カレッジコートの評判を調査!家賃や食費は高い?

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毎日コムネットが運営している学生マンションタイプの『カレッジコート』。

食事付き学生マンションで外観からもキレイな雰囲気が伝わりますが、住み心地は良いのか、家賃や初期費用、食費などは適正なのか、それとも安いのか徹底調査してみました。

カレッジコートを選ぶかどうか迷っている方は、読み進めることでどんな学生マンションなのか知ることができるので参考にしていただければと思います!

カレッジコートの特徴

カレッジコート公式ページへ

運営会社株式会社毎日コムネット
運営店舗学生マンション総合案内センター
運営サイトカレッジコート
対応エリア全国
物件数469棟32,524戸(2023年7月時点)
特徴学生マンション・学生賃貸を探せる
家具家電付き
共同食堂のある食事付きの物件
他社サイトより食事回数が多い
寮母寮父住み込み

カレッジコートは毎日コムネットグループが運営している『食事付きの学生マンション』に特化した学生向けのサイトです。

ポータルサイトではなく毎日コムネットが自社で所有している物件となるため、基本的に仲介手数料はかかりません。

『食事付き』『寮母・寮父の住み込み』『家具家電付き』が標準仕様となっていて初めての一人暮らしにとって安心な物件のみが提供されています。

学生マンションは寮とは違い、部屋同士が扉で区切られている建物で、食堂が備わっていたり、物件によっては洗濯機が共同ということはありますが生活空間は異なります。

部屋によってはキッチンがないこともあるため注意が必要です。

カレッジコートの評判まとめ

カレッジコートは全体的に悪い口コミはあまり見受けられませんでした。

ただし、他の企業が提供している学生マンションとそこまで大きな差はないため、あくまで参考程度に見ていきましょう。

ポジティブな意見としては『キレイ』『寮母が親切』といったものが見受けらえます。

ただ、学生マンションには学生しか住んでいないため騒音が気になる点や、普通のアパートに比べるとプライバシーが守られにくいといった問題もあります。

カレッジコートを利用するメリット

カレッジコートならではの魅力や、毎日コムネットとしての利点について紹介していきます。

食事が土曜日も提供される

カレッジコートと他の企業サイトの学生マンションで最も違う点は食事の回数。

食事付き物件と言っても基本的には平日の五日間、朝食と夕食が出るのみで土日は自炊したり、外食等をする必要があります。

カレッジコートの場合は『週6日』が標準となっており、物件によっては『週7日』で食事を提供しているので自分で作ったり買う機会も少なくて済みます。

年間食事回数通常学生マンション
(週5)
カレッジコート
(週6)
朝食約240食約288食
夕食約240食約288食
合計約480食約576食

食事付きにはこういった土日祝日の問題点が挙がりますが、カレッジコートでは寮母が住み込みで働いているおかげで、かゆいところに手が届くサービスとなっています。

引用:http://www.gakuman-tokyo.com/collegecourt/menu_book/html5.html#page=7

1週間の食事メニュー例が掲載されていますが、バランスの良い食事となっています。

他にも人気シェフを呼んだ『スペシャルメニュー』やビュッフェメニューもあり、バラエティに富んだ食事が楽しめます。

健康相談サポートがある

カレッジコートには24時間265日対応の『健康相談ホットライン』というサポートがあります。

建物内に常駐しているわけではないため、直接診察してもらえるわけではありませんが、少しでも体調の変化が見られたときに電話して相談できるのは心強いものです。

『少し体がだるい』『熱っぽいけどコロナか風邪がわからない』『出血がひどくてすぐに応急処置をしたい』といった問題にもすぐに対応してもらうことが可能です。

通常の賃貸物件ならこういったサポートは一切なく、自分で病院に行くしかないのが辛いところ。

寮母住み込みでセキュリティが高い

通常の学生マンションでは9:00~17:00までは管理人がいてくれることはありますが、住み込みではないため定時になると帰ってしまいます。

不審者被害やトラブルというのは夜や深夜帯に起こるものなので、そういったときにもすぐに相談できる住み込みの寮母がいるというのは安心感が違います。

窃盗や盗難、不審者被害だけでなく『隣人がうるさい』といった苦情もすぐに伝えることができるので、住み心地の悪さも改善されやすいというわけです。

仲介手数料が無料

仲介手数料というのは物件を所有・管理しているオーナーと入居者の間に仲介業者が入ることによって発生します。

通常の賃貸物件の場合、仲介手数料として賃料1ヶ月分相当が相場としてかかりますが、カレッジコートでは仲介ではなく直接契約となるため仲介手数料は無料です。

無駄にかかる費用を抑えることができるため、物件によってはカレッジコートで借りたほうがお得になります。

合格前に部屋を抑えられる

カレッジコートでは合格前に物件の予約ができるシステムを導入しているため、合格してから慌てて物件を探す必要がありません。

