一人暮らしでロフト付き物件はやめとくべき?住んだ100人に聞いてみた

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リビングとは別に屋根裏的小部屋も存在するロフト付き物件。

大学や専門学校近くの周辺にはロフト付き物件が数多く存在していて、初めて一人暮らしをする学生はロフト付きを選ぶ人も多いと思います。

見た目はとても快適に過ごせそうなロフトですが、住んでみると意外な欠点があり「やめとけ」という意見も多かったりします。

今回はロフト付き物件に住んだことのある人100人にアンケート調査を行い、メリットとデメリットについて紹介していきます。

一人暮らしでロフト付き物件はやめたほうがいい?

結論から言えば、ロフト付き物件はデメリットも多いものの生活空間を分けることができたり、収納として使えたりと利用幅が広いため悪くありません。

当サイトで『ロフト付き物件に住んだ100人』を対象にアンケート調査を行ったところ、全体の33%が「やめたほうがいい」と思っている一方、67%は住み心地に満足しているようです。

  • 調査対象:一人暮らしで『ロフト付き物件』に住んだことのある人
  • 調査期間:2022年12月20日~2022年12月21日
  • 調査年齢:20代~60代
  • 調査性別:男性45人/女性65人
  • 調査機関:クラウドワークス
  • 有効回答数:100人

ロフト付き物件の欠点!やめとけと言われるデメリット

ロフト付き物件がやめとけと言われている欠点の部分について実際に住んでいる&住んだことのある人の意見をまとめてみました。

100人を対象に行った「ロフト付き物件の不満点を教えてください」といった質問の調査結果はこちら。

様々な意見がありますが、共通して感じているデメリットはあるようです。

SNSの意見も合わせてさらに詳しく紹介していきます。

夏場暑く、冬は寒い

40代/男性

夏場の暑さです。ロフトへあがるハシゴの途中から熱気が伝わってきます。特に昼間は蒸し風呂の状態で、長時間の利用は熱中症になります。

30代/女性

天井が高い為、夏は暑く、冬は極寒でした。気温の変動が大きかったため、荷物置き場になりました。

ロフトは夏場かなり暑くなります。

暖かい空気は上に行き、冷たい空気は下に行く特性上、ロフトは高い位置にあるため蒸し風呂状態になりやすいです。

ロフト付き物件にて同条件下で温度測定を行った実験結果では夏場、冬場いずれの場合も『ロフト部分のほうが約5℃~6℃高い』ようです。

午後12時の測定結果夏の温度
(エアコン弱)
冬の温度
(エアコンなし)
下階室温30℃6.5℃
ロフト室温35℃12.3℃
温度差5℃5.8℃
参考:ロフト付賃貸の暑さ測定/ロフト付きの実験

ロフト付き物件の中でもエアコンがロフトよりも下部についているような配置だと、冷気がロフトまで届きにくく、いつまでも暑い状態になってしまいます。

ロフトに小窓が付いているなら別ですが、一人暮らしの場合ついていないことの方が多いです。

寝苦しすぎて結局ロフトを物置にして下で寝る人が多いようです。

エアコンが効きにくい

30代/女性

暖房や冷房の効きが悪いので夏場だけでなく冬場もきつい。

40代/男性

空調が届きにくくて暑さ対策には工夫が必要だった。

冬場のロフト部分も夏場と同様に下階より温度が高い状態となっていますが、部屋の空間自体が広いため『空調が効きにくい』といった問題があります。

エアコンをつけても部屋全体が暖まるのにかなり時間がかかり、無駄に電気代がかかる上にエアコンの効きがかなり悪いです。

冬場に暖房をつけたとしても暖かい空気は上に行ってしまうのでリビングが暖まるのは最後になってしまいます。

寝るときは良いですが、起きてる時は結構使いづらい。

冷暖房効率を考えると、ロフト付き物件の天井の高さがデメリットとなってしまいます。

毎回階段(はしご)を使うのが面倒

30代/女性

最初は寝室として布団を敷いて使っていましたが、毎回上に上がるのがめんどくさくなってしまい、最終的にロフトは物置になり、下で寝ていました。

30代/男性

梯子でいちいち上り下りするのが面倒だし少し危ない。

最初はロフトにテンションが上がり、寝室として利用するかもしれませんが、生活していく上で上り下りするのが面倒になります。

朝起きていきなりはしごを降りなければならず、ロフトに忘れた携帯を取るためにロフトをまた登り、夜は眠いのに階段を上がり、トイレに行くにもわざわざ階段を降りなければなりません。

