この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
初めて一人暮らしをする場合はわざわざ専有面積なんて気にする人はそういないと思いますが、専有面積=部屋の広さなので意外と重要です!
今回は一人暮らし(1R、1K、1DK)の平均的な専有面積や実際どのぐらいが狭いと感じるのか、広いと感じるのかについて少し具体的な話をしていきたいと思います。
目次
一人暮らしの平均平米数
専有面積とは簡単に言うと部屋内部にある床面積の合計のこと。
部屋内部となるのでバルコニーやベランダは専有面積には含まれません。
ロフト付き物件も天井までの高さが1.4m以下の場合は専有面積に含まれないという特徴があります。
SUUMOの調べによると20代で一人暮らしの平均専有面積は27.4㎡。
詳細はこのようになっています。
- ~20㎡:17.2%
- ~23㎡:12.7%
- ~25㎡:16%
- ~27㎡:10.8%
- ~30㎡:16.7%
- ~35㎡:7.7%
- ~40㎡:11.9%
- それ以上:4.0%
6畳の部屋でそこまで専有面積が広くなることはありません。
おそらくこれは1DKの部屋に住んでいる人やそれ以上の間取りに住んでいる人のデータもまとめているので普通よりも専有面積の平均が広くなっていると思われます。
同様の調べでは一人暮らしのボリュームゾーンは「~18㎡」で、全体の3割となっています。
約半数が20㎡以下の物件で生活しているというのが実態です。
中央値はワンルームや1Kだと20~22㎡ぐらいが平均的な広さになります。
平米数ごとの部屋の広さ目安
風呂トイレ別かユニットバスか、クローゼットの有無等でも変わりますが、㎡数ごとの部屋の広さ目安がこちら。
㎡数 | 全体畳数 | 部屋の広さ目安 |
---|---|---|
18㎡ | 約9.7畳 | 約7.5㎡(約4畳) |
19㎡ | 約10.4畳 | 約8.5㎡(約4畳半) |
20㎡ | 約10.9畳 | 約9.5㎡(約5畳) |
21㎡ | 約11.5畳 | 約10.5㎡(約6畳) |
22㎡ | 約12.1畳 | 約11.5㎡(約6畳半) |
23㎡ | 約12.6畳 | 約12.5㎡(約7畳) |
24㎡ | 約13.1畳 | 約13.5㎡(約7畳半) |
25㎡ | 約13.7畳 | 約14.5㎡(約8畳) |
一人暮らしの中には独立洗面台が備わっている物件だったり、脱衣所がある物件だったりするので部屋の広さは広くても8畳程度ということです。
仮に部屋の広さが6畳だった時の一般的な一人暮らしの平米数がこんな感じ。
場所 | 畳数 | 平米数 |
---|---|---|
リビング | 6畳 | 約10.5㎡ |
キッチン廊下 | 2畳 | 約3.6㎡ |
トイレ | 0.7畳 | 約1.7㎡ |
お風呂場 | 1.8畳 | 約3.3㎡ |
クローゼット | 1畳 | 約1.8㎡ |
合計 | 11.5畳 | 約21.0㎡ |
6畳のお部屋では専有面積はだいたい20㎡前後になることが多いです。
もちろんあくまで参考値ですが部屋の広さが変わったとしてもトイレやキッチン廊下などの広さが変わることはほとんどありません。
実際にキャッシュバック賃貸でもいくつか物件を調べてみました。
21㎡~23㎡ぐらいですね。
21㎡の間取りはこんな感じです。
先ほど紹介した通り、部屋の広さが6畳程度だとだいたい20㎡~21㎡ぐらいで収まることが多い。
アパートでも検索してみました。
この物件の専有面積は18㎡ですが洋室は6畳。
この物件の場合はキッチン廊下がないのでその分の面積がキッチンの広さに足されて専有面積は狭くても実際は割と広く感じるはずです。
