけてしまった場合は基本的にこちらが修繕費用を負担しなければなりませんが、傷の大きさも様々だと思います。

良く見なければわからないような傷のへこみや小さな傷は生活の範疇なので入居者負担ではなく、貸主負担です。

例えばポスターなどを壁に貼るときに画鋲で穴を開けてしまったとしても、ほんのわずかな小さなものなので生活の範囲となるためこちらで負担する必要はありません。

大家負担の例
  • 家具を長期間置いたことによる床のへこみ
  • 日光による床の変色・日焼け
  • 窓の結露による床の変色・劣化
  • 劣化による床の軋み
  • 目立たない傷(修繕負担の必要がない)
  • 前の入居者がつけてそのままの傷

特に結露による床の変色はどの賃貸物件でも起こりがちな問題ですが、大家負担となるので問題ありません。

基本的にはうっかりでも故意でも傷をつけてしまった場合は入居者負担で、生活する上で仕方ない範囲の傷やへこみは大家負担となります。

フローリングの傷やへこみの修繕費用相場

国土交通省の原状回復のガイドラインによると、自然消耗以上の釈主の故意過失による破損は1㎡単位で負担しなければならないと定められています。

一人暮らしでよくあるフローリングの傷、畳のへこみ、壁の傷に対する費用について調べてみました。

素材費用(1畳)費用(6畳)
フローリング約20,000~50,000円約60,000~140,000円
クッションフロア約10,000~40,000円約40,000~55,000円
フロアタイル約30,000円~60,000円約50,000円~63,000円
カーペット約8,000~10,000円約45,000~65,000円

参考:リショップナビ

もちろん業者によっても異なりますし、素材の違いによって料金というのは変わりますが、賃貸物件のフローリングの場合は1㎡あたりだいたい8,000円前後が相場です。

フローリングといってもグレードの高さによって相場が違ってきますが、安いアパートだと最低グレードのものがよく使用されています。

逆に分譲賃貸などは良い素材を使っている部屋なら料金は少し高くなります。

傷の例
  • ベッドを引きずって動かしたら傷がついた
  • ドライバーを床に落として凹んでしまった
  • 猫が床を引っかいて傷だらけになってしまった
  • 椅子を動かしたら傷がついた

小さい傷をつけたとしても大きな傷をつけたとしても1㎡以内であれば費用は同じです。

いくつか例を挙げて修繕費用の相場を計算してみます。

小さく深い傷(へこみ):0円~8,000円程度

傷の深さは基本的に関係なく、小さくても1㎡あたりで計算されますが、部分張替えができない場合は全面張替えとなります。

負担額は先ほどの表からアパートのような比較的賃料の安い物件ならグレードの低いものとなるので約8,000円程度。

そこまで目立たない傷や範囲がとても小さい場合はそのまま修繕されずに放置されることもよくあるため0円で済む可能性も。

修繕するかどうかは築年数の古さだったり、大家の意向次第です。

家具などの引きずり傷:8,000円~20,000円

一人暮らしをしていてよくあるのが家具の運搬や模様替え時にうっかり引きずってできてしまうような傷です。

たいていは1㎡以内の傷となるので8,000円前後で収まることが多いですが、1畳まるまる傷をつけてしまって張替えとなると20,000円程度とられることも。

分譲賃貸だとフローリングのグレードが高いので50,000円近く請求されることもあります。

薄くても割と広範囲に及ぶものなので見逃されるケースは少ないです。

ただし、傷ができているように見えてもワックス部分だけ削れてしまっているような状態であれば修繕負担をする必要はありません。

床一面傷だらけ:50,000円前後

ペットを飼っていたり、何度も模様替えを繰り返して床全体が傷だらけになってしまった場合は全面張替えを行う必要があるため、6畳で約60,000円ほどの修繕費用がかかります。

全面張替えの場合は例外的に経年劣化の対象となるため、住んだ期間に応じて負担割合が減る可能性もあります。

ただし、フローリングの耐用年数は壁紙などとは違って20年前後とかなり長いので割引率はそこまで高くありません。

フローリングの全面張り替えというのはよっぽど全体に傷をつけない限りしません。「一面だけ色が違うから」という理由で全面張り替えに変更する場合、その負担額は借主ではなく貸主(大家)となります。

修繕が必要な傷と不要な傷の違いとは?

