和室で一人暮らしってどう?賃貸で畳部屋に住むメリットとデメリット

昔は、ワンルームを借りれば和室がほとんどだったみたいですが、最近はフローリングの部屋が圧倒的に多くなっています。

畳ってちょっと古臭いイメージもあるので敬遠してしまいがち。

そこで今回は一人暮らしで和室を選ぶメリット・デメリットについてまとめてみましたので、部屋探しをしている方は参考にしてみてください。

和室のメリット

メリット
  1. 家賃が安い
  2. 防音性が意外と高い
  3. 夏は涼しく、冬は比較的暖かい
  4. 寝転がっても痛くない
  5. 布団がカビにくい

1.家賃が安い

検索してみるとお分かり頂けるように和室は洋室に比べて家賃が安いことが最大のメリット。

これは和室よりもフローリングの方が若者に圧倒的人気があることで需要がなくなっているためです。

それと新居の賃貸物件は和室にすることがないので、相対的に古い物件が残ることも関係しているでしょう。

2.防音性が意外と高い

和室は洋室に比べて防音性が高いのも魅力です。

畳が音を吸収してくれるため足音が下の階まで響いたり、逆に上の階の人の足音が気になりにくいです。

もちろん壁が薄いと話し声なんかは普通に聞こえてくるのでそこまで恩恵は感じにくいですが、音を多少吸収してくれるのはメリットです。

和室物件はコルクマットを敷くのと同じような効果があるので、上の階の人の足音が気になっている場合や自分の足音が気になってしまう人には良い点です。

3.夏は涼しく、冬は比較的暖かい

洋室に比べると畳の温度差が比較的緩いので夏場は洋室より涼しく、冬場は少しだけ暖かく感じます。

とはいっても正直そこまで恩恵を感じるものではないので、無視するレベルのメリットかも。

暖かいと言っても冬場の冷え込みはかなりのものなので素足だとやっぱり「冷たい」と感じるのはフローリングと一緒です。

4.寝転がっても痛くない

畳が少し柔らかいのでカーペットを敷いていなくてもどこでも寝れるのは生活しているとかなり楽です。

疲れたときに適当に畳に転がって~とかできるのはありがたい。

  • カーペットをわざわざ購入する必要がない
  • ベッドを購入する必要がない

畳が柔らかいことで、こういったコストを抑えることができます。

カーペットはともかく、ベッドは安くても1万円以上するのでかなり節約できます。

ベッドは自力で引っ越すときにかなり持ち運びが大変なので長く住まないならない方がいいですね。

フローリングの場合に敷布団だと5㎝以上の厚みのあるマットレスがないと底付感がありますが、畳の場合は安くて薄手のマットレスでも畳と相乗効果があるので痛みを感じることはありません。

5.布団がカビにくい

畳の特性上、水分を吸収する働きがあるので、ベッドじゃなくても布団がカビにくいです。

フローリング+布団だとすぐにカビるので注意してください。

もちろん万年床にしていると吸収した水分を放出することができないので畳から徐々にカビていってしまうので、フローリングほどじゃなくても定期的な換気と布団を干すのは重要です。

和室は安い?一人暮らしで畳み部屋に住むメリット・デメリットとは

和室に植物を置くと、それだけでおしゃれに見えます。

和室のデメリット

デメリット
  1. こぼすとシミになる
  2. 家具を置くと凹む(退去費用が高い)
  3. ダニが生息しやすい
  4. クローゼットがないので服がかけられない
  5. 畳の隙間にゴミが溜まりやすい

1.こぼすとシミになる

フローリングなら飲み物をこぼしても拭けば済みますし、カーペットも洗うことが出来ますが、畳みはそういったことが一切できません。

もし畳を汚してしまうとすぐに対処しないと退去の際に畳代金を請求されるので注意が必要です。

まぁフローリングだと傷がつきやすいという面もあるので畳と比較すると一長一短と言った感じですね。

2.家具を置くと凹む

畳の特性上、傷はつきませんが凹みます。

普通に生活していく上でこういった事に注意しておかないと退去費用がかなり取られてしまうというのが最大のデメリット。

和室だと畳・襖の交換費用を退去時に請求される、
事が多いです。
畳も襖も普通に使っていても結構汚れます。
普通に使っていて汚れたものは、
借り主負担で修理するものなんですが
契約書に『畳み・襖の交換費用は借り主が負担する』
という特約がだいたい入っています。
ですので、だいたい請求されますね。

参照元:教えてgoo!