朝の時間がない時にロフト部分にスマホなど忘れたりするとかなりタイムロスになります。

また、普段はそれほど面倒に感じていなくても『体調不良』『酔っ払い』状態だと布団までたどり着くのが大変という意見も目立ちます。

30代/女性

お酒を飲んだ時など、ロフトを寝室にしていると、酔っぱらって布団までたどり着けない。登るのが面倒。

普段使いとしては良くても、調子の悪いときははしごが面倒に感じ、落下の危険もあります。

はしごから落ちそうになる

40代/女性

1回だけ、寝ぼけてロフトから転げ落ちた事がありました。打撲しました。痛かったです。

40代/女性

ロフトのはしごから落ちそうになったことがあり、怖い思いをしました。また、夏場は熱気がこもりエアコンの冷風は届きません。

部屋が狭いだけにロフトへ上るための階段やはしごも急になっています。

慎重に上り下りするならともかく、朝の時間がない時や寝起きでちょっとまだ頭が冴えていない時、酔っぱらって帰ってきた時は、はしごから滑り落ちてしまう危険性があります。

結構高さもあるので落ちたら最悪骨折する可能性もありますし、打ちどころが悪ければ病院送りになるというリスクも。

はしご自体が邪魔に感じる

ロフト付き物件ははしごが備え付けられていて、上り下りする時に収納部分から取り出して取り付ける必要があります。

毎回収納するのは面倒なので、いつでも上り下りができる状態にしている人がほとんどですが、このはしごが邪魔。

生活空間はロフトではなく下の階なのにはしごが邪魔になってしまって家具が置けなくなったり、デッドスペースが生まれてしまうというジレンマが発生します。

下の階には廊下からの同線、クローゼット、はしごの3点の前には家具を置くことができません。

掃除が手間

30代/男性

天井までの高さが低いこともあり、掃除に苦労した。

40代/男性

ライトが無くて少し薄暗く、掃除が面倒くさかったです。

20代/女性

掃除がしづらい、掃除機を持っていくのが困難でした。

ロフト付き物件は掃除をするのが非常に面倒です。

掃除機を使うにしても一度ロフトまで持ち上げる必要があり、ロフトだと窮屈なので掃除がしにくいです。

放置していると埃はたまるので掃除をする必要があります。

掃除機は使わずに「ロフトだけコロコロを使って掃除」程度に済ませるべきなのかもしれません。

照明器具を交換しづらい

40代/女性

ロフトがあるぶん天井が高いため、電気の交換や掃除などに困りました。

40代/女性

天井が高くなるため、一人で照明器具の取り換えができない。

賃貸だと必ずしも電気照明が備え付けられているとは限りませんし、電球が切れてしまったら自分で交換作業をしなければなりません

ロフト付き物件の場合は三脚を使わないと全く手の届かな位置に照明がついているので自力で設置するのはかなり大変です。

一人暮らしだとそもそも踏み台となるような設備はないでしょうから、わざわざそのために三脚を買ったり、業者に依頼しなければなりません。

上の階の足音が聞こえやすい

20代/女性

念願のロフト生活は、隣人の話し声や足音がうるさく日中しか過ごせないという難点がありました。

30代/女性

上の階の方の足音がダイレクトに伝わってきます。

ロフト付き物件は通常の物件に比べて上階の音を拾いやすい構造になっています。

ロフト部分の天井までの距離

高さがありロフトは天井に近いということもあり、床の厚さは同じでも上の階にかなり近いので足音等の生活音が聞こえやすくなってしまっています。

加えてロフト付き物件は遮音性の低い木造アパートが多いので、これも音が聞こえやすくなっている要因となってしまっています。

以下の表は日本建築学会が調査した建物の床の遮音性と等級の関係性です。

遮音等級建物構造音の聞こえ方
L-35 日常生活で気になるような音はほぼ聞こえない
L-40鉄筋鉄骨コンクリート造防音性が高く外からの音も軽減される
L-45 子供の泣き声や走り回る音は多少聞こえる
L-50鉄筋コンクリート造子供の泣き声や走り回る音は聞こえる
L-55 洗濯機や掃除機は少し聞こえるが気にならない
L-60重量鉄骨造足音やドアの開閉音など振動を伴う音が聞こえる
L-65軽量鉄骨造多少音量は軽減されるが生活音はほぼ聞こえる
L-70 生活音はほとんど筒抜け
L-75木造生活音は筒抜けで小さな音まで聞こえる