通常の物件は合格後に入学する大学付近の物件を探すことになるため、早くても3月からの部屋探しとなります。

カレッジコートなら受験する学校近くの物件を事前に予約し、合格したら日取りを合わせてそのまま入居が可能です。

また、複数の物件も抑えておくことができるため、受験校が複数ある場合にも利用できます。

こういったサービスは学生マンションを運営している企業はどこも導入しているので珍しくありませんが、入居者にとってはありがたいシステムです。

「合格したら学生マンションに住んで、友達を作りたい」といった計画があるなら積極的に利用しましょう。

早く進路が決まっても長く物件をおける

家賃スライドシステムにより、早めに合格が決定している人でも入学する直前の3月まで一切家賃が発生することはありません。

通常の物件は2週間~最大でも1ヶ月程度しか物件を押さえておくことができず、それ以上は家賃が発生してしまいます。

カレッジコートであればギリギリまで家賃を払わずに物件を押さえておくことができるので、無駄な費用を発生させずに済みます。

カレッジコートの問題点

それほど多くはありませんが、カレッジコートにはいくつか借りる上でのデメリットがあります。

インターネット利用料がかかる

学生マンションはインターネットを無料で提供しているところが多いですが、カレッジコートの物件は月額3,300円かかります。

さらに回線が込み合い、遅くなりやすいと言われている共有回線となっています。

カレッジコートが提供している回線は『Simpleline』というものです。

みんなのネット回線速度にて直近3ヶ月の平均回線速度レポートがまとめられています。

平均Ping値20.2ms
平均ダウンロード速度42.38Mbps
平均アップロード速度72.98Mbps

共有回線としては十分な速度が出ているのでオンラインゲームをやってもストレスなく楽しめるレベルではあるものの、多くの人が使う時間帯はやや不安定になる傾向もあるため注意が必要です。

隣人が学生のためうるさくなりやすい

これはカレッジコートに限った話ではありませんが、学生マンションは左右上下同じ学生が住んでいる物件となるため、宅飲みをしたり、友達と集まって騒いだりして夜中うるさくなるリスクがあります。

学生マンション自体は重量鉄骨や鉄筋コンクリートといった防音性の高い構造になっていますが、いくら防音性が高くても話し声をすべてカットするのは難しいためうるさく感じます。

学生マンションゆえの問題ですが、ある程度の音は聞こえてくる可能性があると思ったほうが良いでしょう。

入館料(礼金)が高い

カレッジコートでは入館料という名の礼金が発生します。

礼金は単身者用物件なら高くても賃料1ヶ月分相当が相場となりますが、カレッジコートの学生マンションは15万円~20万円程度の費用となっています。

礼金にすると3ヶ月分~4ヶ月分を払うことになるため、かなり割高です。

入居資格を失うと更新できない

大学在学中に学生の資格を失うと、そのまま住み続けることができずに更新不可で強制的に退去させられます。

「単位が足りずに留年」なら問題ありませんが、入居資格は学生であることが前提となっているため卒業できないと実家に戻ることになります。

親に知られたくない状態でも引っ越しができないため、実家に帰る他ありません。

学生じゃなくなった時点でそのまま居続けるのは気まずさがあるの退去したくない人のほうが少ないとは思いますが、入居の際は確認しておくべき項目です。

気になる疑問をまとめてみた

カレッジコートで借りる際に気になる点について調査してみました。

カレッジコートの家賃は高い?

西武新宿線の田無駅にあるカレッジコートと賃貸アパートを比較してみました。

カレッジコート39,800円~49,800円12㎡/オートロック/築12年
賃貸アパートA51,000円13.2㎡/ロフト/築7年
賃貸アパートB56,000円18㎡/バストイレ別/築24年
賃貸アパートC38,000円13.5㎡/ユニットバス/築32年
賃貸アパートD45,000円17㎡/バストイレ別/築60年

同条件の物件はありませんが、比較してみてもカレッジコートの家賃は相場より高いわけではありません。

オートロックやマンションという防音性を加味すればむしろ家賃はかなり抑えられています。

この理由は『部屋自体が狭い』『企業が運営している』という点が大きいです。

学生マンションは部屋にキッチンを設けていない場合もあるため、その分家賃が安くなることもあります。

同じ家賃帯のアパートは見つかるものの、ユニットバスで築年数もかなり古いものとなってしまうため、住み心地を考えるとカレッジコートのほうが上です。

食事は何時に取ることができる?

各企業が提供している学生マンションや学生会館とカレッジコートの食事時間を比較してみました。

企業名朝食夕食
カレッジコート7:00~9:0018:00~22:00
ナジック7:00~9:0018:00~21:30
ユニライフ6:30~9:0018:30~21:30

基本的にはそこまで大きな差はありませんが、食事時間はある程度固定されているため「いつでも自由に食べられる」わけではありません。

カレッジコートは他と比較すると夕食の時間が少し長いため、自由度が高くなっています。

食事の料金は高い?

