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一人暮らしや同棲をしている方で、タバコを吸っている人は少なくありません。
特に学生はサークルなどに喫煙者も多いですからその流れでタバコを吸い始めたという人もいるのではないでしょうか。
一人暮らしをしていて部屋でタバコを吸っている方、換気扇下でタバコを吸っている方必見。
タバコのヤニ汚れや臭いによる退去費用はいくらかかるのか、そもそもタバコを吸っていることはバレるのかについてまとめてみました!
目次
タバコのヤニは借主(入居者)負担
部屋に住んでいて自然に劣化していくものを「経年劣化」「通常損耗」と言い、このお金は入居者が払う必要はありません。
項目 | 大家負担 |
---|---|
床(畳やフローリング) | ・畳の裏返し・表替え ・家具設置による床の凹み・設置跡 ・日光や結露による変色・色落ち ・ワックスがけ |
壁や天井のクロス等 | ・テレビ・冷蔵庫等の背面の黒ずみ ・ポスターや絵画の跡 ・画鋲・ピン等の穴 ・エアコン ・クロス(壁紙)の変色 |
建具や柱 | ・網戸の張替え ・地震で破損したガラス ・熱割れなどによるガラスの傷や破裂 |
設備等 | ・全体のハウスクリーニング ・エアコンの内部洗浄 ・消毒(台所・トイレ) ・浴槽・風呂釜等の取り換え ・鍵の取り換え ・機器の故障等 |
住んでいて絶対に傷ついてしまうもの、劣化してしまうものは大家側の負担となるので心配する必要はありません。
しかし、壁にくぎを打って穴を空けたり、床を傷つけてしまった場合は意図的、故意に傷をつけたことになるので借主が払う必要があります。
項目 | 入居者負担 |
---|---|
床(畳やフローリング) | ・飲み物等をこぼしたことによるシミやカビ ・冷蔵庫下のサビ跡 ・引っ越し作業や模様替え時に生じた傷 ・借主の不注意でできた床の色落ち(雨が吹き込む等) |
壁や天井のクロス等 | ・日常の清掃を怠ったことによる台所の油汚れ ・結露放置により拡大したカビやシミ ・クーラーからの水漏れを放置したことによる壁の腐食 ・タバコ等のヤニ・臭い ・くぎ穴・ネジ穴 ・天井に直接つけた照明器具の跡 ・落書き等の故意によるもの |
建具や柱 | ・飼育ペットによる柱等のキズや臭い ・落書き等の故意によるもの |
設備等 | ・ガスコンロ置き場や換気扇等の油汚れ・すす ・風呂・トイレ・洗面台の水垢やカビ ・不適切な手入れや用法違反による設備の故障 ・鍵の紛失または破損による取り換え ・庭に生い茂った雑草 |
タバコのヤニによる壁紙の黄ばみは故意によるものなので借主がそのクリーニング代を支払う羽目になります。
また、ヤニによる黄ばみだけでなく臭い残りも退去費用に加算されるので「黄ばんでいないから大丈夫」とは思わない方がいいです。
軽度の場合は部屋でタバコを吸うのを控えることで臭いが取れることもあります。
臭いもなく黄ばみもないようなら高額な退去費を請求されることもありません。
タバコを吸ってもバレないこともある?
タバコを吸っているからと言って必ずしもヤニ汚れによる退去費用を追加で請求されるとは限りません。
タバコによる修繕箇所というのは大きく分けて3つ。
ヤニで壁紙や黄ばむ | クロスの張替え費用 |
---|---|
換気扇にヤニが付着する | 換気扇の清掃費用 |
タバコの臭いが付着する | 基本的なハウスクリーニング費用 |
退去費用というのは原因ではなく結果だけを見ています。
タバコを吸ったという”原因”があったとしてもヤニや臭いによる”原因”がなければ退去費用は請求されません。
例えば1度だけ部屋でタバコを吸ってしまったとしても、退去するまでに壁紙が黄ばんだり、臭いが付着しなければタバコを吸ったことすら気づかれることはありません。
また、ベランダで吸えば当然臭いやヤニ汚れが付着することもありません。
毎日部屋でタバコを吸っていたりすれば当然バレてしまいますが、1度や2度吸ったからといって壁紙が黄ばんだりすることは滅多にないのでバレないというわけです。
ちなみにヤニや臭いが付着しないアイコスは部屋で吸っても余計な退去費用はかかりません。
タバコのヤニ汚れや臭いによる退去費用はいくらかかる?