木造アパートの遮音等級は賃貸の構造上は最低レベルとなっています。

自分が騒音の加害者となることもあるわけです。

2階に住んでいれば当然1階に住んでいる人はあなたの生活音が聞こえやすくなってしまっているので、うるさいと苦情を入れられてしまう可能性があります。

ロフトを寝室として使うことが多いので「寝ようとしたら足音や声がうるさい」となればストレスもたまり、苦情を入れたくなってしまいます。

布団を干すのがかなり面倒

60代/女性

気を付けないと天井に頭をぶつけます。またお布団を干す場合梯子の昇り降りが大変です。

40代/女性

梯子を登り降りして荷物を移動させるのが面倒だった。

ロフトを寝床として活用していると布団を干す作業がかなり面倒になるので、万年床になってしまう可能性が高いです。

はしごを使って慎重に布団を下までおろしてからベランダまでさらに持って行って、干し終わったらロフトまでまた運ばなければならないので想像以上に大変です。

特にはしごが急なせいで物を持って運ぶこと自体危険。

そもそもロフト付き物件にはベランダがないことも多いのでそれ自体もデメリットですね。

友達を呼びにくい(生活空間が狭い)

ロフトにベッドを置くことで下の空間をフルに生活空間として活かすことができますが、ロフト付き物件はリビング部分が狭いことが多いのが難点です。

普通なら友達を呼んだときに狭くても自分がベッドに座ったり、折りたたみベッドなら畳めばある程度の広さを確保できますが、ロフト付き物件はそういったことが一切できない上の家具の配置がほぼ固定になるので使い勝手の良いようにできません。

実際にロフト付き物件の友達の家に遊びに行った時は縮こまるようなスペースしかなかったので言い方は悪いですが「狭いな」と感じてしまいました。

一人で生活している分には何の問題もありませんが、友達を呼ぶ前提だとちょっと使い勝手は悪いかも。

キッチンが狭い物件が多い

ロフト付き物件は普通の物件に比べるとキッチン部分が狭い傾向があります。

東京都内にあるロフト付き物件のうち、全体の66.7%が1口コンロとなっています。

ロフト付き物件数
総物件数18,196件
1口コンロ12,655件
コンロ2口以上5,541件
カウンターキッチン524件
参考:2023年9月時点のHOME’s掲載データ

縦の空間を広くとっているせいか専有面積が狭めでキッチンもまな板が置けないレベルの狭さとなっていることも多いため注意が必要です。

ロフト付き物件が悪いわけではないですが、ロフト付きを選ぼうとすると必然的にキッチンが狭くて料理がしにくい可能性が高いというわけです。

一応工夫次第で自炊することは可能ですがまな板の置き場所を考える必要が出てきます。

深夜トイレに行くのが面倒

50代/男性

夜間就寝中にトイレに行くのが大変でした。早朝にトイレで小用を済ませて直ぐに布団に潜りなおすという行為も気軽に出来ません。

50代/男性

寝室として使い、夜トイレに行く時に何度かハシゴから落ちそうになった。

朝までぐっすり寝られればよいですが、ロフトを寝室にしてしまうと夜中に目が覚めてトイレに行く際にも困ります。

通常であればすぐにトイレに行き、戻って寝ることができますが、階段の上り下りに神経を使うため目が冴えてしまいます。

二度寝防止としては良いかもしれませんが、寝つきの悪い人との相性は最悪です。

圧迫感が気になる

30代/女性

普通の物件とは違い、ロフトだと寝る時に圧迫感を感じる。

30代/女性

天井まで近いため頭を打ちやすい。

20代/女性

降りる時天井に頭をぶつけることが多々あります。

建築基準法によればロフト部分は天井高1.4m以下と定められているため、高くても成人が普通に立って歩くことはできません。

物件によっては1m未満ということも珍しくないため、這って歩かなければ頭をぶつけてしまう危険性があります。

狭いところが苦手な人は圧迫感が気になって眠れなくなったり、睡眠の質が悪くなるので寝床以外としての活用も考えなければなりません。

ロフト付き物件の意外なメリット

続いてロフト付き物件におけるメリットについてまとめてみました。

100人を対象に行った『ロフト付き物件の良かった点』についてのアンケート調査がこちらです。

普通の物件と違ってロフト分を有効活用できるというのが魅力となっているようです。

さらに詳しく紹介していきます。

収納空間として使える

40代/男性

部屋が広く感じて、お得感がありました。使用頻度が少ない物を置くことができましたので、上にスペースがあるというのは重宝しました。また、冬限定ですが、寝室としても使えましたので、ちょっとしたベッド代わりにもなりました。

