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衣類を収納するにはクローゼットがあると便利ですが、賃貸物件には必ずクローゼットが設置されているとは限りません。
古い物件では押入れしかなかったり、収納スペース自体が設けられていないことも珍しくはありません。
今回はクローゼットがない賃貸物件に住む人向けにタンス代わりになる収納グッズや服をかけられるラックについて紹介していきます。
目次
クローゼットがない賃貸物件で快適に生活するための収納術
賃貸物件となると持ち家とは違い大きな工事などは出来ません。
壁に穴を空けて板を設置してクローゼットを作ると言ったことは退去の時に高額なクリーニング代を請求されるため絶対にやらないようにしましょう。
となるとやはり服を収納できるものを何かしら購入するしかありません。
- 服をポールにかけられる(シワ防止)
- 衣装ケース等の収納
- その他の収納
クローゼットの最大のメリットは洋服をかけられることにあります。
シワのつきやすいシャツやスーツをかけておくことができ、着用時にすぐに取り出せるので支度に無駄な時間がかかりません。
上記3つを満たせることを目標に収納方法を考える必要があります。
値段は当たり前として、一人暮らしの場合は部屋自体それほど広くないでしょうからそれほど幅の取らないものがおすすめ。
退去の時にもかなり大変ですし、引っ越し業者に頼むにしてもそれ相応の料金が取られることになるのでラックとか分解できるもののほうが使い勝手は良いです。
あとは人を呼んだ時のことを考えると服をかけるだけで丸見えのタイプも避けるべきでしょう。ホコリが付きやすいという点でもカバーがあったほうが便利です。
具体的な収納方法や収納グッズについて紹介していきます。
ワードローブ付きクローゼットラック
しっかりとしたクローゼットを設置してしまうと、それなりにコストがかかり、重たいものが多いため『ある程度見栄えの良い収納ラック』ならカバー付きの収納クローゼットラックがおすすめです。
シンプルなラックなので組み立ても簡単かつ、引っ越しの際には場所を取らないため新居に持って行ったり捨てることも容易です。
参照:https://besme.jp/articles/394
ラックにハンガーを用いることで服をかけておくことができ、簡易的なカバーがついているので見せない収納をすることも可能です。
服をかける以外にもバッグなどの小物や服を畳んでしまっておくこともできるのでまさにクローゼット代わりとして使用することができます。
割とサイズが大きめなのでしっかりと寸法を測ってから購入するようにしてください。
ラックは小さめタイプのものを売っているので省スペースのほうが良いのであれば小さめのものにしておきましょう。
カバーがあることで埃から衣類を守ったり、すっきりと見せることは可能ですが、同時に圧迫感が生まれるのでどっちを取るかといったところです。
カバー付きクローゼットは『収納をすっきりと見せる』『防塵効果がある』といったメリットがありますが、もっと安く手ごろなものでも構わないならシンプルなラックのみの購入がおすすめです。
アウターなどの服をかけておくことはもちろん、部屋干し等で服を乾かす時にも使用できるので日当たりが悪い物件だったり、女性で外干しできないような人は持っていて損はありません。
参照:https://www.goodrooms.jp/journal/?p=48761
僕のの場合は外に物干しラックがついていなかったのでベランダに置く用として購入しましたが、部屋に置いておくのが一般的な使い方です。
いちいち組み立てる必要がないのですぐに使用可能。
物によってはそのまま折りたたむこともできます。
ウォールフック
『ちょっとした服掛けが欲しい』『部屋をオシャレに見せたい』のであればウォールハンガーがおすすめです。
賃貸物件では壁に穴を開けると修繕費用が請求されてしまいますが、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によれば『ビス穴(小さな穴)は貸主負担』となっています。
項目 | 大家負担 |
---|---|
床(畳やフローリング) | ・畳の裏返し・表替え ・家具設置による床の凹み・設置跡 ・日光や結露による変色・色落ち ・ワックスがけ |
壁や天井のクロス等 | ・テレビ・冷蔵庫等の背面の黒ずみ ・ポスターや絵画の跡 ・画鋲・ピン等の穴 ・エアコン ・クロス(壁紙)の変色 |
建具や柱 | ・網戸の張替え ・地震で破損したガラス ・熱割れなどによるガラスの傷や破裂 |
設備等 | ・全体のハウスクリーニング ・エアコンの内部洗浄 ・消毒(台所・トイレ) ・浴槽・風呂釜等の取り換え ・鍵の取り換え ・機器の故障等 |
画鋲のような小さな穴はあけても退去費用として請求されることはありません。
ウォールフックにはピン留めできるタイプがあり、ネジで留めなければ問題ないということです。
かけられる数には制限がありますが、ジャケットなどよく着る服のみかけておくときには便利です。
部屋にも馴染みやすく、収納スペースを確保できるのでおすすめ。
衣装ケースを使用する
服を閉まっておく用として重宝するのがチェスト系の収納グッズです。
実家にあるような木材のものが重くて運ぶのがかなり大変なので軽くてある程度収納できるものを選びましょう。