全国大学生活協同組合連合会による2020年のデータと学生マンションにかかる食費を比較していきます。

 食費
(月)
全国平均額約25,000円
カレッジコート29,800円
ナジック23,100円
ユニライフ28,600円

カレッジコートは大手企業であるナジックやユニライフよりやや高い金額となっていますが、週に6回食事が提供されたときの費用です。

月4回~5回×2食ほど多く提供されていることを踏まえると、同じ程度の金額に収まっています。

ただし、食事を取らなくてもとっても同じ金額となるため、食事の自由度が高い賃貸物件のほうが自炊だけなら費用は抑えることができます。

栄養バランスまで考えれば普通に一人暮らしするよりも健康的な生活を送れます。

初期費用は高いの?

物件によって異なりますが、総合的には通常の賃貸アパートよりも高くなる可能性が高いです。

上板橋駅にあるカレッジコートの学生マンションの初期費用がこちら。

賃料39,800円
共益費228,000円/年
入館金150,000円
敷金100,000円
インターネット利用料3,300円
保証会社利用料31,840円
合計552,940円

光熱費が定額となっており、共益費に含まれているため初期費用全体としてはかなり高くなってしまいます。

光熱費である共益費を考えなくても約35万円ほどかかっています。

通常、初期費用の相場は賃料の4か月分~5ヶ月分相当となるため、家賃4万円なら16万円~20万円ほど。

どっちにしても高いですが、家具家電付きということを踏まえると通常アパートとそこまで大きな差は出ません。

まとめ

MEMO
  • カレッジコートは食事に力を入れている学生マンション
  • 初期費用としては高いが、総額では賃貸物件と大きな差はない
  • 最大の問題点は入館金(礼金)の高さ
  • 学生マンションは上下左右学生に囲まれているためうるさくなりやすい

学生マンションを提供している他の企業に比べて、特に食事に力を入れているのが大きな特徴です。

標準仕様として食事付きとなっているだけでなく、管理栄養士監修のもと、週に最低で5日、多いところでは7日毎日食べることができます。

評判自体もおおむね好評となっているので選択肢の1つとして”あり”な物件となっています。

学生マンション自体のデメリットも多々あるので、こちらも参考にしてみてください。

カレッジコート以外で学生マンションを探す方法

カレッジコート以外にも学生マンションや学生会館を探せるサイトというのは存在します。

いくつか有名どころのサイトをピックアップしてみたので参考にしてみてください。

ユニライフ

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運営会社ジェイ・エス・ビー
対応エリア全国
店舗数85店舗
物件数約81,333室
提携学校数約1,000校
特徴スタッフが同行しない『セルフ内見』ができる
入学前から物件を押さえられる
申し込み後に住む替え可能
ネット回線はやや遅い

ユニライフは対応エリアが全国85店舗と学生マンションを扱っている会社としては規模も大きいのが特徴です。

トラブルサポートなども充実していますし、サービス内容にそこまで差はありませんが物件数は比較的多いほう(学生マンションサイトの中では)なので自分が探している物件を見つけやすいです。

ナジック

ナジック公式ページへ

運営会社株式会社学生情報センター
対応エリア全国
店舗数21店舗
物件数約52,000室
提携学校数649校
特徴来店不要で内見や契約ができる
入学前から物件を押さえられる
申し込み後に住む替え可能
ネット回線はやや遅い

ナナジックはユニライフと似たようなサービスを提供しているサイトですが、トラブルのサポートが手厚かったり来店不要の契約が出来たりと優秀なサイトです。

サービス内容にそこまで差はありませんがユニライフで見つからない物件が見つかるかもしれないので合わせてチェックすべきサイトですね。

イエプラ

イエプラ公式

イエプラの公式ページへ

運営会社株式会社コレック
対応エリア関東・関西
店舗数2店舗
物件数対応エリアの8割以上
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
細かい条件を伝えられる

イエプラは学生マンション専用サイトではなく、通常の賃貸物件を探すサイトですが学生マンションも探すことが可能です。

チャットでのやり取りが可能なので細かい条件を伝えることができますし、店舗にいった時と同じようにネットよりも新鮮度の高い物件情報を手に入れることができるので一人暮らしをする際にかなり重宝します。

地方から上京する人はわざわざ店舗に行くこと自体が手間ですが、イエプラは家にいながら店舗に行った時と同じようなことが可能なので学生にとってもおすすめなサイトです。

2024年3月から仲介手数料が無料になったことで、スーモやホームズに掲載されている物件もURLを送るだけで初期費用を大幅に削減できる神サービスとなっています。