 

フローリングの場合は1㎡あたりで交換することができるため、退去費用もそれほど高くはなりませんが、畳の場合は1畳丸ごと交換することになります。

フローリングの場合は1㎡あたり3,000円程度ですが畳の場合は1畳あたり5,000円~35,000円程度取られます。

3.ダニが生息しやすい

畳の特性上湿気を吸い取ってしまうので、換気をしないでいるとダニが大量に発生します。

先ほど布団がカビにくいということを言いましたが、これも換気をしないと普通にカビてくるので注意が必要です。

畳の中でもグレードの高いものを使用している場合はカビにくいんですけど、賃貸物件の場合は分譲賃貸でもない限り通常のイグサを使用しているので換気は必要。

4.クローゼットがないので服をかけられない

和室の場合は当然クローゼットではなく”押し入れ”になってしまうので、収納スペースがあったとしても服をかける場所がありません。

コートや上着をかけられないというは生活する上で結構なデメリット。皺になりやすいシャツとか畳んでおくわけにもいかないのでどこかに干しっぱなしにする必要が出てきます。

最近は押し入れの中に突っ張り棒を付けてなんちゃってクローゼットにもできるので、困ったら試してみてください。

畳の隙間にゴミが溜まりやすい

見た目上は綺麗に見えても畳というのは隙間がいくつもあるので畳と畳の間だけではなく畳を紡いでいるイ草にも細かいゴミが溜まりやすいという性質があります。

僕が以前和室に住んだときは入居したばかりにも関わらず叩いたら細かい粒子が表面上に浮き出してきました。

叩けば畳の中に振動を与えることができるので、このように埃が表面上に浮き上がってきます。

新品でもない限り埃は溜まっていますし、使用していれば自然と溜まってしまうので掃除することも難しいです。

和室に住んだことのある人の意見まとめ

和室ならではの魅力は多い物の、デメリットもあるので好みの問題もあるかと思います。

実際に住んだことのある人の意見をネットで探してまとめてみました。


 和室に住んでいて最悪だったという話は実際あまり聞きませんし、ネットでも見当たりませんでした。

畳の匂いとかもあるので部屋を自分好みの匂いにしたいとかだったら和室は避けるべきかもしれませんが、夏が涼しかったり独特な雰囲気を出せるのでこだわりがなければ和室でもありかな、と思います。

ただ「和室が怖い」という意見もちらほらあるのが個人的には気になりました。確かに和室って押し入れがあるので天袋とかふすまとかが怖い雰囲気を感じることはあるでしょう。

それと、どうしても古い雰囲気を感じさせるのでそういうのが嫌という人に和室物件は向きません。

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洋室と和室どちらが良いか

個人的には和室よりも洋室の方が好きですが、家賃の安さを見ると和室でも抵抗がない人は和室がおすすめです。

【和室がおすすめな人】

  • とにかく家賃を抑えたい人
  • 洋室にそこまでこわだりがない人
  • 和テイストの部屋にしたい人
  • 足音を気にしたくない人

退去費用がかかるのはデメリットですが、月々の家賃に比べたら大したことはありません。

フローリングでも傷がつけば退去費用として請求されるので和室でも洋室でも一緒。

ちなみに2DK以上の部屋になると一部屋和室になる物件が非常に多い気がします。

和室は安い?一人暮らしで畳み部屋に住むメリット・デメリットとは

家賃を抑えたい人&広い部屋に住みたい人は和室、和室がなんとなく嫌だと感じている人は洋室を選べば良いと思います。

個人的には畳独特の匂いが好きなのでありだとおもっていますが、どうしても古臭さを感じてしまうので、綺麗な部屋に住みたい人には向かないかも。

和室自体が最近では珍しくなっているので差別化を狙ってインテリアにこだわるというのも良いと思います。

6畳の和室をおしゃれにするインテリアデザイン集

”和室”と聞くと地味でちょっと暗いようなイメージで、頑張ってもあまりオシャレにならなそうですが、しっかりとインテリアを揃えることで洋室には出せない和室ならではの空間を作ることができます。