僕の場合はクローゼットの他にこういったサイドチェストを置いて畳める服はしまっています。
「中身が見えるのはなんか嫌」という場合は不透明なタイプのものも売っているので、好みに合わせて選びましょう。
衣装ケースによっては上部に板が設置されていて物が置けるようになっているものもあります。
参照:https://jmty.jp/kanagawa/sale-fur/article-f6iiv
テレビ台としても利用できたり、上部に小物入れを置いたりすることもできるので、ケース中だけではなく上部の空間も利用すると狭い部屋でも有効活用できます。
僕の場合は衣装ケースの上にテレビを置いてしまっていますが、板タイプのものではないため若干潰れてしまっています。
収納付きのベッドを購入する
服の収納はチェストやラック以外でも可能です。
収納付きのベッドなら下段に収納部分が設けてあるので部屋のスペースを最大限活用することができます。
収納付きベッドの欠点としては片方からしか開かないのでベッドの向きが固定されてしまうこととあまり詰め込みすぎると引き出し部分が壊れてしまうことです。
僕も以前は収納付きベッドを使用していましたが、無理やり服を詰め込みすぎたせいで引き出し部分の底が抜けて使い物にならなくなってしまいました。
参照:https://www.bedstyle.jp/media/keep/8304
収納付きベッドは多段式のものや跳ね上げ式で大収納できるものまで色んな種類があります。
『高い』と感じるようならベッドの下に別で収納ボックスを購入して置いておくのも手です。
カラーボックスを活用する
カラーボックスは非常に使い勝手が良いのでおすすめです。
収納ボックスと組み合わせて服を収納することもできますし、小物類を収納する際にもカラーボックスを活用することが可能なので自分の好みにカスタマイズがしやすいのが利点です。
参照:https://jusclo.com/mag/nitori_colorbox/
また、カラーボックス自体も比較的家具の中では安価なので購入しやすいです。
使い方次第ではクローゼットにしまっておくはずの小物類をまとめて収納できるので便利。
押入れをクローゼットに変える方法
押入れは寝具や衣類などをまとめて収納するためのスペースで、築20年以上の比較的古い物件はクローゼットではなく押入れとなっていることも珍しくありません。
押入れが備わっているのであればちょっとしたアイテム1つでクローゼットのように使うことができます。
具体的な方法や収納グッズについて紹介していきます。
突っ張り棒を設置する
押し入れの難点はポールがついていないことです。
服をかけておくことができないので衣装ケースを入れて収納する人が多いです。
クローゼットのように使うためには突っ張り棒を設置することで簡単に使い勝手が良くなるのでおすすめ。
ただ、普通の突っ張り棒だと耐久性が低くてすぐに落ちてしまうので真ん中で支えてくれるような突っ張りラックのほうが確実です。
こういったT時の突っ張り棒は支点があるため、どんなに服をかけても落ちる心配がないのでおすすめです。
冬物アウターなど重量のあるものは中心近くにかけておいたほうがポールがずれたりすることなく安定して使用することができます。
押入れ用ラックもある
押し入れ用のラックも存在します。
こういうものであればポールがずれることなく普通のハンガーラックのように服をかけてしまっておくことができるのでおすすめです。
2段組みのハンガーラックを使うと2倍の量を収納できますが、後ろの服がちょっと取りにくいのでシンプルな1段のもののほうが使い勝手が良いです。
リサイクルショップを一度見るべき
リサイクルショップには生活用品が揃っています。
リサイクルショップには『洗濯機』『冷蔵庫』のような生活必需品はもちろん、クローゼットの代替用品であるハンガーラックや収納ケースも売っています。
クローゼットのない賃貸物件に住んでいても引っ越し先に備わっていれば不要となるため、長年使わなくても売りに出す人は多いようです。
また、冷蔵庫や洗濯機よりも身の回りに近い用品ではないため、抵抗を感じにくいのもおすすめな理由の1つです。
無料配送サービスを行っているリサイクルショップも多く、さらに中古店は自分で組み立てる必要がないのが最大の魅力です。
値段も新品で購入するよりも少し安いので中古ということに抵抗がなければ一度リサイクルショップを除いてみると良いでしょう。
クローゼットのような比較的大きい収納グッズは処分に困るのでリサイクルショップで売ってしまう人が多く、良い商品も多く存在します。
わざわざショップに行くのが面倒な場合はメルカリやジモティーなどでも取引が可能なので、より安くしたい場合は一度覗いてみましょう。
まとめ
- クローゼットがなくても綺麗に収納することは可能
- 収納するためにはラック等の収納アイテムは必要になる
- 押し入れがあれば突っ張り棒を用いてクローゼット風にすることもできる
- あえて見せる収納にするという選択もあり
シャツやスーツはハンガーラックに掛けないとしわになってしまうので今回紹介したようなラックがあるとかなり便利です。
ホームセンターなどでも購入できますので一度近場のお店を見てみても良いかもしれませんね。
クローゼットがないのは確かに不便ですが、代用することは可能なので自分に合った収納方法を模索してみましょう。