タバコのヤニ汚れによる退去費用は汚れた箇所や部屋の広さにもよりますが、6畳ワンルームで2年間一人暮らしした場合の平均費用は約5.4万円~9.1万円ほどとなります。
項目 | 料金 |
---|---|
壁紙の黄ばみ(6畳) | 約32,160円(2年) |
フローリングの焦げ | 約5,000円~7,000円 |
換気扇の汚れ | 約15,000円~20,000円 |
基本ハウスクリーニング代 | 約32,000円 |
合計 | 54,160円~91,160円 |
『少し臭いがする程度』と『壁紙が黄ばむほど』では退去費用にも雲泥の差がでます。
無人契約機検索サイト「アトムくん」が行った男女200名による退去費用に関するアンケート調査結果では、通常の退去費用平均は一人暮らしで約5万円ほど。
間取り | 退去費用の平均額 |
---|---|
ワンルーム/1K/1DK/1LDK | 49,980円 |
2K/2DK/2LDK | 79,924円 |
3DK/3LDK/4K~4LDK | 90,139円 |
タバコ汚れの場合はこの金額にプラスされるということです。
黄ばみによる壁紙の汚れ
黄ばみなどによる壁紙(クロス)の張り替え費用は1㎡あたり1,000円~1,500円ほどで平均は約1,200円ほど。
壁紙の質によっても値段は異なるのであくまで参考値としてください。
この部屋の専有面積は22㎡ですがクロスは天井部分にまで及ぶので6畳の部屋でも40㎡ほど必要になります。
仮に部屋でずっとタバコを吸っていて壁紙全体を替えなければならないとすれば相場は48,000円ほどかかってしまうわけです。
6畳(40㎡) | 約48,000円 |
---|---|
7畳(43㎡) | 約51,600円 |
8畳(48㎡) | 約57,600円 |
9畳(51㎡) | 約61,200円 |
10畳(54㎡) | 約64,800円 |
11畳(57㎡) | 約68,400円 |
部屋の広さごとにクロス張り替えの料金を一覧にしていました。
ちなみにリフォーム会社のサイト「リノコ」でも調べてみましたが、やっぱりだいたい同じぐらいの料金がかかるようです。
ただしこれは”タバコのヤニによるクロスの張り替えのみ”の料金。
退去費用は他にもフローリングや水垢を落としたり設備の補修に対してお金がかかってきます。
ヤニ汚れでクロスを全て張り替えする場合は50,000円ほどかかるので最大で合わせて10万円ほどの退去費用が請求される可能性もあるということです。
前の家の退去費用、10万請求される。ほぼ通常範囲越えのヤニが原因だと、タバコ吸っとってロクな事はなかったな。禁煙282日目に思ふ。。
— 多田尚人 (@NAOTO_TD) June 13, 2013
賃貸マンション退去費14万もするんですが…
— liverpool@ken-Ox (@liverpool_WCCF) January 12, 2022
たかだか4年住んでただけで…( ; ; )
タバコ確かに吸ってたのはダメやけどそんなするかね
エアコンや換気扇、フローリングや部屋全体のクリーニングで細かくお金がかかります。クロス以外でも約50,000円近くの費用がかかってしまいます。
ヤニ汚れでクロスを全て張り替えする場合は50,000円ほどかかるので最大で合わせて10万円ほどの退去費用が請求される可能性もあるということです。
賃貸物件は長く住めば住むほど建物の価値が下がってきます。これは部屋の内装に使われているクロスやフローリング等の設備にも言えることです。
設備ごとに耐用年数というのが決まっており、例えばクロスであれば耐用年数(何年使えるかという値)は6年です。
つまり、仮に賃貸物件に6年住んだ場合クロスの価値は1円になるので例えタバコのヤニでクロスを汚してしまった場合でもクロスの張り替え費用を払う必要がなくなるということです。
6畳の部屋(クロス代:48,000円)を例に経過年数ごとの支払い費用を一覧にしてみました。
経過年数 | 費用 |
---|---|
1年 | 約39,840円 |
2年 | 約32,160円 |
3年 | 約24,000円 |
4年 | 約15,840円 |
5年 | 約5,740円 |
