合格前予約にもデメリットはある?キャンセル料がかかるって本当?

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春から大学へ進学するにあたって『合格前予約』を検討している人も多いと思います。

早めに物件を確保できるので一見メリットしかないようにも感じますが、当然デメリットも存在します。

「普通の部屋探しと何が違うのか」「合格前予約にどんなデメリットがあるのか」といった疑問をすべて解消していきます。

合格前予約サービスとは

合格前予約は受験生限定に向けた不動産独自のサービスであり、受験する大学近くの物件を”合格前”から予約しておくことができるものです。

合格前予約の特徴
  • 受験前から物件を押さえておけるサービス
  • 入居条件が学生限定の物件がほとんど
  • 家賃は4月から発生する

合格発表後から部屋を探そうとすると、すでに好条件の物件は埋まってしまっていることも多いですが、合格前予約であれば焦って部屋を探さなくても良くなります。

後期試験の合格発表は3月20日~23日前後となるため、合格発表を待ってから部屋探しをしても4月に間に合わせることができません。

合格前予約であれば前期・後期試験に関係なく確実に部屋を押さえることができます。

受験に落ちてしまった場合でもキャンセル料はかからず、予約期間の間は家賃が一切発生しないのも特徴です。

併願受験をする人は複数の不動産会社にお願いして物件を複数押さえることもできます。

不動産会社種類合格前予約の物件
スーモポータルサイトあり
ホームズポータルサイトあり
アパマンショップ仲介業者フランチャイズ店のみ
エイブル仲介業者あり
ミニミニ仲介業者あり
レオパレス仲介業者なし
(最大2週間)
ユニライフ学生マンションあり
ナジック学生マンションあり
学生会館ドーミー学生会館等あり

大手不動産会社やポータルサイトを調べてみましたが、合格前予約の物件を扱っているところは少なくありません。

ただし、基本的には「学生限定」の物件となるため、物件数は普通のアパートやマンションと比較するとかなり少ないです。

また合格前予約と謳っている割に受験直前しかできなかったり、長期的に確保できるところは少ないです。

合格前予約はいつからできる?

合格前予約の受付は不動産会社によって異なりますが、早い場合は10~11月頃から合格発表時期である2月下旬頃まで行われます。

一般的には志望大学が確定した時点で予約を行うことが多く、予約をする人も多いので早めに済ませておくことが望ましいです。

キャンセル待ちも可能

合格前予約は希望のお部屋にすでに予約が入っていることも多々ありますが、合格前にキャンセルしたり不合格となり自動的にキャンセルになることも多いためキャンセル待ちができます。

キャンセル待ち予約は入居できるように複数の物件を選ぶことができる措置をとっているところも多く、入居できる確率も高くなります。

「良さそうなのに埋まっている」場合はキャンセル待ちとして予約しておきましょう。

合格前予約のデメリット

合格前予約サービスは総合的には良心的なものとなっていますが、デメリットもあるので予約前に目を通してみてください。

選べる物件の幅が狭くなる

合格前予約の物件は一般的な賃貸物件に比べると数が少ないため、選べる物件の幅が少なくなってしまうという難点があります。

合格前予約の物件種類
  • 学生寮
  • 学生会館
  • 学生マンション
  • 賃貸アパート・マンション(数は少ない)

