ベランダのない賃貸は後悔する?デメリットや意外なメリットまとめ

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

賃貸物件の中にはベランダやバルコニーがない部屋も存在します。

通常であれば物干し竿をかけて洗濯物を外に干すことができますが、ベランダ自体がないのであれば部屋干しするほかありません。

今回はこういったベランダのない賃貸物件に住むと後悔するのか、デメリットやメリットについて紹介していきます!

ベランダなしの賃貸は後悔する?

まずはベランダなし物件に実際に住んでみて後悔するかどうかネットの意見を見ていきます。

ベランダなし物件で後悔するケースとして最も多いのは日当たりの悪さも相まっていること。

外干しができない環境では日当たりの良さで部屋の湿度が大きく変わりますし、部屋干しでも日当たりさえよければ洗濯物に日を当てることができるので乾きやすいということでしょう。

つまり「日当たりさえ良ければベランダなし物件でもそこまで困らない」ということです。

日当たりが良いならベランダなし物件でも後悔する可能性は低いと思います。

ベランダのない賃貸のデメリット

ベランダがないことで家賃が相場より安くなったり、大きな窓を必要としないため外気の影響を受けにくいというメリットもあります。

ベランダかバルコニーどちらかあったほうが快適に過ごすことができますが、どちらもない場合には生活する上で注意が必要です。

屋根がないので少しの雨でも窓が開けられない

雨の日にわざわざ換気をする人は少ないと思いますが、例えば家で焼き肉や鍋等臭いがつきやすい料理をしたときにベランダもバルコニーもない物件では換気ができません。

正確には換気をしたくても屋根が設けられていないので少しの風の影響によって雨が室内に入ってきてしまいます。

布団や洗濯物が干せない(干しにくい)

最大のデメリットは洗濯物を外に干すことが出来ないことです。

洗濯物だけなら窓付近に干したり、なんとか対策することも可能ですが、布団は干す場所すら確保できないのでベッドじゃないとカビが生える可能性があります。

布団を干した後のふかふかで気持ちいい状態を味わうことができませんし、布団の湿度が高くなることで睡眠の質が下がります。

睡眠は人生の3分の1を占めるほど重要なので布団を干せないというのは想像以上に大きなデメリットです。

洗濯物が部屋干しの臭いになることがある

洗濯物は外に干すことによって日の光による殺菌効果や風による乾かす効果を高める働きがあります。

室内干しだと殺菌することはできませんし、乾かすまでにより時間がかかってしまうので部屋干し臭くなりやすいという問題があります。

匂いに敏感な人でも部屋干し環境でずっと過ごしていると鼻が慣れてしまうので自分が臭くても気付くことができなくなります。

実際僕が学生の頃に部屋干しばかりしていたら当時付き合っていた彼女に「部屋干し臭い」と言われてかなりショックを受けました。

物干し竿だけついている物件も稀に見かけますが、囲いが一切ないのでひと目を気にすると外に干しにくいのかもしれません。

コインランドリーのお世話になることが多い

部屋干しの匂いを嫌い、定期的にコインランドリーを利用する人は多いと思いますが当然料金がかかります。

家で洗濯して乾燥機だけコインランドリーを利用した場合でも300円程度かかります。週に3回洗濯するなら1か月で3,600円ほど無駄な費用を払う羽目に。

また、コインランドリーが必ずしも家の近くにあるとは限りませんし、あったとしても行き帰りが面倒です。

乾燥が終わったらまた取りに行くという手間もあるので無駄な時間を費やすことになります。

こまめな洗濯が必要になる

部屋干しをする場合は一度に大量の洗濯物を干すことができないので、必然的にこまめに洗濯する必要があります。

こまめに洗濯すること自体は悪いことではありませんが、忙しい時期だと一人暮らしでも洗濯物が溜まりやすく、物件によっては夜遅くだと洗濯機を使えない(騒音トラブルになる)こともあるので生活が制限されてしまいます。

ベランダがないことによるメリット

ベランダがないのは確かに生活する上では多少不便な点もありますが、賃貸であればメリットも多いです。

家賃が比較的安い

ベランダはキッチンやトイレ、お風呂場等の水回りと違ってそれほどコストのかかる部分ではありませんが、ベランダがない分の施工費は安くなるため家賃に多少なりとも還元されています。

多いところでは1万円前後家賃が違うこともありますし、少なくとも5,000円前後家賃が変わるので賃貸として借りる場合は毎月の負担を減らすことに繋がります。

家賃の負担って毎月のことなのでかなりきついですからね。安くなるのはお金持ちでもない限りかなり大きなメリットと言えるでしょう。

掃除する必要がない

ベランダは屋外に設置されているものなので雨風にさらされて放置しているとだんだん汚れてきてしまいます。

砂埃はもちろん、低層階であれば落ち葉が溜まってしまうこともありますし、隣人のペットボトルが転がってくるということもあります。

定期的に掃除する必要が出てきますし、掃除するにもほうきやちり取りをわざわざ購入して置いておかなければいけないのも面倒です。

ベランダがなければこういった掃除を一切する必要がなくなるので手間を減らすことができます。

ベランダまでの同線を考える必要がなくなる

一人暮らし用の物件などは6畳~8畳程度ですが、この狭さだと家具を置くスペースというのは限られているためベッドの位置が窓際という人も多いのではないでしょう。

ベランダを使う場合は窓際に設置してしまうと生活の同線をなくしてしまうので位置をずらす必要があります。

一方ベランダがない場合は窓を開けるぐらいしかしなくなるのでベッドを窓際に置いても大したデメリットにはなりません。

模様替えできる範囲が広がりますし、何より部屋をより広く見せることができるようになります。

防犯性が高くなる

空き巣被害として最も多いのがベランダからの侵入です。

警視庁がまとめている令和2年における侵入窃盗の手口を表したものです。

種類1位2位3位
一戸建住宅無締り
(52.8%)
ガラス破り
(29.8%)
合鍵
(1.9%)
共同住宅(3階建以下)無締り
(52.1%)
ガラス破り
(22.2%)
合鍵
(9.6%)
共同住宅(4階以上)無締り
(45.8%)
合鍵
(19.7%)
ガラス破り
(13.0%)