6年 | 1円 |
クロスはこのように減価償却されて価値が下がります。
※減価償却とは建物の価値が年数とともに下がること。クロスや設備の値段も長く住めば済むほど割り引かれる
耐用年数が6年であるクロスを例にした場合、耐用年数・減価償却の考え方では、入居開始後6年経過で価値は1円まで減ります。
計算上では6年間住むと1円まで減価償却されるので、部屋が汚い場合は長く住むというのも1つの作戦かもしれません。
フローリングについた焦げ跡
電子タバコの場合は起こりえませんが、紙巻きタバコの場合は床に落としてしまうと焦げ跡になって残ってしまう可能性もあります。
仮に焦げ跡ができるとその部分のフローリングを張替えなければなりません。
フローリングは小さい傷でも1㎡あたりの値段で請求されるのであまり大きさは関係ありません。
焦げ跡のような小さいものでも1㎡あたりの料金が請求されてしまうというわけです。
フローリング | クッションフロア | フロアタイル | カーペット | |
---|---|---|---|---|
1畳あたり | 約2~5万円 | 約1~4万円 | 約3~6万円 | 約0.8~1万円 |
全面(6畳) | 約6~14万円 | 約4~5.5万円 | 約5~6.3万円 | 約4.5~6.5万円 |
1㎡ | 約0.5~0.7万円 | 約0.3~0.5万円 | 約0.5万円 | 約0.2~0.5万円 |
参考:リショップナビ・不動産の長谷川行政書士
賃貸物件によく使用されているフローリングなら5,000円~7,000円で済むことが多いでしょう。
フローリングの耐用年数は木造アパートで22年ですが国土交通省のガイドラインによるとフローリングは経年劣化の対象にならないので壁紙のように割り引かれることはありません。
フローリング以外であれば『経年劣化』が認められるため、6年間住めば焦げ跡をつけてしまっても修繕費用を払う必要がなくなります。
床の素材 | 経年劣化考慮 | 住居期間2年 (負担割合) | 住居期間4年 (負担割合) | 住居期間6年 (負担割合) |
---|---|---|---|---|
フローリング | 考慮されない | 100% | 100% | 100% |
クッションフロア | 6年で残存価値1円 | 約67% | 約33% | 0% |
フロアタイル | 6年で残存価値1円 | 約67% | 約33% | 0% |
カーペット | 6年で残存価値1円 | 約67% | 約33% | 0% |
レンジフードや換気扇のヤニ汚れ
タバコのヤニや臭いが部屋につくことを恐れて換気扇下で吸っている方も多いと思います。
換気扇の汚れは清掃している場合は費用として請求されませんが、ヤニ汚れや油汚れの付着があった場合は借主負担となってしまいます。
まるっとコラムによればレンジフードや換気扇のヤニ汚れの料金相場はキッチンで15,000円~20,000円ほどです。
ただしフローリングのように自分で修繕することが難しくはないので気になるようであれば退去時に汚れを落とすことで改善することが可能です。
僕の場合は薬局で売っている換気扇やレンジ回りに使える洗剤を購入し、換気扇を分解して1つ1つ洗いました。
確かに多少大変なものの、素人でもできるレベルの作業工程なので気になる場合はやってみましょう。
管理会社によってはハウスクリーニングの中にエアコンや換気扇の清掃が含まれている場合もあるので意味がないこともあります。
タバコの臭いによる消臭
おそうじ革命によれば、『除菌・消臭』は1部屋(12畳以下)あたり3,850円とかなり安い料金で行うことができます。
消臭や除菌は基本ハウスクリーニングに含まれていることが多いため、タバコの臭いが染みついてしまっても別途料金がかかるケースは少ないでしょう。
ただし、あまりにもひどい場合は通常の薬剤だけでは効果が見込めないため、料金を請求される可能性があります。
タバコの臭い原因のほとんどは壁紙に染みついてしまったものとなるため、黄ばみが見えなくともクロスの張替え代が請求されることが多いです。
壁紙(クロス)についたヤニを落とす方法
壁紙についたヤニの黄ばみは凸凹に付着してしまっているので濡れ拭きなどでは当然落とせません。