あえて洋室っぽくしてみる

参照:https://www.pinterest.jp/pin/556968678897801188/

和室=敷布団のイメージで、ベッドはNGな感じもありますが、実際にこのように洋室のように配置することで和と洋が調和した空間に仕上げることができます。

和室を完全に無視している部屋作りだけど意外とまとまりがあってオシャレに見えますね。

観葉植物を置いているのもポイントです。

間接照明を置いてみる

参照:https://www.interior-heart.com/seven-color/sit-alone/idea7.html

和室は間接照明との相性が良いです。

先ほどと同じように和室なのにベッドやソファを置いて洋室テイストにしていますが、間接照明を置くことによって和の雰囲気を醸し出すことができます。これはこれでオシャレですね。

家具のせいで部屋が狭くなってしまうという難点もありますが、秘密基地っぽさが出て面白いと思います。

和室×アジアンテイスト

参照:http://ccc-cc.cc/?p=4800

和室は色味的にアジアン風のインテリアとの相性も良いです。

なるべく背の低い家具を配置することでどこか懐かしいような落ち着く空間に仕上げることができます。

和室ならではの古めかしさ隠すのではなく活かした部屋造りってのもポイントが高いですね。

旅館風にコーディネート

参照:https://aflat.asia/coordinate/guide/layout-plan/step4/other-room/index.html

やっぱり和と言えば旅館などの部屋を思い浮かびます。

そこでとことん旅館の一室に部屋を寄せたインテリアを配置することでリラックスできる空間を造ることができます。

旅館によくある背もたれの低めな座椅子、部屋が狭いなら上記のような丸テーブルでもマッチするのでありです。

木目調の間接照明や観葉植物を配置するとかなりオシャレに見せることができます。

和室の不安点や疑問点まとめてみた

住む上で必ず疑問に思う和室の不安点についてまとめてみました。

虫って出やすいの?

和室と聞くと虫がよく湧くようなイメージがありますが、実際は古い物件に和室が多いのが原因です。

実際のところは同じ築年数であれば洋室とそこまで変わりません。

畳に使われている素材も昔は虫が湧きやすい藁を使っていましたが、現在はイグサや和紙、樹脂の畳なども増えているので虫はおろかダニやカビの発生を抑えてくれるものもあります。

和室の掃除方法って?

畳にも掃除機をかけることはできますが、洋室のように適当にやっていいというわけでもありません。

掃除機をかける場合は面に沿ってかけて原則として濡れ拭きは禁止。

畳は湿気を非常に嫌う(カビが生えやすい)ので飲み物をこぼしてしまった時は固く絞った雑巾で拭くようにします。

畳の上に家具を置いてもいいの?

畳の上に家具を置くイメージってあまりないかもしれませんが、インテリア例からもわかる通り意外と家具を置くと雰囲気も様になります。

当然家具を置いてしまえば設置している場所が凹んでしまいますし、凹んだ箇所に関しては退去費として請求されることになるわけですが全面張り替えではなく凹んだ箇所のみの修繕費用なので高額になることはありません。

また、足がある家具を置くよりも表面積の大きいものを置いた方が凹み自体も浅く済みます。

へこんでしまったら元に戻らないの?

程度にもよりますが、まだ浅い凹みであれば修繕することも可能です。

へこみの修繕方法
  1. へこんだ箇所に絞った濡れタオルを置く
  2. 濡れタオルの上からアイロンをかける
  3. へこみが消えたら畳が濡れている状態になるのでドライヤー等で乾かす

畳に使われているイグサは水分を含むと膨張するという性質があるのでアイロンで蒸気を充てることによって復活するというわけです。

畳の退去費用ってどのぐらい?