『無締り』は玄関だけでなく、ベランダの鍵も含まれます。

2階や3階などの地上から距離のある階でもベランダ伝いにあがってくることができるので、窓の鍵をかけ忘れると被害に遭う危険性が伴います。

ベランダ自体がない場合は侵入経路を1つつぶすことができるので防犯性の観点から言えば1階以外は高くなります。

窓があっても足場がなければどうしようもないですからね。

男性はともかく女性なら2階以上のベランダなし物件のほうが防犯性も高くておすすめということです。

ベランダのない物件選びで抑えておくべきポイント

ベランダのない物件を選ぶときに最低限抑えておくべきポイントや選び方のコツについて紹介していきます。

日当たりの良さ

部屋干しでは風通しが悪いため、洗濯物の乾くスピードが遅く、臭くなりがちです。

さらに日当たりが悪いと湿度が高くなるため、洗濯物はもちろん、クローゼットや浴室付近にカビが生えやすくて後悔します。

ベランダのない物件こそ日当たりの良さを重点的に考えるべきでしょう。

「洗濯物はすべてコインランドリー」という人でなければ、日当たりの良さは優先すべき項目です。

室内干し設備があるかどうか

最近の築浅物件ではベランダ部がない場合に室内干しのための設備が備わっていることが多いです。

洗濯物干し設備

室内干し専用ラックが天井部からつるされていたり、ない場合でも代わりに浴室乾燥機が備え付けになっています。

ベランダに干すことができない場合、代わりにどこで干せるのかを考える必要があります。

お部屋の写真でも内見でも確認することができるので見逃さないようにチェックしてください。

家賃交渉にも応じてくれるか

ベランダのない物件は需要が低いため家賃交渉に応じてくれる可能性が高いです。

家賃交渉に成功すれば相場よりもさらに安くなり、固定費をグッと抑えることができるのでやるべきです。

基本的には数千円程度であれば簡単に成功させることができますが、営業マンのやる気次第では交渉してくれないということも考えられます。

交渉は担当次第となるため、なるべく交渉にも積極的な不動産を選びましょう。

おすすめはイエプラ。

イエプラ公式ページへ

運営会社株式会社コレック
口コミ評価(google)★★★★☆(4.5)
対応エリア関東・関西
店舗数2店舗
物件数約10万件以上
仲介手数料基本賃料1ヶ月分+税(保有不動産に依存)
利用料金無料
会員登録必要
おとり物件0件
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
業者専用サイト「ATBB」が見られる
設定できない細かい条件を伝えられる

イエプラの最大のメリットは”顔を見ずにチャットのみで交渉をお願いすることが可能”という点です。

通常は営業マンに直接お願いする必要がありますが、イエプラはチャットでのやり取りが基本となるため「家賃を5,000円ほど下げられないか交渉をお願いします」と打つだけ。

交渉事が苦手な人でも文字を打つだけでいいのでかなりラクです。

イエプラのホームページはこちら!

まとめ

MEMO
  • ベランダやバルコニーがないと洗濯物を外に干すことができない
  • 生活できないことはないが部屋干し中心になるため匂い対策が必須
  • 晴れた日は窓を開けて窓付近に物干しラックを置くのがおすすめ
  • 物干しラックは使い勝手が良いのでベランダがないならおすすめ

ベランダがない分、家賃が安かったりとデメリットだけではありませんが、住み心地を考えると最低限バルコニー、出来ればベランダはあった方が良いと僕は思います。

特に初めて一人暮らしをされる方は気にしない人が多く、実際に住んでから後悔する場合が多いので注意が必要です。

ベランダとバルコニーなしの物件のほうが、賃料は1万円以上も安くなり、物件数は400件近くも増えます!実は、そもそもの土地面積が比較的小さいお部屋が多いのが、ベランダやバルコニーなしの物件。そのため、家賃が安くなることが多いんです!

参照:https://www.chintai.net/news/2016/12/19/6824/

女性の場合は部屋干しする人が多いので、ないほうが家賃も安くておすすめです。

もしベランダやバルコニーのない物件に住むのであれば浴室乾燥機がついているかどうかを確認しておきましょう。

ベランダって洗濯物を干す以外の利用用途がないので気にしないって人は多いと思いますが、洗濯物は誰でも絶対にやらないといけないことなので地味にストレスが溜まります。

僕だったらベランダ部分以外がめちゃくちゃ気に入っているのであれば住むと思いますが、まぁ妥協程度だったらもう少し部屋探しをするかも。ただベランダ&バルコニーなし物件の家賃が1万円も安いなら安さを取ってしまう気がします。

もし内見する際に気になる場合は営業マンに「この物件ってどうやって洗濯物干すんですかね?」って聞いてみると意外な解決策が見つかるかもしれません。