ただ、100円均一で手に入るグッズを使用すれば素人でも簡単に清掃することが可能です。
- 水(お湯がおすすめ)
- 雑巾
- スポンジ
- 重曹
- 霧吹き
霧吹きスプレーの中に5倍~10倍に薄めた重曹を入れて完成。
重曹はアルカリ性なので粘着性の高いヤニを落とすのに役立ちます。
これを使用するだけで軽いヤニ汚れであれば落とすことが可能です。
こういうのを作るのが面倒な人は市販で売っているヤニ落としを使うのが一番手っ取り早いですね。
手軽に購入できる金額で、一定以上の評価もついているので確実に落としたいのであればこちらがおすすめ。
ただし頑固なヤニ汚れや長年のこびりついてしまった汚れは落とせないこともあるので注意してください。
ヤニはもちろん、ちょっとした黒ずみや黄ばみなら簡単に落とすことができるので手間も時間もかかりません。
部屋をヤニだらけにしないための対策
すでに部屋でタバコを吸ってしまっていて壁紙が黄ばんでしまっている状態なら今更対策しても遅いですが、今後引っ越した時に余計に退去費用を取られないための対策をいくつか紹介していきます。
タバコは簡単にやめられるものでもないので場所や方法を変えることが重要です。
換気扇下で吸う
「部屋で吸うのはさすがに臭くなるから控えているけど、ベランダだと冬は寒いし夏は暑いから換気扇下で・・・」
という感じで換気扇下でタバコを吸っている人も多いのではないでしょうか。
先ほども言ったように換気扇の汚れは借主負担で料金相場は15,000円~20,000円ほどですが、料理をよくする人は油汚れ等が残ってしまうのでタバコの有無にかかわらずかかる費用ということです。
部屋で吸うよりは換気扇下のほうが退去費用は抑えられますし、自分で清掃すれば油汚れと一緒に落とすことができます。
僕も以前住んでいたアパートでは換気扇下でタバコを吸っていましたが、退去費用は2年住んで総額で37,500円でした。
部屋を綺麗に使っていたこともありますが、換気扇下ならそこまで高くならないようです。
ベランダで吸う
夏場は暑く、冬場は寒いですがベランダでタバコを吸っている人も結構多いと思います。
意外かもしれませんがベランダというのは正確には共用部分とされています。各部屋にベランダがある場合占有権が与えられているような感じです。
ベランダで吸えばヤニがつくことはありません。ただし、臭いが周辺に散布するので隣人トラブルの原因になる可能性があることも考慮してください。
よくあるトラブルが「隣人がベランダでタバコを吸っているせいで洗濯物に臭いがつくから困っている」という問題。また、換気しようと窓を開けたらタバコ臭くて迷惑という問題もあります。
あくまで壁紙にヤニがつくのを防ぐための選択肢の1つです。
空気清浄機を置く
どうしても部屋でタバコが吸いたいというのであれば空気清浄機は絶対に購入しておきましょう。
壁紙にヤニがつく前の空気を吸ってくれるのでかなり有能です。
空気清浄機の働きでヤニが壁に付着することもありませんし、何より退去時の費用を考えたら空気清浄機の方が安い。
花粉症対策にもなるので、購入しておいて損はありません。
喫煙する人にとって空気清浄機は必須レベル。
黄ばみ原因の少ない電子タバコに移行する
壁紙についてしまうヤニ汚れはタバコに含まれるタールが原因です。
電子タバコの場合、葉を燃やすのではなく蒸している状態なのでヤニ汚れがほとんど発生しません。
愛煙家やったけどiQOSに変えて
— ¨̮❁蒼樹里沙⇝マシュマロボディからグラマラスボディ❁¨̮ (@R1sApaM) March 22, 2018
はや1年。
部屋の壁紙は汚れへんし
よかったかなーと。
禁煙できたらいいんやけどね🤔
なかなかできない😇😇
僕が悩みに悩んで出した結論がこれです。
アイコスの場合はタールを9割以上削減しているおかげで壁紙が黄ばんだり臭いがつくことがありません。
以前まではずっと紙巻タバコを吸っていましたが周囲の迷惑になるのと、部屋が臭くなったり掃除も面倒なのでアイコスに変えました。
最初の3日間は「なんだこれ、まっずい」って思いながら吸っていましたが、それ以降はなぜか紙巻タバコのほうが科学的な味がして吸えなくなりました。
