今までは部屋を探す上でのポイントや注意点などを主に伝えてきましたが、それでもやはり住んでから失敗したと思う人は多いでしょう。
ならいっそ、「選ばないほうがいい条件の物件」ということで住んだら大抵後悔するような条件について挙げていきます。
住んでから後悔する人が多いような特徴をまとめてみましたので部屋を探している方は参考にしてみてください。
目次
選ばないほうがいい賃貸物件の条件
木造アパート
一番最初に挙げておきたかったのが木造アパートです。
とにかく家賃を安くしたいという方は別ですが、初めての一人暮らし、女性の方は木造だけは選ばないようにしてください。
構造 | 防音性 |
---|---|
木造アパート | ★☆☆☆☆ |
軽量鉄骨アパート | ★★☆☆☆ |
重量鉄骨マンション | ★★★☆☆ |
鉄筋コンクリート | ★★★★☆ |
鉄筋鉄骨コンクリート | ★★★★★ |
木造アパートは家賃が安くて初めての一人暮らしや学生には魅力的な物件ですが、その分防音性は他の物件に比べると圧倒的に劣ります。
隣り住人の足音や洗濯機を回す音、テレビの音などの生活音はもちろん、レオパレスのようなコストを徹底的に抑えて建設される物件だといびき、ちょっとした話声も筒抜けて聞こえてしまいます。
僕が学生時代に住んでいたのは木造アパートでしたし、初めてだと「こんなものか」と納得できる部分もあるとは思います。
ただし、仕事で睡眠時間をしっかりと確保しないといけないような社会人になると隣りがうるさくて睡眠不足になる可能性もあります。
ちなみに壁が薄いと高確率で壁ドンされます。
アパートには木造の他に軽量鉄骨なども含まれるので、出来ればそちらの方がまだましです。
見た目ではわかりにくいので部屋探しの際は建物の種類は絶対に見るようにしましょう。
学生とかフリーターが住んでるような木造アパートにして死ぬほど後悔してる
— せなみ (@senami18811) October 1, 2018
角部屋、極寒。ほんと木造アパート選ぶときは安易に角選ばないほうがいいよ。
— mn mr (@r_5mm322) January 12, 2010

近くに大学や専門学校がある物件
大学や専門学校、短大などの学校近くというのは相場よりも家賃が安く、学生向けのアパートやマンションが多く存在しますが、その反面借りてしまうと同じ物件に学生が住んでいる可能性が高くなります。
社会人であれば社会に出ているのである程度常識も備わっていたり、近くに友人もいないので常識的な行動をする人が多いですが、学生の場合は暇な時間も多く同じように友人も近くに住んでいたりするので夜騒いでいることがあります。
木造アパートと同様、いくら家賃が安くても隣人が夜騒いでるようならうるさくて眠れないといった悩みを抱える原因になるので選ばないほうがいい物件です。
うちは隣人の学生がわりと学生同士集まってパーティーしたりして、普段からかなりうるさいんだよな。オンラインゼミのとき騒ぎ声とか入りそうで嫌だな。マイク付きのイヤホン買うしかないか
— 上にも三年 (@tkysishn) April 11, 2020
くそぅ、隣人(学生なのかな?若い)が、友人たちをつれこみ、宴会やっててうるさい。
しかも1Kに何人かいるから3密じゃないか…???
二重に迷惑!!!!
