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賃貸アパートというのは騒音に関するトラブルが非常に多いです。
騒いだり足音等もトラブルでよくあることですが、ドアの開け閉め音に関しても日常生活音としてストレスを感じる人は多いです。
今回は隣人のドアの開け閉め音がうるさいと感じたときに対処法や自分が苦情を言われたときの対処法について紹介していきます!
目次
ドアの開け閉め音はどのぐらい響く?
扉と言っても様々で、玄関のドア、部屋内部に設置されている開き戸、引き戸に関しても騒音トラブルの原因に発展することはよくあります。
僕が以前住んでいたマンションは2DKで部屋内部に引き戸が設置されていたため、隣りや下の階の部屋の開け閉め音はよく聞こえてきました。
うるさいと感じるかどうかは人それぞれです。
耳の良い人や神経質な人ならちょっとした音でもうるさいと感じますし、逆にあまり音を気にしない人なら少し騒がしくても何も思わないでしょう。
苦情を入れる際に「隣人が夜騒がしい」と曖昧な表現をするのはあまりおすすめできません。
しっかりと対処してもらうためには客観性が必要です。
騒音かどうかの基準値というのは平成10年に公布された環境省の告示によって定められています。
昼間 (6:00~22:00) | 夜間 (22:00~6:00) | |
---|---|---|
音の大きさ | 55デシベル~ | 45デシベル~ |
昼間の場合は車の音や通行人の喋り声等が含まれていたり、生活的基準により55dBまでそこまで気にならないと言われています。
逆に夜間の場合は環境音もほとんどなく静かな状態となっているため45dB以上の音が出ているとうるさいと感じるようです。
日常生活における騒音の大きさを平均を表にまとめてみました。
音の大きさ | |
---|---|
ドアの開閉音 | 75dB |
子供の走る音 | 65dB |
掃除機 | 70dB |
洗濯機の音 | 70dB |
椅子を引きずる音 | 50dB |
大人の足音 | 45dB |
話し声 | 60dB |
ドアの開閉音は一瞬なのでトラブルには発展しにくいですが、音の大きさとしてはかなり高い部類に入ります。
玄関の開閉音なら仕方ないかもしれませんが、中部屋の引き戸や開き戸を思いっきり閉めれば大きな音になり、苦情を入れても良いレベルです。
生活音なのである程度は仕方ないですがあまりにもうるさいと感じるようなら苦情を入れましょう。
騒音問題になりやすいのは引き戸
賃貸物件の場合、大きく分けて3つのパターンの扉が存在します。
一番メジャーなのが開き戸型。ドアと言えばやはり開き戸のイメージが強いかと思います。
3種類の中では防音性も高く、閉まるときも一部分が「カチャ」という音を立てるだけなので比較的音の静かな扉です。
騒音トラブルには比較的発展しにくい扉タイプです。
少し築年数が経っている物件や1LDK等の広い間取りだと引き戸型タイプが多いです。
このタイプは上下のレーンを戸車が走ることで開閉を行うため摩擦の影響を受けやすく「ゴロゴロ」という重低音が鳴り響いてしまうのが特徴です。
振動を与えてしまう重低音は隣りの部屋だけでなく、上下階にまで響いてしまうほど音が大きいです。
レーンが劣化して凸凹しているとさらに衝撃音は大きくなります。
また、扉の材質が木材ということもあり閉める際に扉の面がぶつかってしまい大きな音が立ってしまいます。
賃貸物件の中では最も騒音トラブルになりやすい扉タイプです。
木造アパートに多いのがふすま型。
基本的には引き戸型と同じで横にスライドさせる開閉方法で和室なんかだとほぼ間違いなくふすま型ですね。
素材的に一番防音性が低く、ほとんど音は筒抜け状態になってしまうものの開閉音は意外と静かで戸当たりだけが問題となります。
隣人のドアの開け閉めがうるさいときの対策
