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部屋の形には長方形や正方形など様々な形のものがあり、部屋の形によってレイアウトも異なります。
一般的な単身者向け賃貸は長方形となっていますが、部屋の広さによっては正方形やいびつな形をしていることも。
今回はどちらの形にも住んだことのある自身の経験を踏まえて各部屋ごとのレイアウト例について紹介していきます。
目次
長方形の部屋の特徴
ワンルームや1Kなど単身者用物件で最も普及しているのが廊下からベランダ窓まで直線的な導線となっている長方形のお部屋です。
全く同じ畳数で比較すると正方形よりも長方形のお部屋のほうが広く感じられます。
これは部屋の扉を開けた際に見える奥行きが広くなっているため、視覚的な効果の影響です。
ただし、長方形のお部屋はクローゼットと扉、ベランダ窓の配置により模様替えがしにくいという難点があります。
ベッドを置くにしても選択肢が少ないため、置く位置は限られています。
窓側スペースに置くと部屋が広く見える使い方として良いのですが、窓から外に出ることが出来なくなるため洗濯物などベランダに用事がある時は困ります。
横向きでベッドを置いてしまうと部屋がより狭く感じられますし、デッドスペースもできるのでお勧めできません。
クローゼットが設置されている部屋はさらに選択肢が狭まります。
友人が8畳の細長い部屋に引っ越した時に家具の置き場にかなり困っていました。
細長過ぎるとベッドを縦に置くことすらできないので、デッドスペースが増えるため辞めた方が良いです。
長方形の部屋のレイアウト例
【広く見えるレイアウト】
割とよくある長方形(6畳ほど)の部屋に家具を配置した時の例。
ベッドは横にしがちですが、こういった長方形の部屋は空間を縦に使うと部屋を広く見せることができるのでおすすめ。
デメリットはベランダが通れなくなる可能性があること。
一応少し隙間があるのでベッドの上を通らず行き来することは可能ですが、基本この配置にするとベランダはほぼ使えなくなります。
デスクを配置したい場合は本棚の位置をベッドの足元に配置して、テレビの横のスペースにデスクを持ってくることで空間をうまく使いましょう。
8畳ぐらいあればもう少しゆとりのある空間使いができますが、6畳程度だとこのあたりが限界です。キッチンまでの通り道、クローゼットがあるのでその前に物は配置できないので自然とこういった形になってしまいます。
【レイアウト例2】
本棚をベッド横に配置することにより簡易的な仕切りの役目も果たすので寝室とリビング空間を分けることができます。
ただし、6畳程度だと本棚をベッド横に置くと入り口からテーブルの距離が近くなってしまうのである程度の広さが必要です。8畳程度ならこういった空間を分ける方法がおすすめです。
【レイアウト例3】
テレビの位置を隅に置くことにより、リビング空間のゆとりを増やすことができます。
大胆にテーブル位置を真ん中に持っていくことで違った配置になりますが、こちらも6畳というよりは8畳程度の広さ向けです。
また、縦の長さないとベッドとテレビが若干被る角度になってしまうので、通ローベッドなど背の低めの寝具を配置したほうがよさそう。
【縦型のレイアウト】
長方形タイプの部屋でも縦に長いような間取りも存在します。
部屋が狭いとベッドを置くスペースは限られてしまいますが、基本的にはドアから最も遠い位置に置いたほうが部屋を広く見せることができます。
ベッドの圧迫感が大きいのでドアを開けたときに見えにくい位置に配置すると空間が広く感じやすくなります。
【縦長のレイアウト例2】
7畳や8畳あるならこういった配置もありです。
本棚の横にデスクを置くゆとりもあり、テレビとテーブルの距離を確保できるので目の良い人はこっちのほうがおすすめ。
ただし、ドアを開けた瞬間にベッドが見えてしまうので部屋はあまり広く見えません。
人を呼ばないならこういった配置もあり。
実際のレイアウト例
参照:https://folk-media.com/1990529
ベッドを縦にすることで手前の空間を活かすことができるので横に置いた時に「なんか狭いな」と感じるようなら配置替えすることをおすすめします。
ベランダまでの同線がなくなってしまうのは洗濯物を干す時に不便に感じますが、逆にベランダは洗濯物以外では利用することがないので僕の場合はそこは捨てて考えています。
参照:https://aflat.asia/coordinate/guide/layout-plan/step4/one-room/index.html
他サイトのレイアウト例を見てみてもやはり空間を縦に使っていることが多いです。
ベッド横にテレビがあってその前にテーブル+ソファという形が基本的なレイアウト。
ソファはなくても良いですが、インテリア性が高いので見栄えとしてはオシャレです。
ただ、一人暮らしだとソファを買うことで部屋が狭くなってしまったり、結局購入したけど小さめのソファだったり座り心地があまりよくなかったりしてソファの前に座ってしまうことが多くなる傾向があります。
実際僕も部屋をオシャレにしたいと思ってソファを購入しましたが、そこに座すことは滅多になくて引っ越した際に捨ててしまいました。
参照:http://www.interior-heart.com/seven-color/sit-alone/idea12.html
こちらはよくあるベッドを横に置く形です。
確かにこっちのほうが一般的でベランダまでの同線を作ることはできるものの、部屋に人を呼ばない場合の配置。