合格前予約システムを大々的に取り扱っているのは学生マンションや学生会館など学生向けの賃貸物件を提供している不動産会社です。

学生向けの場合は卒業して退去するサイクルがわかるため、入居中であっても新たな入居者の募集ができます。

長期的に物件を押さえても利益的損失はありませんが、一般的なアパートやマンションは空室期間となってしまいます。

空室期間

選べる物件の幅が狭くなるということは、希望の条件の家賃帯や設備のお部屋に住める可能性が低くなってしまうということです。

お風呂やトイレが共用の物件もある

普通の賃貸物件であれば最低限一人暮らしできるだけの環境が整っていますが、合格前予約が可能としている学生会館や学生寮ではお部屋の間取りも様々です。

『キッチンが部屋についていない』『トイレとお風呂は共用』など他人と生活範囲をシェアする造りになっていることも多いので注意が必要です。

合格後だとキャンセル料がかかる

基本的に、合格前予約で物件を確保しているお部屋に対して”合格前”であればキャンセル料はかかりません。

ただし、合格後にキャンセルした場合にはキャンセル料が発生します。

キャンセルしたくなるのは「探してみたらもっと良さげな物件を見つけた」といった理由です。

物件数が豊富な一般的なアパートは合格後にあらためて探してみると、条件が良くて家賃も比較的安価となっているため迷う人は多いようです。

予約してしまって合格後に変更すると無駄なお金を払う羽目になるので注意してください。

申込み金が必要な場合がある

合格前予約には仮押さえするための予約金が必要となることがあります。

相場は1万円~2万円ほどと高くはありませんが、契約前なのにお金を支払うことに対して抵抗を感じる人は多いと思います。

申込みする際のお金は契約時に発生する初期費用に充てられ、不合格や合格前のキャンセルであれば返金されるので安心してください。

ただし、合格後にキャンセルした場合はキャンセル料の一部となることが多いため注意が必要です。

内見できないことがある

合格前予約の物件にはまだ入居者が入居中となっているため、内見できない可能性が高いです。

退去することがわかっている物件に対して予約をすることができるだけのサービスとなっているため、お部屋の様子は画像や物件情報から判断するしかありません。

内見できないことで「思ったより汚い」「収納が狭い」など住んでから後悔するリスクがあります。

同じ間取りで別のお部屋が空いている場合は見せてもらえる可能性があるかもしれません。

受験勉強シーズンに部屋を見つける必要がある

合格前予約は11月~1月頃に行う人が多く、この時期はまさに受験勉強真っ只中です。

勉強しなければならない時期に部屋探しに時間を費やすことで、本来合格できるものが不合格になるといったリスクもあります。

時間がない場合は親に探してもらうのも手ですが、自分が求めているお部屋の条件と微妙にずれてしまうことにも繋がりかねません。

合格前予約のメリット

合格前予約には様々なメリットがあります。

長い期間賃料無料で部屋をキープできる

通常はお部屋の申し込みを行ってから2週間程度で契約することになるため、どんなに契約日を引き延ばしたとしても1ヶ月ほどが限界です。

合格前予約であれば11月~入学する手間の3月末まで家賃を払わずに物件をキープすることができるため、最大4ヶ月近く押さえておくことが可能です。

物件を押さえておけばほかの人に先を越されることもないため安心です。

焦って部屋探しをする必要がなくなる

3月から部屋探しを始める人は多いものの、入学式に間に合わせるためには部屋探しにかけられる時間には限りがあります。

部屋探しは1週間~長くても2週間程度が限界です。

それ以上かかる場合は入居審査や書類作成等により入学式を過ぎてしまう可能性があります。

また、3月からの部屋探しでは退去予定物件を選ぶことができません。

3月末に退去する予定の物件はその後、ハウスクリーニングをする必要があるため4月中旬以降の入居となってしまいます。

合格前予約であれば焦って部屋探しをする必要がなく、後悔するリスクも低くなります。

合格後の引っ越し準備がスムーズ

入居希望日から逆算して部屋探しをする必要がなくなるため、合格後は引っ越し準備を整えればスムーズに入居できるのも予約サービスの魅力です。

やらなければならないことが少なくなるため、残りの時間を引っ越しの準備や卒業旅行など余暇にあてることも可能となります。

3月は何かと忙しくなりやすい時期なので、やることが1つ少なくなるだけでもラクです。

合格前予約利用の流れ

  1. 受験先を決定する
  2. 任意の不動産サイトで『合格前予約』対応物件を問い合わせる
  3. 店舗・ネットにて申込みを行う(書類の用意)
  4. 合格後数日以内に契約を行う
  5. 鍵渡し・入居完了

基本的な流れは普通のお部屋とそこまで大きく変わりません。

大きな違いは”合格まで物件を押さえておける”ことにあります。

また、通常であれば申込みの前に内見がありますが、入居中物件の可能性が高いため、外観や共有スペースのみの確認しか行えず、部屋の雰囲気は写真や間取りを見て判断する必要があります。

合格した場合はその後に契約手続きに移行しますが、不合格の場合はキャンセル扱いとなります。

合格前予約サービスのおすすめ不動産3選

合格前予約サービスは「学生限定」の物件を扱っている不動産が提供しているものです。

「知名度」「口コミ評価」「サービス内容」から総合的におすすめの不動産を3選紹介していきます。

ユニライフ

ユニライフ公式ページへ

運営会社ジェイ・エス・ビー
対応エリア全国
店舗数79店舗
物件数約7万戸
特徴一人で内見することが可能
入学前から物件を押さえられる
申し込み後に住む替え可能
回線が悪い