自分の部屋であれば意識して静かに閉めるようにしたり防音テープ等で対策できますが、隣人がうるさい場合は相手ありきとなってしまうので確実な方法はありません。
もちろんある程度有効的な対処法もあるので紹介していきます。
大家や管理会社に連絡する
最も手っ取り早いのは管理会社に騒音被害に悩まされているという報告をすることです。
管理会社はこういったトラブル報告には慣れていますから堂々と報告しましょう。
「〇〇〇号室の方のドアの開け閉め音が大きくて困っています」と報告すれば、クレームが入っていることをそのまま伝えてくれます。
誰がクレームを入れたかはわからないようにしてくれるので安心してください。
ただ、この方法はすぐに騒音を収める方法ではないのでその日は我慢するしかありません。
後日その人に通知を送ったとしてもそれを見るのは数日先ということになります。
管理会社が必ずしも即座に電話して対応してくれるわけではないのでその点は注意が必要です。
引っ越したばかりで苦情を入れても一向に改善が見られない場合は別の部屋に移動を無料で許可される可能性もあります。
例えば現在201号室に住んでいて隣人があまりにも騒がしかった場合、空室の301号室に移動させてくれることも。
空室状態にもよりますし、管理会社がどこまでしてくれるかはわかりませんが”引っ越したばかり”であれば部屋の移動願いを出してみるのも手です。
直接手紙や張り紙をして注意を促す
僕自身、一人暮らしをしていてこれまで何度か苦情を入れられたことがあります。
管理会社から連絡が来たことはありませんが、自分が出している音がどれぐらい隣人に聞こえているかというのはわからないもので、知らず知らずのうちに大きな音を出してしまっているというケースもあります。
僕の場合は直接「深夜、静かに」という張り紙をされました。
今までは分譲賃貸ということもあり、多少騒いでも大丈夫という認識でしたが注意されることで「意外と音聞こえているのか」と認識することができました。
騒がしくている本人は自覚がないケースも多いので、管理会社に言うほどではないけど静かにしてほしい場合は張り紙や手紙を出すのも手です。
『お忙しいところ、お手紙にてご連絡申し訳ございません。
このたび、生活音についてお願いしたいことがございます。
毎週金曜日の深夜○○時頃から話し声や笑い声が聞こえることがございます。
近隣の迷惑にもなりますので、ご理解の上○○時以降はご配慮いただけますと幸いです。』
脅迫のような手紙はトラブルをさらに大きくする原因になるので、穏便に済ませたいなら常識的な手紙を出すと良いでしょう。
隣人側に家具を寄せて配置する
隣人の開閉音がうるさい場合は家具をそちら側にすべて寄せてみましょう。
本棚や背の高いラック等をすべてそちら側に寄せることにより遮蔽物が増えるので音をある程度吸収してくれる働きがあります。
また、物理的な距離を取ることもできるので無音とはいかずともいくらか音の聞こえ方はマシに感じます。
玄関の音に悩まされている場合は意味がありませんが、部屋内部の引き戸や開き戸の騒音対策としては有効です。
同時に他の生活音も緩和されるのでうるさいと感じる場合はやってみましょう。
耳栓等を使用して対策する
管理会社に連絡しても静かになるかどうかは相手次第です。
こういった騒音トラブルというのは賃貸物件ならよくあることで、そんな簡単に追い出すこともできないのが現状です。
どうしてもうるさいと思うのであれば耳栓等で対策をするのがおすすめです。
隣人がうるさいのに自分が対策をするのはおかしな話ですが、賃貸である以上借主の立場が強いので簡単に追い出すことはできません。
耳栓をするだけで約30db程度軽減させることができるので基準値である45db以下に抑えることができ、多少うるさくても快適に寝ることができます。
ドアの開け閉め音がうるさいと言われたときの対処法
自分がうるさいと苦情を言われたときの対処法について紹介していきます。
