7月中に入居したい!物件探しはいつからするのが理想?

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7月は気温も一気に高くなり、部屋探しをする時期としては少し大変となりますがライバルが少ないため、ゆっくりとお部屋を探せる時期です。

『7月中に入居したいけど、いつから物件探しをすればいいのかわからない』という方のために、部屋探しから入居するまでのスケジュール感や7月の部屋探しの特徴についてまとめてみました。

7月中に入居したいなら物件探しは6月から始めるべき

入居したい日が『7月まで』なのか『7月中ならいつでもいいのか』によって部屋探しのタイミングは変わりますが、いずれにしても6月中旬までには部屋探しを始めておくのが理想です。

6月10日から始めれば部屋探しの期間に2週間程度設けることが可能です。

入居希望時期即入居可物件退去予定物件
7月上旬6月上旬~中旬5月下旬~6月上旬
7月中旬6月中旬~下旬6月上旬~中旬
7月下旬6月下旬~7月上旬6月中旬~下旬
※スクロールできます

早い人であれば部屋探しを始めて翌日には申込みができますが、良い物件が見つからない場合には1ヶ月程度かかることもあります。

suumoが900名の男女を対象に行った調査では、『1日』と回答したのが24.4%と最も多いものの、『1ヶ月未満』も19.5%とかなり多くなっています。

部屋探しにかかる日数によってどのぐらい時間がかかるか分かれる部分。

少なくとも1週間以上確保しておくことをおすすめします。

ゴールデンウィークを過ぎてから部屋探しをする人は極端に減るため、不動産業界では閑散期となります。

比較的落ち着いて部屋探しができるものの、物件数が繁忙期よりも極端に少ないため良い物件に巡り出会える確率は少ないです。

また、部屋探しをする6月はちょうど『梅雨』にあたる時期なので、内見するのがちょっと面倒です。

時間がないなら『即入居可物件』を選ぶ

入居希望日まで時間がないのであれば即入居可物件を選ぶことをおすすめします。

物件には【即入居可物件】と【退去予定物件】があり、それぞれ入居できるまでの日数が異なります。

入居までの工程即入居可物件退去予定物件
物件の申し込み1日1日
審査期間3日~7日3日~7日
初期費用の入金・確認1日1日
ハウスクリーニング退去から7日~14日後
書類作成・契約1日1日
鍵の引き渡し・入居1日1日
合計日数7日~11日2週間~3週間

