家賃が自動で引き落とされてない場合の5つの理由と対処法

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家賃は毎月月末になると自動的に引き落とされるか、自分で振り込むことで支払いを完了させます。

ただ『自動引き落としのはずなのに引き落とされてない』『引き落とされてないのに管理会社から連絡がこない』といった問題が発生することもあります。

今回は家賃が引き落とされていないときに考えられる原因と対処法について紹介していきます。

家賃の支払いは引き落としと振り込みの2種類

家賃の支払いには指定した銀行口座からの【引き落とし】と、月末に翌月の家賃を指定した口座に入れる【振り込み】の2種類があります。

基本的には支払い方法は管理会社から指定されており、入居者が選ぶことはできません。

自動引き落としなのか振り込みなのか、管理会社によって異なるのでまずはどちらの方式なのか確認することが大切です。

振り込みの場合

振り込みの場合は管理会社が指定する口座に家賃+管理費(共益費)を毎月入金することで完了します。

期日は月末までとなっている場合が多く、数日過ぎてしまう管理会社から電話がかかってくることが多いです。

入金の確認が取れないことにより、催促をするための電話となりますが、何日間か無視してしまうと緊急連絡先や連帯保証人に連絡がいくことになります。

例えば1週間ほど電話が取れずに実家に連絡されてしまうことで親に家賃が払えていないことはバレてしまうというわけです。

ちなみに、入金の際の手数料は入居者が負担することになります。

引き落としの場合

銀行口座からの引き落としの場合は契約する際に銀行名等の記載を必ず行います。

引き落とし日は毎月27日までとなっていることが多いです。

僕は今まで5回ほど引っ越しましたが自動引き落としの場合はいずれも27日が引き落とし日でした。

振込の場合だと月末までとすることが多いので自動引き落とし日とは数日違いがあります。

一人暮らし初心者あるあるかもしれませんが、家賃の支払いは毎月1日だと思っている人もいるかと思います。

僕も最初の頃は「毎月1日に振り込めばいいんだなぁ」とか呑気に考えて振り込んでいましたが、これは間違いです。

立派な滞納ですので振込みの方は特に間違えないようにしてください。

自動引き落としにしている方は27日までに口座にある程度のお金を入れておくようにしておきましょう。

家賃の引き落としがされない5つの理由

自動口座引き落としに設定していたとしても家賃の引き落としがない場合、5つの理由が考えられます。

前家賃としてすでに支払っているため

初期費用の中には【前家賃】という項目が含まれています。

これは読んで字のごとく先に支払う家賃のことですが、入居日によっては当月だけでなく翌月の家賃も含まれていることがあります。

家賃支払い

翌月の家賃も含まれていた場合、次に引き落とされるのは最短でも翌月末(再来月の家賃)ということになるため、入居してから約2カ月間は家賃の引き落としがありません。

気づかずに初期費用を支払っている人も多いのでチェックしておきましょう。

計算するのが面倒であれば前家賃の項目をチェックし、実際の家賃よりも多いかどうか見るだけでわかります。

入居したばかりのため

まだ引っ越して間もない場合は管理会社側で家賃の自動引き落とし設定が間に合っていないことが考えられます。

最初の1か月目は初期費用として手動で入金することになり、翌月の家賃もシステムの都合上で間に合わなければ自分で家賃を振り込む必要があります。

契約の際に注意事項として説明されることが多く、自動引落しには3ヶ月くらい掛かることもあります。

その場合、連絡して直接相手口座に振り込むことになっていると思います。

参照元:教えてgoo

ガス代や電気代の口座引き落としでもよくあるケースですね。

「○○月分から自動引き落としになります」という情報は入居時や入居中に必ず入るはずなので、忘れているケースもあります。

残高不足のため

一番良くあるパターンはこれですね。

自動引き落としの場合は当然口座に引き落とされる分のお金が入っていなければ”残高不足”となり、1円も引き落とされることはありません。

例えば家賃6万円なのに口座残高が5万円だったすれば、そのまま引き落としエラーとなり5万円も引き落とされることなく口座に残ります。

家賃分は足りていても共益費や管理費分が足りなければ引き落としはされません。

例えば家賃6万円で共益費が1万円なら毎月7万円が引き落とされることになりますが、共益費を考えずに6万円だけ口座に入れておいても上記と同様エラーとなるので引き落とされません。

