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トイレって上から流れてくる水が見えるタイプのものと、見えないタイプのものがありますが、一人暮らしの場合は風呂トイレ別かユニットバスかによって違いがあるように思います。
僕はどっちのタイプの部屋にも住んでいたことがありますが、風呂トイレが別の物件だとトイレにタオル掛けが付いています。
トイレで手を洗う習慣がなかっただけに驚きでしたが、トイレで手を洗うのは常識なのかどうか疑問に思います。
そこで今回はトイレに流れている水は綺麗なのか、それとも汚い水なのかその辺をはっきりさせたいと思います。
目次
トイレの水はキッチンの水と同じ上水道
いきなり結論に至りますが、トイレに流れている水は汚そうに見えますが実はキッチンやお風呂に流れている水と全く同じです。
つまり、トイレで手を洗うのが嫌だからといって、キッチンやお風呂場でわざわざ手を洗っても意味がないということです。
ちなみにトイレタンクの上に取り付けられている菅は手洗い菅と呼びます。名前からも手を洗う専用の場所であることがおわかりいただけると思います。
トイレのタンク蛇口から出てきている水は「上水」つまり台所の水道水と同じです。
タンクの中の水が出てきている訳ではありません。手を洗っても問題ないですよ。
参照元:知恵袋
トイレの水は飲むことも可能
トイレの水(手洗い菅)から排出される水は上水なので基本的には水道水と同じものです。
日本の水道水は海外に比べて圧倒的に綺麗なので飲もうと思えば飲むことも可能ということになります。
元水道屋でした。
洗面所の水もトイレのタンクの水もだいたい、いっしょです。
なぜなら、配管がいっしょ。。。
気持ちの違いだからじゃないですか!参照元:知恵袋
水自体は上水道なので口にしても害はないくらいです。気分の問題です
参照元:知恵袋
トイレの水というだけでなんとなく汚いイメージがありますが、あくまで気分の問題なだけで水として考えた時にはキッチンで飲むのもトイレの水を飲むのも同じことです。
ただし、タンク内に溜まった水は配管から排出されたものが溜まった状態なので必ずしも綺麗な状態とは限りません。
水道水は塩素の効果で雑菌等の繁殖を抑え、常温で3日、冷蔵庫で10日程度(飲用)保存できます。また浄水器を通した水や白湯は塩素の効果が弱まるため長期保存(飲用)には不向きです。災害時の飲用水は長期保存が可能な市販のもの、生活用水は水道水の汲み置きを利用する等、備蓄の参考にして下さい。
参照:警視庁
いくら雑菌の繁殖を抑えているとはいえ、ずっと滞留していればいずれ飲めないレベルの雑菌が繁殖してしまいます。
また、タンク内には金属等の物質が使われているのでカスが溜まったりしているので非常時でない限りは使わないほうが良いですね。
ちなみに水道料金って上水道と下水道に分かれていて、トイレ=下水道、その他=上水道の領域んだと思っていましたが、トイレの水も上水道でした。
では、下水料金っていったいなぜ発生するでしょうか。
下水料金は上水道料金に比例して高くなる
ここからはマメ知識なので必要ではないかもしれませんが、一人暮らしの方は意外と知らないと思うのでご紹介。
下水料金=トイレの水じゃないとするならば、いったい生活のどこで下水料金が発生するのか。
ちなみに、水道料金というのはご承知の通り、上水道(飲み水)の料金です。
下水道料金というのは、下水道が繋がっている地域にかかる料金で、文字通り下水道の使用量です。
下水道は、原則として「水道で出た水が汚れて下水に流れる」ことになっているため、下水道料金は使用上水量を
元に算出されます。
よって、使用した水道量が、水道料金と下水道料金の算出に共通して用いられます。参照元:知恵袋
この回答はわかりやすいですね。
実は下水料金というのは上水料金に比例して発生されている額です。
例えば、ほとんど水を使わない人なら、その分下水料金も下がりますが、逆に何度も洗濯をしたり、洗い物をしたり、お風呂が長い人は下水料金も上水料金と同じように高くなります。
綺麗な水→使う(上水料金)→汚くなる=下水に流れる(下水料金)
いつの間にか倍の料金が発生しているというのが水道代の裏側です。
とはいっても、水道代は2月に1回ですし、料金自体も一人暮らしなら大体3000円程度なので気にする必要はないと思います。
