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一人暮らしをされる方は初期費用や新しく購入する家具や家電などお金のかかることが盛りだくさんです。
その上、引っ越し代までかかるとなると経済的にも苦しい状況にもなりかねません。
今回はこれまで6回ほど自分で引っ越し作業を行った僕の経験から後悔するのかどうか、どうすれば効率的に行うことができるのかまとめてみました。
自分で引っ越し作業は後悔する?
結論から言うと一人暮らしの荷物量で、なおかつ長距離の引っ越しでない限りは後悔することはありません。
僕はこれまでに一人暮らしで4回、同棲の際に2回ほど自分で引っ越し作業を行いましたが1度も自力でやって後悔したことはありませんでした。
引っ越し業者に頼む人も多い中で自分で引っ越し作業を行った1番の理由はやはり金銭的負担です。
引っ越しを自分でやる場合の総金額
引っ越し業者に頼る場合、2018年11月時点の「SUUMO引越し見積もり」口コミデータによると繁忙期だったり、荷物が多くなればなるほど料金も顕著に高くなることがわかっています。
時期 | 単身(荷物小) | 単身(荷物大) |
---|---|---|
1月 | 47,189円 | 64,776円 |
2月 | 48,617円 | 62,694円 |
3月 | 58,168円 | 87,643円 |
4月 | 55,010円 | 81,943円 |
5月 | 50,365円 | 66,955円 |
6月 | 50,193円 | 63,121円 |
7月 | 48,053円 | 67,773円 |
8月 | 45,746円 | 58,447円 |
9月 | 49,332円 | 59,896円 |
10月 | 45,989円 | 62,489円 |
11月 | 47,022円 | 56,935円 |
12月 | 45,033円 | 64,202円 |
3月と4月はやはり件数も多くなるためか料金も高いです。
それ以外の月で荷物が少なくても約4万円ほどかかってしまいます。
業者に頼らず自分で引っ越し作業をした場合は【レンタカー・ガソリン代】【友人依頼費用】がかかります。
レンタカー代 | 約4,000円~6,000円(6時間~12時間) |
---|---|
ガソリン代 | 約2,000円(高くても) |
友人依頼費用 | 約5,000円(食事等でお返し) |
合計 | 約11,000円~13,000円 |
自分で引っ越しする場合は正直言って一人きりで作業するのは困難なので友人や恋人、家族に頼むことになります。
僕の場合は手伝ってくれたお礼にご飯をご馳走していたのでその料金が上乗せされていますが、それでも引っ越し業者に依頼するよりもはるかに安い金額で行うことができました。
自分で引っ越しするのにかかる作業時間
引っ越し業者に頼む場合は自分で荷造りをする程度であとは完全にお任せ状態となるのでほとんど無駄な時間はかかりません。
自分で引っ越す場合は距離によってかなり変わってきますが【荷積み】【荷卸し】が各1時間程度あれば余裕で終わるので合計約2時間。
引っ越し先の距離が50キロ程度であれば往復2時間~3時間程度かかりますが合計で5時間ぐらいあれば終わる計算です。
車が小さかったりすると3往復ぐらいする羽目になりますが、レンタカーで軽トラック等を借りれば1回の運び出しである程度収まりますし、荷物量が多くても2往復程度で終えられます。
レンタカーを12時間で借りておけば余裕で終えられますが、こればっかりは引っ越し距離によって変わる部分かと思います。
実際に自分で引っ越し作業をしてかかった時間について覚えている4回をまとめてみました。
- 引っ越し距離:車で1時間半
- 車の大きさ:7人乗りの乗用車
- 往復回数:0回(自転車含め)
- 引っ越し時間:2時間程度
- 時間帯:休日昼間
初の引っ越しで冷蔵庫や洗濯機はまだ購入していなかったので荷物も少ない状態でした。往復しないとかなり楽です。
- 引っ越し距離:車で40分
- 車の大きさ:7人乗りの乗用車
- 往復回数:3回(自転車含め)
- 引っ越し時間:3時間~3時間半程度
- 時間帯:深夜1:00ぐらい
往復回数の割にそれほど時間はかかりませんでした。
深夜に荷物を運んだことで通常車で40分かかる道のりを25分前後で行き来することができました。
- 引っ越し距離:車で50分
- 車の大きさ:5人乗り乗用車(小さめ)/8人乗り乗用車(レンタル)
- 往復回数:4回(自転車別)
- 引っ越し時間:5時間~6時間程度
- 時間帯:昼間
この時は大きな家具をリサイクルショップで売っていたので時間がかかりました。
それと、実家の車が小さかったためレンタカーも同時に使用しています。
- 引っ越し距離:車で20分
- 車の大きさ:7人乗り乗用車
- 往復回数:3回(自転車別)
- 引っ越し時間:2時間程度
- 時間帯:昼間~夜
かなりの近距離だった割に時間がかかっているのは車に荷物を運ぶのに手間取ったため。引っ越し先でも運ぶのに時間がかかった気がします。
自分で引っ越しする場合に後悔するケースとは?