記載した口座に間違いがある

引っ越したばかりの場合、記載した口座番号や印に誤りがあり引き落とされないケースもあります。

契約時に書類に記載した口座番号が1つでも間違っていれば当然口座として特定することができないので引き落とされません。

自動引き落としの場合は口座指定時にわかるはずなので入居月には判明することが多いですが、引き落とし時に発覚するケースも当然あります。

こうなると引き落とし日を過ぎてから口座の記載ミスの連絡が入ることもあります。

管理会社がミスをしている

自動引き落としをする際には管理会社が手動で口座を指定する必要があります。

管理会社は基本的にいくつもの物件を一手に管理しているので全ての物件を正しく毎回管理できているとは限りません。

例えば自動引き落とし予定なのに指定する作業を怠っていたりすれば当然口座から引き落とされることはありませんし、口座の指定ミスということもあり得るでしょうね。

一見「ラッキー」にも思えますが、後でしっかりと請求されます。

確かに相手側のミスですが、規約上毎月家賃を払うことで部屋を借りさせてもらっているので仕方のないことです。

引き落としがされないとどうなる?

自動的に引き落としがされていなかった場合はすぐにその旨の連絡が管理会社からくるはずです。

家賃は大家にとっても大事な収入源となるのでどの物件が支払っていないか、支払い済みなのかは把握しています。

引き落としのデータは何日か経たないと管理会社もわからないので、引き落とし日から1週間後ぐらいに「家賃が引き落とされていない」といった内容のメールや電話が管理会社から来ます。

日にちで言うと翌月の3日~5日ぐらいです。

僕も恥ずかしながら何度か経験しましたが、引き落とさされてないとすぐに催促の連絡が来るわけではないので気付かなかったりします。

自動引き落としエラーの場合は手動で振り込むことになる

トラブルにより自動的に指定日に引き落としができなかった場合は手動で振り込むことになります。

これはシステム的に「○○日に引き落とし」というものが決まっているのでそれを細かく変更することは不可能なため。

できてしまえば二重家賃の引き落としとか余計なトラブルに繋がりますからね。

残念ながら振込手数料は発生してしまうので自動引き落としよりも損をすることになります。

ただ、ミスの原因が管理会社だった場合は振込手数料を補填してくれることがほとんどです。

振込が遅れても遅延手数料は発生しない

少なくとも1週間程度振込みが遅れたところで遅延手数料のようなものは発生しません。

ただし、規約に事前に特約として「家賃の滞納の場合○○円支払う」等と書かれていれば話は別です。

僕の経験上は催促が来てもすぐに払えば余計な手数料はかかりませんでした。

家賃の支払いが間に合わないと強制退去になる?

以前に「家賃を滞納したらどうなるのか」という記事を書きましたが、実際問題1週間程度家賃を滞納してしまったからと言って強制退去になることはまずありえません。

強制退去というのは思っている以上に難しく、規約違反をしていても追い出すのは難しいと言われているぐらいです。

すぐに強制退去になることはないので安心してください。

もちろん滞納しているこちらが悪いのですぐに対処しましょう。

まとめ

  • 家賃は自動引き落とし以外にも『振込式』の可能性がある
  • 引き落としされていない理由は何らかのミスが関係している
  • まずは口座に家賃+共益費分の金額が入っているか確認するべき
  • 引き落とされていない場合でも数日後に管理会社から連絡が来る
  • 数日延滞しても延滞金は発生しない

自動引き落としに関してはシステム的な問題ですが、口座指定をするのは手動で行うのでこういったミスも稀に起こります。

管理会社側のミスだったとしても、こちらのミスだったとしても結局は払う羽目になるので気付いた時点で管理会社に連絡をするようにしましょう。

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