部屋を借りる際の入居審査で一度に複数の物件に申し込むことはできるの?

新しく部屋を借りる時に誰しも時間があるとは限りません。

大抵の人はいつまでに引っ越さなければならないという期限があり、その期限内に絶対に引っ越したいと考えているはずです。

しかし、実際一人暮らしをする際には入居審査があるので審査に通らなければいつまで経っても部屋を借りることはできませんよね。

なら複数の物件に一度に入居審査を申し込めばいいのではないか?と思ったので、果たしてこれはやっていい方法なのか法律的にどうなのかについてまとめてみました。

一度に複数の物件に入居審査をしてもらうことは可能

結果から申し上げると同じ時期に複数の物件に申し込み、入居審査をしてもらうこと自体は可能です。

これは法律的にも一度に複数の物件に申し込んではならないという決まりはありませんのでやったからといって罪に問われることはまずないでしょう。

2つまでなら同一不動産で片方を仮押さえ状態にして、もう1つの物件を申し込むかどうか選択できますが、3つ以上の物件を同時に申し込みたい場合は複数の不動産を利用する必要が出てきます。

物件Aはアパマンショップ、Bはエイブル、Cはミニミニといったように別の不動産を利用しないと3つ以上は断られるので注意してください。

特約として申し込みの際に「審査中は他の物件に申し込んではならない」と書いてあった場合は不正として取り扱われるので、ばれてしまった場合は強制的に審査に落ちる可能性はあります。(ほぼありませんが)

もし仮に2つの物件の審査両方が通ったら片方キャンセルして片方入居の手続きをすることもできます。

入居審査が通った後のキャンセルは可能?

こちらに詳しくまとめたのでよかったらご覧ください。

仮押さえは複数審査と似たようなもの

良さげな物件が見つかった時にすぐに決めることもできますが「まだ他にも見てみたいけど他の人に取られたくない」という時に使えるのが仮押さえです。

仮押さえというのは不動産用語で簡単に言えば大家に住む前提で審査をしてもらい、他の人がその物件に決めるのを防ぐこと。

仮押さえ中に他の物件を見つけて申し込めば実質的には複数の物件を同時に申し込んでいるのと同じ状況です。

もちろんもっと良い物件が見つかった時点で仮押さえしている物件を手放す必要があるので実際には複数というよりも片方をキープしているだけです。

不動産業界ではこういうことは当たり前に行われているので複数の物件に申し込んでしまっても問題ないということです。

賃貸アパートの仮押さえはどのぐらいの期間できる?キャンセル可能?

審査通過後にキャンセルして違約金を請求されても支払う必要はない

審査を通すだけならタダですが、稀にキャンセルした時に仲介業者から「キャンセルの場合は違約金が発生します」と言われることがあります。

これはよくある営業手口なので引っ掛からないように注意してください。

たとえ審査が通っていても契約書に署名・捺印をしていない限りは同意したことにはならないので違約金がかかることはありません。

営業マンとしては契約まで行けそうでインセンティブが貰えるはずだったのにキャンセルになったことに腹を立てていて、どうしても契約してほしいからこそ「違約金がかかる」などと脅しをかけているだけに過ぎません。

もちろん迷惑がかかっている行為なので申し訳なさは感じる必要はありますが、違約金は絶対にかからないので怖くなって契約しないように。

入金後でも契約前なら返金される

仲介業者によっては審査通過後で契約する前に初期費用の入金を請求してくる場合があります。これも先ほどと同様で例え入金してしまったとしても契約していないのであれば返金されます。

通常は契約後に入金という形を取るのが一般的ですが、よりスムーズに入居するために契約前に入金してもらったり他にいかれたくなくてすぐに入金を促してくるケースがあります。

返金手続きをするのが面倒ですし、金銭的に余裕がない場合は他の物件で審査が通った後に入金できなくなる可能性が高い(返金まで少し時間がかかる)ので注意してください。

迷っているならその時点でキャンセルするか「少し待ってほしい」と伝えて他の入居審査が通るのを待った方がいいかもしれません。

一度に複数の物件に入居審査をしてもらうメリット

複数申し込みをうまく利用すれば通常の部屋探しよりも効率的なのでおすすめです。

最短で部屋探しができる

通常、賃貸物件を借りる際の入居審査には早くても2~3日、遅いと1週間以上かかることもあります。

部屋探しから実際に住むまでの最短日数とは?

例えば、今住んでいるアパートの契約更新が2ヶ月後だったとしましょう。

契約更新は最低でも退去の1ヶ月前までに申告しなければならないのでそうなると新しく部屋を借りるのであれば日数的には1ヶ月ほどしかありません。

もし新しく住みたい物件の入居審査が長引いて申告期限ギリギリになったとしても責任を負わなければならないのは自分です。

これで審査が通ってくれれば問題ありませんが、審査が通らなかった時に退去の連絡をしてしまっていた場合は一時的にホームレスになる可能性もあるということです。

こういう場合に複数の物件に審査の申し込みをしておけば、そういったリスクを減らすこともできます。

就職活動と同じで大家側が審査している反面、こちらも同様に物件を吟味して借りられる部屋に住む権利があります。

良いと思っている物件を他の人に取られる心配がない

申し込みをした時点でその物件を押さえている状態になるので、他の人からの入居申し込みをストップさせることができます。

AとBという物件で悩んでいたとして片方ずつ審査してもらうとBの物件で審査が通らなかった時にAの物件を申し込もうとしたらすでに他の人に取られていることは珍しくありません。