即入居可物件はすでにハウスクリーニングが済んでおり、入居審査を通過すればあとはすぐに契約して入居が完了します。

一方、退去予定物件は『住居中の人が退去するまでの期間』+『ハウスクリーニング』が入るため、入居するまでに1ヶ月程度かかります。

時間がない場合は即入居可物件を選び、早めに物件を押さえておきたいなら退去予定物件を選ぶようにしましょう。

7月入居であれば長く物件を確保しやすい

7月入居は閑散期となるため、他に同じ物件の申込みを行う人が少ないため、ある程度の融通が通ります。

通常であれば物件を確保した状態から契約・入居に至るまでに待ってもらえても2週間程度が限界です。

7月入居であれば早めに物件を確保してから『7月に入居したい』と要望を出せば、そのまま通る可能性が高いです。

大家にとっても入居希望者を逃すと次に希望者が現れるまでに時間がかかり、家賃分を損してしまうので要望を聞き入れてくれやすいということです。

長ければ審査通過後から1ヶ月程度待ってもらえる可能性もあります。

7月中に入居する場合の物件探しの特徴

7月中の入居を目指すなら、部屋探しの時期は6月中がメインとなります。

6月ならではの特徴があるので合わせてチェックしておきましょう。

物件数が少ない

6月~8月頃は閑散期となるため、市場に出る物件数も少なくなり条件に合う物件が探しにくいといった特徴があります。

参照:https://myhome.nifty.com/column/rent/161215225078/

ゴールデンウィーク中に部屋探しをする人は多いですが、それを過ぎてしまうと大きな行事やイベントごとがありません。

さらに梅雨に入ってしまうと外出する機会も減ってしまうため退去や引っ越しをする人が減るというわけです。

繁忙期では今日空室だったお部屋が翌日埋まっている状態となるため、見方を変えれば「比較的ゆっくり部屋探しができる時期」ということなります。

物件数が少ない=部屋探しをするライバルも少ないというわけです。

家賃交渉や設備交渉がかなりしやすい

家賃を検討していても下げて募集をするのは入居中の住人を考えるとやりにくい方法の1つです。

ただ、こちらから入居条件として家賃の引き下げを提示すると「この入居者を逃すと家賃収入を得られず赤字になる」と考えるので交渉に応じてもらいやすいです。

家賃交渉

1ヶ月空室状態になっただけでも家賃分損をすることになるため、家賃交渉に応じてでも入居してもらったほうが大家としても得というわけです。

家賃交渉の他にも「エアコンを新品と交換してもらう」「畳を新しくしてもらう」「温水洗浄便座をつけてもらう」など設備交渉もしやすいです。

初期費用を下げて募集している

家賃を下げたくない大家は礼金を無料にしたり、初月の家賃を一時的に無料にするフリーレントをつけたりといった対策を取ります。

繁忙期と閑散期の初期費用差

総じて初期費用が安くなる傾向があるので、ある程度お得に引っ越すことが可能です。

繁忙期を過ぎてしまっているため、入居してもらえるように『礼金無料』となっていたり、仲介業者も『仲介手数料割引』など入居してもらいやすいような工夫がされています。

特に築年数の古い物件はフリーレントをつける傾向にあるので、リノベーション済みであればねらい目です。

引っ越し料金が安い

引っ越し業者の利用料というのは固定ではなく忙しくなる時期ほど高くなる傾向があります。

国土交通省が調査した大手引っ越し業者の引っ越し件数によると3月~4月がピークとなっています。

ゴールデンウィークを過ぎた5月中旬以降は引っ越し料金が一気に下がるので、7月であればかなり安く引っ越すことができます。

時期単身(荷物小)単身(荷物大)
1月47,189円64,776円
2月48,617円62,694円
3月58,168円87,643円
4月55,010円81,943円
5月50,365円66,955円
6月50,193円63,121円
7月48,053円67,773円
8月45,746円58,447円
9月49,332円59,896円
10月45,989円62,489円
11月47,022円56,935円
12月45,033円64,202円

引っ越し業者に依頼するか迷っている場合は一度見積もりを取ってみるのがおすすめです。

想定よりも安く引っ越すことができるため、利用しやすくなっています。

梅雨の時期なので日当たりが確認しづらい

5月末~7月上旬にかけて梅雨の時期となるため、内見時に晴れている可能性は低いでしょう。

住む上でも重要となっている日当たりについてよく確認することができないため、住んでから日当たりの悪さに後悔するリスクがあります。

周辺環境に高い建物がないか、日光を遮る可能性がないかどうかを確認しましょう。

また、建物の向きを確認しておくことである程度の日照時間を推測することができます。

方角日照時間特徴
南向き夏季7時間
冬季9時間30分
1日通して最も日当たりが良い。
東向き夏季7時間15分
冬季4時間45分
午前中から日が差し込む。
西向き夏季7時間15分
冬季4時間45分
午後から日が差し込む。
北向き夏季7時間30分
冬季0分
1日通して最も日当たりが悪い。