僕はなんだかんだで後悔したことはありませんが、何度かやってみると「○○だったら嫌になっていたかも」というケースは多々あるように感じました。
自力で引っ越し作業をして後悔するパターンについてまとめてみたので参考にしてみてください。
引っ越し先の距離があまりにも遠い
1つの県をまたぐ程度であれば車移動なのでそこまで苦でもありませんが、片道に2時間以上かかる距離感なら後悔する可能性は高いです。
時期や時間帯によっては渋滞に巻き込まれる可能性もありますし、距離が長くなればなるほどそのリスクも高くなります。
また、必ずしも1度で運びきれるとは限らないので長距離の引っ越しなら素直に引っ越し業者を利用したほうがはるかに楽です。
実際、これまで自力の引っ越しばかりしていた僕でさえ長距離なら業者を利用しようと考えているぐらいです。
車が小さくて1度に運びきれない
レンタカーを借りずに自分の実家の車を使ったり、レンタカーを借りるにしても小さい車種を選んでしまうと荷運びの際に往復する羽目になるので場合によっては後悔する可能性があります。
僕の場合は一度実家の車で荷運びをした際に車が小さかったせいで合計3往復しました。
幸い、近距離の引っ越し(片道30分以内)でしかも道も空いている時間帯に行っていたのでそれほど後悔することはありませんでしたが、中距離以上だったら間違いなく後悔していたでしょうね。
どのぐらいの荷物を一度に運べるか想定するのは難しいですが、なるべく大きな車(軽トラックやワゴン)を用意しましょう。
頼める友人がいない
今まで引っ越した際はすべて友人や恋人に手伝ってもらっていましたが、もし仮にこの作業を自分1人でやっていたとしたら間違いなく後悔していたでしょう。
段ボール等の小物に関しては自分1人でも平気で運ぶことができるので大丈夫ですが、問題は大型家電や家具。
洗濯機や冷蔵庫は正直言って大人の男でも1人で運ぶのは相当きついです。
引っ越し屋のお兄さんとかは1人で運んでいる猛者も普通にいますが、一般人にはこんなものを1人で運ぶのは不可能です。
台車があればまだマシかもしれませんが、自分の部屋に運ぶためには階段があったりちょっとした段差があるので大変です。
さらに荷積みや荷卸しも倍の時間がかかると考えると、間違いなく後悔するケースだと思います。
2階や3階など階段を使う階
僕は今まで1階に住むことが多かったのでそこまで感じませんでしたが、1度だけエレベーターなしの3階に住んだ時に辛さを感じました。
荷卸しの際に往復距離が長くなってしまうのと洗濯機や冷蔵庫の大型家電を運ぶのが思っている以上に大変でした。
友人と2人で運んでみましたが、休憩を挟まないと部屋まで運ぶのは無理でした。
ダンボールに詰めた荷物が重すぎた際もちょっと苦労をしたので、階段しかない物件での引っ越しは後悔を伴う可能性があります。
エレベーターがある物件なら2階だろうと10階だろうと1階と変わらずかなり楽に荷物を運ぶことができます。
自分で引っ越しをするメリットとデメリット
すでにわかっているとは思いますが、念のため自力でやるメリットとデメリットについて挙げていきます。
- 最低限の費用で済ますことができる
- 日時は自分の好きな時間で調節できる
なんといっても最大のメリットは最低限の費用で済ますことができること。後は全ておまけみたいなものです。
引っ越し業者依頼料は安くても3万円程度で相場は約4万円。
自力で引っ越すのであれば仮に車がなかったとしてもレンタカー代が5,000円、ガソリン代や交通費用合わせても10,000円はかかりません。
友人に謝礼をするなら別途その金額が発生しますが、それでも数万円も浮かせることができるので、そのお金で家具や家電を揃えることができます。
繁忙期の場合、引っ越し業者の料金は高くなりますし、そもそも予約が取れない状況になっているので自力のほうが何かと都合が良いのも事実です。
- 小さい車だと荷物の運搬ができない
- 全て自分で運ぶので疲れる
- 運転が面倒
- 時間がかかる
実家の車を使用したり、友人に強力を頼むのであれば良いですが、小さい車しか持っていなかったり、車自体を持っていない場合はレンタルしなければなりません。
また、引っ越し先が遠いと運転時間もかなりかかってしまうので疲れますし、時間ももったいないですね。
僕の経験上、車で1時間~2時間程度の距離なら引っ越し業者を使わずに自分で運んだ方が良いと思います。逆に2時間以上かかったり、そもそも家族分の荷物量の場合は車で往復することにもなるので大変すぎるので引っ越し業者に頼んだ方が良いと思います。
自分1人なら大きい荷物だけ運んでもらうのも手
手伝ってくれる人が誰1人としていないのに冷蔵庫や洗濯機を1人だけで運ぶのは正直言ってかなり大変です。