人気物件は1日~2日遅いだけでもすぐに埋まってしまうので審査する時間(最長1週間)のせいで取られる可能性は高いということ。

複数に申し込んでおけばこういった”もしも”を防ぐことができます。

複数申し込みをするデメリット

複数申し込みにはデメリットも存在します。

いつまでも物件を押さえておくことはできない

基本的に1つの物件を押さえられるのは審査が通ってから1週間程度です。審査を含めると2週間前後。

その間にもっと良い物件を見つけない限りはそのまま入居するかキャンセルするか判断が迫られてしまいます。

大家側もできるだけ早く住んでほしいと思っているので判断が遅くなればなるほど迷惑がかかります。物件を押さえておくことでいったん募集がストップしてしまっている状態ですからね。

ある程度のお金が必要(になる場合がある)

先ほども言ったように物件によっては契約前に入金を迫られる場合があります。これはある意味入居する意思があるかどうかをテストしているようなものです。

取りあえず押さえておきたいのであれば初期費用分を入金しないといけないこともあるのでお金に余裕がないと複数の物件を押さえておくのは厳しいかもしれません。

入居するという前提で話が進んでいるので入金を断るのも変な話ですし、多少待ってもらっても限度があります。

通常の入金は契約後なので稀な話ですが、どうしてもキープしておきたい物件がある場合は選択を迫られることになります。

キャンセルすると嫌な顔をされる

仲介業者によってはキャンセルすることで明らかに嫌な顔をされる場合があります。

親切な仲介業者なら親身になって「もっと良い物件を探しましょう」と言ってくれますが、インセンティブで給料が決まるような会社の場合はそれが自分の給料に直結しているのでキャンセルはかなり痛手。

僕も以前アパマンショップで契約しかけた際にもっと良い物件を見つけたので「キャンセルします」と伝えたところ「え?なんでですか?本当に良いんですか?」とかなりしつこく止められそうになりました。

ある意味迷惑のかかる行為ではあるので仕方ありませんが、気持ちが良い方法とは言えません。

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複数物件申し込みする際の注意点

複数物件申し込みをすること自体は問題ありませんが、最低限のマナーは守るべきです。

注意点についてまとめてみました。

同じ建物の複数申し込みは避ける

いくら法的に問題ないといえど常識的に考えればあまり正しいこととも言えないのも事実です。

大家や管理会社から見れば「なんで他の物件にも審査出してるんですか?」と思いますし、最終的に借りる物件は一つなのだからマナーとしてはおかしいと考える人も多いでしょう。

つまり、悪いことはやってないと正々堂々仲介業者に「他の物件の審査もしてもらっています」と言えば、審査を無効にされることもあり得るということです。

ちなみに実際に内緒で複数の物件の審査をしてもらったが、その物件を管理する管理会社が同じだったためばれてしまい、電話がかかってきたという話もあるので出来ることならやらない方が良いのかもしれません。

2つの物件の管理会社が同じところだったみたいで、後日両方の不動産会社から「別のところにも申込みしてますね。こういうことをされると困ります」と、どちらかに決めるように電話がかかってきました。

参照元:教えて!goo

管理会社というのは一つの物件だけを管理しているわけではなく、複数の物件をまとめて管理している会社なのでこういったこともあり得なくはないでしょう。

同じ建物内なら絶対に管理会社は同じなので例えば「102号室と403号室の審査をしてもらう」ということは実質的に不可能ということです。

審査が通った時点で他の物件はキャンセルする

複数物件の申し込みは本来迷惑がかかることなのでもしよい物件を見つけてその物件の審査が通ったのであれば他に押さえている物件は即刻キャンセルしましょう。

大家からしてみれば「住んでもらえる!」と思っているのにいつまでも放置されているような状態ですし、仲介業者としても利益が出るかどうかわからない状態になってしまっているわけです。

しかも申し込みしている時点で他の入居希望者を捨てることにもつながるので損害にもつながってきます。

なるべく早めにキャンセルの連絡は入れましょう。

うっかり契約してしまわない

賃貸契約って少し複雑でわかりにくいので審査してもらうだけかと思ったのにその流れで賃貸借契約を結んでしまっていることもあり得ます。

契約書に署名、捺印をしてしまうとその時点で契約が成立したことになり初期費用等の請求はもちろん、キャンセルしたとしても違約金等が発生してしまいます。

賃貸借契約というのは建物に関する注意事項等や賃料等の説明をする義務があり、それに納得して署名をすることなので「なんか色々と説明しているな」と思ったらそれは契約するためのものなので注意。審査とは違います。

まとめ

MEMO
  • 複数の物件申し込みは可能
  • 同一物件だと管理会社が同じなので出来ない
  • 契約しない限り、申し込みだけ済ませてキャンセルすることもできる
  • 焦って契約して失敗するぐらいならキープして他の物件も探すべき

複数の物件に入居審査をしてもらうことは法律的に違法ではないし、不動産業界では割と当たり前の手段です。

ただし、こちらはキープしているだけでも管理会社や大家にとっては「入居希望者」というとらえられ方をするので長期間キープすることはおすすめしません。

仲介業者は基本的にあなたを契約させたいと思っているので、もし引っ越したい時期まで時間がないのであれば営業マンに正直に話して相談してみるというのも一つの手です。

賃貸の入居審査で落ちる割合は?落ちたら再審査してもらえる?

複数の物件申し込みにおすすめのサイト

不動産業界ではよくある話ですが、場合によっては契約が先延ばしになるので嫌な顔をされることもあります。

親身になってくれる不動産なら「とりあえずキープして他も探してみますか」と提案してくれますが、これは不動産により異なります。

複数物件申し込み可能で、部屋探しとしておすすめなのはイエプラというサイトです。

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チャット上で「今日内見した物件をキープして他の物件も見てみたい」と言えば物件を押さえた状態で探すことが可能です。

余計なオプション代を取られなかったり、現地集合・現地解散ができるので無駄な時間をかけずに部屋探しができるのも魅力です。

よければ使ってみてください。

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