学生ウォーカーと言えば学生のために作られた、首都圏の大学・専門学校近くの物件が掲載されている部屋探しサイトです。
物件はすべて学生が通学しやすい部屋のみを扱っていて、コラム記事も学生目線でかなり面白いですが信用できるかどうか、部屋が探しやすいかどうかはまた別の話です。
ということで今回は学生ウォーカーの特徴や利用するメリット、デメリットやネットの口コミをまとめてみましたので、これから使ってみようという方は参考にしてみてください。
目次
学生ウォーカーをざっくりと説明
運営会社 | 株式会社タウン情報サービス |
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提供会社 | 株式会社アイワホーム |
評価(アイワホーム) | ★★☆☆☆(2.6) |
対応エリア | 首都圏近郊 |
店舗数 | 3店舗 |
店舗場所 | 池袋東口・新宿・渋谷 |
特徴 | 学生マンション・学生賃貸を探せるサイト スーモやホームズと同じ「ポータル型サイト」 学校別に検索可能 割引制度がある |
学生ウォーカーは首都圏にある大学や専門学校近くの物件のみを探せるサイトです。
学生ウォーカーの専門店舗はありませんが、アイワホームと提携しているので店舗で手っ取り早く探したい人は渋谷店・新宿店・池袋東口店に行ってみましょう。
学生に特化しているので学割や学生が興味を持つであろうコラム記事も多く掲載されています。
ただ、学生ウォーカーに掲載されている物件は学生マンションだけではないので注意してください。
学生賃貸って何?
学生ウォーカーには建物種別【学生賃貸】と書かれている物件が多く掲載されています。
いわゆる学生マンションとも呼ばれるもので、簡単に言えば学生だけが借りることのできる物件のことです。
一般的な賃貸物件では隣人にどんな人、どんな年齢の人が住んでいるのか全くの謎ですが、学生賃貸なら隣人も学生なので一面的な不安を取り除けるというわけです。
女性とか特に隣人が異常者だったら嫌でしょうからね。
メリットとしては学生をターゲットにしている分、家賃が割安な点です。デメリットは学生が近くに住んでいる可能性が高いため、宅飲み等騒音トラブルになりやすい点です。
簡単に言えば住民の質が悪い。
学生なら楽器やっている人も社会人に比べて多いでしょうし、講義自体も単位を取得していくと暇になる時間が増えて家にいることが多くなります。
社会人に比べて昼夜逆転している人も多いので騒音トラブルになりやすいというわけです。

詳しくまとめてみたので参考までに。
ちなみに契約時には学生を証明するためのもの(学生証や合格証など)が必要になります。こも一般的な賃貸物件との違いです。
ただ契約そのものは普通の物件と変わりません。
学生ウォーカーの口コミや評判を集めてみた
学生ウォーカーは提携している不動産との情報サイトです。
まずは学生ウォーカー自体の評判について紹介します。
@rxxn_rxx1 てか思い出したんだが、学生ウォーカーてサイト安い物件結構あった気がして調べてみたら5万とかの普通にあったよ(^o^)
— きょう (@trsg_chan) 2012年10月19日
学生ウォーカーの不動産来たけど、超混んでる!
みんな早くきめないとすぐいい部屋取られるよ!— の り ぴ よ 。 (@n0r1p1y0) 2013年3月9日
ね!
学生ウォーカーで、めっちゃ可愛いところあったし、安いしやばい♡— m i s a k i (@____5y____9r_07) 2016年11月2日
掲載されている物件の家賃が安いと好評なようです。
高いといった意見はほとんどないので、まさに学生目線で提供されているサイトということがわかります。
こういった情報サイトはあまり悪い評判は立たないので当たり前といえば当たり前ですが、学生が使いやすいサイトであることは間違いありません。
続いて提携不動産であるアイワホームがこちら。
物件は希望に合うものじゃなかった(そんなものかと思っていたが違う)が、これよりいい物件はないしこの物件もすぐ埋まる(そんなことはない)と急かされ契約。退去費用もボラれた。
当時は何も知らず、違和感も感じませんでしたが。引用:新宿店
内見を案内する人がイマイチだった。県外から来てるのに無言でスタスタと歩き自分はsuicaで駅内に。なにをどこの切符を買っていいかわからず、ただ呆然とその人が気づくまで呆れながら待ってました。
ただアパートの予算をおさえたい気持ちに精一杯応えてくれたのに感謝します。引用:渋谷店
繁忙期にもかかわらず、丁寧に対応してもらいました。良い物件が見つかり満足です。
引用:池袋東口店
店舗での評判は正直言ってかなり悪いです。
不動産業界は全体的に店舗の評判はある程度低いの仕方ありませんが「対応が悪い」「説明がない」といった意見が見受けられました。
完全に任せてしまうと希望の条件の物件と合わない可能性もあるので、ある程度事前に学生ウォーカーで調べて部屋の目星をつけておいたほうが良いでしょう。
学生ウォーカーを利用するメリット
- 首都圏の大学・専門学校をほぼ網羅している
- 学生のためのコラム記事が多く、ためになる情報が多い
- 学校からどのぐらいの距離かわかりやすい
- お得な物件がわかりやすく表示されている
- 学割などの割引制度があるので少しお得に部屋を借りやすい
首都圏の大学・専門学校をほぼ網羅している
不動産サイトの中には大学近くの物件を探せるシステムを採用しているところはいくつかありますが、学生ウォーカーは首都圏にあるほぼすべての大学・専門学校を網羅しています。
これだけ網羅性が高い学生に特化したサイトは今のところ学生ウォーカーだけです。
これから首都圏の学校に通う予定の人にとってかなり使い勝手の良いサイト。
学生のためのコラム記事が多く、ためになる情報が多い
こういったコラム記事掲載はどの不動産サイトにもありますが、学生ならではの記事が多く、思わず興味を惹かれるような内容も多いです。
例えば「首都圏に住む学生の平均的な家賃」を参考にして家賃の条件を決めることができますし、「1日のスケジュール」を見てこれからどんな感じのサイクルで生活するのか想像ができます。