実際、今の物件もずっと部屋で吸っていますが、壁紙が黄ばむどころか臭いがつくこともないので快適な生活を送ることができるようになりました。
いちいち吸う場所を考えたり、退去費用を心配するぐらいならいっそのことこの機会に乗り換えるのもありだと思います。
高額請求された場合の対処法
部屋がヤニだらけなら10万円近くかかることもありますが、上記に挙げたようにクロスなどは経年劣化で長く住めば住むほど安くなります。
極端な話、6年以上住んでいるのにクロスの張り替え費用を全て請求されるようならそれは「原状回復に関するガイドライン」に反して請求しているということになります。
退去費用の見積書は絶対に送ってもらうようにしてください。
実際の費用よりも多く請求してくる企業が多いので注意が必要です。
『無人契約機検索サイト:アトムくん』が行った退去費用を支払った経験のある200名にアンケート調査では退去費用交渉を行った32人のうち、減額に成功した率は81.75%となっています。
母体数自体が少ないため、あくまで参考値となりますが約5人に4人は交渉に成功していることになります。
本来であれば取られないはずの費用が請求されていたり、耐用年数により減価償却が適用されていないことは少なくありません。
少しでもおかしな点があれば積極的に交渉していきましょう。
不審な点を調べて管理会社に訴えたところで安くなるとは限りませんが、減額の可能性は高いです。
明らかに高額なようであれば消費者生活センターに電話して相談してみてください。
運営企業 | 独立行政法人 国民生活センター |
---|---|
対応エリア | 全国 |
利用料 | 無料 |
消費者ホットライン | 188(誰もがアクセスしやすい窓口) |
平日バックアップ相談 | 03-3446-1623(相談窓口に繋がらない場合) |
相談内容 | 商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問合せ |
消費者生活センターはこういった賃貸での退去費用に関するトラブルについて扱っているので親身になって退去費用が適正かどうか判断してくれます。
管理会社に連絡する時に交渉できなさそうなら「一度消費者生活センターに相談させていただきます」と言っても良いでしょう。
これだけで見積もりを直して適正にしてくれる可能性も高いです。
まとめ
- タバコの臭いや汚れは借主負担となる
- 通常の退去費用と合わせると合計10万円近くになることもある
- 壁紙(クロス)の張替え費用は長く住めば住むほど安くなる
- 換気扇の汚れは自分で清掃可能
- 壁紙のヤニ汚れも自分で清掃可能
ヤニによって壁紙が黄ばんでしまった場合、全て貼り替えとなるので退去費用はやはり高くなってしまいます。
長く住むか自分で掃除してヤニ汚れを落としてみることで退去費用は安くなる可能性があります。
ただし、長い期間ヤニを落とさないでいると頑固にこびりついてしまい、素人の掃除だけではうまく取り除けない可能性もあります。
その場合は割り切るか長くその部屋に住んで減価償却費を1円にまで下げることで対処可能です。
雨の日にベランダでタバコを吸っていましたが、やっぱり隣の部屋や
窓から煙を見た通行人が管理人に文句を言ってきて大変でしたね
ネットで調べると館内禁煙にしているマンションの場合、管理会社が
住民からの苦情で退去させたり、場合によっては損害賠償を払うとか
特に布団や洗濯ものにタバコのにおいが付いたらそれが物的証拠になる
なので電気代はかかりますけど換気扇回して部屋で吸うようにしてます
『6年以上住んでいるのにクロスの張り替え費用を全て請求されるようならそれは「原状回復に関するガイドライン」に反して請求しているということになります。』とありますが、国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」12ページでは、『経過年数を超えた設備であっても、修繕等の工事に伴う負担が必要となることがあり得る』としていますので、クロスの価値が1円になってもクロスを張替える費用(工事費や人件費)などにつき、借主負担となる場合がありますので、注意が必要です。