ちょっと高すぎると思う人や安くしたいという方は「簡単な節約・節水方法をまとめてみた」を参考にしてみてください。
トイレで手を洗うデメリット
手洗い菅を使えばわざわざ洗面台やキッチンまでいかなくてもトイレで手を洗えるので便利に思えますが、実際はデメリットもあります。
石鹸や洗剤を使うことができない
タンクから流れ出る水はキッチンやシャワーと同じ水質なので洗面台と同じように石鹸を使っても問題なさそうに思えますが、石鹸や洗剤等は基本的にNGです。
例えば石鹸を使ってしまうとその流れた水はタンク内に溜まってしまい、水が流れなくなってしまったり金具が傷んだりして故障の原因になるためです。
液体・固形石けん、共に使用できません。
【理由】
石けんの成分や石けんかすがタンク内に入ることによって、
内部金具を傷め、止水不良などの不具合や水漏れして家財などをぬらす財産損害発生のおそれがあります。
手を洗うとしても水洗いのみなので正直利便性はあまり良くないような気がします。
手を洗うというよりも水で流すという状態になってしまうので衛生的ではありません。小ならまだしも大をして石鹸を使わないってのは抵抗を感じる人も多いと思います。
水で洗い流しても菌が付着したままだったら意味ないですからね。
水が飛び散ってしまいやすい
手洗い菅は受け皿が小さいのでそこで手を洗おうとすると当然水は受け皿から飛び散ります。
さすがにトイレなのでしっかりとコーティングはされているでしょうけど、水垢が飛び散ることになるのでトイレを清潔に保ちたい場合やいつも綺麗にしておきたい人にとっては拭く手間が増えてしまいます。
トイレタンクの上の手を洗うとこ?あそこ使われると水跳ねて水垢掃除すんの大変だし周りがビシャビシャなるからやめろって言うのに辞めない家族…使用禁止のでかい張り紙でもしようか…└( ‘Д’)┘ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
— 美装蓮~Bisou Ren~ (@Bisouren) September 19, 2020
しかもトイレって狭いので裏側とかに飛び散ってしまうと拭くのが困難になってしまうのも面倒な要因です。
飛び散りを防ぐために指先しか洗わないって人も多いようですが、これはこれで衛生的ではありません。
手洗い菅がついているトイレとついてないトイレの違いとは?
種類によっては手洗い菅そのものがついていないものもあります。
【手洗い菅あり】
【手洗い菅なし】
手洗い菅を設けている物件は独立洗面台など洗面台を用意できないワンルームや1Kなどの部屋が多いです。
逆に独立洗面台を設けている物件というのはわざわざトイレで手を洗わなくてもすぐに独立洗面台で手を洗えるので手洗い菅を設ける必要がなく、タンクのみのトイレが多くなります。
あくまで傾向ですが、手洗い菅のトイレは手を洗うためだけを想定されているので他に利用価値はありません。
他にメリットを挙げるとするなら洗浄液を置けることです。これによっては大雑把な人でも長期間トイレを清潔に保つことができます。
手洗い菅がついていない場合だと洗浄剤を置くことができないので定期的に清掃する必要があります。
まとめ
石鹸で手を洗いたい場合は結局キッチンやお風呂場の洗面台で洗うべきでしょうね。
【リクエスト出題】←DMにて受付中
『トイレのタンク』に水道が付いているタイプの場合、
トイレ使用後に『タンクの水道』で手を洗う?
— 2択総研 powered by Willvote (@XV124259204) September 29, 2020
手洗い菅で手を洗うのは少数派のようです。やっぱり「汚そう」だったり「石鹸が使えない」というのが主な理由だと思います。そもそも手を洗う場所だと認知していない人も多い。
僕も調べるまでは手を洗う場所だと思っていませんでした。
ちなみに東京都福祉保健局が2000名を対象に行った調査によるとトイレ後に手を洗わない人は全体の15.4%ほどだそうです。
流石にトイレで手を洗うのは常識ではないですが小便、大便に関わらずトイレは菌が付着する可能性が高いため、手を洗うのが常識です。
最も、手を洗ってもタオルが汚いと意味がないので常備しておくタオルは清潔にしておくようにしましょう。
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