新生活ってわからないことも多く、不安に感じてしまうものですが、そういうことも解消してくれる記事が多いので学生にとってはかなり役立つ情報が多く掲載されている印象を受けました。
学校からどのぐらいの距離かわかりやすい
普通は駅までの距離しかわかりませんが、学生ウォーカーに掲載されている物件は学校までどのぐらいかかるのか表示されています。
いちいち物件を見て計算するのも面倒なので、一目でわかるのはありがたいです。
ちなみに学校から距離が近いと空きコマで家に帰って昼寝とかできるので結構便利です。
遠いといちいち帰るのが面倒だったりするので食堂とか図書館で時間をつぶすしかありません。
お得な物件がわかりやすく表示されている
学生ウォーカーではお得な物件やおすすめの物件がランキング形式で表示されます。
それだけ競争率も高くなってしまうのですぐに埋まってしまう可能性は否めませんが、見た目がわかりやすいのは部屋探ししている側にとって助かります。
これを見て家賃相場もなんとなくわかるので、ランキングを基準にして物件探しをするってのも一つの手。
学割などの割引制度があるので少しお得に部屋を借りやすい
全ての物件が対象というわけではありませんが、学生ウォーカーに掲載されている物件の中には「学割で家賃3,000円値引き」のような学割制度があります。
通常よりも安く部屋を借りられるので借り手にとってはかなりお得です。
学生ウォーカーを利用するデメリット
- ワンルームや1Kなど手狭な部屋しか取り扱っていない
- 物件数が少し少ない
ワンルームや1Kなど手狭な部屋しか取り扱っていない
基本的に学生が対象となるので狭めのワンルームや1Kの物件しか取り扱っていません。
ちょっと広めのところに住みたい人にとっては理想の物件が探しづらいので、学生ウォーカーはおすすめできません。
ざっくりとみてみたところ通常の物件より手狭な間取りが多いような気がします。設備は結構充実しているみたいですが、狭い部屋が嫌いって人はあんまり使えないかも。
例えば寝室別の1LDKに住みたいって思っていたとしても探すのが難しい。広い部屋に住みたいのであれば普通にスーモとかホームズとか使った方がいいですね。