見落としがちな部分となるので、気になる場合は営業マンに「この物件の日当たりはどうか」質問しておきましょう。

お部屋の匂いを確認しやすい

梅雨の時期は湿度が高くなるため、お部屋独特の匂いを確認しやすい状態です。

特に築年数の古い物件では匂いがこもりやすく、古臭い匂い、カビの匂いが発生しやすくなります。

内見時にキッチン、浴室など水回りを中心におかしな匂いがないかどうか確認するとともに、廊下部分で異臭がないかも合わせて確認しておきましょう。

湿度が低い時期では匂いを感じ取りにくくなるので、梅雨ならではの良さとなります。

雨の中で引っ越し作業をする可能性がある

7月上旬での引っ越しではまだ梅雨が終わっていない可能性が高く、引っ越す際に雨が降っていて引っ越し作業が少し大変になるリスクがあります。

引っ越し業者にすべて依頼している場合ならまだいいですが、自分で引っ越し作業を行うと搬入の際に家具や家電が雨で濡れてしまいます。

特に家電は雨に濡れると故障の原因になるため、引っ越し作業の際に壊れて新品を買う羽目になってしまうというリスクもあります。

雨の日に備えて野ざらし状態にせずに、布等で覆っておく必要があります。

7月中に入居する場合のコツ

7月中の入居を目指す上での部屋探しのコツをまとめてみました。

引っ越し時期は梅雨明け以降にする

更新日や退去日の関係で必ず7月上旬に引っ越さなければならないなら別ですが、基本的には梅雨を避けた時期の引っ越しがおすすめです。

7月中旬以降であれば梅雨が終わり、カラッと晴れた日に引っ越すことができるため、引っ越し作業もやりやすくなります。

また、引っ越してからも家具家電の購入等、何かと出かける機会が多いので時期をずらすことで効率よく引っ越し作業ができます。

7月であれば多少入居日の融通も聞き入れてもらいやすいので、相談してみましょう。

エアコンの有無を確認する

最近ではエアコンが設置されているお部屋が当たり前となりますが、広い部屋の場合は部屋ごとに設置されていないケースが多いです。

夏本番になってしまうとエアコンの取り付け工事予約が取りづらくなってしまうので、早い段階で確認を行い、なければ取り付け工事をお願いしましょう。

エアコンが古い場合も熱暖房効率が悪くなるため、交渉してみましょう。

必ず家賃交渉や設備交渉を持ち掛ける

7月は1年の中でも最も交渉がうまくいきやすい時期となっているので、ここで交渉をしない手はありません。

家賃交渉は言わなければ下げてもらう可能性すらないので、積極的に”自分から”「家賃を少し下げてもらえないか」と言う必要があります。

実際に交渉を行うのは担当の営業マンなので、交渉というよりも相談という形になりますが、話を通してもらえれば下がる確率は高いでしょう。

もし、家賃交渉が失敗した際は設備交渉に切り替えて不満な点を事前にチェックしておくことをおすすめします。

例えば内見時にエアコンの古さが気になるなら「エアコンが古かったので新しいものと交換してほしい」と言うことができます。

設備は数万円程度で、この時期に交換しなくてもいずれ壊れたら修繕・交換が必要になるため、大家としても応じやすい項目です。

部屋探しが効率的に行えるおすすめサイト

部屋探しは色々とやり方があると思いますが、効率的に行うには「取扱物件数」と「情報の新しさ」に注目してください。

店舗に行くと物件情報が早いですが取扱物件数が少なくて、ネットで探すとこの逆で情報が古い場合が多く、すでに成約済みの場合が多いです。

『早く引っ越したい』のであれば住みたい駅の最寄りの不動産に行くのが手っ取り早いですが、良い条件の部屋が見つかりにくいのは覚悟しましょう。

好条件の物件を探しやすい&新着物件を手に入れやすいサイトとして現段階で有能なのはイエプラです。

イエプラのホームページへ

運営会社株式会社コレック
口コミ評価(google)★★★★☆(4.5)
対応エリア関東・関西
店舗数2店舗
物件数約10万件以上
仲介手数料基本賃料1ヶ月分+税(保有不動産に依存)
利用料金無料
会員登録必要
おとり物件0件
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
業者専用サイト「ATBB」が見られる
設定できない細かい条件を伝えられる

イエプラは自分で物件を探すのではなく、賃貸専門スタッフに物件を探してもらうサービスです。

「7月中に入居したい。家賃6万円以下でキッチンが広めの部屋を探してほしい」と細かい条件も設定できる上に「礼金を無料にできないか」「家賃を2千円下げてもらえないか」といった交渉も顔を見ずに行うことができます。

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まとめ

  • 6月中旬頃から始めれば7月上旬入居は十分間に合う
  • 退去予定物件を狙うなら5月から始めるのがおすすめ
  • 7月入居は梅雨明けの時期に引っ越すのが理想
  • 閑散期にあたるため物件数は少ないが家賃交渉は通りやすい

7月入居目標なら最短1週間~2週間程度あれば申込みから契約まで十分な期間となりますが、部屋探しにかかる期間は人によって異なります。

7月は閑散期となるため、物件の入れ替わりが少ないので早めに探し始めるのも理想の物件を見つけるコツです。

時間がない場合は即入居可物件しか選ぶことができませんが、時間に余裕があるなら退去予定の物件も狙いいつつ探すことができます。

梅雨の時期とちょうど重なるため、日当たりの良さはあらゆる角度からチェックしておきましょう。