築年数が古い賃貸マンションに住むのはデメリットだらけ?

一人暮らしをするなら出来れば綺麗な部屋で快適に過ごしたいものですが、家賃などを考慮すると、簡単に新築物件や浅築物件には住めないですよね。

家賃と間取りを考えて選ぶと最終的に築年数が20年以上経っている古い物件に巡り合うことも一人暮らしあるあるの一つだと思います。

そこで今回は古い賃貸アパートやマンションに住むメリット・デメリットを実際に住んでいる人の声を参考にご紹介していきます!

築何年まで住めるもの?

物理的耐用年数はメンテナンス等で変わるものですが、税法上の法定耐用年数には定めがあります。

構造分類法定耐用年数
木造アパート22年
軽量鉄骨アパート19年~27年
重量鉄骨マンション34年
鉄筋コンクリートマンション47年

構造ごとに築年数の限界は違いますが、基本的に耐震性や耐火性の低いもののほうが寿命も早くきてしまいます。

法定耐用年数というのは資産を減価償却費として計上できる年数であってもう住めなくなる年数ではありません。

木造で22年以上経っていたとしても修繕工事を行い、定期的なメンテナンスさえ行っていれば耐用年数を超えて賃貸として貸し出したり、住むことが可能です。

鉄筋コンクリート造の場合はしっかりと修繕すれば100年以上持つと言われているほどですが、賃貸として貸し出している限界はだいたい築50年ほどです。

耐用年数を超えた物件というのは資産価値がかなり下がるため相対的に家賃も低くなる傾向があります。

築年数が古い物件=家賃が安いというのは資産価値や需要が減るためです。

賃貸は耐用年数を超えたあたりでリフォーム・リノベーション工事に入ることが多いため、上記の年数を超えた物件は意外と内装がきれいなこともありねらい目です。

築年数の古いマンションはデメリットだらけ?

築年数が古いマンションに住むと築浅物件と比べるとどうしてもデメリットは多くなってしまいます。

デメリット
  1. 気密性が低く、冬は寒くてエアコンが効きづらい
  2. 虫が発生しやすい
  3. クローゼットではなく押入れが多い
  4. バスルームが古いことが多い
  5. 排水管から下水の臭いがする場合がある

気密性が低く、冬は寒くてエアコンが効きづらい

古い物件すべてに言えることではないですが、比較的気密性の低い建物が多く夏場はともかく冬場はかなり寒くなり、エアコンをつけても全然部屋が暖まらないことがあります。

元々気密性が低いのは木造アパートなので古いアパートとかは結構地獄かも。

虫が発生しやすい

オウチーノが568名に対して行った「住居内の「虫トラブル」実態調査」がこちら。

築年数ゴキブリクモ
1年~5年1.43回7.36回4.25回
6年~10年1.87回9.43回6.45回
11年~20年3.23回12.96回5.46回
21年以上13.91回13.91回8.48回

グラフを見る限りでも築年数が古くなればなるほど比例して虫の出現率も高くなっていることがお分かりいただけると思います。

新築や築浅と比較してみるとゴキブリ出現率は約10倍以上となっています。

データとしてみるとクモの出現率はそれほど変わらないように思えますが、僕が住んだ築48年の物件はゴキブリは一切出なくてクモがかなり多く発生しました。

古い建物になると虫の発生率はあがるのは虫嫌いにとってはデメリット。ゴキブリは対策可能ですが、クモとか他の虫だと対策しきれないこともあるのが難点です。

一人暮らしの虫嫌い者超必見!部屋の虫よけ対策グッズ総まとめ

クローゼットではなく押入れが多い

クローゼットは衣服をかけておくスペースがあるもので押し入れは布団などをしまっておくスペースです。

築年数が古くなると押し入れが多くなるので服をかける場所がなくて困ることになります。

どうしても服をかけたい場合は別途で購入する必要があり、ちょっと面倒。

バスルーム等の水回りが古いことが多い

バスルーム等の水回りはフローリングや壁に比べるとリフォームするにしてもかなりコストのかかる部分なので、実際バスとキッチンはそのままにして部屋だけをリフォームするという部屋が多いです。

実際、CMで話題になったビレッジハウスなんかもこういった建物が多く、ぱっと見綺麗そうでもやっぱり水回りに古さを感じます。

古い=汚いというわけでもないですが、使い勝手が悪かったりなんとなく汚く感じてしまうんですよね。

排水管から下水の臭いがする場合がある

僕の友人は築25年のマンションに住んでいるのですが、見た目は普通で部屋も普通ですが排水管から下水の臭いがしてくるそうです。

いくらリフォームしているといっても配管工事は行われないので古くなった配管からそういった異臭がしてしまうこともあります。

築浅物件なら滅多にない事例なので、古い物件に住むリスクですね。管理会社に文句を言ったところでどうすることもできませんし。

築年数の古いマンションに住むメリット

メリット
  • 相場に比べて家賃が安い
  • 物件数が多くなるので条件に合う物件を選びやすい
  • 人気が低い可能性が高いため交渉しやすい
  • リフォーム済みだと新築に近い内装で綺麗