家賃というのは専有面積から計算されることが多いので、広くて家賃の安い物件に住みたいなら「廊下なし」のほうがコスパとしては高いです。
一人暮らしの必要最低限生活に必要な広さは25㎡
厚生労働省が定める「住生活基本計画における居住面積水準」によると、一人暮らし(単身者)の最低限必要とされる部屋の面積は25㎡となっています。
場所 | 畳数 | 平米数 |
---|---|---|
リビング | 8畳 | 約14.6㎡ |
キッチン廊下 | 2畳 | 約3.6㎡ |
トイレ | 0.7畳 | 約1.7㎡ |
お風呂場 | 1.8畳 | 約3.3㎡ |
クローゼット | 1畳 | 約1.8㎡ |
合計 | 13.5畳 | 約25.0㎡ |
25㎡を元に先ほどの専有面積に当てはめてみるとお部屋の広さはだいたい8畳程度が理想ということになります。
こちらは8畳の部屋ですが、何も置かないと本当に広く感じます。
逆に6畳の部屋だとベッドを置いただけで部屋が狭く感じますし、テレビやソファを置くとベランダまでの同線が作れないほど窮屈な間取りになってしまいます。
部屋にあまりものを置かないタイプであれば6畳程度でも十分満足した生活を送れます。
部屋の広さは7畳~8畳が理想
一人暮らしの部屋の広さの中央値は6畳程度です。実際に探してみると物件数で一番多いのが6畳。
ただ、6畳の部屋に住むとほぼ必ず「狭い」と感じるはずです。
引越し予定の僕の部屋、6畳らしいんですが、半分くらい積みプラで埋まると思うと泣けてきたな
— ぽてと (@zaku3runrun) March 30, 2021
部屋充実してきた〜ただ6畳はやっぱり狭い
— ゆっきー (@yukky_966) March 28, 2021
ベッドやテーブル、テレビを置くと部屋はほぼ埋まってしまいますし、人を呼ぼうとすると2~3人が限界。
配置を考えるにもクローゼットやベランダの位置も考慮しないといけなくなるので家具はほぼ固定位置になります。
7畳もあまり変わらないように思えますが、実際に僕が住んでみた感想としてはこの1畳がめちゃくちゃでかいと思いました。
部屋に若干のゆとりが生まれて生活する上で狭いと思うこともあまりないでしょう。
最近はテレワークも増えているのでデスクを置いたりする予定なら最低7畳以上は欲しいですね。
逆にデスクを置かず、人も呼ばない環境であれば6畳でも問題なく生活できます。
クローゼットは約1畳程度
クローゼットも大きいに越したことはないですが、最低限必要な畳数は1畳程度。
1畳と聞くと狭く感じるかもしれませんが、一般的な一人暮らし用のクローゼットサイズはだいたいこのぐらいです。欲を言えばもう少し欲しいなと感じます。
ちなみに2畳以上はウォークインクローゼットと呼ばれます。
一人暮らし用物件はとにかく収納スペースに困るのでクローゼットの有無、そして広さは結構重要。
特に女性は荷物が多いので広いに越したことはないでしょう。
部屋が6畳でクローゼットなしだと新たにラックを設置する必要があるのでほんと狭くなります。できれば選ばないように。
荷物が多くて広いクローゼットが欲しいという場合はタンスやクローゼットが2つついているような物件を選ぶと家賃を抑えつつ収納スペースを確保できるのでおすすめです。
キッチンは2畳~3畳が理想
1Kなどの一般的な物件のキッチンだと2畳程度。
正直広くはないです。廊下部分にキッチンが備わっているような形になるので調味料などの置き場に困るかも。
また、正確にはキッチン廊下の専有面積なだけで廊下が広くてもキッチンが広いとは限りません。
どちらかというとキッチンに関してはまず優先してキッチン自体の広さを考えてください。料理をする人なら最低限まな板が置けるような広さじゃないとかなりストレスが溜まります。
一人暮らしの物件だとまな板すら置けないようなキッチンも多いので注意が必要です。
