マンスリープランと聞くとレオパレスを思い浮かべる方が多いと思いますが、マンスリーは何もレオパレスに限ったことではありません。
月単位で物件を借りることができるということですが、いまいちメリットやデメリットがわからない・・・
ということで今回はマンスリーマンション・アパートのメリットやデメリットについて簡潔にまとめてみました。
目次
ウィークリー・マンスリープランと一般的な物件の違い
ウィークリーマンション、マンスリーマンション・アパートという言葉がありますがこれは簡単に言うとウィークリー(週単位)、マンスリー(月単位)で借りることができる物件のことを表します。
「じゃあ短期でしか借りられないのか」と思うかもしれませんが、普通の物件と同じように長期で借りることもできます。
- 賃料が契約期間ごとに前払い(全払い)
- 敷金・礼金が不要
- 家具・家電付が基本
- 光熱費が定額or不要
一般的な賃貸物件の場合、2年契約となり、2年ごとに更新料を支払わなければなりませんが、ウィークリーマンションやマンスリーマンションではこういった不要なお金を必要としません。
短期的に住む人のことを考えて家具家電が備え付けで光熱費も定額が基本です。
⇒家具家電付きのデメリットや何がついているのかについてはこちら!
ウィークリー・マンスリーマンションのメリット
- 賃料以外の初期費用を抑えることができる
- 建物が綺麗
- 退去費用を抑えることができる
- 電気・ガス・水道使い放題
- 入居審査が緩い
1.賃料以外の初期費用を抑えることができる
ウィークリーマンションやマンスリーマンションは敷金礼金が不要で家具家電も一式揃っているので初期費用をかなり抑えることができます。
生活するための家具家電をそろえようとすると軽く15万円ほどかかりますし、敷金や礼金が1か月かかると相当初期費用が高くなってしまいますからね。
荷物が最低限で良いということは引っ越し業者を必要とせず、引っ越し費用もかかりません。
2.建物が綺麗
ウィークリー・マンスリープランを提供している物件は比較的内装が綺麗めな物件が多く存在します。
取りあえず一時的に住む部屋だとしてもある程度の綺麗さは欲しいのでメリットと言えます。
3.退去費用を抑えることができる
ウィークリーマンションやマンスリーマンションは初期費用に退去費が含まれているため、退去時にお金を取られる心配がないのも特徴の1つ。
いわば退去費は定額制なので高額請求されないか不安になることもありません。
ただ家具家電を破損させるとその分の修繕費を請求されるそうなので注意してください。
入居の際もそうですが、手荷物が多くない分引っ越し費用も不要なのはメリットです。
4.電気・ガス・水道が使い放題
あまり家に帰らない人にとっては光熱費定額のメリットはありませんが、家で仕事をする人や長時間家にいることの多い人にとってはお得です。
普通の物件だと光熱費を考えてエアコンをつけるのにためらったり、湯船に浸かるのもごくまれになりますが、ウィークリーマンションやマンスリーマンションならこういった心配を一切しなくていいのも魅力の1つでしょう。
5.入居審査が緩い
ウィークリーマンションやマンスリーマンションでも審査は存在します。
ただ、通常の物件と異なり契約が短期で一括払いなので審査が緩い傾向があります。審査と言ってもお金があるかどうかの確認や身分証明レベルだったりします。
マンスリー契約なのでしたら、金さえあれば審査なんてありません。
マンスリー契約の大半は代金前払い制ですから。
レオパレスですと90日、180日、360日契約があると思いますがその期間分を前払いで支払えれば仮に無職だろうと関係ありません。参照元:知恵袋
基本的にお金を用意できさえすれば審査は通りますし、無職やフリーターに勧めている業者も多いです。
ウィークリー・マンスリーマンションのデメリット
- 賃料が高い
- 一括前払いなのでまとまったお金が必要
- 途中退去しづらい
- 家具家電を壊すとやばい
1.賃料が高い
ウィークリーやマンスリーの一番のデメリットは家賃が高いことです。
家賃の中には光熱費も含まれていますが、それでも通常の物件よりも圧倒的に高いです。
ちなみに賃料の高さはウィークリープラン>マンスリープランとなっており、長期的に借りるプランになるほどお得になる仕様になっています。
まぁ長期的に住むなら普通の物件を借りた方が明らかにお得なので本当に一時的に住む人用って感じです。
2.一括前払いなのでまとまったお金が必要
初期費用が抑えられると言っても賃料は最初に一括で払わなくてはなりません。
例えばマンスリープランで入居したくても手元にお金がなければどうしようもありません。
3.途中退去しづらい
最初にお金を払っちゃっているので住んでいて途中で退去はしずらいです。
良心的な不動産業者の場合は日割りにしてくれて返金してくれますが、基本的には払ったお金は返金されないと思った方が良いでしょう。
あと1日だけ住みたいとなっても融通は聞かないので注意してください。
4家具家電を壊すとやばい
マンスリーに限った話ではないですが、家具家電が付いているということはいわばレンタルしている状態ということ。
例えば冷蔵庫を壊してしまった、洗濯機が故障した・・・こういう場合、自身の過失であるならそのお金を払わなければなりません。
すぐに壊れるものでもないですが、そういう前提がある時点で生活する上でストレスになります。
普通に借りるのとどっちがオトク?