横に置いてしまうと部屋が狭く感じることも1つのデメリットですが、オシャレっぽさに欠けてしまいます。
部屋に友人や恋人を招く場合、座る場所がベッドやベッド周りになってしまうので居心地としては良くありません。
8畳あれば長方形の部屋でベッドを横置きにしてもテーブルスペースをしっかりと確保できますが、6畳程度だとテーブルの置き場がベッド前の同線部分になってしまいます。
長方形の部屋に正方形のコタツ机はやっぱ邪魔かなあ…動線がクソ狭い
— れんちゃん指揮官@横須賀サーバー (@renchan_omimi) October 8, 2020
6畳の場合はテーブルは小さめのものを選ぶようにしてください。
テーブルが大きいとそれだけ部屋が圧迫されてしまうので狭く感じます。
宅飲みする頻度が高いなら構いませんが、オシャレさを目指しているのであれば小さい物がおすすめ。
正方形の部屋の特徴
正方形のお部屋は数としては少なく、5畳や8畳といった部屋の広さになるとこちらのタイプが多くなります。
扉を開けると狭く感じることが多いですが、長方形のお部屋よりも物の配置にゆとりがあるのが特徴です。
住んでみると家具をどこにおくか選択肢が多くて模様替え好きにはこちらの方がおすすめ。
逆に言えば家具の配置は難しく感じられるかもしれません。
僕が住んでいた正方形の部屋はクローゼットがなかったのでその分配置を自由に変えることが出来ましたが、そうでない場合を考えるとベッドの位置は完全に固定するしかなさそうです。
正方形の部屋のレイアウト例
正方形の部屋の場合はこの配置が基本です。
ベランダ、ドア、クローゼットがあるせいでベッドの配置が制限されてしまっています。
配置を真逆にすることもできますが、扉を開けていきなりベッドが見えると圧迫感をより抱きやすい配置となります。
ドア横に100センチほどのスペースがあるならベッドをドア横に置くのがベストですが、置けない幅になっていることのほうが多いです。
長方形のお部屋と違い、ベランダ横にベッドを配置すると急に圧迫感が出てしまうのであまりおすすめしません。
ドアとクローゼットがどこに配置されているかによって配置は異なってきますが、必然的に邪魔にならない位置に置くしかありません。
実際のレイアウト
参照:https://www.interior-heart.com/navi/type2.html
6畳の正方形のお部屋だと扉から近い位置にテレビ、最も遠い位置にベッドを置く配置が自然です。
ベッドはドアから対角線上の位置になるように配置することで同線の邪魔にならずに済みます。
ドアの直線上に置いてしまうと開けた瞬間に物があるせいで部屋全体が狭く感じてしまいます。
参照:https://www.goodrooms.jp/journal/?p=51336
こちらは8畳で正方形の部屋のレイアウト例です。
8畳ぐらいあれば空間にゆとりがうまれるので家具も置きやすくなりますが、基本的な配置はあまり変わりません。
ベッドを横向きにして目の前にテーブルを置いてその前にテレビ。
棚等の家具はクローゼットやベランダ、ドアの邪魔にならない端っこに配置。
ホテルのようにベッドを真ん中にしてしまうというのもあり。ホテルをイメージするならベッド横にソファ&テーブルを置いてベッド前はテレビ。
一人で生活するには理想的な部屋ですが、人を呼びづらくなる上にベッドがメインという感じ(寝室みたいになる)なのでベッドの上でゴロゴロすることが多くなってしまいます。
参照:https://www.daiken.jp/consumer/storage/columns/43.html
こちらは5畳程度のかなり狭い部屋ですが、あえてテーブルやテレビを置かないことでかなりオシャレで使いやすい空間になっています。
個人的にはかなり好きですね。
狭いのであればとにかく物を削っておかないようにするというのは手です。
6畳程度なら無難に長方形がおすすめ
総合的に考えると6畳の部屋の場合は縦長の間取りの方が良いように感じました。
正方形の部屋はやっぱり狭く感じます。
6畳で正方形の部屋ならベッドを置かずに敷布団にしたほうがいいかもしれません。
8畳以上となるとある程度のスペースが確保できるので正方形の部屋でも問題ありません。
長細すぎる長方形はやめた方がいいです。
理想としては若干長方形となっているバランスの取れた形のほうが家具の配置がしやすいです。
部屋をオシャレにしたいならシンプルさを目指すべき
好みにもよりますが、インテリアコーディネート初心者がいきなり部屋をオシャレにしようとしてもかえってごちゃごちゃした部屋になりがちです。
一人暮らしでは広さ6畳が平均で広くても8畳程度となるので物を置くにも限度がありますし、物ばかり置いてしまうとより部屋が狭く感じてしまうのでとにかく物を減らしてシンプルな部屋を目指すのがおすすめです。
色を2色に絞って余計なものは置かないスタイルにすることで統一感のあるお部屋になります。
→N203
シンプルな家具や生活雑貨を中心に配置してみましょう。
まとめ
- 長方形のお部屋より正方形のお部屋のほうが広く感じる
- 模様替えの幅はどちらもあまり広くない
- 正方形のお部屋のほうが自由度は若干高い
- 家具の配置1つで部屋が狭く見えたり、思っている以上に広く見えることもある
6畳や8畳程度の広さであればそこまで大きく住み心地の変化はありません。
ある程度家具の配置は固定されるので、上記の例を参考にしながら自分が生活しやすいようにレイアウトを考えましょう。
ベランダ窓をふさいでしまうようなベッドの配置は本来であればNGとなりますが、狭い部屋ではベッドを端に寄せておいたほうが部屋自体は広く使えます。