— 晴れ女のMoeco@読書とアロマ垢 (@moe_cocco) July 23, 2020
線路沿いにある物件
よく「駅から徒歩1分」とかで紹介されていて、内見してみると線路沿いのアパートだったりすることはありますが、間違いなくやめた方が良いです。
鉄筋コンクリートのマンションならいざ知れず、アパートとなると電車が通るたびにテレビの音は聞こえなくなり、友達と会話していても聞こえなくなり、早い時間だと寝ようと思っても電車がうるさくて寝れない状況に陥ります。
前に住んでいた実家が踏切の近くで地獄でした。
深夜帯は電車が通らないのでまだいいですが、朝は5時、6時台から踏切が鳴り始めて、慣れないと電車の音で目が覚めることになります。
駅近だからといって良物件とは限らない良い例ですね。
ひどいホテルだ。部屋の隅に行かないとWi-fiが入らないし線路沿いだから電車が大きな音で通って眠れない
— ☃︎半島☃︎ (@peninsula_hanto) August 16, 2019
大通り沿いの物件
これも踏切と同様に音がかなり気になるのがデメリットです。
普通の車程度ならまだしもバイクの甲高い音、救急車のサイレン音、トラックの重低音+振動で建物が揺れるのはかなり不快です。
僕が現在住んでいるのは大通り沿いですが、鉄筋コンクリートの分譲マンションのおかげで気密性が高いのでまだマシです。
これが木造アパートとかだと毎日音に悩まされることになるので内見した時に少しでも音が気になるようなら避けるべき。
窓を閉めたときに多少騒音は防げますが、換気をしながらテレビを観たり鈴虫の音色を聴きながら寝るといったことは大通りではできません。

新築すぎる物件
意外と引っかかりやすいのが新築物件です。
新築物件は綺麗ですし、非常に魅力がありますが、前任者がいないような物件だと住んでから数ヶ月すると後悔が始まります。
例えば新築の場合は住んでみるまで気付きにくい部分としてカビが生えやすいというデメリットがあります。
また、住む人第一号が自分だとその後の傷が全て自分によるものと判断されるので必要以上に退去費を請求されることもあります。
壁紙、フローリングなどがみんな新しいので、退去するとき、
ルームチェックで穴や補修必要箇所、破損箇所、水回りのカビ
などがあれば、全部あなたの責任扱いされます。参照元:教えて!goo
初期不良という言葉があるように、新築は意外とトラブルが起きやすいのも事実です。

一階がコンビニ・飲食店
一見、すぐにコンビニに行けて良さそうにも思える物件ですが、住んでみると絶対に後悔します。
例えば、コンビニで流れる音楽や効果音なんかは普通に上に住んでいる人の部屋まで聞こえてきます。
飲食店ならまだしも、コンビニだと基本的に24時間営業となるため深夜も「トゥルル♪」と鳴り響くようです。
ちなみに飲食店の場合は臭いが上の階まで立ち込めるので窓を開けることができないといった意見も見られました。
コンビニがあるせいで不審者が発生しやすく、女性の一人暮らしではえらばないほうがいい物件とも言われています。
1階にコンビニがある賃貸、女性の一人暮らしは避けた方がいいかなて思う。セキュリティ付き+大家さんの敷地内とかなら防犯力があがるのだけど、コンビニで暇な男が女性客がいると物色している事があります、目で追いかけてるから。駐車場の車から女性の独り歩きを見てる男もいるし住居がばれる危険。
— のた(大葉もパクチもセロリもパセリもネギも好き) (@taruko_z) July 20, 2019
それと虫が苦手な人も選ばないほうがいい物件の1つ。ゴキブリが異常に発生しやすいです。食べ物を扱っているので周辺にゴキブリがよってきやすいのだとか。
僕は大の虫嫌いなので絶対に選ばないようにしています。

日当たりが悪い物件
日当たりが悪いと洗濯物が乾くのに二日はかかるぞい。
ほならもう部屋干しで良いですわとなって部屋の見た目が最悪になるぞい。— ぽっくん (@Popppp0) April 10, 2020
僕が最近住んで後悔した物件の1つです。
今まで日当たりの良い物件ばかりに住んでいただけに、あまり日当たりを気にしたことがなかったんですけど、実際に日当たりの悪い物件に住んでみると色んな問題がありました。
- クローゼットにカビが生える
- 洗濯物が乾きにくい
- 部屋が常にジメジメする
- 布団にカビが生えた
- 冬場はかなり寒い
- 空気が悪い(ジメジメしているせい)
- 気分が滅入る
