家賃が安いと後悔する?安い物件に住んで感じたデメリット

収入に見合わない高い家賃に住んでしまうと、家賃を払うだけで大変になってしまい生活が困窮するので後悔するという話はよくありますが、家賃を安くしすぎたせいで後悔することも中にはあるようです。

ということで今回は家賃が安いと後悔するのか、実際に僕が家賃4万円という安い物件に住んで感じたデメリットについて紹介していきます!

家賃が安いと後悔するのは本当?

結論から言うと確かに物件の間取りや設備、周辺環境に対して多少なりとも妥協が必要になりますが、よほどのことがない限りは後悔することはありません。

家賃が安いことで後悔するのは「実際に住み続けるのが嫌になるほどの環境で引っ越す羽目になった」というケースです。

住んでみてよっぽど無理な環境なら無駄に引っ越し費用がかさむので後悔する可能性は高いですが、人には適用力があるのである程度のことは慣れます。

僕は今までいろんな物件に住んできましたが、家賃が安いよりも高い物件のほうがよっぽど後悔しました。

快適さは必要かもしれませんが、1日中家にいるフリーランスのほうが仕事じゃない限りは問題ありません。

家賃が安い物件に住んで感じたデメリット

実際に家賃が相場よりも安い物件や、家賃4万円台の物件に住んで感じたデメリットをネットの意見とともに紹介していきます。

住民の質が悪いことが多い

家賃が安い物件は住んでいる住人の質が低いことが多くなります。

家賃が安い=フリーターなど定職についていない人でも入居できてしまうため、常識を考えずに夜中騒いだりやたら壁ドンしてきたりする機会が多くなります。

僕が学生時代に住んでいたアパートでは隣人がちょっとした物音ですぐに壁ドンを何度もしてくるようなちょっとおかしな人でした。

必ずしも家賃が安いから隣人が変な人とは限りませんが、おかしな人になる確率は高くなります。

隣人は住んでみないとわからない部分も多いのが難点。

駅から遠いなどの立地問題がある


相場よりも家賃が安い物件となると物件自体に問題があるか、立地的な問題のどちからです。

例えば駅から徒歩10分を超えると家賃もガクッと安くなる傾向がありますし、買い物環境がそろっていないと不便な土地となるので需要も減ります。

僕が住んでいた物件は駅からの距離は遠くありませんでしたが、代わりにスーパーまでの距離がかなり離れているのが難点でした。

晴れた日なんかは自転車で買い物に行くのでまだいいですが、雨の日とか風の日、寒い冬の時期は買い物に行くのがかなり億劫になった記憶があります。

周辺環境も住む上ではかなり重要です。

防音性が低いので静かに暮らす必要がある


家賃が安い物件の多くは木造アパートや軽量鉄骨アパートとなります。

当然木造や軽量鉄骨というのは低コストで建設されるので防音性も最低レベルです。

隣人の生活音は普通に聞こえてきますし、テレビの音、話し声、窓を開ける音、トイレや洗濯機を回す音も聞こえてしまいます。

ある程度の音は仕方ないですが、当然隣人からの音が聞こえるということは自分の音も相手に伝わってしまうのでかなり静かに暮らさないと苦情を入れられたり壁ドンされる原因にもなります。

特に夜の営み音は聞こえてしまう可能性が高いので注意しなければなりません。

築年数が古くて虫が出やすい


これは僕が相場よりもかなり安い築48年で内装がリフォームされていた物件に住んだ時の話。

ゴキブリは出ませんでしたが日当たりが悪いせいか築年数が古すぎるせいか虫対策をしっかりとしているのにも関わらずよくわからない羽の生えた虫が出現したり、クモが出現していました。

