賃貸アパートの床の防音対策6選!足音を防ぐにはコルクマットがおすすめ

賃貸の防音と聞くと「壁の厚さ」のイメージが強いですが、防音性はそれだけではありません。

例えば足音がやたら響くのは床に問題があるため。

僕も築年数のやたら古い鉄筋コンクリートに引っ越したら壁はともかく足音がやたらと響く物件に住んでしまって調べに調べてマットを購入することにしました。

今回は賃貸アパートでの床の防音対策や実際にコルクマットを敷いて1年生活してみた感想についてまとめてみました!

足音など床の防音対策方法6選

コルクマット

コルクマットというのはワイン等で使われるコルクを使用しているマットのことで、パズルのような形をしていて広さに合わせて自由に大きさを調節できるマットのことです。

正直言って1つだけではほとんど意味を成しませんが、複数のコルクマットを組み合わせることで部屋全体に敷き詰めることも可能なので自分の足音が気になる人や生活音を気にする場合に優れています。

売られているコルクマットは表面上だけコルクで下部にはジョイントマットと同じクッション性の高いEVA素材が使われている複合型がほとんどです。

コルクマットのメリット
  • 肌ざわりがサラサラしている
  • 防音効果だけでなく断熱効果もある
  • 表面に埃が付きにくい

コルクマットはサラサラした肌ざわりをしていて夏場に裸足で踏んでもコルク層がある程度の汗を吸ってくれるので吸着性はあまりありません。

しかも意外と滑りにくいという特性もあるので小さい子供やお年寄りにとって使いやすいです。

デメリット
  • 価格が高め
  • 種類が少なくて好きな色を選びにくい
  • 端の部分が反りやすい

コルクマットは基本的に茶色で種類も少ないので部屋をオシャレにしたい場合には不向きです。

コルクが主な素材となるので価格も若干高いという面があり「安く防音対策したい」という人にとってはあまりおすすめできません。

ジョイントマット

ジョイントマットというのはコルクマットと同じパズルのような正方形の形をしたスポンジ素材やEVA素材のマットのことで、パズル型になっているのでつなぎ合わせて床に敷き詰めることができます。

コルクマットとの違いはEVA素材がメインで使われているかどうかという部分しか差はありません。

EVAというのは「エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂」の略で弾力性があり耐久性が高いのが特徴です。まさに床に敷くのにふさわしい素材です。

ジョイントマットのメリット
  • コルクマットよりも安価
  • 種類や色が豊富なので部屋に合わせたものを選びやすい
  • 水拭きが可能なので汚れにくい
  • 軽くて反発力がある

コルクマットよりもジョイントマットのほうが種類が豊富なので一人暮らしで部屋をオシャレにしつつ防音対策をしたい場合はこちらのほうが選ばれやすいです。

デメリット
  • 吸着性が高く埃がつきやすい
  • 蒸れやすい
  • 「きゅきゅっ」とした音が鳴りやすい

ジョイントマットは静電気が発生しやすいため埃がつきやすい性質があります。

また、水を吸わないため蒸れやすく歩いた時にきゅきゅっとした嫌な音が鳴ることがあるのがデメリット。

カーペット

コルクマットやジョイントマットほどの防音性能はありませんが、カーペットを敷くことでも立派な防音対策になります。

音というのは空気中から壁や床に伝わるものも多いですが、カーペットをするだけで空気中の振動を吸収してくれるので部屋の防音対策ができるというわけです。

カーペットも種類が豊富でインテリアとしても使えますし、防音対策メインであれば部屋全体に敷き詰めるタイプを購入するとより効果が発揮しやすいです。

また、厚さのあるものを選ぶことで足音自体も防ぎやすいです。

フロアマット

フローリングマット、フロアマットと呼ばれる塩化ビニル製のマットもコルクほどではありませんが防音性能があります。

本来、フロアマットは汚れや傷を防止するためや、和室を洋室風にアレンジするために使われるものですが、弾力性があり、薄いながらも足音対策になるので防音性能も自然と備わっています。

部屋の雰囲気をあまり変えたくない場合やカーペットを敷くのが嫌な人はフロアマットを部屋に敷き詰めるのがおすすめ。

カーペットとは違い、水をしっかりとはじいてくれるので飲み物をこぼしてしまってもすぐに拭き取れるなどのメリットがあります。

1畳区切りでも購入可能なので、部屋全面に敷き詰めるかカーペットと同じ程度の幅にするかは自由に選ぶことができます。

チェアマット

チェアマットとはその名の通り、椅子の下に敷く専用のマットのことです。

足音というよりも椅子が動くことにより振動音や床への傷を防ぐために使用されるのが主な目的となります。

キャスターのゴロゴロ音って意外とうるさくてこの音が原因で下の階の住人から苦情がくることもあるのでしっかりと防音対策する必要があります。

最近ではコロナの影響でテレワークも増え、自宅で仕事をしている人も多いのでデスクがあるならチェアマットがおすすめです。

普通のカーペットとは違い、チェアマットは滑り止めがついていてなおかつスムーズに椅子が動かせるような素材となっています。

スリッパ

一番手軽に防音対策できるグッズとしてはスリッパが有効です。

通常の足音というのは床につく衝撃音+体重による振動音が伝わってしまいますがクッション性の高いスリッパの場合はある程度の衝撃を吸収してくれるので足音が軽減されます。