国土交通省の原状回復をめぐるガイドラインによれば畳は経年劣化などは考慮されず、傷をつけた場合の負担は基本的に入居者がするものと書かれています。

消耗品としての性格が強く、毀損の軽重にかかわら ず価値の減少が大きいため、減価償却資産の考え方を取り入れることにはなじまないことから、経過年数を考慮せず、張替え等の費用について毀損等を発生させた賃借人の負担とするのが妥当であ ると考えられる。

参照:国土交通省

畳を張り替えることになった場合は全面ではなく傷や汚れがある畳のみを張り替えます。

例えば1か所だけ汚してしまったのに退去費用として全面張り替えの金額が請求されたら払う必要はないということです。

また、畳の張り替えには「裏返し」「表替え」「新調」の3つの方法があります。

◆裏返し

その名の通り汚れた畳を裏返して再利用する方法です。畳には表と裏があり、裏返すことで新品のように使うことができるので軽度の傷等であれば裏返しが行われます。

◆表替え

畳の表面を新しくするという方法で正確には畳自体を替えるわけではありません。

飲み物の汚れとか中程度の傷、すでに裏返しが採用された畳の場合は表替えが行われることがあります。

◆新調

その名の通り畳を新しくするということです。すでに表替えや裏返し等を行っていたり、損耗が激しい場合なんかは新調することがあります。

張り替え方法退去費用(1畳)
裏返し約4,000円
表替え約5,000円~20,000円
新調約10,000円~35,000円

値段にばらつきがあるのは畳のグレードによるものです。イグサなら安く済みますがカビやダニが発生しにくい素材だとその分張り替え費用も高くなります。

だいたいこのぐらいの金額が相場なので、退去費用として高額請求された場合は素直に払わずに交渉しましょう。

少しの凹み程度であれば大家が負担してくれたり、畳の日焼けは通常損耗(普通に生活するだけで劣化する範囲)となるので請求されないことも多いです。

和室物件に住むなら積極的に交渉してみよう

フローリングに比べて和室の物件というのは人気が落ちるので、交渉事がしやすくなります。

例えばよくある家賃交渉もそうですが「古くなった畳を交換してほしい」と交渉すれば、もしかしたら新しいものと取り替えてくれる可能性があります。

大家としては多少妥協しても早く家賃収入を得たいのでこういった交渉に応じてれます。

以前私が内見した2DKの物件の1室が和室で、決めようと悩んでいたところ一緒に内見に同行していた営業マンから「この部屋に決めてくれるなら畳をすべて新品にすると大家さんが言っていますよ」と打診されたことがあります。

こちらから交渉を持ち掛けなくても少し悩んでいる素振りを見せるだけで交渉がスムーズに運ぶのでおすすめ。

同棲用の2DKもそうですが、ワンルームや1Kで和室となると築20年以上経っているので人気がかなり落ちて入居者が入りにくいので積極的に交渉してみましょう。

賃貸物件でトイレやエアコンの交換など交渉可能な8つの項目

和室物件を効率的に探す方法

和室の物件は家賃が安いですが、その分築年数が経っていて古い、部屋が汚れているなどのデメリットがあり「綺麗な和室の部屋に住みたい」という人はかなり探すのが大変です。

こういった物件を探したいのであれば「リフォーム済み」の物件以外には基本的にありません。ただ、リフォームの際に和室を洋室に変えてしまう大家も多く(人気がないから)、探すのは大変です。

個人的に今おすすめなのはイエプラ。

イエプラの仲介手数料は?口コミや評判が本当か実際に使ってみた感想まとめ

ネットでの部屋探しで条件を記載しておくと半自動的に新着物件を紹介してもらえます。チャット項目があり、専門スタッフに相談することもできるので「綺麗な和室物件を紹介してください」と言えばそういった物件だけをピックアップして探してくれます。

自分で探すと手間がかかることでも、ニュアンスを伝えることができるチャットがあるのがめちゃくちゃ使えます。

イエプラ公式ページへ

不動産に行くのも一つの手ですが、そもそも時間がかなりかかる上に取り扱い物件数が少なくてかなり効率が悪いのであまりおすすめしません。

自力で探したいという人は取り扱い物件数の多いスーモやホームズがやはり無難ですね。

参考までにどうぞ。

その他のメリット・デメリット

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