また、築25年の物件に住んだ時は夏場になるとなぜかお風呂場の浴槽部分に大量の虫の死骸が換気扇から降ってきました。

いくら内装がキレイだったとしても配管というのはそう簡単に変えられるものではないので、こういった虫に関するトラブルが多くなってしまいます。

虫嫌いな人にとっては最悪なデメリットです。



家賃が安いことで得られるメリット

目に見える金銭的問題の解消はもちろん、それ以外にも家賃を安くする上でメリットは多いです。

審査に通りやすくなる

審査基準は手取りではなく年収を元に計算されます。だいたい家賃×36か月分が目安と言われています。

当然家賃が安ければ安いほど審査に通る年収も低くなります。

家賃審査に通る年収目安
4万円144万円
5万円180万円
6万円216万円
7万円252万円
8万円288万円
9万円324万円

審査の基準というのは管理会社、保証会社によって異なりますし、担当してくれる営業マンの腕次第によっては自分の適正家賃以上の物件を借りられることもあります。

家賃が安ければ審査が通りやすいのはもちろん、審査にかかる時間も短くなります。

通常であれば最短3日~1週間程度かかる審査が1日で通ることもあります。

引っ越すまでに時間がない人にとってはすぐに入居できるようになるのがメリットです。

初期費用を大幅に抑えることができる

初期費用は家賃を基準として決められるので、家賃が安くなればなるほど全体の初期費用も大きく安くなります。

敷金・礼金・仲介手数料は家賃○○カ月分という基準で家賃の4か月~5か月分が相場。

家賃初期費用相場
4万円約16万円~20万円
5万円約20万円~25万円
6万円約24万円~30万円
7万円約28万円~35万円
8万円約32万円~40万円
9万円約36万円~45万円

あくまで相場ですが家賃4万円と8万円では倍の差がつきます。

初期費用は引っ越す上で一番かかる費用なので家賃を抑えるだけでもかなり安くすることが可能です。

毎月の出費を減らせる

毎月の出費が収入ギリギリだと金銭的負担としてもきついですが、何より精神的負担がかなり大きいです。

ちょっとした贅沢すらできなくなりますし、欲しいものは我慢しなければなりません。

家賃を安くすれば毎月の出費を何もしなくても減らすことができるのである程度貯金ができるので精神的な余裕が生まれます。

僕が高い家賃で赤字の時は正直毎日後悔してばかりでした。それぐらい家賃の安さというのは大切です。

次に引っ越すときにも妥協しやすくなる

「一度あげると生活の質を下げるのは難しい」と言われているように部屋の質をあげてしまうと下げるのはかなり難しいです。

例えば今まで風呂とトイレが一緒のユニットバス物件に住んでいた人が風呂・トイレ別物件に住むのは簡単ですが、逆にユニットバスに戻るという選択はまずできません。

実際僕が最初に住んでいた物件がユニットバスで当初はそこまで不快に感じませんでしたが、今住めるかと言われればNOです。

木造アパートから防音性の高い鉄筋コンクリートマンションに住んでしまったせいか前のような物件には戻れなくなってしまっています。

一度でも良いところに住むと生活の質をさげることができなくなるので、家賃が安くてちょっと我慢する程度のほうが次に引っ越すときも物件を選びやすいのがメリットです。

しょうもないように思えるかもしれませんが、一人暮らししている上では結構重要。

家賃が安い物件を選ぶ上で注意すべきこと

家賃が安いのは確かに重要ですが、安すぎる物件は住めるような環境ではないことも多いので家賃を優先しすぎるのも問題。

いくつか家賃が安い物件を選ぶことで注意すべきことについてまとめてみました。

譲れない条件を1つは挙げておく

部屋探しの際にはだいたい3つぐらいの条件を設定しますが、家賃の安さを優先するなら条件を1つだけ設定しておきましょう。

例えば虫がどうしても嫌いというのであれば1階や古い物件を除いた上で部屋探しをする必要があります。

仕事が忙しくて「睡眠時間を少しでも確保したい」というのであれば駅からの距離や立地が最重要となります。

家賃が安ければなんでもいいという発想だと住んで後悔する確率は高くなりますし、引っ越すことになれば非常にもったいないです。

なぜ安いのかを理解する

家賃が安い物件というのは必ず安い理由があります。

需要と供給のバランスを考えて家賃を設定しているので本来の意味であれば掘り出し物件なんてものは存在しません。

例えば駅から遠いから安くなっているのか、そもそもその地域全体の家賃相場が安いのかなどは物件情報や家賃相場を見れば一発でわかります。

どうしても気になるようであれば内見時に営業マンになぜ安いのかをストレートに聞いてみてください。たいていは答えてくれます。

また、重要な欠陥があるかどうかは前の入居者がどのぐらいの期間住んでいたかどうかである程度把握することが可能です。

どの程度の期間住むのか想定しておく

住む前にどの程度の期間その物件に住み続けるのかある程度考えておくことも大切です。

引っ越し貧乏という言葉があるようにすぐに引っ越せば当然初期費用や退去費用、引っ越し業者依頼費用で損をすることになるので「だいたい2年ぐらい」など想定のもとで住むようにしましょう。