もちろん全てのスリッパに効果があるわけではなく、足裏が硬いタイプのスリッパはむしろ衝撃を助長させてしまってかえってうるさい音になりかねません。

スリッパを購入するなら足裏部分もやわらかいクッション素材のものを選ぶように注意しましょう。

ジョイントマットとコルクマットの違いを徹底比較

床の防音性能を考えた時に一番おすすめなのはやはりコルクマットやジョイントマットなどのタイルマットです。

ジョイントマット自体はかなり種類も多く、色も多いので「部屋をオシャレにしたい」という人には持って来いです。

コルクマットは表面がコルク状なのでオシャレさにはかけますがコルクの防音性が高いので「防音性重視」という人はコルクを選ぶ人が多いみたいですね。

少しわかりにくいのでジョイントマットとコルクマットのそれぞれの特徴を比較してみました。

ジョイントマットコルクマット
価格(6畳用)5,000円~7,000円~
素材EVA素材EVA素材の上にコルク
色の種類多い1種類のみ
防音性普通高い
断熱効果高い高い
肌触りペタペタサラサラ
柔らかさやわらかいやや硬め

比較してみるとジョイントマットよりもコルクマットの方が値段が高いことがわかります。

これはコルクマットがEVA素材+コルクの2層なのに対してジョイントマットはEVA素材のみとなっているため。

また、EVA素材自体は弾力性があるもののコルクマットの場合はその表面はコルクなので比較するとジョイントマットの方が柔らかく感じます。

どちらにもEVA素材が使われているので座り心地は良いです。

防音対策ならコルクマットがおすすめ

EVA、コルクともに防音性に優れているのですが、同じ厚さで同じ品質の場合は当然ながらコルクマットの方が防音性は高いです。

これはコルクとEVAという違う材質をつかっているため。

EVA素材は弾力性が高く、吸収力が高く、コルクは弾力性は低いですが衝撃を分散させる働きがあります。

コルクマットはEVA素材とコルクの良さが最大限に活かされており、衝撃をコルクで分散→EVA素材で吸収という働きがあるのです。

ジョイントマットだと基本的にEVA素材のみとなるので吸収しきれない大きな衝撃には耐えられない=コルクマットの方が防音性が高いというわけです。

ただ、これは同じ厚さの場合の話です。

例えばジョイントマットの厚さが12mmでコルクマットが7mmだった場合はジョイントマットの方が防音性には優れています。

厚さが薄いと衝撃を吸収しきれずに床面に伝わり、結果的に防音の役割を果たせなくなります。

あくまで目安ですが、ジョイントマットやコルクマットを敷くなら最低10mm(1センチ)以上のものを購入することをおすすめします。

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どちらにするかで迷ったら厚さのある方が防音性が高いというのが結論です。

ちなみに厚みがあるほど値段も高くなるのでその辺はお財布と相談です。

コルクマットを敷いて1年生活してみた感想まとめ

僕が以前住んでいた物件は鉄筋コンクリートで壁の防音性能はあまり気になりませんでしたが、築年数が古くて和室をフローリングにリノベーションされた部屋でした。

床材のコストをケチっていたせいか軽くジャンプすると部屋全体が揺れるような感覚があり、窓まで簡単に衝撃が響いているほどの酷さだったのでコルクマットを全体に敷き詰めました。

コルクマットの中でも防音性能が高い厚手のものを使用して1年生活してみた結果をまとめてみます。

コルクマットの防音性能

防音性能コルクマット
足音
ジャンプ音
軽い物の落下音
重い物の落下音
声などの反響音

通常の足音に関してはかなり和らぎました。

普通に歩く程度なら衝撃音をほとんど吸収するので部屋全体に響き渡るようなことは全くなかったので敷いた意味はありました。

ただ、さすがに思いっきりジャンプしたりテレビとか重い物を床に落とした時の衝撃音までは半分程度しか防ぐことができなかった印象。

調べてみたところ軽量衝撃音(物を落とした時などの衝撃)はほぼ防げますが重量衝撃音はあまり防げないとのことです。

引っ越したばかりだと物が少ないので喋ると声が反響しがちですが、コルクマットを床全体に敷いた音で吸音作用があったので話し声とかも防げていたように思えます。

コルクマットを敷いて感じた意外なデメリット

防音目的で敷いていたのでそれ自体はしっかりと役目を果たしていて良かったと思いますが、もともと日当たりの悪い物件だったこともあり、コルクマットを敷き詰めたせいか余計ジメジメしたような空間になってしまいました。

実際にコルクマットのせいかどうかは定かではありませんが、コルクマット自体には撥水作用はないので湿度が高くなる原因になっていてもおかしくはありません。

1年敷きっぱなしにして剥がした時に「もしかしてフローリングにカビが生えているのでは?」と不安になりましたが、そういったことは一切ありませんでした。

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まとめ

MEMO
  • 床の防音対策ならコルクマットやジョイントマットがおすすめ
  • 部屋のオシャレさを重視するならジョイントマット
  • 防音対策しても上の階からの足音を防ぐことはできない

軽度ならカーペットを敷いたり、スリッパを履くだけでも問題なくなるレベルにはなりますが、子供の足音だったり僕のように床がもともと薄い場合にはコルクマットやジョイントマットを敷き詰めてしまったほうが良いと思います。

ただし、自分の床の足音は防げても上の階からの足音を防ぐことはできないので「上の階の足音がうるさい」と思っても我慢するしかありません。

もし我慢できないレベルであれば管理会社に連絡するか、自分が最上階の物件に引っ越すしかありません。

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