廊下部分がないのであれば3畳あれば十分広々と使いやすく、食器棚なんかも置ける余裕が生まれます。
ただ、広さを取ろうとすると1DKや1LDKとなってしまい賃料が上がるのが難しいところ。
【理想】
参照:https://interior-book.jp/62999
料理好きって人はキッチンの広さ重視で物件を選ぶべし。広さだけでやる気がほんとに変わるので。
内見前なら写真をよく見ておきましょう。ない場合は内見時に必ずチェックしてください。
トイレ+風呂場も2畳~3畳
参照:http://nonizm.com/cleanup/post-161/
長くいる場所でもないので正直そこまで広さを求める必要はないでしょう。トイレとお風呂場合わせて2畳~3畳程度が一般的です。
たまに「お風呂場は広い方がいい」って人もいますし、確かに広いに越したことはないんですけど”生活する上で長時間いない場所に広さを割く必要はない”というのが個人的な見解です。
まぁ脱衣所は合った方が生活はしやすいので、より快適に過ごしたいなら独立洗面台+脱衣所が設けられているような物件を選ぶべきです。
ワンルームは必ず平米数で判断すべき
1Kの場合は部屋の広さが「6畳」や「8畳」と記載されているので直感的に広さがイメージできますが、ワンルームの場合は語弊のある記載となっているので注意が必要です。
ワンルームは”廊下まで含めた部屋の広さ”の記載となっています。
この物件は一見すると8畳もあるので広そうに思えますが、これは入り口からキッチン部分の廊下の面積も含まれているので、実際の部屋の広さは6畳程度となります。
ワンルームのお部屋は仕切りがないためこういった記載になることが多く、内見時に「思っていたよりも狭く感じる」と思うことが多いので注意してください。
専有面積より部屋の広さで考えよう
- 一人暮らしの平均(中央値)的な専有面積は20㎡~22㎡程度(1K相当)
- 専有面積よりも”部屋の広さがどの程度か”が重要
- 快適に過ごしたいなら8畳程度、最低限の生活なら6畳程度が理想
なんだかんだで専有面積というのはあくまでも目安に過ぎません。
重要なのは部屋の広さ、そして収納スペースがあるかどうかです。7畳で収納スペースも充実しているなら生活していて困ることはありません。
畳数がわからない場合は内見する時に営業マンの方に直接聞いてみると良いでしょう。
あえて目安として見るなら25㎡未満なのかそれ以上なのかで判断してみてください。
特に20㎡未満だとほぼ確実に狭く感じます。だからと言って広すぎても家賃が高くなるのでコスパ的には良くないかもしれません。
正方形と長方形の部屋!6畳でも広く見せるレイアウトを考えてみた
一人暮らしの部屋探しにおすすめの不動産サイト
部屋探しで重要となるのは「取扱物件数の多さ」と「物件の新鮮度」です。
店舗で探すと現段階で空室となっている物件を探せるものの物件数がスーモやホームズに比べるとかなり少ないです。
逆にネットで探すと物件数は多いものの、すでに成約済み物件も混じっていたり、おとり物件も存在しているので意外と効率が悪いです。
おすすめの不動産サイトはイエプラ。
運営会社 | 株式会社エヌリンクス |
---|---|
対応エリア | 関東・関西 |
店舗数 | 2店舗 |
物件数 | 約500万件以上 |
特徴 | 自宅にいながら部屋探しができる チャットでやり取りが可能 新着物件を手に入れられる 細かい条件を伝えられる |
イエプラの場合は”家にいながら店舗で探してもらう”ような感覚で部屋探しができます。
今現在空室となっている物件のみを提供してもらえて物件数も多く、他社サイトに載っている物件で気になる部屋がある場合はURLを送るだけで紹介してもらえます。
無料で使えるサービスとしてはかなりクオリティが高いので部屋探しの際に使ってみてください。