持ち上げらることができたとしてもそれを運ぶのは一苦労ですし、下手な運び方をすれば壊れる可能性もあります。
もし1人だけなら大きい荷物や重い荷物だけ引っ越し業者に頼んで、自力で運べるものは自分で運ぶというやり方がおすすめです。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- ソファ
- デスクや椅子
- ベッド
- 自転車
冷蔵庫や洗濯機はかなり重いので相当腕力に自信がないと1人だけで運ぶのはきつくて、場合によっては腰を痛めてしまう危険性もあります。
すべての荷物を業者に頼むと高くなってしまうので最低限自分1人じゃ無理なものだけお願いして、1人で運べるもの(1度に車に積める量)を残しておきましょう。
自分で引っ越しをするコツや手順について
では早速、具体的な方法や引っ越しのコツなどについてご紹介していきます。
重さを考えてダンボールにまとめておく
これは引っ越し業者に頼む時もそうですが、運搬が楽になるように出来る限り荷物をまとめておきましょう。
段ボールは近くのスーパーなどで無料で貰えるので引っ越しの1週間前には貰っておいてください。
冷蔵庫や洗濯機などの大きい荷物はそのままで大丈夫ですが、冷蔵庫の中身はない状態にしておきましょう。
ダンボールに詰めるコツとしては1つの物に詰め込みすぎないこと。
自分で運ぶ際にあまりにも重いと運ぶのか苦痛になりますし、ダンボール自体が破れる可能性もあります。
以前引っ越し作業をした際に洋服を詰め込みすぎたせいで一人で持てませんでした。
カーシェアサービスを利用する
以前まではレンタカーというのはお店に行って手続きを踏んだ上で借りなければならない上に、返す時間帯というのもお店が営業している時間帯が上限でした。
最近はスマホ1つでレンタカーの予約ができ、駐車場に置いてある車をそのまま借りて返すというカーシェアサービスが普及しているのでこれを使わない手はありません。
15分単位で借りる時間を設定できる上に深夜に返すことができたり、夜の時間帯は料金が安くなったりと良いこと尽くめです。
いろんなカーシェアサービスがありますが、ドコモが提供している「dカーシェア」が比較サイトでも上位にあがるほどおすすめです。
大きい荷物は先に運ぶ
荷物が多い場合は往復する必要が出てきます。
最初に運ぶ荷物はできるだけ大きいものや重いものを中心としてください。
車に隙間が出来たら、小さい荷物を入れるようにしましょう。
大きいもの→中くらいのもの→小さいもの
この運ぶ順番は引っ越しでは鉄則です。
小さいものから運ぶと荷物が入らなくなります。
荷物運び1回目は体力にまだ余裕がありますが、運ぶにつれて重いものを運ぶの辛くなってしまうので、出来るだけ重いものは最初に運んでおくと後々楽になります。
傷がつくと困るものには服を挟み込む
例えばテレビや鏡など、傷がついてしまうと困るものというのはいくつかあります。
わざわざ使わない布をかけるのはもったいないので洋服等を間に挟み込んでおくと一石二鳥です。
引っ越し業者と違い、自分で荷物を運ぶ場合は荷物自体に傷がついてしまうリスクが高くなるので十分に気を付けてください。
僕が現在使っているデスクもかなり傷がついていて後悔しているので結構重要です。
道が混まない時間帯(深夜など)に運ぶ
引っ越し=昼間のイメージですが、深夜に運んだ方が色々とオトクです。
例えば通常引っ越し先まで2時間かかる距離だとしたらその1時間半程度で行くことができます。
深夜は基本的に交通量が圧倒的に少なく、渋滞になることもほとんどないのでかなりの時間削減につながります。
最も、引っ越しを深夜に行うと物音がうるさくてトラブルになる可能性もあるので十分注意して行いましょう。
冷蔵庫や洗濯機など大きな荷物は物音がしてしまうのでなるべく昼間に、段ボール運びは深夜にするのが個人的にはおすすめです。
まとめ
後悔するかどうかは手伝ってくれる人がいるかどうか、引っ越し先の距離によって変わりますが、終わった後で後悔することはありません。
「これは失敗したな~」とか「こうすればよかったな」とか僕が感じたものなんかをまとめていきます。
- 引っ越しは計算したより時間がかかることの方が多いので余裕をもって計画を立てる
- 段ボールに荷物を詰め過ぎすると後悔する
- 引っ越しする時間はできるだけ帰宅時間や土日を避ける
- 引っ越し後に荷物をどこにしまったかわからなくなるので、出来るだけ分別をして、段ボールに記しておく
- 必ず忘れ物等がある(実家からの場合)のでよく確認するようにする
当たり前のことかもしれませんが、意外と忘れていたりするので軽く目を通して置いてください。