今までカビが生えたことなんてなかったのに住んで数か月でクローゼットの中の物や布団にカビが生えてしまいました。
ベランダに洗濯物を干してもちょっと乾きにくいし、何よりも常に日が当たらないせいで気が滅入るのが個人的に1番嫌だったかも。
なんというか運気が下がりそうな部屋でちょうど1年で引っ越しました。
日当たりは重視する人も多く、その分家賃が安くなるのは魅力的ですがデメリットも多いのであまり選ばないようないい気がします。
この環境に耐えられる人なら割と理想的なのかもしれませんが。
部屋もつねに湿度が高いような状態になっている気がしますし、布団が湿っているような感覚が嫌でした。

収入に対してギリギリの家賃
家賃は手取り月収の3分の1だとか4分の1だとか言われていますが、それを大きく超えた家賃にすると月々の支払いに無理が出てきてしまい、後悔することになります。
確かに防音性や部屋の綺麗さ、広さ、設備、立地等を考えると自然と家賃は高くなってしまいますが、それを追いすぎるのも危険。
実際、僕は過去に自分の収入の家賃ギリギリの物件に住んで、毎月の支払いで一切貯金できないようなことになったことがあります。
いくら部屋が良くても精神的にはかなりストレスで引っ越すにしても貯金がなくて引っ越せないような悪循環に陥りました。
確かに物件の条件は重要だけど1番重視すべきなのは家賃ということを改めて感じました。ほんと無理なく生活できる金額に設定しないと絶対に後悔します。
家賃って毎月いきなり口座からお金がなくなるので、月末が嫌になります。
ベランダやバルコニーの無い物件
アパート1階なんかだと割と多いタイプですが、これも実際に住んでみると生活のしにくさを感じました。
ベランダやバルコニーがないということは外に洗濯物を干せないということです。これだけなら女性はいつも部屋干しをしているって人もいるので耐えられるかもしれませんが、個人的には布団とか大きなものを一切干せないのが辛いと感じました。
ずっと室内干しって浴室乾燥機がないと常に洗濯物が部屋にたまっている状態になってしまうので、急に友達が遊びに来た時とかはかなり困る。
日に当てることで雑菌が繁殖しにくくなるので、やっぱりベランダやバルコニーは必須です。
収納スペースが少ない
女性は収納スペースをかなり気にすると思いますが、やっぱり住んでみると収納スペースの広さは大切です。
僕は一度だけクローゼットすら存在しない部屋に住んだことがありますが、服を置くスペースが一切なくて困りました。
また、クローゼットって普段はあまり使わない掃除機とか季節外れの服とかも収納しておくために使うのでないと部屋がかなり散らかってしまいます。
自分で新たに収納ボックスとか購入する羽目になりますし、そうなれば当然部屋を圧迫するので狭くなってしまいます。
自分の荷物がどのぐらいあるのかを考えて内見時はチェックすべき。
築年数が古すぎる物件
建物が古くなればなるほど家賃も格安になりますが、もちろん住む上でデメリットも多いです。
僕は以前築48年の鉄筋コンクリートマンションに住んだことがありますが、建物が古いせいか結構な頻度で虫が出現しました。
この時はゴキブリというよりクモの発生率が異様に高かった。
また、よくあるのが古いけどリフォームされていて内装は綺麗という物件も注意。僕が住んでいた物件はもともと畳だったリビングをフローリングに変えていましたが、格安コストでリフォームしたからか歩くたびに部屋全体に音が響いて窓が揺れるような有様でした。
同じようなことがあるとは限りませんが、古い物件には何かしらデメリットがあるので内見時はめちゃくちゃよく観察しないと不良物件を掴まされる可能性があります。
家賃の安さが第一ならいいかもしれませんが、生活していてストレスが溜まるレベルだと個人的には住まないほうがいいと思います。
せめて選ぶなら築年数が古い×1階の物件だけは避けるようにしてください。必ず虫が出ます。

スーパーまでが遠い物件
周辺環境によっても住み心地は変わります。自炊する人もそうでない人にとってもスーパーは必要です。
スーパーまでが遠いとなるとわざわざ自転車を使ったり行って帰ってくる時間がかかって面倒です。
一人暮らしだと定期的にスーパーに買い物に行くことになるのでどのあたりにスーパーがあるのかはチェックすべき。
まとめ買いをしたとしても買い忘れてしまうことはありますし、冬場とか夏場は精神的に行くのが嫌になるので近場にあるのがベスト。
もし物件近くにスーパーがないって場合でも仕事帰りに寄れる位置にあればOKです。普段自分が使う道の同線にないとちょっと面倒。