基本的にマンスリープランというのは短期入居向けなのですが比較すること自体変な話ですが、やっぱり気になりますよね。
長期で借りるほどオトクになるシステムがあるので、それを使ってレオパレスを例に挙げて比較してみます。
【24ヶ月(2年)同じような物件を借りた場合の例】
【普通の物件(1K)】
- 賃料:60,000円(共益費込み)=144万円
- 光熱費:15,000円=36万円
- 初期費用:不要
- 合計:180万円
【マンスリーアパート】
- 賃料(24ヶ月):238万円
- 光熱費:不要
- 初期費用:不要
- 合計:238万円
レオパレスの物件で同じ土地の同じような構造で約60万円ほどの差がつくようです。
それだけ賃料が高いということです。これは長期プランで計算しているので、短期だとさらに賃料は高くなります。
口コミ・評判をまとめてみた
レオパレスはエアコンが3時間で切れる仕様になっていて夏に熱中症になる人が多発し問題になりました。
光熱費使い放題と謳っている割にケチケチしています。
マンスリープランの家賃がくそ高い、前の 2倍かよ!! おぼえてろぉ〜、ガンガン残業してやるからな!! しっかりいただくぞ残業代□
— シロクロ (@sirokurotokiao) January 23, 2012
借りてるウィークリーマンション、いろいろものがなくて不便…掃除機すらないし。明日色々買い出しに行かないとなあ。
— いいだP🌻🍎🎀🐊 (@iida208ss) September 1, 2018
家具家電がついているといっても借りる業者によって何がついているのかは異なるので契約前に確認が必要です。
ウィークリーやマンスリーマンションがおすすめな人
- 短期間、一時的に部屋を借りたい人(3か月以内)
- 出張が多い人
- お金はあるけど職が安定していない人
- 身軽に引っ越したい人
- ちょっとだけそこに住んでみたい人
名前の通り短期間向けのプランなので長期的に住む人にとってはコストが高くなるのでおすすめできません。
一時的に住居が必要だったりする場合には利用価値が高いです。
普通の物件は初期費用がどうしてもかかってしまうので、短期的な住居としては安いです。
ただ、住めればなんでもいいというのであればウィークリーマンションやマンスリーマンションじゃなくてシェアハウスでもいいんじゃないかと思ってしまいます。
一時的+一人の時間が欲しい人はこのプランで借りるのはありですね。
短期賃貸物件の探し方
ウィークリープランやマンスリープランはレオパレスの印象が強いですが、レオパレス以外の不動産でも提供している会社はあります。
ただ、いちいち探すのがかなり面倒なので一括で探せるイエプラが現状おすすめです。
イエプラはネットで部屋を探せるサイトですが、スーモやホームズと違い、専門スタッフが中にいるのでチャット上で「短期で部屋を借りたい」と伝えるだけで短期賃貸物件だけを探してもらうことができます。
使い勝手がかなり良く、家にいながら物件の最新情報を手に入れることができるので部屋探しには重宝します。
興味があれば使ってみてください。
参考までにどうぞ。
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