ユニライフは対応エリアが全国79店舗と学生マンションを扱っている会社としては規模も大きいのが特徴です。

1年前の春から希望のマンションに事前エントリーが可能である早期予約システムを採用しており、9月~10月には合格前予約が可能となっているため他の不動産に比べて早めに物件を押さえておくことが可能です。

トラブルサポートなども充実していますし、物件数は比較的多いほう(学生マンションサイトの中では)なので自分が探している物件を見つけやすいです。

ナジック(学生マンション)

ナジック公式ページへ

運営会社株式会社学生情報センター
対応エリア全国
店舗数21店舗
物件数約52,000室
提携学校数649校
特徴来店不要で内見や契約ができる
入学前から物件を押さえられる
申し込み後に住む替え可能
ネット回線はやや遅い

ナジック学生マンションは株式会社学生情報センターが運営している学生マンションを取り扱っているサイトです。

『ナジックジャンプシステム』により合格前の予約が可能となっていて、併願校分の予約もできます。

ナジックが提供している「学生レジデンス」は全室家具付きで食事付き、共有スペースなども充実しています。

物件数はユニライフにやや劣るものの、合わせて探すことで条件に合う物件が見つかりやすいです。

学生会館ドーミー

学生会館ドーミー公式ページ

運営会社株式会社共立メンテナンス
対応エリア全国
提携学校数約1,300校
物件数318棟
特徴学生会館の中でも食事が美味しい
物件タイプが豊富
入学前から物件を押さえられる
共用設備が整っている
マネージャー夫妻が常駐サポート
回線が悪い

学生会館ドーミーは株式会社 共立メンテナンスが運営する学生向けの賃貸物件です。

全国約1,300校と提携をしていて日本全国の物件を探すことができる学生会館としては大手の会社です。

併願入試で大学Aから大学Bになったとしても「合格前エントリー」をしていれば物件の変更が可能となっています。

また、キャンパスが違う学部の受験でもドーミー系列の物件であれば変更できます。

学生会館が主な物件となっているため、ドーミーを利用するなら学生会館ならではの特徴について把握しておきましょう。

まとめ

  • 「合格前予約」は長く物件を確保できる不動産独自のサービス
  • 合格前予約は基本的に学生限定のアパートやマンションとなっている
  • 10月頃から予約できるようになり、途中のキャンセルも可能
  • 合格後のキャンセルではキャンセル料が発生する
  • 後期受験の人にとってはかなり有用なサービス

合格前予約は事前に物件を押さえて、受験に集中できる良いサービスです。

ただし物件が「学生限定」と幅が狭いため、一般的なアパートやマンションに住みたい人にとっては使いにくいものとなっています。

合格発表が早めに決まる人にとっては普通に部屋探しをしたほうが条件の良い物件が見つかる可能性もあるため、理解した上で利用しましょう。

合格前予約を使わないならイエプラがおすすめ

「普通のアパートに住みたい」というのであれば合格前予約を使わずに自力で部屋探しをすべきです。

効率的の条件の良い物件を探したいならイエプラがおすすめ。

イエプラ公式

イエプラのホームページへ

運営会社株式会社コレック
口コミ評価(google)★★★★☆(4.1)
対応エリア関東・関西
店舗数2店舗
物件数約10万件以上(市場の8割)
仲介手数料基本無料
利用料金無料
会員登録不要
おとり物件0件
特徴自宅にいながら部屋探しができる
チャットでやり取りが可能
新着物件を手に入れられる
業者専用サイト「ATBB」が見られる
設定できない細かい条件を伝えられる

イエプラは家にいながらLINE上で物件探しをしてもらえるサービスで、スーモやホームズなど他社に掲載されている物件もすべて紹介可能となっています。

2024年3月から仲介手数料が無料になったことで、他社物件も数万円単位で初期費用を削減することが可能となっています。

新着物件が見つけやすく、不動産業者しか見ることのできない『ATBB』も閲覧可能となっているため他の人よりも良い部屋にめぐり合える可能性も高くなります。

大学近くの店舗で探してもらうよりもはるかに物件数は多いので、利用してみてください。