ちなみに面倒になってコンビニばかりで買い物をする人もいますが、値段が割高なので食費が思った以上にかさむことになりますよ。
スーパーは最低でも週に1回は行くことになります。
プロパンガスの物件
ガスには【プロパンガス】と【都市ガス】の2種類があり、賃貸物件では必ずどちらかのガスを使用しています。
都市ガスよりもプロパンガスのほうが単価が高いため、普通にガスを使用していても都市ガスよりも約2倍ほど高くなってしまうと言われています。
まじでプロパンガス地域のガス代高すぎて無理
一人暮らしで6000円ってなんやねんビビるわ— あき@21卒 (@aki_akiiii__) May 28, 2021
例えばシャワーを浴びた時の料金を計算してみるとこんな感じ。
シャワー10分毎 | 都市ガス | プロパンガス |
---|---|---|
ガス代 | 約26円 | 約49円 |
水道代 | 約20円 | 約20円 |
合計 | 約46円 | 約69円 |
これは1回あたりの料金を計算しただけなのであまり差がないように感じますが、ガスは料理にも使いますし1ヶ月使用すればだいたい2,000円程度の差が出ます。
プロパンガスから都市ガスにすることはできないので、プロパンガス物件に住めばずっとガス代が高いままになってしまいます。
一人暮らしで約2,000円の差が出るなら、家賃を2,000円あげられるのと同じです。
なるべくプロパンガスの物件は避けるようにすべきです。

コンクリート打ちっぱなし物件
コンクリートがむき出しになっている部屋はデザイナーズ物件と呼ばれ、誰でも簡単にオシャレな部屋にしやすいのが魅力ですが、住んでみると結構なデメリットも多いので避けるべき物件の1つです。
例えば夏場になるとかなり部屋が暑くなり、エアコンの効きも悪いので電気代が高くなってしまいます。
我の部屋だけ壁の一部コンクリート打ちっぱなしで夏は暑いし冬は寒いで最悪だな
— エルモ🕊️ (@11kiogj) May 29, 2021
また、結露もよく発生しやすくなるので冬場でもカビが発生してしまったりすることがあります。
デザイナーズ物件にはその他にも収納スペースが少なかったりデッドスペースがあったり、ベランダがついていない等の上記であげたようなデメリットも併せ持っている可能性があるのでよほどこだわりがない限りは選ばない方がいいです。
ただし防音性は高いです。

玄関が近いワンルーム
ワンルームと言っても色々と種類がありますが、特に玄関を開けたらすぐにリビングになっているような間取りは選ばない方がいいです。
一般的なワンルームは玄関→廊下(キッチン)→リビングという長方形型の間取りとなっています。
この間取りであれば廊下とリビングに扉がなくても仕切りを設けることができるので玄関を開けて部屋内部の様子がわかってしまうようなこともありませんし、エアコンの効きも多少緩和されます。
しかしリビングと玄関がくっついているような間取りでは仕切ることは難しく、部屋の中はどうしても丸見えになってしまいます。
靴の匂いだったり、虫も入ってきやすい構造になっているので住み心地はかなり悪いです。
人によっては後悔する物件
絶対後悔するわけではないですが、なるべく避けるべき条件の物件を挙げていきます。
キッチンがとてつもなく狭い(料理しにくい)
料理をする人にとって致命的なのがキッチンの狭さです。
一人暮らしの場合、キッチンが狭い物件は結構多く、実際に見てみないとその狭さがわからないことが結構あります。
なんとかなるだろうと妥協すると、住んでからその狭さにストレスを溜めることになります。
僕は自炊がしたかったので、最低でもまな板が置けるスペースがある部屋を条件に入れています。
ワンルームアパートのような比較的家賃の安い物件だと最低限のキッチンスペースしかないので注意が必要です。
エアコンがかなり古い(電気代が高い)
エアコンを使わない人にとってはどうでもいいことかもしれませんが、古いエアコンほど電力消費が激しくなります。
夏場はクーラーを使ってもそれほど電気代はかかりませんが、問題は冬。
冬場のエアコンの電気代はかなり高く、それが古いエアコンだと電気代がかなり高くなります。
その結果、冬場の電気代が2万近く・・・なんてことも。
エアコンは外側を除くと「○○年製造」と書かれていて内見時にもわかりやすいのでついでにチェックしておきましょう。
僕は一度だけ1万5千円請求されたことがあります。