40代/女性

クローゼット以外に普段使わないものを収納しておくスペースが確保できた。

一人暮らし用物件は収納スペースが狭く、家賃の安い物件だと「収納ゼロ」ということも少なくありません。

ロフト付き物件の場合は仮に収納が狭くても、代わりに収納スペースとしても活用できます。

部屋が散らかっていてもとりあえず物をロフトに避難させておくこともできます。友人が来たときとか急な来客時に便利です。

寝室ではなく普通に物置として使うのであればかなり収納スペースが大きいのでありがたい。

部屋を広く使える

50代/男性

部屋を立体的に使えるので、実際より部屋を広く使える。

20代/女性

部屋がせまかったがロフトがあったので少し広く感じた。

普通の物件は天井が低く、男性ならジャンプすれば届くほどの高さに設計されていますが、ロフト付き物件の場合は通常の約2倍ほど天井が高いです。

専有面積として変わらなくても縦空間を広くとることで、部屋自体かなり広く感じます。同じ6畳だとしてもロフトの方が圧倒的に広く感じるのはメリットです。

空間を分けて確保できるため活用法が広がる

30代/女性

在宅の仕事をしているので、仕事とプライベートを空間で分けることができた。

40代/女性

ロフトスペースを寝室にして、空間を分けることができました。布団類を部屋に置かずに済むのですっきりします。

寝る場所にロフトを利用する場合、ベッドを置かなくて済むので部屋を有効に使うことができます。

寝室として利用する以外にも『ワークスペース』『趣味部屋』など自分の生活スタイルに合わせて部屋を分けて使うことができるのもロフトならではの魅力です。

秘密基地みたいで面白い

20代/女性

ロフトに憧れていたので一人暮らしをする時にこだわってロフト付きの部屋を借り、秘密基地のように使ってました。

30代/男性

秘密基地見たいな雰囲気だった。

特に男性に人気の高いロフト付き物件ですが、その理由はやはり秘密基地のようで大人ながらに子供心がくすぐられるため。

ロフトは省スペースでかなり高い位置に設けられているのでリビングから上で何をしているのかわかりません。

人と住むわけではないので特別メリットではないですが、なんとなくこういった秘密基地的空間に憧れを抱いている方は多いと思います。

利便性も大切ですが、自分がポジティブになれる空間に住めるというのも重要です。

家賃が比較的安い

40代/女性

狭い室内だったが家賃は他に比べて安かったです。

30代/女性

家賃が相場より安く、物を置くスペースが多く使えた。

ロフト付き物件は限られた専有面積を最大限利用して建築されています。

もともと6畳程度の部屋でもロフトを付けることで+3畳分確保できるので単純に部屋を広くすることができます。

通常家賃の設定というのはその地域の相場と部屋の面積をかけて算出することが一般的ですが、ロフト付き物件の場合は3畳分確保できたとしても建築基準法によれば高さが満たないため【居室】として認めらず、専有面積としてカウントされません。

このおかげで同じ広さの部屋でもロフト付き物件のほうが安くなるわけです。

また、ロフト付きの物件は鉄筋コンクリートよりも木造アパートに多く見受けられる特徴。

このため比較的家賃も抑えつつある程度の広さを確保できるというわけです。

大学近くにはロフト付きの物件が多いですが、それも家賃が安いと言われている理由の1つです。

家賃は無駄な出費なので、抑えることができるのはある意味一番のメリットかもしれません。

急な来客に対応しやすい

30代/女性

ロフト上がどうなっているかすぐには見づらいので、急な来客でもロフト上に物を上げれば一時的に片付けられる

40代/女性

来客時に散らかっているものをロフトにしまえば一時的に部屋をきれいにできます。

ロフト部分ははしごを登らなければならないぐらい高い位置にあるため、急な来客時に部屋をキレイに見せることができます。

リビング部分が散らかっていたら、とりあえずロフトに放り込めばいいだけ。

クローゼットよりもロフトは広いですし、何より高い位置にあるため下からロフトの様子を確認することができません。

友人や恋人、親が来たときなども対応することができるため、見られたくないものを隠しておくことが出来ます。

当然、ロフト部分まで上がられてしまえば意味はありませんが「ロフトは寝室だから見ないで」と言っておけば問題ありません。

ベッドを購入せずに済む

50代/男性

ベッドが無くても床に寝なくて済むので、その点は良かったと思います。床に敷きっぱなしの万年床の防止にもなります。

40代/女性

寝室として使っていたので人がきても敷きっぱなしのお布団が見られないのが良かったのです。

通常の部屋だとベッドを購入しないと部屋のホコリが気になったり、オシャレな部屋にすることは難しいですが、ロフトは寝室として利用できるためベッドを購入する必要がありません。

天井付近の高い位置にあるため生活で舞うホコリの影響を受けずに済みますし、ベッドを置かない分リビングをすっきりと見せることができます。

ベッドを買おうとすると3万円程度かかってしまう上に引っ越し業者依頼費用も高くなってしまいます。

無駄なものを置きたくない人、無駄なお金を使いたくない人にロフトスペースはぴったりです。

ロフト付きで快適に過ごすための物件の選び方

ロフト付き物件は選び方次第でほとんど使えない物置部屋と化してしまったり、超快適な空間になったりするので選び方だけは間違いないように気を付けてください。

いくつか探し方のポイントについてまとめてみました!