相場に比べて家賃が安い

最大のメリットはお察しの通り、家賃が安いことです。

人気の高い物件ほど家賃は高く、築年数経つごとに人気は落ちてくるので家賃は低くなります。

また、築20年以内だったら許容できる人はある程度いるので人気もそこまで落ちませんが、それを越えると一気に人気がなくなると家賃も激減する傾向があります。

本当に人が入らないような物件だとびっくりするぐらい安い家賃だったりすることも。

ちなみによく古い建物は防音性が低いと言われますが、防音性はそのマンション、もしくはアパートによって異なるので古い建物だからと言って音が響くわけではありません。

例えば新築の木造アパートは古い木造アパートと同じように防音性が低いですし、その逆もしかり。

防音性については構造により異なるので、詳しくは「建物の構造別防音性まとめ」をご覧ください。

物件数が多くなるので条件に合う物件を選びやすい

最初に決める条件として希望家賃がありますが、築年数を気にしないような人であればかなり細かい条件を満たすことができます。

新築と築年数が20年や30年経っている物件を比較するとかなり家賃に差があります。

築年数を後回しにすることで広い部屋に住めたり、駅近、設備なども妥協しなくてよくなるかもしれません。

古い建物は建設ラッシュ時に建設されたものなので数が多いです。”築年数さえ妥協できれば”他を妥協しなくてよくなると考えるとメリット。

人気が低い可能性が高いため交渉しやすい

新築や築浅物件は当然人気が高く、交渉をする余地なんてありませんが人気がある程度落ちている物件だと大家側も入居者を捕まえようと必死なので色々と交渉できます。

例えば家賃交渉だったり、室内のエアコンを追加したり、畳を一新してもらったりとこちらが優位に契約することができます。

家賃交渉だけじゃない?部屋を借りる時に交渉できる5つの項目

交渉可能なのは家賃だけじゃないので参考にしてみてください。

初期費用が安いことも多い

これも人気低下が要因ですが、古い物件だと敷金はともかく礼金が0円だったりフリーレント物件などキャンペーンを行っていたりして初期費用を大幅に削減することができます。

浮いたお金で家具家電を購入したり、貯金できるので引っ越し時のお金を節約することができます。

リフォーム済みだと新築に近い内装で綺麗

上記でも述べましたがある程度築年数を重ねている物件は人が入らなくなってしまうので内装をリフォームすることもあります。

【築43年】

リフォーム済み

【築51年】

築51年

いつリフォームしたのかにもよりますが、内装は新築同様になっていてお風呂場も最新になっていたりと過ごしやすい部屋になっている可能性があります。

家賃が安いのに新築に住むのと変わらないと考えるとかなりの魅力だと重います。

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築48年でリフォーム済みの物件に住んでみた感想まとめ

以前住んでいた物件は築48年の鉄筋コンクリートマンションでした。内装はリフォーム済みだったので確かに新品とはいかないまでもかなり綺麗でしたが、外観は汚れも多くて汚い物件でした。

正直な感想についてまとめるとこんな感じ。

良かった点
  • 家賃が相場に比べて2万円以上安かったこと
  • リフォーム済みだったので生活する上で嫌悪感がなかったこと

やっぱり良かったのは家賃の安さ。これに尽きます。月々の支払が減ることでそのお金を貯金にまわしたり、好きなものを買えるというのは良かった。

精神的にもお金に余裕がない生活じゃなかったのも良かったですね。

悪かった点
  • 虫発生率が異常なほど高かったこと(特にクモがめちゃくちゃ出た)
  • 畳→フローリングにしたせいか、振動が凄かったこと
  • 防音性が思ったよりも低かったこと(特に上下の)
  • 古ぼけた独特な臭いがしたこと(改善できなかった)

住んでみて一番嫌だな、と感じたのは部屋にクモが頻繁に発生したことです。なぜクモなのかはわかりませんが、夏場は1週間に1回ぐらい出現していて虫嫌いの私にとっては地獄でした。