ちなみにエアコンは契約時に交渉できる設備の1つです。あまりにも古いorエアコンがついていないようなら「新しいエアコンを取り付けてほしい」と営業マンに伝えてみると大家と交渉してくれますよ。
キッチンに冷蔵庫を置くスペースがない(部屋が狭くなる)
たまに見かけますが、冷蔵庫を部屋に置くタイプとなるとそれだけで使えるスペースが狭くなります。
模様替えが好きな人や部屋をオシャレにしたいと思っている人にとっては致命的です。
僕が部屋を探す時はキッチンに洗濯機・冷蔵庫が収まるタイプかどうかをチェックしています。
住んで後悔しやすい物件の特徴まとめ
- 家賃が条件よりも高い
- 防音性が低い
- 日当たりの悪い
- 部屋の設備の悪い
- 周辺環境の問題
家賃は当然として後悔する特徴で最も言われるのが「防音性」ですね。
住んでからでも一応対策は出来ますが、効果がある方法はお金がかかるのでだったら最初から防音性の高い物件を選ぶべきです。
それと、住んでからコンビニやスーパーの遠さに絶望する人や実際に駅まで歩いてみたら思ったより遠かった・・・などなど色々あります。
ただ、残念ながら自分の希望が全て叶うような物件というのは存在しません。
自分にとって何が重要なのかをしっかり見極め、諦めるものは諦めることが部屋を決める上では大切です。
後悔しない物件の選び方をまとめてみた
今まで5回ぐらい引っ越しを繰り返している引っ越し貧乏の僕が住んで後悔しない物件の選び方をまとめてみました。
設定家賃は妥協しないこと
部屋選びで1番住んで後悔しやすいのは家賃の高さです。最初に家賃を設定して部屋を探していても、良い物件を見ているといつ間にか設定家賃をオーバーしていることはよくあります。
確かに見積もりが甘いなら見直す必要はありますが、基本的に決めた家賃内で部屋を探しましょう。
不動産に行って部屋を探してもらうと平気で設定家賃を超えている物件を提示されるので注意が必要です。
条件は3つに絞ること
理想を言えばあれもこれも求めたくなってしまいますが、設定家賃内で収めようとすると条件は多すぎてもダメ。
”絶対に譲れない条件3つ”を最初に考えておいて、あとは「○○だったらいいな~」程度に考えて探しましょう。
最終的に決める物件って絶対どこかを妥協することになるので、優先順位を決めないと妥協が出来ずにいつまで経っても物件が決められません。
内見せずに契約しないようにすること
時間がないのなら仕方ないですが、内見は絶対にするようにしましょう。
自分のイメージと比較してみてどうなのか実際に住むことを想像しながら内見を行ってください。
内見後、物件を押さえるために申し込みをしてもいいですが、一度持ち帰ってネットで調べたりして本当にこの物件よりも良いと思える物件はないのか、考えてみましょう。
ないなら諦めがつきますし、悩みに悩んで選ぶ方が後悔は少なくなります。
物件を他の人に取られないように仮押さえという方法を取ることもできますので営業マンに相談してみると良いと思います。
たいていのことは住んだら気にならなくなる
部屋探しもないものねだりみたいなものなので、最終的にはどこかで妥協することになります。
僕が今まで住んだ物件だって駅からの距離とか部屋の広さ、築年数とか何かしら妥協して「ここでいいのかな」と決めることが多かったような気がします。
ただ、住めば都という言葉があるようにたいていのことは住んでいるうちにそこまで気にならなくなります。
個人的には日当たり、家賃、防音性だけはかなり後悔しましたがそれ以外は気にならなくなりました。
家賃が安い物件なら「まぁ気にくわない部分も多いけど家賃安いし」と気持ち的にはラクですし、家賃が安ければその貯金で引っ越しを検討できるので家賃設定ほんと重要だなって感じました。
条件に合う物件の探し方
よく店舗に行ってから条件を伝えて探してもらう人がいますが、引っ越しまで時間にある程度余裕があるならまずネットで探すことをおすすめします。
店舗では取扱物件数が少なくて、その会社にとって利益率の高いものが優先的に紹介されます。
ネットで探すのであれば個人的にはイエプラ等のサイトが効率的なのでおすすめ。
イエプラというのはチャットで専門スタッフに条件を伝えて探してもらうサイトですが、細かい条件を指定できる上、取扱物件数がスーモやホームズ並、さらに情報スピードが速いので掘り出し物件を早く知ることができます。
自分でネットで探すのもありだとは思いますが、情報が古くなっていて条件に合う物件を見つけてもすでに成約済みというパターンは良くあります。
少しでも参考になれば幸いです。