エアコンがなるべく上部に設置されている物件を選ぶ

デメリットでも紹介したようにロフト付き物件は夏場が地獄です。

エアコンがロフトと同じかそれよりも高い位置に設置されていればクーラーがロフトまで届くので快適に過ごすことができますが、かなり低い位置に設置されている場合はいつまで経っても暑いままとなってしまいます。

ロフト付きを選ぶならなるべくエアコンが上部に設置されている部屋を選びましょう。

物件情報だけではわからないので直接内見する際に確認してください。

はしご式じゃなく階段式を選ぶ

ロフト付き物件は大きく分けて【はしごタイプ】と【階段タイプ】の2つがあります。

【はしごタイプ】

【階段タイプ】

安いアパートのほとんどははしご式となっていますが、かなり上り下りが危険な上にデッドスペースが生まれてしまうため、あまりおすすめしません。

階段タイプの物件は安全に登ることができ、なおかつ階段の隙間に収納スペースが設けられていたりするので快適です。

ロフトに小窓が設置されている物件を選ぶ

ロフトは熱がこもりやすいため、換気ができる小窓がついていないと空気を逃がすことができずに夏場は地獄となってしまいます。

小窓があれば換気をおこなうことができ、風通しがよくなるため過ごしやすくなります。

ただし、小窓があることで外気の影響を受けやすかったり、カーテンを設置しなければならなかったりと欠点もあるため「あれば良い」程度に考えておきましょう。

1階ではなく2階を選ぶ

ロフト部分は天井に近いので上階からの足音がダイレクトに伝わってしまいます。

自分の生活リズムと上階の生活リズムが同じならいいですが、自分が寝る時間に上階の人がリビング部分を歩き回っていればうるさいと感じることが多くなります。

気になる性格だと睡眠不足やストレスになるかもしれません。

できれば1階ではなく2階を選ぶことで上階からの足音を一切気にせず、快適に生活することができるようになります。

ロフト部分にコンセントがついているか確認する

寝るときにスマホを充電したり、人によってはロフト部分を仕事部屋にしたいと考える人もいると思います。

ただし、ロフトにコンセントが設置されているとは限りません。

コンセントが備わっていない場合、リビングから延長コードを使って無理やりロフト部分まで引っ張る必要が出るため、見た目的にも良くありません。

見落としがちな部分ですが”ロフト部分にコンセントがあるかどうか”はしっかりとチェックしておきましょう。

効率的に探せるサイトを利用する

ロフト付き物件といっても階段式・はしご式のように種類や天井までの高さも異なるので住み心地は物件次第で変わります。

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スーモやホームズでもロフト付き物件は探せますが、条件を細かく設定できないので1つずつ写真をチェックしていかなければならないため非効率です。

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結論:ロフトは寝床以外としてなら優秀なスペース

【おすすめな人】

  • 家賃を安く済ませたい人
  • 寝室とリビングを分けたい人
  • 荷物が多い人
  • ベッドを持っていない人
  • うるさくする可能性の低い人

【合わない人】

  • 高所恐怖症
  • はしごの上り下りが面倒だと感じる人
  • 電気代を気にする人(エアコンの効きが悪いので)

ネットでの意見を見る限り「ロフト付きは最高」というよりも「あったらラッキー」程度に感じている人が多いように思いました。

ロフトがなくても部屋自体が広ければ問題ありませんからね。

家賃の安さが第一である程度広さを求めたい人にとってはちょうど良い物件。

ロフト付き物件に住むこと自体に関してはそこまで問題ありません。

避けるべき物件と言えるほどのデメリットでもありませんし、家賃も安いので初めての一人暮らしなら特に選びやすい物件です。

最大の問題点は夏場の暑さです。

エアコンを使ってもあまり涼しくならず、寝苦しくてイライラすることになります。

寝室以外として使うことも想定して選びましょう。

一人暮らしなら収納スペースが確保しにくいので物置として利用するのも1つの手。

勉強部屋、趣味のスペースとして使う人も多いです。

はしごの上り下りは面倒なので、なるべく階段になっているロフト物件が理想かな、と感じました。

ロフトで快適に過ごす使い方!寝床以外にも使える活用法7選

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