意外にもゴキブリは発生しませんでした。調べたところクモとゴキブリは天敵(種類によるけど)っぽいのが関係していたのかな、と思います。

それともともと畳だった部屋をフローリングにリノベーションしていたのは良かったんですけど、コスト削減のためか床がかなり薄かったです。

ジャンプすると建物が揺れるような(実際窓ガラスが揺れていた)レベルでした。そのためわざわざコルクボードを買って床に敷き詰める羽目になりました。

鉄筋コンクリート物件なので隣からの音はほとんど聞こえませんでしたが、上からの足音がひどかったです。

これは私が住んでいた物件だけかもしれませんが、なんか古臭い臭いがずっとしていたのもかなり気になりました。いくら芳香剤を置いても改善できなくて諦めました。

まぁこれは日当たりが悪かったことも関係あると思います。

まとめ

MEMO
  • 建物の寿命は構造やメンテナンスによって異なる
  • 築年数の古いマンションは虫が出やすくなる
  • 築年数が古い一番の魅力は家賃の安さ
  • 一番のデメリットは配管や水回りの古さ

こうしてみるとメリットよりも圧倒的にデメリットの方が多い気がします。

総合的に考えると家賃の安さ以外に魅力は感じませんが、リフォームされているのであればまだ検討の余地はありそうです。

築20年程度ならそこまで気になるレベルではないですが、それ以上でリフォームされていないと虫発生率も高くて住む環境としては問題が多そうです。

築年数の古い物件を探すのにおすすめなサイト3選

築年数の古い物件の最大の魅力は家賃の安さですが、狙うのであれば内装工事の入ったリノベーション・リフォーム物件です。

リノベーション賃貸は内装が綺麗でなおかつ家賃が安いので虫対策をしっかりすればかなりコスパの良い賃貸物件です。

効率的に探すためにリノベーション賃貸が探しやすいサイトを3つほど紹介します。

ビレッジハウス

ビレッジハウス

ビレッジハウス公式ページへ

運営会社ビレッジハウス・マネジメント株式会社
対応エリア全国
店舗数不明
物件数10,000物件、100,000室以上
特徴敷金・礼金・仲介手数料無料
更新料無料
リノベーション物件なので家賃が安い
契約すると最大3万円割引+フリーレント1ヶ月分

ビレッジハウスは政府が昔管理していた雇用促進住宅を一括で借り上げ内装をリフォーム・リノベーションした物件を提供しています。

通常の賃貸物件とは違い築年数が古くて安い住宅を買って賃貸物件として提供しているため広い割に安いという特徴があります。

敷金や礼金、仲介手数料はもちろん更新料でさえも無料です。

初期費用

最大3万円のキャッシュバックも行っているので初期費用がわずか数千円で済んだという人も中にはいるぐらい安いです。

ビレッジハウスはやばい?口コミや評判と安い理由をまとめてみた

goodroom

グッドルームホーム

運営会社グッドルーム株式会社
対応エリア札幌・関東・名古屋・関西・広島・福岡
店舗数渋谷・札幌・名古屋・大阪・福岡
物件数不明
特徴おしゃれな部屋を集めたサイト
リノベーション賃貸が多い
変わった間取りも多い
初期費用の目安がわかりやすい

グッドルーム公式ページへ

グッドルームは一言で表すと「おしゃれな部屋を集めたサイト」です。

一見、ポータルサイトのようにも思えますが、ちゃんと店舗も構えている不動産屋です。

【渋谷】【札幌】【名古屋】【大阪店】【福岡】に店舗があります。店舗自体もめちゃくちゃオシャレで不動産屋には思えないような造りです。

tomosというグッドルームで施工、設計したオリジナルリノベーション賃貸も多く掲載されていて見ているだけでも飽きない物件が多いのも特徴です。

初期費用が安いわけではないですが、オシャレなリノベーション賃貸を探したい人向けのサイトです。

グッドルームの特徴や口コミ・評判まとめ!おしゃれな部屋に住みたい人必見

イエプラ

イエプラの公式ページへ

運営会社株式会社エヌリンクス
対応エリア関東・関西
店舗数2店舗
物件数約500万件以上
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
細かい条件を伝えられる

イエプラはネットで部屋を探せるサイトですが、スーモやホームズと違い、専門スタッフが中にいるのでチャット上で「リノベーション賃貸」と伝えるだけで家賃の安いリノベーション賃貸だけを探してもらうことができます。

使い勝手がかなり良く、家にいながら物件の最新情報を手に入れることができるので部屋探しには重宝します。

特に細かい条件のある人とか、リノベーション賃貸の中でも好条件の物件を狙っている人にはかなり有用なサイトです。

通常の部屋探しサイトとしても群を抜いているクオリティなのでおすすめ。

イエプラの公式ページへ

イエプラの仲介手数料判明!口コミや評判が本当か実際に使ってみた感想まとめ

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