物件数が少し少ない
スーモやホームズなどの大手不動産情報サイトと比べると取り扱っている物件が「学生のもの」と限定的すぎるため物件数が少ないです。
理想の物件を探すというより、とりあえず初めて一人暮らしするためのちょっと家賃が安い部屋を探すサイトというイメージ。
あまり条件とかは付けられそうにありません。
特にこだわりがなければ問題ありませんが「オートロック」や「防音性重視」「温水洗浄便座付き」など細かい条件がある人にとっては探しにくいかも。
学生ウォーカーに掲載されている物件が安い理由とは?
学生ウォーカーに掲載されている物件は立地に比べて家賃の安い部屋が少し多いです。
一人暮らしする人や親にとってはありがたい限りですが、家賃が安いと事故物件や危ない物件という嫌な想像をしてしまいます。
安くなっているのにはいくつか理由があります。
- 学校近くの物件だと相場より安くなるから
- 定期借家の混じっているから
- 学割制度があるから
そもそも大学や専門学校近くの物件というのは立地がどうあれ、かなり安くなる傾向があります。
例えば大学なら4年間通うことになるため、大家側としては4年間は住んでもらえるという保証があるため、少し安くして貸し出しても元は取れるわけです。
普通の物件だと必ず空き期間が存在するのでその分を想定した家賃を設定しなければならないので少し家賃が引き上げられてしまいますからね。
それこそ学生専用の物件だったら「住んでもらわないと1年間は入居してくれない」という可能性があるため、安くしてでも入居者を募集したいということ。
また、物件の中には「定期借家」というものがあります。一般的な賃貸物件とは異なり、いつまで住めるという制限がデメリットですが、そのおかげでかなり家賃が安くなります。

学生ウォーカーには学割で安くなっている物件も多いので、結果的に普通に探すよりも安い、もしくは安く感じるというのが真相です。
まとめ
【向いている人】
- 首都圏に進学する学生
- 条件はなく、とりあえず安く一人暮らしできる物件を探したい人
- 地方から一人暮らしする人
- 家賃の安さ第一な人
【向いていない人】
- 学生以外
- 狭い部屋には住みたくない人
- 学校から近いところに住みたくない人
- 騒音トラブルが怖い人
まさに首都圏に住む学生をターゲットにしているサイトですね。
相場に比べて家賃の安い物件が多く、手狭でも最低限の設備が整えられている物件が満載なので首都圏に住む人なら一度は学生ウォーカーで探す価値ありです。
また、親に金銭的な理由で反対されている場合は、ここで比較的家賃の安い物件を見つけて交渉する材料にもなりそうです。学割ってのもでかい。

提携している不動産はともかく、学生ウォーカー自体は悪い評判もないですし、首都圏に住む学生だったら一度は利用すべきサイトというレベルでクオリティも高くおすすめ。

学生ウォーカー以外で学生マンションを探す方法
学生ウォーカー以外にも学生マンションを探せるサイトというのは存在します。いくつか有名どころのサイトをピックアップしてみたので参考にしてみてください。
ユニライフ
運営会社 | ジェイ・エス・ビー |
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対応エリア | 全国 |
店舗数 | 79店舗 |
物件数 | 約7万戸 |
特徴 | 一人で内見することが可能 入学前から物件を押さえられる 申し込み後に住む替え可能 回線が悪い |
ユニライフは対応エリアが全国79店舗と学生マンションを扱っている会社としては規模も大きいのが特徴です。
トラブルサポートなども充実していますし、サービス内容にそこまで差はありませんが物件数は比較的多いほう(学生マンションサイトの中では)なので自分が探している物件を見つけやすいです。

ナジック
運営会社 | 株式会社学生情報センター |
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対応エリア | 全国 |
店舗数 | 24店舗 |
物件数 | 不明 |
特徴 | トラブルサポートの対応が手厚い 入学前から物件を押さえられる 申し込み後に住む替え可能 回線が悪い |
ナジックはユニライフと似たようなサービスを提供しているサイトですが、トラブルのサポートが手厚かったり来店不要の契約が出来たりと優秀なサイトです。
サービス内容にそこまで差はありませんがユニライフで見つからない物件が見つかるかもしれないので合わせてチェックすべきサイトですね。

イエプラ
運営会社 | 株式会社エヌリンクス |
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対応エリア | 関東・関西 |
店舗数 | 2店舗 |
物件数 | 約500万件以上 |
特徴 | 自宅にいながら部屋探しができる チャットでやり取りが可能 新着物件を手に入れられる 細かい条件を伝えられる |
イエプラは学生マンション専用サイトではなく、通常の賃貸物件を探すサイトですが学生マンションも探すことが可能です。
チャットでのやり取りが可能なので細かい条件を伝えることができますし、店舗にいった時と同じようにネットよりも新鮮度の高い物件情報を手に入れることができるので一人暮らしをする際にかなり重宝します。
地方から上京する人はわざわざ店舗に行くこと自体が手間ですが、イエプラはネット上で店舗に行った時と同じようなことが可能なので学生にとってもおすすめなサイトです。

ハッキリ言って 最悪
内見はできないうえに 実際に入居した部屋は問題多発
業者さんが修理に来ましたが
ガムテープを張って
はい 完了です
家賃云々ではなく ・・・