うるさいと感じるかどうかは人によって違うと思いますが、昼間よりも夜のほうがストレスに感じることが多いので特に夜中はある程度意識する必要があります。
防音テープを設置する
部屋のふすまや引き戸、窓を閉めるときの「ぴしゃっ」という音を防ぎたいなら戸当たりテープがおすすめです。
戸当たり部分に設置することでクッション性のある材質が音をほとんどすべて吸収してくれることにより衝撃を防いでくれます。
意識して開閉できればこういったものは必要ありませんが、無意識にやってしまうことも多いのでこういった戸当たりテープを設置するとかなり快適になります。
ロウソクを使って滑りを良くする
引き戸の場合は戸当たりもそうですが、開け閉めする時の「ゴロゴロ」と鳴り響く低音も騒音問題になりやすい部分です。
この音は開閉により摩擦が生じることにより、それが引き戸全体に伝わります。
引き戸は壁や床とも設置しているので音が全体に伝わります。
また、振動音なのでより遠くまで響く性質があり、その結果トラブルの元となってしまうのです。
まずは引き戸の溝部分をよくチェックしてみてください。
埃やゴミが溜まっていたりするだけでも摩擦が追加されてしまい、うまく閉まらなかったりうるさい音の原因になっている可能性があります。
原因が単なる摩擦の場合はロウソクを購入して溝に塗って滑りをよくしてみましょう。
ロウソクは100円均一などで普通に売っているのでわざわざネットで購入する必要もないかと思います。
ローラーがついている場合は引き戸を取り外してローラー部分にも丁寧に塗っていきましょう。
管理会社に交換や点検を依頼する
引き戸はもちろん、開き戸の場合も扉が劣化していたり戸車の影響で想定よりも音が大きくなってしまっている場合が考えられます。
賃貸物件の場合、入居時に劣化している、もしくは破損している部分に関しては管理会社側は負担しなければなりません。
特に騒音問題として指摘された場合は管理会社としても交換して騒音がなくなったほうが余計なトラブルにならなくて済むので進んで交換・点検をしてもらうことができます。
まとめ
- ドアの開け閉め音は75デシベルとかなり大きな音
- うるさいと感じる場合は管理会社に連絡して「寝不足」等の身体的影響を伝えると効果的
- 改善されない場合は家具を寄せたり耳栓して対策する
- 自分が苦情を言われた場合は戸当たりテープ等で簡単に対策可能
- 劣化による影響もあるので一度管理会社に見てもらうのも良い
集合住宅ということもあり、ある程度の音に関しては仕方ありませんが、寝ている最中に隣人の開閉音で起こされたりして日常生活に影響を及ぼしている場合は管理会社に相談してみましょう。
どの程度音が聞こえるのか隣人もわかっていなくて意識していないだけというケースも多いので、手紙を出したり管理会社に言ってもらうだけで改善されることもよくあります。
自分が苦情を言われた場合は劣化が原因なら直してもらうのが手っ取り早いです。
普段意識して開閉をするのが嫌なら戸当たりテープが安くて効果も高いのでおすすめ。
少しでも参考になれば幸いです。
毎日、早朝、深夜に関係なくドアの思いっきり閉める騒音に悩まされています。
となりの一軒家は賃貸ですが、うちはローンも払い終えてホッとしたトコです。
なのに、二年前にガサツな一家が越して来て
飼い犬はストレス性の胃炎になり、次男はうるさくて眠れないので、23才で就職したてで資金も無いのに1人暮らしするハメに。
家族は睡眠障害で睡眠導入剤を飲んでも隣の家のドアの閉める音で起きてしまいます。
あからさまな母子家庭アピールの表札には
母と娘2人の名前が。でも男性が住んでいます。
そいつが1番ガサツでうるさい!
鼻が悪いらしく、鼻を噛む音が汚らしく
早朝深夜もその汚い音で寝られません。
本当に心身ともに疲れています。
心臓麻痺がおこるくらいの爆音でドアは閉めるし時間帯など気を遣う気配もありません。
全ての音が騒音なんです。
愚痴るしか出来ないので。