【得するまでにかかる期間】

下げる家賃額家賃5万家賃6万家賃7万家賃8万
1,000円25年~28年4カ月~31年8カ月~35年~
5,000円5年~5年7カ月~6年4カ月~7年~
10,000円2年6カ月~2年10カ月~3年2カ月~3年6カ月~
15,000円1年7カ月~1年11カ月2年2カ月~2年4カ月~
20,000円1年3カ月~1年5カ月1年7カ月~1年9カ月~
25,000円1年~1年2カ月1年4カ月~1年5カ月~
30,000円10カ月~1年~1年1か月~1年2カ月~

計算すると家賃を15,000円程度安くしないと2年以内に回収することはできません。

住み続ける期間が長ければ長いほど生涯の出費も少なくなります。

安い部屋だからといって何度も引っ越しするぐらいなら少し高くても長期的に住んだほうが初期費用負担があるので安く済むことも多いです。

一年未満で引っ越しはもったいない?いくら損するか計算してみた

家賃や初期費用の安い物件を探せるサイト3選

スーモやホームズを使っても家賃の安い物件を絞り込むことはできますが、かなり内装もボロボロだったり風呂すらないような物件も多く存在します。

そこで家賃や初期費用の安い物件を効率的に探せるサイトを3つほど紹介します。

イエプラ

イエプラは自宅にいながら店舗に行った時のように部屋を探してもらえるサービスです。

スーモやホームズと同じ取り扱い物件数を持ち、最新の物件情報を提供してもらえるのが最大の魅力です。

UR賃貸やビレッジハウスのように初期費用や家賃そのものが安いというわけではありませんが、通常の不動産のような消毒施工費などの無駄なオプション費用が一切かからないので初期費用が高くなることはありません。

チャットで専門スタッフとやり取り可能なのでカテゴリー分けできない細かい条件(初期費用10万円以下など)を伝えることもできます。

イエプラのホームページへ

エイブルやアパマンショップ等の物件もイエプラを通して紹介してもらうことで初期費用を少し安くすることができます。

イエプラの仲介手数料判明!口コミや評判が本当か実際に使ってみた

ビレッジハウス

ビレッジハウス

ビレッジハウス公式サイト

ビレッジハウスは政府が昔管理していた雇用促進住宅を一括で借り上げ内装をリフォーム・リノベーションした物件を提供しています。

通常の賃貸物件とは違い築年数が古くて安い住宅を買って賃貸物件として提供しているため広い割に安いという特徴があります。

敷金や礼金、仲介手数料はもちろん更新料でさえも無料です。

初期費用

最大3万円のキャッシュバックも行っているので初期費用がわずか数千円で済んだという人も中にはいるぐらい安いです。

ビレッジハウスはやばい?口コミや評判と安い理由をまとめてみた

部屋まる

部屋まるホーム

部屋まる。公式ページへ

部屋まるは東京・埼玉・千葉・神奈川の家賃6万円以下の物件を取り扱っている不動産会社です。

もともとが低い家賃をコンセプトに集客を行っているので家賃が安い物件の中で比較的良い物件を探すことができます。

他の不動産サイトよりも家賃の安さに特化しているので、安い物件を選ぶときの注意点などについても専門のアドバイスをもらうことができます。

部屋まる。の特徴や口コミ・評判を徹底調査!なぜ家賃が安いの?

結論

今まで身の丈に合わない高い家賃の物件にもかなり家賃の安い物件にも住みましたが、どちらがいいかと聞かれれば間違いなく家賃が安い物件です。

家賃というのはかなり大きな固定費の出費となるので、自分の生活さえも制限されてしまいます。


家賃が安ければ”最悪引っ越せばいい”という選択も取れますが、家賃が高いと貯金が貯まらないのでその選択すらもできなくなります。

確かに部屋の雰囲気や立地は我慢しないといけない部分も多々ありますが、お金に余裕がない限りはお金のほうが大事です。

家賃が安いことよりも収入ギリギリの家賃帯のほうが後悔する確率は高いです。

住めば都という言葉があるようにある程度の妥協は住んでいれば慣れますが出費に慣れはないので家賃が安いほうがいいです。

無理して高い家賃に住んで感じたメリット・デメリットを話そうと思う