床に傷をつけてしまってもそのまま放置される場合と交換が必要になってくる場合があります。

入居直後に床をよく見てみると、小さな傷なんかはそのまま放置されていることが多く、たとえ築浅物件でも傷を見つけることができるはずです。

僕も以前入居した1階のアパートなんですけど、ところどころ傷があったり茶色で塗りつぶしたような跡がありました。必ずしも傷を直すわけではないということです。

この違いは簡単に言うと「目立つかどうか」です。目立ってしまうような大きな傷、深い傷に関しては次の入居者が不快に感じてしまうので交換を必要としますが、目立たない小さな傷なんかは「大丈夫だろう」と放置されます。

退去クリーニング代というのは借主はもちろん、大家側(貸主)も負担しなければならないので管理している側もできれば交換したくないというのが本音です。

そうじゃなかったらフローリングは毎回新品にするでしょうからね。

交換に関して明確な基準があるわけではないので、いかに目立たせなくするかが重要になってきます。

フローリングや畳は原則経年劣化の対象にならない

「経年劣化」というのは簡単に言えば物は使っても使わなくても年数が経てば経つほど劣化してしまうというものです。

賃貸の場合はこの経年劣化によって汚してしまった場合でも割合に応じて負担額が軽減できるようになっています。

例えば壁紙(クロス)の耐用年数は6年です。仮に住人がクロスを破いたりしてしまっても6年住んでいたら耐用年数を過ぎることになるので負担額は0円になるというわけです。

耐用年数と経年劣化による割合に関しては物によって違いますが、残念ながらフローリングや畳というのは経年劣化の対象にならないと国土交通省のガイドラインが定めています。

例え10年住んでいてもフローリングに傷をつけてしまえばその修繕費は割り引かれることなく請求されてしまうというわけです。

例外としては大家がフローリングを全面張り替えした場合は耐用年数を考慮して割り引かれるようになっています。

木造アパートの場合だと耐用年数は22年。20年間フローリングの張り替えを行っておらず自分が入居して2年経ち大家が「フローリング全面張り替えて新しくするか!」と思った場合、耐用年数を超えているのでその負担額は大家となるわけです。

自力で直すためのおすすめアイテム

入居時に床を細かくチェックしてみるとうっすら傷がついていたり、まるで自分で直したような跡が見られることがあります。これらの傷は修繕されずにスルーされた傷ということです。

僕が住んでいたアパートの床はなかなか大きな傷にも関わらず、そのうえに床と同じ色のクレヨンのようなもので塗られていて修繕されていませんでした。

つまり素人の補修作業でも修繕費用を請求されずに済む場合もあるということ。

もちろん業者によっては自力で直したことによって返って請求額が増えてしまうということもあり得るようですが、先ほど紹介したように1㎡あたりの修繕費用は同じなのでやらないで請求されるよりも自力で直してみるのはアリだとおもいます。

素人でも簡単に使える商品をご紹介してきます。

かくれん棒

有名なのは、やはりかくれん棒。

かくれん棒 フローリング用 ヘラ付 4色セット ハードタイプ FB-30

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¥870から
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僕もよくかくれん棒を使いますが、使い方は床と同じような色を4色から選び、塗った後でヘラで全体的に馴染ませれば良いだけなので誰でも簡単に補修が出来てしまいます!

住んでいた前の入居者もおそらくこれを使って傷を隠していたと思います。

完璧とまではいきませんが、クリーニング代を安くするという目的は果たせるでしょう。

かくれん棒 ミニ10色セット ソフトタイプ AB-30

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¥1,050から
(2018/11/22 12:00時点)

こっちは種類が多いですがヘラの付いていないタイプ。色合いをより細かく調節できるので自然に仕上がります。


色味が違うと結局徒労に終わるので、できる限り自然な仕上がりにしたほうが放置される可能性が高いです。

かくれん棒には色んな種類があるのですぐに必要な場合はネットで購入する前に近くのホームセンターを見てみた方がいいかもしれません。

イージーリペアキット

ハウスボックス イージーリペアキット ライト

新品価格
¥2,586から
(2018/11/22 12:02時点)

より仕上がりをよくしたい場合はこちらがおすすめ。
値段はかくれん棒より高いですが、電熱コテが付いているのでより自然に直すことができます。

写真には明るめの4色しかありませんが、同じメーカーで暗い色も選べますので、床が暗めの色でも対応できます。

浅い傷ならかくれん棒のほうがいいかもしれませんが、深い傷ならこっちのほうが自然に仕上げられます。

ちょっと傷つけただけで8000円も取られるのは納得いかないでしょうから、こういったアイテムで退去の際は自力でやってみるべきだと思います。

まとめ

フローリングの傷は注意をしていても家具を運ぶときや模様替え、何かを落としてしまうとすぐについてしまうものです。

普通に生活していて傷がついたからといって、それだけで高額請求されることはまずあり得ないのでそこまで心配する必要もありません。

ちなみに一人暮らしの退去費用相場はだいたい3万円~高くても5万円程度です。

敷金を払っているのであればそこから差し引かれて還付されます。

参考になれば幸いです。

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